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<記>
「『ほたる』に添えて」 by mayuka503(繭蚊)
(はじめに)
みなさま、こんにちは。ますます御清祥のことと存じ上げます。
さて、私は今回、音楽でない表現方法で、このHPに何かを捧げていきたいと思います。
歌唱方法については、らむちんさんや雫さん、そして、eisho-さんに大変お世話になりました。
また、色んな方々にお世話になっています。有難いことです。
仕事場で誰もいない場所を一人で歩いている間、時として「ほたる」を歌うことがあります。 呟きみたいにぼそっと・・・。
「ほたる」は私の心の中にあり、ここで音楽として表現できないのは残念ですが、何卒御容赦くださいませ。
以下は、私が調べた「ほたる」に関することです。
また、調べたこと以外にも、今後は創作なども寄せて頂けたらいいなと思っております。
「です」「ます」調から「である」調に変異することがありますが、御笑覧いただければ幸いです。
拙文ですが、見逃してくださいね。
また、誤記がありましたら、掲示板でご報告いただければ幸いです。修正いたします。
とりいそぎ、はじめの言葉でした。
みなさま、未熟者ですが、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
(1)生物学に「ほたる」を見るー概要について
ホタルの分類は後述するが、昆虫である。夜になるとルシフェリンという発光物質の働きによる冷光を腹部に点滅させる。集団での求愛行動である。
世界にはおよそ2,000種が生息しているとされる。おもに熱帯から温帯の多雨地域に分布しているとされる。
我が国日本においても、多様な種がある。国内には約40種が知られるが、熱帯を主な分布域とするだけに、本土より南西諸島により多くの種がある。
日本でよく見かける「ほたる」といえば、本州以南の日本各地に分布し、
5月から6月にかけて発生するゲンジボタル Luciola cruciata (学名)を指すことが多いといわれている。
ゲンジボタルの成虫が初夏に発生するため、日本ではホタルは夏の風物詩ととらえられているが、必ずしも夏だけに出現するものではない。
たとえば朝鮮半島、中国、対馬に分布するアキマドボタル Pyrocoelia rufa は和名通りに秋に成虫が発生する。
西表島で発見されたイリオモテボタル Rhagophthalmus ohbai は真冬に発光する。すなわち、世界中に2000種が生存する所以である。
またが発光するのは求愛行動という学説もあるが、 左記のように「ホタルが発光する能力を獲得したのは「敵をおどかすため」という説や「食べるとまずいことを警告する警戒色である」という説がある。
事実ホタル科の昆虫は毒をもっており、よく似た姿や配色(ベーツ擬態、ミューラー擬態)をした昆虫も存在する。その他、多彩な諸説があり、学術的に議論は今尚なされている。
(2)生物学に「ほたる」を見るー発光のメカニズムについて
或る学説によると、ホタルの発光物質はルシフェリンと呼ばれ、ルシフェラーゼという酵素とATPがはたらくことで発光する。
発光は表皮近くの発光層でおこなわれ、発光層の下には光を反射する反射層もある。
ホタルに限らず、生物の発光は電気による光源と比較すると効率が非常に高く、熱をほとんど出さない。このため「冷光」とよばれる。
発光するホタルの成虫は、腹部の後方の一定の体節に発光器を持つ。幼虫は、腹部末端付近の体節に発光器を持つものが多いが、
より多くの体節に持っている場合もあるとのことである。
(3)生物学に「ほたる」を見るー分類について~ゲンジボタルを例に、ほか学名など
◆界:動物界( Animalia)
◆門:節足動物門(Arthropoda)
◆網:昆虫網(Insecta)
◆目:鞘翅目(Coleoptera)
◆亜目:カブトムシ亜目(多色亜目)(Polyphaga)
◆上科:ホタル上科(Cantharoidea)
◆科:ホタル科(Lampyridae)
◆属:ゲンジボタル属(Luciola)
◆種:ゲンジボタル(Luciola cruciata)
◆学名:Luciola cruciata
Motschulsky, 1854(発見者、年度)
◆英名:Japanese firefly
◆その他のホタルについての学名
ヘイケボタル Luciola lateralis (Motschulsky, 1860)
ヒメボタル Hotaria parvula (Kiesenwetter, 1874)
マドボタル Pyrocoelia
オバボタル Lucidina biplagiata (Motschulsky, 1866)
ほか多数
(4)「ほたる」-歴史的文学作品から眺める
◆ゆく蛍 雲の上までいぬべくは秋風吹くと雁に告げこせ(伊勢物語45段、後撰集252、在原業平)
◆夕されば 蛍よりけに燃ゆれども 光見ねばや人のつれなき(古今集562、紀友則)
◆こゑはせで身をのみこがす蛍こそ いふよりまさる思なるらめ(源氏物語第二十五帖 蛍の巻)
◆音もせで思ひに燃ゆる蛍こそ 鳴く虫よりもあはれなりけれ(後拾遺集216、源重之)
◆物思へば 沢の蛍もわが身より あくがれいづる魂かとぞ見る(後拾遺集1164、和泉式部)
◆奥山にたぎりて落つる瀧の瀬の 玉ちるばかりものな思ひそ(後拾遺集1165、貴船の明神)
◆我が恋は 水に燃えたつ蛍々 物言はで笑止の蛍 (閑吟集)
◇◇◇
◆草の葉を落るより飛蛍哉 芭蕉 「泊舟集」
◆己が火を木々に蛍や花の宿 芭蕉
◆己が火を木々の蛍や花の宿 芭蕉 「己が光」
◆愚にくらく茨をつかむ蛍哉 芭蕉 「東日記」
◆此ほたる田ごとの月にくらべみん-- 芭蕉 「三つのかほ」
◆めに残るよしのをせたの螢哉 芭蕉 「真蹟詠草」
◆蛍火の昼は消えつゝ柱かな 芭蕉 「曾良本奥の細道」
◆ほたる飛や家路にかへる蜆売 蕪村 「夜半叟句集」
◆大蛍 ゆらりゆらりと 通りけり 一茶
◆暗闇の筧をつたふ蛍かな 許六 「旅館日記」
◆人寝て蛍飛ぶなり蚊帳の中 正岡子規 「子規句集」
◆人殺す我かも知らず飛ぶ蛍 前田普羅 「普羅句集」
◆山霧に蛍きりきり吹かれたり 臼田亜浪 「旅人」
◆瀬をあらび堰に遊べる蛍かな 原石鼎 「原石鼎全句集」
◆山中の蛍を呼びて知己となす 飯田蛇笏
ほか多数
(5)「ほたる」-俳句の中で
俳句には季語がある。「ほたる」は下記の通りである。
◆季語:仲夏
<仲夏とは>
夏三か月の中の月。陰暦五月の異名。
夏のなかば。また、陰暦5月の異称。中夏。
◆子季語
大蛍、初蛍、蛍火、朝の蛍、昼蛍、夕蛍、宵蛍、雨の蛍、蛍合戦、平家蛍、源氏蛍、
姫蛍、草蛍、ほうたる、など
尚、俳句の常套としての季語をブチ破る俳人も多くなってきてはいる。無論、正当派は季語を入れる。
自由を求めた種田山頭火の中にも「ほたる」も季語を意識しながら敢えて無関係とした作品もあろう。
(6)「ほたる」-地理学および文化人類的視点から少し見る(地名を例として)
<「蛍」の付く地名>
◆青森県青森市大字浅虫字蛍谷
◆青森県青森市大字駒込字蛍沢
◆青森県つがる市木造柴田蛍沢
◆青森県平川市切明蛍沢
◆青森県北津軽郡中泊町宮野沢蛍澤
◆福島県相馬郡新地町福田螢田
◆新潟県上越市吉川区尾神螢場
◆富山県富山市婦中町蛍川
◆愛知県大府市長草町螢ケ脇
◆滋賀県大津市蛍谷
◆京都府亀岡市千歳町毘沙門蛍川
◆大阪府豊中市蛍池北町
◆大阪府豊中市蛍池中町
◆大阪府豊中市蛍池西町
◆大阪府豊中市蛍池東町
◆大阪府豊中市蛍池南町
◆高知県南国市蛍が丘
◆福岡県久留米市蛍川町
◆福岡県田川市夏吉蛍ケ丘
◆熊本県天草市新和町碇石螢目
◆ほか
上記に関して、考察はないが、日本各地に「ほたる」という地名があることは明瞭である。
その地域に「ほたる」がかつて存在したか或いは現在も見られるかだ。
そこで、是非、あなたの街にあなたの知る場所に「ほたる」と名のつく地名があれば是非ご教授いただきたい。
(とりいそぎ)本日のところはこれにて。
失礼いたしました。御指摘は最上記にも書かせて頂きましたが、御遠慮なく何卒宜しくお願いいたします。
今後とも御指導御鞭撻のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
以上
「ほたる」HP初稿年月日 :2009年8月31日
(7)創作「ほたる」について
みなさま、こんばんは。
ススキの穂が銀色になり風とともに優しく揺れて美しい季節になりましたね。
さて、これは第二稿です。
(はじめに)で、「ほたる」についての創作をしてみたいといった趣旨のことを書きました。が、この個室はすでにミジンコのように文字が小さくなるほどの投稿をしてしまいました。本当に、申し訳ありません。ごめんなさい。
もう、字数オーバーも甚だしい事態となってしまいました。
そこで、eisho-「ほたる」を記念したブログに、
創作「ほたる」を書いていきたいと思います。
少しづつ時間をかけて、寛いで書けていけたらと願いながらつくっていけたらなと思います。かつて、eisho-さんも雫ちゃんも「どんな表現方法でもいいんだよ~」という風に
温かくこのホームページへの参画を促してくれました。
その優しさに触れての21番となっています。
創作「ほたる」は、蛍のように、下記に飛んでいきますが、よろしければ、
貴方様も「ほたる」となり御一緒に飛んでいただければ幸甚の極みです。
http://blogs.yahoo.co.jp/mayuka503mayuka503
↑ここです^^尚、下記に創作「ほたる」の導入を付記いたします。
続きは、上記URLにて御覧くださいませ。
「ほたる」HP第二稿年月日 :2009年9月10日
■創作「ほたる」第1話
日本という国の清らかな水が流れる小さな林に、
2匹の蛍がいました。その名は、つよっしゃん。もう1匹の名前はエイショーといいました。
どちらかがゲンジボタルでどちらかがヘイケボタルでした。
やんちゃ坊主のエイショー蛍は、物静かなつよっしゃん蛍にいいました。
「キミが平家蛍だよ~」と。すると、つよっしゃん蛍は、にこにこと笑顔で応じていました。
或る時・・・・・ (つづく)

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