| 株式会社増田徳兵衞商店 |
|---|
| 〈沿 革〉 |
| 京都と大阪を結び鴨川・桂川に沿って鳥羽街道(鳥羽作り道)があり、平安京の造営(794年)にともない、羅城門(平安京の表玄関)からまっすぐ南下する道として計画的に作られた古道を挟んで、酒蔵と母屋があります。元祖「にごり酒」で全国に名高い「月の桂」は創業300有余年の伏見の中で古い蔵元のひとつです。鳥羽伏見の戦で罹災に見舞われ、かつては京から西国に赴くお公卿さんの中宿もつとめ、石清水八幡宮の放生会に勅使の姉小路有長卿が参向された折、「かげ清き月の嘉都良の川水を夜々汲みて世々に栄えむ」と詠んだことから銘酒「月の桂」の名が誕生しました。 「月の桂」は、古い中国の伝説の「月中に桂あり、高さ五百丈常に人ありてこれを切る・・・」からとってつけられた名前です。季節感と個性を大切に「酒は文化なり」という神髄を示す。中村真一郎氏、武田秦淳氏、開高健氏、水上勉氏など酒仙を標榜する作家が書き記す処多し。 |
| 〈現 況〉 |
| 明治以降、忘れられていた「どぶろく」を現代に復活(13代目・徳兵衞/恵一)した最初の酒蔵として、すでに、醸造学の最高権威・故坂口謹一郎博士(東大名誉教授)から、"元祖"のお墨付きを頂戴しています。「大極上中汲にごり酒」は昭和41年に初めて誕生。"にごり酒"は熱殺菌をしないで搾ったそのままを壜詰めにした季節感と個性を強く感じる『活性生にごり酒』【米のシャンパン】ともいうべき酒を全国に発売。(昭和36年) その年から京都と東京で「月の桂にごり酒の会」が発足。平成11年9月現在、京都会:274回、東京会:260回を迎えています。昭和46年には、浜松市と新潟市でもお客様主催の「月の桂会」が発足し現在に至っています。また、昭和36年より古酒を造り始め、全畳甕に囲った10年秘蔵大吟醸古酒「琥珀光・特別酒」を昭和46年に発売。(当時、2級酒1800ml・10000円) また、平成7年から伏見の特定農家と契約し無農薬有機栽培米「祝」を育て″特定原産地呼称″の酒「平安京」を発売。平成8年から、アルコール度数8%の新タイプの純米酒「抱腹絶倒」を発売しています。 |


