EiliPrivate~思索の森…奇蹟を求めて~

EiliPrivate~思索の森…奇蹟を求めて~

2006年06月09日
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テーマ: たわごと(27623)
カテゴリ: 思索
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人は一人では生きてはいけない。
だから他者の存在との遭遇に感謝する心が自然と生まれる…

でも注意しなければいけない事がある…

 決して求めてはいけないんだ。
 依存してもいけない…

ただこの表現には誤解が生じる。表現は繊細なところで躓いている。
(本来、「…いけない」という表現自体がおかしいのだ。)

最初の第一歩は、少なくとも、求めなくてはいけないだろう。
ここらへんの仕組みについてはGのほうがうまく説明している。

「愛-人間にとって、最初の頃に必要不可欠なものでありながら、最後には弊害になるもの…」
(産み落とされたばかりの赤子に愛が必要でないなどと言えるだろうか?)

などと表現している。(意訳しているけど)これもまた一人の偉人の見解でありながら納得の現状を皆体験しているはずだ。
(親が子離れをなかなか出来ない現状など…それはすでに愛着に変化してしまっているだろうから)

求めずにやってくる幸福にや祝福についてKなどはあまり言及がなかったのだけれども、それは求めることによる心の平安の崩壊についての警告が彼の世界に対する態度~慈愛であったからだろう、しかし、現実の生活はなかなかそういう境地には達しないだろう。

求めずにやってくる祝福とは、純粋なる徳の状態の雨だろう…
K は徳を積めなどとおせっかいな事は一切言わない。それでいてあるがままの状態を推奨する。その禅の境地とも言えるほどの世界観を彼は純粋無垢に<移動せずに>彼は達することを進めている。

この点、GやO(:ラジニーシ)などは、精神鍛錬的な<移動行為>によって近づこうとしている。
Kも昔は瞑想をかなり勧めており、若い頃は、最も大切な事は瞑想であり、それ以外に大切な事があるでしょうか…?とまで述べていた時期がある。そういう意味では似ているが、晩年において本質的には、それすら否定している。

O(:ラジニーシ)が最も畏れていた人物でもあるKは、…ユダの存在が教会にとって脅威であるように、Kの実践の意味は、組織立つことや、理想郷を追い求め集いあったコロニーの存在をも脅かす内容が語られているからだ。彼の目標地点のかなり近くにKが隣り合っているのに、Kは自分の実践手法をまるで評価してくれていない…こういうジレンマがO(:ラジニーシ)には漂っている。

これらの視点は社会の成り立ちそのものへの言及にも繋がっており、彼がこの世界の構成そのものへ問題提起している事すら感じられる。僕がこの穏やかな表情をした孤高の人物を…非常に注意深く、驚きをもって捉えるのは、彼の精神の頂が<飛びぬけて>いるからだ。。。

おそらく、「あるがまま」の境地に達すれば、人は人である必要すらなくなる…


真理の探究に孤高ならざるを得ないKのアプローチと、同志を募ってコロニーを作って取り組もうとしたO(:ラジニーシ)に、結果としての行為に大きな差があるにせよ、求めた世界観は皆非常に似ており、でも、どちらに慈愛を感じるかは人により違いや好みがあるだろう。それらのどちらにも見出せない…という結果だってありうる。


一瞬一瞬に対し全身全霊で、生に取り組み、完成し、死ぬこと。


彼のこうした感性を捉えられるのは脳生理学的にも興味深い…


彼は少年時代…白痴の少年だった…といわれている。
その表情はとてつもなく美しく穏やかな…何にも囚われない。


カルマ的な事を言うと、非常に大きな苦難を前世で体験していると想われるし、それでいて、そこから純度の非常に高い精神体の結晶が生み出された…

どうしてだろうか、GやOはたくましく見える。でもKは最も高い境地に達しているように見えながら、最も労りたくなるような…そんな人物なんだ。


そして、アルツハイマーのような病は…もしかすると、聖なる悟りの身体的到達を意味するものなのかもしれない…
と感じる時がある…


いずれにしても、心ある、感情ある人間にとっては…辛い。




K:クリシュナムルティ
G:グルジェフ
O:ラジニーシ


K
K:クリシュナムルティ

G
G:グルジェフ

O
O:ラジニーシ


Eili ...





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最終更新日  2006年06月09日 14時13分09秒
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■コメント

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Re:『いろいろ想っていること』(06/09)  
uland  さん
いや~ この3人に 僕も結構影響されています。

 グルジュフはよくわからないけれど ウスペンスキーは ターシャムオルガズムを 読んでいます。 (2006年06月09日 21時40分16秒)

Re:『いろいろ想っていること』(06/09)  
gaMe  さん
クリシュナムルティは、「あるがままの状態を推奨」などしていないと思います。「あるがままの状態」を否定するのでもなく、肯定するのでもなく、「あるがままの状態」を真剣に観察することによって、「あるがままの状態」が「変容/変革」すると言っているのだと思います。 (2006年06月11日 07時39分00秒)

Re[1]:『いろいろ想っていること』(06/09)  
gaMeさん
「あるがままの状態」を真剣に観察することによって、「あるがままの状態」が「変容/変革」すると言っているのだと思います。
-----

gaMeさんこんにちは、Kはよく「あるがままの状態」から離れた意識状態の事を言及しながら話を進めています。その意味でベクトルはやはち「あるがまま」をまず誘導している事だけは確かでしょう。その上で「変容/変革」を説いているわけですが、そこまで僕は語っていません。このテーマについても同じように掘り下げることができ、Gの取り組みなどと合わせて考察すると興味深くなりますが、そもそもKは「変容」をどう語っているでしょう。「変容」の必然性ですか?

gaMe さんのブログのカテゴリーの「覚醒」というものを僕は持ちません。

あなたは集いあう人たちに、「覚醒」をKの言葉を通じてなさろうとされているのでしょうか…?しばらく観察していて意図がどこにあるのかを想像しています。狙いは単なる読書ではないでしょう…

Kの「注意深く観察すること」という表現は絶妙にして繊細で、まるで「瞑想状態」を別の言語で表現しなおしたような感じがするものです。

「あるがままの状態」が「変容/変革」するとどうなるのか…についてはどのように捉えているのでしょう。

その仕組みを語ろうとなさるのか?
その重要性を気づかせたいとなさっているのか?
そこからどこへ導こうとしているのか?

後、Kは徹底した「否定」の側面を持っている人です。あらゆるものに否定した結果に現われる果実を得ようとしているところが感じられます。

この点、否定も肯定もせず…語り落としながら、一切を否定しており…その後「あるがまま」を観察することで、一切を勝ち得ている…という、そういう感じがします。

Kにとって「否定」もまた重要で繊細な行為のひとつです。



(2006年06月11日 11時49分14秒)

Re[2]:『いろいろ想っていること』(06/09)  
gaMe  さん
「変容の必然性」、そうですね、「変容」を期待することなく「あるがまま」を全身全霊で観察すれば、必然的に「変容」は起こる、ということでしょうね。
・・・
 僕がこうして書いている意図は?
 ブッダやエックハルトや道元や和尚を読んでいても、ぼんやりとしか感じ取れなかった「たった今」が、クリシュナムルティのおかげで明確になった、ということがはじまりだと思います。
 クリシュナムルティは、「クリシュナムルティの言葉」ではなく、「事実」を見せてくれていると思います。
 そこには生きている「意味」があると思うし(生に意味などないということの美しさを見る、という表現もできるのでしょうけど)、「生き甲斐」を見せてくれました。(それまでは「執着」や「依存」によらない「生き甲斐」を理解できず、生きるのが苦しかったですから)
 クリシュナムルティを読んでいると、読むたびに驚きがありますし、読んでいるうち「瞑想状態」に導かれるように思います。
 そして、「クリシュナムルティの言葉」を(自分にも人にも)よりわかりやすく表現できる可能性と、こうして書いておれる時間の余裕が僕にはあるので、「クリシュナムルティの言葉」という姿をとった「事実」の種をまくのは、よろこばしいことです。
 なるほど、僕の意図は、「クリシュナムルティの言葉」という姿をとった「事実」の種をまくことかもしれませんね。Eiliさんに言われなかったら、考えてみなかったです。ありがとうございます。
(つづきあります) (2006年06月11日 20時38分19秒)

Re[2]:『いろいろ想っていること』(06/09)  
gaMe  さん
(つづきです)
「注意深く観察している状態」は、「瞑想状態」だと思います。
・・・
「あるがままの状態」が「変容/変革」するとどうなるのか?
「至福」が訪れます。
 クリシュナムルティはその仕組みを本気で人に伝えようと、真剣に語ってくれていると思います。その重要性を気づかせたいと、本気で取り組んでくださっていると思います。クリシュナムルティを読めるのは、本当にありがたいことです。
 クリシュナムルティは、人を「瞑想状態」へ導こうとしているのだと思います。そこには、「苦悩のない、時間のない、至福」がひろがっています。僕はまだまだ初心者ですが、それが「事実」だというのは、ぼんやりしていなければわかります。(まあ、ぼんやりしていることがずいぶん多いのですが)
 人であるからには、いつでもどこでも「至福」の可能性は空間のようにひろがっています。
 ここのところは、なんだか自慢しているように思われるかもしれませんが、「僕」のことなどどうでもいいのであって、人であれば可能なことです。「僕」もまた、人として、参加しようとしているのです。
 そうですよ、「僕」の「意見/考え」なんかどうでもいいのであって、大切なのは「事実」の理解です。
・・・
 クリシュナムルティは「虚偽」を否定しているのであって、「事実」はたんに「事実」ですから、否定することも肯定することもできません。「事実」を観察し、理解する、というばかりです。
 ただ、「虚偽」はものすごく多いですから、あらゆるものを否定していく態度が必要になるのだと思います。それはべつに悲観的なことではなく、真剣に取り組めば、物事が明確になり、心身が生き生きとしてくるのだと思います。 (2006年06月11日 20時38分59秒)

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