■□■□■エイエンノ コトノハ■□■□■

■□■□■エイエンノ コトノハ■□■□■

桜の音色


君が廊下で僕を呼んでいる声がきこえる
目を閉なくても思い出せる 手にとるように温かい思い出が
今まで忘れていた何かが僕に染み込んでくる
何十にも重ねられたピアノの音色のように美しく 流れては離れて重なる音色のような
そう 君と朝早くにここへきて 練習をした
学校嫌いだった僕に用意された机には埃がかぶっていて
その白い机に君が指で文字を書き残して帰っていったことを今でも僕は覚えているよ
ここに思い出がないというのは嘘になるかもしれないね
何年もたってしまったけど また僕の机だった場所に あの時の返事を書こうか
ピアノの音が聞こえた 君を奏でている
ギターの音が聞こえた 君と奏でている
空耳だろうか あの時なかなか合わせられなかった
二人の音が綺麗に重なって僕には聞こえるんだ

冬の夜空に 君の声が透る
僕のスケッチブックに君の絵が加わる
約束もしてないのにいつも居た非常階段
温かい君の 手
いつものラジオ
繰り返して居る間に もうこんな季節になってしまった

ふと、桜の匂いがした このまま眠ってしまいそうなくらいな
君が 通学路で僕をひぱっていく
目をとじなくても思い出せる あの時の光景が浮かぶ浮かぶ
今まで忘れていた思い出が僕の中に染み込んでくる
何重にも重ねられたギターの音色のように美しく 流れては離れて重なる音色のような
そう 君に内緒で君の大好きな曲を練習した
指が痛くなるくらい練習したことを今でも覚えている
君に聞かせるとこはなかったこの曲を ここで今弾いてみようか
ピアノの音が聞えた 君と奏でている
ギターの音が聞えた 君を奏でている
空耳だろうか あの時の君の声が聴こえる
僕のピアノの横で 歌を口にする君の姿が見える



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