[生活＿行事] カテゴリの記事
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2012年のお正月。
皆様、あけましておめでとうございます。ボストンは気持ちの良い晴れた朝。日本の実家と電話で新年の挨拶をかわし、家族4人、食卓を囲み、お祝い。 （まだクリスマスツリー飾ってあるし。。。）ボストンは日本食が手に入るので、日本と変わらない御節を用意することもできるのですが、家族4人、アレルギー＆偏食の子供達に甘い味付けは避けている私となると、普段、家族が食べ慣れているものということで、今年も：栗きんとん→IKEAのマッシュポテト伊達巻→普通の卵焼き黒豆→ブラックビーンズいり鶏→肉じゃがと反則オンパレードでしたが、家族には好評だったのでこれで良しとしよう。 IKEAのマッシュポテトは冷凍のものをレンジでチンするだけだったけど、ガーリック味が利いててすごく美味しかった。。。これじゃ悔しいがイチから作ったのと変わらない。。。クリスマスディナーの時もお世話になったし、これからはクリスマス直前に空いているIKEAに行き、ミートボールとマッシュポテトのセットを買うことにしよう（笑）。お重（オレンジページの通販で昔買ったもの）に入りきらなかった分は、こちらのBento Box（amazon.comで売ってる）に詰めておいて。 広げるとこんな感じ。 これ、すごく便利。お花のレッスンの時、この中にお菓子や果物を詰めておいて、レッスンの後に紅茶と共にさっと出したり。取っ手がついているので、行楽時の持ち運びも楽チン。今年は思い切ってツイッターを辞めて、こちらのブログをもっと積極的に更新することにしましたので、どうぞよろしくお願いします！
2012.01.01
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家族4人、都会のクリスマス。
通常のホリデーシーズンは、第2週目に義理両親主催のジーザスが来たよパーティー、24日に主人のイトコ宅でのパーティー、25日に義理両親宅訪問と、1ヶ月の間にファミリーてんこ盛りの行事が続くのであるが、今年は何といずれも行われず。義理両親にあたっては兄弟姉妹たちとどこかへ旅行に出かけてしまうという、天地もひっくり返るような行動に出よった。夏休みにあれほどファミリーの結束を強制していたのはいったい何だったのか。ファミリー第一とか言いながら結局自分の都合を考えているだけじゃないのか。毎年恒例の行事を見込んでほとんど何も計画していなかった私は呆れるばかりである。これなら今度からは自分達も好きなこと計画しよーぜー、おお、そーしよーぜー、という結論に夫と達したまでである。24日のパーティーが主催者側の事情で突然キャンセルになり、その日に使うつもりのレンタカーが残った。せっかくだから車でしか行けないところにと、お友達が薦めてくれたEnchanted Villageに行くことに。これは昔、存在したデパートのショーウィンドウに置かれていたクリスマスの情景セットを買い取った大手家具屋が無料で開放しているもので、古きよき時代のアメリカのクリスマスの情景が楽しめる。この後、やはり大手家具屋のIKEAに立ち寄り、前々から買おうと思っていた家具の現物を確認し、また、子供たちの食卓用テーブルを買った。ついでにセット価格で安くなっていたスウェーデン風ミートボール、マッシュポテトにクリームソースの素のセットをクリスマスディナー用に買った。IKEAは週末に行くといつも大混雑だが、クリスマスイブとあってかずいぶんと空いており、また、キッズスペースに子供達を小1時間預け、買い物とつかの間のコーヒータイムを大人2人で楽しむことが出来た。IKEAって「コストを削っている分、商品の価格は抑えているけど、その分、自分で出来ることは自分でやってね」というビジネスのコンセプトがしっかり顧客に伝わって気持ちが良い。まあ、商品のクオリティについては賛否両論ありますが。さて、その夜は子供たちがクリスマス本番を前に大興奮で誰にも止められず。早く寝てくれないとサンタさん（の代行者がプレゼント包む前に疲弊して寝ちゃうから）来ないんですけど。。。と半ばイライラ。子供達がようやく寝付いた頃にはすでにこちらもヘロヘロでプレゼントを包む手元がおぼつかず。。。が、何とか包み終わり、朝が来るまで子供達が起きませんように。。。と半ばハラハラしながらツリーの下にプレゼントをセット完了。*アメリカでは枕元ではなく、ツリーの下に全員分のクリスマスプレゼントを置く。各プレゼントには「○○からXXへ」というタグを付ける。今年はサンタにクッキーとトナカイにニンジンを置いておくというワザを娘がどこからか仕入れて来た。トナカイはルドルフを含め全部で9頭いて、それぞれに名前がついているそうで、娘は紙切れに１頭１頭の名前を書いて、ニンジンを切らしていたので代わりにセロリを１頭につき３本ずついきわたるように折って紙皿に。サンタさんにはチョコチップクッキー２枚とミルクを。これを子供達用の食卓において準備完了。これを子供達が寝静まった後に食べるのも親の仕事。せっかくなので、食べ残したような演出やサンキューのメッセージを残すという演出もしてみた（笑）。ついでにサンタさんからのプレゼントはこの食卓のそばに置いてシーツをかぶせて隠しておく演出も。はあ、親も大変だ。さて、無事に？一夜明け、朝は７時半に子供達に起こされる。プレゼントを求めて家の中をドタドタと走り回る子供達の足音（下の階の人、朝からごめんなさい）や「プレゼントあったよー！」「サンタ来たよー！」という歓声を、ぬくぬくとベッドの中で夫と目を合わせながら聴く。私もいつの間にか早起きしてはしゃぐ子供から、いつまでもベッドの中でだらだらと過ごしていたい大人になった（笑）。アメリカでは子供達が欲しいプレゼントリストをサンタ宛に作る。それをサンタが取捨選択したものが送り届けられる（欲しいものを全部もらえる子供もいるかもしれないけど！）。息子はelectric sink?（本人の説明によると、"You know, when you go to the toilet, you put your hands under it, and the water comes out."で、要するに自動の水道の蛇口。。。）をリストの中に含めていたが、いやあ、それはちょっとね。。。今年の子供達はサンタさんからはそれぞれ５つのプレゼントが。それを一つずつ、タイミングを合わせながら包みを開ける子供達は実に楽しそうで、こちらまで頬が緩む。朝食は昨日のうちに買っておいたIKEAさまさまのミートボールに前日のうちに仕込んでおいたムサカをオーブンで焼き、やはりIKEAで買ったトナカイの頭の形をしたパスタで作ったマック・アンド・チーズ。（ちょいと朝から胃にもたれるメニューでしたが。。。）夜になって近所のコロンビア料理屋に食事をしに行った他は、私は昼寝をしたりパソコンやったりでだらだらと過ごして、極楽極楽。子供達は食事もそこそこにプレゼントにもらったおもちゃで夢中になって遊んでいた。特にそれぞれに買ってやったサイエンスキットがお気に入りで、感謝祭もクリスマスも関係なく年中無休でやっているパキスタン系の食料雑貨店に酢だのサラダ油だの必要な材料をパパと調達しに。このあたりでもクリスマス当日は休みの店が多いが、でもこうやって開いている店もあるのは都会の便利さゆえ。しかも、いつもより人出が少なく、ゆったりと過ごせるのも良い。クリスマスといえば、母親が腕をふるってチキンの丸焼きやロースとビーフを作り、きちんとテーブルセッティングされた食卓を家族で囲む。そんなイメージが自分の中で勝手に作り上げられていて、誰から強制された訳でもないのに、現実とのギャップに落胆したり、イライラしたりする。でも、今年は片付けもせず、食事も手抜きで偏食の子供達が食べられるものだけを、そして昼間には私は寝正月ならぬ寝クリスマスを、そして空いた時間で翻訳の仕事を進めて。。。としたら、すごく楽だった。いいじゃないか、子供達はもらったプレゼントでこれを書いている夜遅くになっても夢中になって遊んでいるし、夫は疲れていつものとおりラジオをつけっぱなしにしながらいびきをかいて寝ているし。とにかく、初めて家族4人だけのクリスマスがすごく楽しかったことが嬉しかった。4歳のアレックスはまだまだ顔も体型も（ちょっと頭でっかちで）赤ちゃんっぽさが残り、先日、たまたまジャスティン・ビーバーのドキュメンタリー映画を観る機会があったのだが、4、5歳頃の本人の映像がこの年齢特有の何とも言えない可愛らしさで、これは男の子を持つお母さんの特権であろう。あれだけ夢中だったトーマスはどうも卒業してしまったようで、今は寝ても冷めてもCars2。今年のプレゼントもLightning McQueenのリモコンカーをもらって一日中、狭い部屋の中を操縦していた。脳内は完全に、車と、ぱい○いと、ちん○ん。それじゃ18歳男子と変わらないじゃん、と夫がすかさず突っ込んでましたが、ごもっともで。8歳のルナは、もって生まれたハチャメチャな部分は相変わらずだが、最近は知的好奇心がぐぐっと増して、言うこともだいぶ統制が取れてきたというか、8歳なりの思慮と分別を備えるようになって来た。あくまでも8歳なりですが。4歳下の弟とは未だに本気のケンカがほとんどだが、本当にどうしようもない状況の時は、それを察して少し譲れるようになった。これだけでも、この子にしては大進歩だ。もう、息子のような赤ちゃんっぽい可愛さは消えてしまったけれど、この年齢はこの年齢で面白く、可愛い。普段は子供達のあまりの騒々しさにイライラ、ウンザリしてしまうのだが、きっとこの可愛さもあと数年で終わって次の段階へ移行していくのだろう。子育てはまだようやく3分の1に達したばかり、これからもその時その時の、小さな幸せを励みにしながら毎日を過ごさなければ、と思う。最後に、我が家の科学実験室はこの通り。。。（いつか素敵なテーブルセッティングで素敵なディナーを囲める日が来たらんことを。。。）
2011.12.26
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史上最強の反則おせちのお正月。
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。年末は30・31日と花屋の助っ人仕事で、その上に年明け〆切の翻訳の仕事も重なるといういつものパターンで、もうお正月の準備は何もしないでおこうと思っていたのだが、年越しうどん（そばじゃないけど）だけは作ろうかと思っているうちに、家に常備してあるものと近所で調達できるものでやれるだけやればいいやと思い直し、こんな感じで準備。花だけは手を抜きませんよ（笑）こちらは日本のお正月とは感覚が違って、シルバーのメタリックに花火がぼーん！という感じなので、お花も日本のお正月用の花とは違うのだが、なるべく紅白＋金のイメージで背の高くて細いアレンジを作ってみた。松はクリスマスの余り。クリスマスの後になるとセールで安く売っているので、それを狙って買うと大量に安く松が手に入りますよ。こちらもクリスマスの松と偽物の赤い実とを組み合わせて。たまたま家にあった水引もあしらって。全く使うことのない急須にアレンジしてみました。そしておせち料理。ボストンは日系のスーパーもあるので、おせち用の食材も手に入るのだが、我が家からは遠いのでわざわざ赴くのが面倒なことと、子供たちは恐らくほとんど食べないだろうし私も甘い味付けのものはなるべく避けているのでそうすると食べるのは夫だけということになってしまうので、子供たちも食べられるもので、近所のスーパーなどで手に入る普通の食材で用意することにした。というわけで。伊達巻の代わりに→卵焼き栗きんとんの代わりに→マッシュポテト黒豆の代わりに→ブラックビーンズいり鶏の代わりに→鶏肉の肉じゃが後ろは息子が唯一コンスタントに食べる、普通のおにぎり。どうですかね、重箱に入れるとまあそれなりにおせちっぽく見え・・・ませんかね。こちらに来たばかりの時は日本食品店に走って一生懸命準備したけれど、まあ、日本でサンクスギビングをやってもきっと盛り上がらないだろうというのと同じで、こっちでいくら日本のお正月をやろうとしても世間が盛り上がっていないのでやっぱりなかなか難しいわけで、私としては、お正月の大まかなイメージだけでも子供たちに伝わればいいかというところに今は落ち着いている。いつか子供たちが日本でお正月を過ごす機会を得た時に、ああ、そういえば、ママはこういうの毎年やってたよな、という感じで思い出してもらえれば十分。さてさて、寝坊していた夫と子供たちが起きて来たのでとりあえず今日はこの辺で。
2011.01.01
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クリスマス支度。
12月はアメリカでもやたらと気ぜわしい。我が家はルナが12月生まれなので誕生日のお祝いも加わって特に忙しい。キリスト教以外の宗教に考慮してあからさまに｢クリスマス｣とは言わなくてもこの国のベースはキリスト教のクリスマス。人々はクリスマスプレゼントの買い物に走る。ルナからはサンタさんに送る｢クリスマスのプレゼント一覧表｣が我々両親に手渡された。７歳なので７つとか（笑）。予算その他の理由から却下したものもあったが、サンタさんからの物と、親からの物と、こっちのおじいちゃんおばあちゃん、一時は日本のオーパ、オーマからともう何が何だかワケが分からないことに。今日すべて何とか揃ってラッピング完了。親の私に分かりやすいよう（笑）、相手別にラッピングしましたよ。今年はアレックスが通い始めたプリスクールのFundraising（資金集め）の一環でYankee Candlesというキャンドルの会社のカタログからラッピングペーパー3種類セットというのを買ったのだが、裏に1インチの格子がついていてまっすぐ切ったりサイズに合わせて切ったりしやすく、紙の質も良かった。アレックスがスーパーマーケットで気に入って買わされたおよそ8分の1の値段のラッピングペーパーはペラペラで気をつけないとすぐに破れる代物。まあ、どうせ開ける時にビリビリに破られるのだからこれで十分なのだが、でも、こういうところに限らず、アメリカの商品は買った値段で質の差が歴然。たいていのものは時間節約のためにオンラインで買ったが、どうしても店に出向く必要のあるものもあったのでダウンタウンへ行った。景気は相変わらず悪いのか、店がところどころつぶれていたりする。贔屓にしていたパリ風のカフェも残念ながらつぶれていた。まあ、スタバの真ん前に出店するという時点で勝敗は見えていたのかも知れないのだけど、バゲットのサンドイッチなんて結構美味しかっただけに本当に残念。そして、私は地元のアーティストの商品ばかり売っている店でアメリカ人アーティスト作の抹茶椀と電撃的な｢出会い｣をして、私の細々とした稼ぎ（しかも半分はアレックスの保育園料に消えている）ではちょっと考えてしまう値段だったのだが、どうしてもその椀を後にして店を出ることが出来ず、とうとう買って持ち帰ることになった。OL時代、自分に使えるお金もそれなりにあった頃は、こうやってピンと来たものを求めることはあったけど、ほんと、最後はいつだっただろう。まあ、たまには良いだろう。この陶芸作家は日本で修行もしたらしいので、椀の正面が分かるような模様があったり少し凹んだ飲み口があったりで、そういうところにも何か私の心を惹くものがあったのだろう。いつか抹茶が手に入ったらこれを使ってみよう。クリスマスツリーは子供たちにオーナメントを破壊されないようにいつも棚の上に載せていたのだが、今年は床に置いて子供たちに飾り付けをさせることにした。そしたらハハのシナリオどおり、自分の思うとおりにやりたいお姉ちゃんとワケわからんちんのお邪魔虫の弟の間でｵ大喧嘩になり、悔しくて弟クン大泣きの中、お姉ちゃんが黙々と飾り付けを続行するという図に。。。そして完成したのがこれ。下の白い薄紙はオーナメントを包んであったもので、｢雪に見立てた｣とのこと。｢みすぼらしいからやめなさい｣とか言わないでよかった（笑）。まあ、いつかはホンモノのでっかいツリーを。クリスマスリースは生徒さんに教えるばかりで自分のはまだ作ってない。途中まで作ってあるんだけど間に合うかしら。。。
2010.12.23
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感謝祭に感謝すること。
アメリカの感謝祭とは日本のお正月のように、一族郎党が集まっておせち料理ならぬターキー（七面鳥）の丸焼きを食べるという日である。ターキーのお尻の穴のところに詰めるスタッフィングやサイドディッシュはそれぞれ家庭によって違い、親から子へと受け継がれて行くものである。花屋に勤めていた頃にうちのファミリーのスタッフィングの中味（七面鳥の内臓と野菜とコーンブレッド）を話したら、そりゃ紛れもなくサザン（南部）＋ソウルだよと言われた。そして、今年は、どうも他の家庭では芽キャベツをオーブンで焼いたものが付け野菜として出されて、それが感謝祭の代名詞にもなっているらしいことを知ってかなり衝撃を受けた（笑）。アメリカで黒人なら誰でも知っている（というか知らなかったら黒人じゃないと言っても過言ではない）カラードグリーンがメジャーではないのは知っていたが、芽キャベツがメジャーだということはもう10年も暮らしていたのに知らなかったとは。いやはや。ところで我がファミリーは、毎年、義母の弟にあたるおじ家族の家に集まって祝う。私がこちらに来た頃には義母も独自にやっていたのだが、いつの間にかおじ宅での祝いに吸収合併された（笑）。もう1人の弟の家だけは未だに独立してやっているが、他のきょうだいとその子供と孫達はこのおじ宅に集合する。そのほかに、このおじとおばは子連れ再婚同士なのでその子供たち＋孫にひ孫まで集まってとにかく参加者が多いし、未だに誰が誰だか良く分からない（笑）。こうしてジジババ世代がまだ現役で頑張っているため、子や孫は手ぶらかせいぜいデザートぐらいを持って行けば良く、このままだと英国王室のように子供はほとんど出番がないまま孫の世代に引き継がれてしまいそうである。しかも、子供の世代ではすでにホストをかって出そうないとこがいるので、たぶん私がホストをすることはないのではないか。それではちょいと物足りないので、何か自分の家族だけでも伝統を作らねばと思い、集まりの前のブランチは家族だけでちょっと豪華にすることにした。食卓を囲むとルナがGrace（食卓を囲む者たちが手をつないで感謝の祈りを捧げること）をしようというので、じゃあ、何に感謝するか一人ずつ言おうということになった。するとルナは｢ピルグリムとネイティブ・アメリカンたち｣、ダンナは｢ファミリー｣、私は｢ホーム｣、そして話の流れが全く分かってないアレックスは｢ゲップした｣（笑）。ルナが親の言ったことのようにもっと自分の生活に密接に結びついていることではなく感謝祭の由来に言及したことに非常に驚いた。｢感謝祭を作ったのはこの人達だから｣と。恐らく学校で習ったのだろう。学校の教育の力とは何と大きいのだろう。家庭が一番大事だとは分かっているけれど、親が子に与えてやれることなど大してないのではないかとさえも思ってしまう。
2010.11.25
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中途半端なひな祭り。
最近２歳児がもうすごいことになって来て、頭も身体もへとへとで、ブログの更新も滞り気味。日々の生活も、子供に添い寝したまま朝まで一緒に寝ちゃうという感じ。困ったもんだ。そんな毎日なのと、お天気がイマイチということもあって、まだお雛様を出しておりません。ひー。唯一、ひな祭りっぽかったのは、日本から母が送ってくれたひなあられ。でも、これも、学校から帰って来るルナのためにいちおう、お雛様の模様の入ったお懐紙に載せてテーブルの上に出しておいたら、２歳児に見事にぶちまかれた・・・。だいたい、食事を毎日作るだけでも精一杯なので、ひな祭りのお祝いは、当日はひなあられを食べ、しまじろうの｢ほっぷ｣だか｢すてっぷ｣だかに載っていた写真と説明をルナに見せて、ひなあられの色って、桃色は春、緑は夏、黄色は秋、白は冬、と、四季を表わしているんですってねー、しらなんだーとひな祭りについて｢学び｣、次の日に、なんちゃってちらし寿司（具：グリーンピース、卵、のり）とfish sticksの南蛮漬けという、なんとも中途半端な献立。お友達のブログに紹介されていた、ひし型のレアチーズケーキというのを作ってみたいけど・・・うーん、無理かな。その前に、お雛様を出さないと。
2010.03.05
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やっぱりsel de la terreはウマい。
あさって期限の翻訳の仕事を抱えて夜なべの続く私。一分でも惜しいというのに、そういうときに限ってブログのネタがたまって、こうやって現実逃避。まあ、それが人情というもの（←言い訳）。さて、我が家の結婚記念日は10月なのだが、どこか食事に行こう行こうと言いながら、６歳児と２歳児に翻弄される毎日で、やっと実現のが昨日のこと。ゲームデーと言って、賭けも酒もナシの、非常に健全にすごろく系のゲームで遊ぶという集まりをその日計画した義母に子供達を預け、ランチに。新しいレストランを開拓したいと思いつつ、結局いつものSEL DE LA TERREへ。一人２２ドルのプリフィクスのランチを食べたけど、ここはいつ来ても裏切られない。奇をてらった料理ではないんだけど、ひとつひとつがじっくり丁寧、というのがお好きな方にはお勧め。キッズメニューのマック＆チーズなんてもう最高ですよ。私は、ナッツ入りのサラダ（ナッツの砂糖がけの具合が絶妙。ドレッシングも上手に絡まっていて美味）牛肉のほろほろ煮 リゾット添え （ほろほろ具合がすばらしかった。リゾットもきちんと濃い味）ケーキとフランボワーズのアイス ダンナは、ハムと豆のスープホタテノソテー ワイルドライス添えごまのケーキ最後はコーヒーでしめて。食事もおいしかったけど、５秒ごとに「ママ！」「パパ！」と、自分がやっていることを邪魔される日常からしばし開放されて、ダンナと思う存分語れたのが何よりの収穫。
2010.02.16
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今年のお正月。
新年のカウントダウンにはルナが目を覚まして一緒に過ごす。2010年が明けたことが分かって、テレビの画面を笑顔で見ている。6年前は生まれて2週間をようやく過ぎたところで、私は一日に10回を超える授乳に疲れ果てて哺乳瓶からミルクを飲まそうとしたら、新生児用の哺乳の穴でも大きすぎてうまく飲めずにパパの腕の中で大泣きしているのを、へとへとに疲れたアタマでぼーっと見つめていて、その背後で新年を祝う花火を聞いているという、そんな光景を思い出した。大きくなったもんだ。一方、初めてのカウントダウンの時は、ちょうど授乳の時間だったのか目を覚まして起きていたけれど、状況は全く分からず仏頂面だったアレックスは、一日遊び疲れたのかぐっすり。そのうち、4人とも一緒に起きていてカウントダウンを迎える日も来るんだろうな。朝は日本のオーパ、オーマとスカイプで新年の挨拶を交わし、その後、近くのコロンビア料理屋の美味しい朝食ビュッフェを。いつも朝10時ごろのこの時間だと混んでいて並んで待つぐらいだけれど、さすが新年で皆まだ寝坊しているのか、店内は空いていて、ゆっくり食事することが出来た。あまりにたくさん食べたので、今日は昨日の残りの年越しうどんで十分かも（笑）。
2010.01.01
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濃ゆくて、あったかい感謝祭。
アメリカは七面鳥（ターキー）を家族親戚で囲んでわいわいがやがや飲み食いをするという日本のお正月みたいな、感謝祭の4連休中。その後、ターキーの残り物がしばらく続くというところも、おせち料理の残りで3が日を過ごす日本のお正月に似ています。感謝祭当日は毎年恒例、デービッドおじ＆ロイスおば宅での集まり。うちのダンナの親戚は、マーサ・スチュアートの雑誌で紹介されるような素敵な家で素敵にテーブルコーディネイトするような素敵な家族ではなく、とにかく、何に関しても質より量で勝負。この集まりも、毎年最低は50人ぐらい集まる。毎年顔を合わせるんだけど、関係はイマイチ良く分からない（と、相手も私のことを思っているんだろうけど）という人たちが約8割。セルフサービスのバーカウンター？も特設。デザートコーナー。私の手製マドレーヌも右手前に並んでますが、瞬く間に消えてしまった・・・。来年はこの3倍の量を作らないと・・・。このほかにキッシュも作って持って行ったけど、これも写真を撮るヒマもないまま、皆さんの胃袋の中へ・・・。サンドラおばちゃん秘伝の絶品チーズケーキ。食事はこんな感じ。ビュッフェ形式で、皆一列に並んで順番を待ちます。このアルミのトレイ、一番大きいサイズですよっ！スタッフィングはこんな風に別にオーブンで焼きます。ロイスおばちゃんに何を入れたか聞いたら、しばらく考えて"Everything!"と。何でもかんでも入れればそれでいいそうですよ（笑）。ちなみに、ソウル＆南部出身のこの親戚は、ターキーの内臓とコーンブレッドを入れるのがお約束だそうですが、確認できませんでした・・・。ただ、これだけの量を別に焼いたら、それはもう｢スタッフィング｣とは言えないと思うんですが・・・。めでたくお皿に盛ったら、めいめい好きなところに座って食べる。黒人お約束のカラードグリーンと骨付きハムの煮込み。ハムの塩分が染み込みます。ちょっと野沢菜みたいな味。てかてか揚げ立て揚げターキー。いつも庭から揚げ立てを持って来るので、きっと庭に大きなフライヤーがあるんでしょう。おじさんちの名物かと思ったら、南部の名物なんだとか。お腹が落ち着いた後は、リビングルームで大カラオケ大会。カラオケと言っても、皆さんソウルですから、70年代ソウルミュージックで異常なまでの盛り上がり、そこだけソウルトレインな雰囲気でした。好きなときに来て、好きなときに帰るのもアメリカ流。でも、食事を始める前に、bless the foodという、神様に感謝して短い祈りをささげるひとときがあります。集まった人たちが皆手に手を取り輪になって、頭を垂れて代表者の祈りに耳を傾けます。とにかく集まった人が多いから、一つの部屋には入りきらないほどの大きな輪に。2年前にこの集まりにデビューした時は、まだ生まれて数週間で、カーシートに乗せられたまま家に入ってきたアレックスも、今日は他の子供たちと手をつないで一緒にお祈り（わけ分かってなくてお祈りの最中に皆に大きな声で挨拶してましたが 汗）。何人かが指名されて、どんなことに感謝しますかという質問に答えていましたが、それを聴きながら、そういえば、私たち夫婦がボストンに移り住んだのは、9年前のこの時期。感謝祭の民族大移動の週末だということを知らずに、国内線は大混雑であったこと、その時は仕事も家のあてもなく、しばらくは義理の両親の家に居候させてもらって生活をスタートさせたこと、そしてここ9年の間にどうにか2人で築き上げて来たことを思い出しながら、ちょっと涙が出そうになりました。そう。感謝祭は、その言葉のとおり、"What are you thankful for?"について考える日なのです。
2009.11.26
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で、結婚記念日当日。
ルナとパパは日本語学校へ。私はアレックスとお留守番。うろちょろ家の中を歩き回るアレックスを目の端で追いつつ、マフィン、マドレーヌ、アップルパイ（りんご狩りで取って来たリンゴがそろそろ傷み始めている・・・あああ）を作った。疲れた。帰って来た夫をビックリさせようと思って、昨日買ったワンピを着てみたが、度重なる息子のよだれ食べかす鼻水攻撃をかわすのに疲れて、早々と普段のTシャツ＆ジーンズ姿に戻る。あーますます疲れた。マフィンは11個というところがミソです。アレンジメントのバラたちがぱーっと開いて、ますます華やかになりました！しかし、キタナイ形の何とも手作り感あふれるアップルパイ・・・。日本語学校組が帰宅後、カップケーキ２個にそれぞれロウソクを立て、｢11｣に見立ててお祝い。子供たちが｢ハッピー・アニバーサリー・ツー・ユー｣を歌ってくれました。その様子をデジカメの動画で撮るのだと言って聞かないルナや、ロウソクの火を、ばしゅで、ばしゅで（バースデー）、と言いながらふーっと消そうとするアレックス（どこでいつ学んだのやら）とひと悶着あったりとロマンチックからはかけ離れた記念日でしたが、まあこれも今の私たちらしくて良いかと。そういえば、ルナが私たちのツーショットを上手に撮ってくれました。散らかった部屋の中で、２人ともヨレヨレのTシャツを着て。でも、とびきりの（ちょっと疲れの隠せない 笑）笑顔で。
2009.10.24
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11本のバラ入り秋色アレンジメント。
そういえば明日は11回目の結婚記念日だったということを思い出して（いや、何度か記念日どうする？って話はしてるんですけどね）花屋に立ち寄り花を買う。この時期には良く見かける秋色のお得用花束と・・・（ヒマワリが可愛いですね）($15)ヒマワリ、ユリ、ソリダゴ、アルストロメリア、レモンリーフ黄色のバラを合わせて・・・($17)こんな感じにしてみました。バラを11本使っているところがミソです。で、明日はどうするんでしょうね。バタバタしすぎていてダンナと全然話し合う余裕もありません。日本語学校もあるし、屋根の修繕の話もしなくちゃいけないし、私は翻訳の仕事が遅々として進んでいないし、何だかいつもの疲れる土曜日で終わってしまうような・・・（涙）。
2009.10.23
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誕生日後半。ここからがしっちゃかめっちゃか編
私の誕生日当日、ルナは学校の後にモデルのオーディションが入っており、着替えてダウンタウンのホテルの会場まで出かけることになっていた。（１）出かける前、ルナがおもらしをした。→後始末、シャワー、着替え。（２）会場に着いたら、一足先にダンナが到着していた。子供たちはパパを見た途端、興奮して大変大変。（３）オーディションが終わる頃には、ルナは疲れもピークに達しており、意思疎通が困難な状態に。（４）帰りの電車の中で、私は会場に自分のハンドバッグを置き忘れたことに気が付いてパニックに。ダンナがホテルに電話で問い合わせてくれたところ、ちゃんとあって引き返して無事取り戻すことが出来た。やれやれ。（５）近くのレストランからテイクアウト。この頃にはもう皆、ヘロヘロ。まあ、こんな感じで、私の誕生日は終わった。
2009.05.18
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誕生日前半。ここまでは良かった編
今日は私の誕生日。個人的にメッセージをくださった方、ありがとう！！！今日の目標。カプチーノを飲む。Financial Districtに先月オープンしたらしいオシャレなカフェ。銀行マンに紛れてフラフラと歩いていたら偶然見つけた。タイミングよくアレックスが昼寝に突入してくれたのでランチを。カプチーノの泡がハート型になってるなんてシャレたことを。ボストンにしては画期的。花を買って飾る。これもFinancial Districtで偶然見つけた花屋さんで。花屋さんと言っても、プレハブの２畳ぐらいのスペースなんだけど、お花はなかなか素敵だった。ライラックとシャクヤクの季節ですね～。他にはフリージアとビバーナムを。こちらはダンナからのプレゼント。まあ、ここまでは良かったんだが、家族勢ぞろいしたら、もうとんでもなく疲れる事態に。＜続く＞
2009.05.18
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年が明けた。
皆さん、明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。昨日の大晦日は子供たちが寝てからDVDで"Dark Knight"を観る。SF、スーパーヒーロー物、ヴァンパイヤ物はどれも欠かさず新作をチェックするダンナが借りたバットマンシリーズ、今回のが一番面白かった（って、アタシ、どれだけ付き合って観てんだか）。マンガながら犯罪サスペンス的なストーリー展開でかなりドキドキハラハラしながら観た。SFなんだけどSFじゃないバトルスター・ギャラクティカみたいな面白さ（話それますが、日本テレビの深夜放送枠でギャラクティカが始まるそうで。ああ、これでギャラクティカを語れる日本のファンが増えるかしら・・・）。ヒース・レジャーの怪演はゾクゾクするほどだったし、他の俳優陣も良かった。マギー・ジレンホークは別に彼女じゃなくても良かったような気がするけど。これを観終わったらもう11時半過ぎていて、慌てて年越しそばの用意。今年はそばではなくてうどん。しかも、味噌仕立て。カウントダウンはTVを観ながら。今年は雪の影響でボストンの花火は中止。外はマイナス10℃を切っているというのに、街の中心にはたくさんの人だかり。あれだけ人がいれば寒くないんだろうか。やっぱり寒いと思うけど。シャンペンの代わりにグレープジュースを炭酸水で割ったもので乾杯。朝は、いちおうお正月らしくしてみた。でも、ナッツと卵とシーフードにアレルギーのある子がいる我が家庭では、栗きんとん×、エビ×、伊達巻×、と、ダメダメ尽くしなので、もう単に気持ちだけというか、フィーリングだけというか。‐お箸を新調（箸袋を使ってそれぞれに名前を書く）‐用意したものは、ちらしずし、なすと挽き肉の味噌煮、（いつもの）グアカモーレ、チキンナゲットにミートローフ（笑）、豚汁‐チキンナゲットとミートローフはお重に詰めた。‐お雑煮はお餅が喉に詰まったりすると困るので代わりに豚汁を。昨日作ったので味が染みて美味しかった。ルナには年の始めには新しいお箸に替えることと、しまじろうの１月号を使ってお正月の様子を説明。重箱や鏡餅など、こちらでも用意したものが写真や絵で載っていて、少しはイメージ出来たかな。｢何でしまじろうも同じものを持ってるの？｣なんて聞いてたけど。その後は、nurie.ciao.jpの｢おせち料理｣の塗り絵をさせる。本来の食べ物を見たことがないから、不思議な色のおせち料理が出来上がった。黒豆に至っては｢ジェリービーンズだ！｣と言って、カラフルな色に塗ってたし。でもまあ、今年は日本のお正月導入編ということで、細かいことは気にせず、｢お正月はなにやら特別なものを食べる｣ということが分かれば良いとしよう。これから義理の両親のところに行く予定。今年も南部おせち料理を用意してくれているかな。
2009.01.01
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大晦日は雪。
せっかく雪が溶けたと思ったら、また降ってますよ。しかも結構積もるらしい。ああ、お正月用の花を買いに行こうと思ったのに、無理だなあ。クリスマス用のリースを作りなおして、お正月用のしめ縄の雰囲気にしてみました。ルナとの合作なので、ちょっと思ったのと違う出来ですが、まあ、それはそれで良いということで。アメリカではクリスマスに松を使うのですが、ニッポンジンの私にはやはり松といえば正月。クリスマスイブに売れ残りってことで、信じられないほどの安い値段で松を大量にゲットいたしました。しめしめ。大晦日だというのに、家の中は信じられないぐらい散らかっております。来年もまた、子供たち２人に振り回されてしっちゃかめっちゃかな日々が待っていることでしょう。ああ、それが幸せってモンなのかしら。それでは皆さま、良いお年を。
2008.12.31
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冬休み前半。
12/22 冬休みマイナス2日目：Kidportへ大雪の後、雨が降って気温が下がって路面凍結という、いつものボストンの冬のパターン。よって、ボストンの公立校は早々と休校になって実質冬休みに突入。どうするよ。見かねたダンナが休みを取ってくれて、家族でKidportへ。これは空港のターミナルの子供向け待合室。セキュリティの前のスペースにあるので、別に飛行機に乗らなくても利用できる。冬の間は屋根のある遊び場ということで、我々の命綱。12/23 冬休みマイナス1日目：クリスマスプロジェクト今日はダンナは仕事へ行ったので、私が一日、子供たち2人を見る日。外はマイナス気温、未だあちこち凍結しているので、幼い子供たちを連れて外に出る気にはならず、家で過ごすことに。PBS Kidsを一日中つけっぱなしにして、ルナは途中、ciao.nurie.jpのクリスマス関連のぬりえをしたり。アレックスはいつものとおり、あちこち探検してはモノを入れたり出したりして、昼過ぎに昼寝に突入してくれた。その合い間を縫って、クリスマスのキャンドルリースまで作ってしまったよ。ルナも手伝ってくれて完成。ついでに夕飯の支度もして。12/24,25 冬休み第1・2日目・クリスマスイブ＆当日（別記） 12/26 冬休み第3日目：寿屋へ日本料理のライフラインともいえる味噌をとうとう切らしたので、寿屋へ。子供2人を連れて地下鉄に乗って出かけるのも大変なのだが、家にいるともっと大変。どっちにしても大変ということで、意を決して出かける。クリスマス明けなのか、寿屋はそれほど混んでおらず、買い物はスムーズに。鏡餅セットを売っていたので、一番小さいのを購入。それでも5ドル近くする。ランチは一兆で。ちっともじっとしていない子供たちと格闘することになって激しく後悔。夜、姪っ子が泊まりに来る。今年の9月から晴れて女子大生となり、ケンタッキーの大学で寮生活をしている彼女、冬休みは家庭のぬくもりを求めて？ボストンにやって来たらしい。ギリギリまでスケジュール分からんとか、いかにもティーンエージャーらしきことを言っていたが、結局のこのこやって来た。年末まで居候の予定。ぐふふ。子守してもらお。12/27 冬休み第4日目：家でグダグダ朝っつーか、昼過ぎ、近くのダイナーへ皆でブランチ。ここは困ったことに、最近、ティラミスやカノーリなどの美味しいデザートと、カプチーノやエスプレッソなどの本格派コーヒーのメニューを始めた。これがホントに美味しいんだな。その後、ダンナとルナは親戚の家へ、私と姪っ子とアレックスは家でお留守番。年の離れた子供たちは別行動に限る。一緒にしておくとロクなことがない。私はアレックスの昼寝の合い間にバナナブレッドやクッキーを焼きながら姪っ子とおしゃべり。中学生の頃は、本当にやかましいだけで中身空っぽって感じでどうしようもなかったが、ちゃんと年相応に成長してこんなおばはんとも話を合わせられるようになってまあ。アレックスはニコニコしながら姪っ子に宇宙語でさかんに話しかけている。姪っ子は自分のPCでお気に入りの音楽をかけている。それに合わせてアレックスが頭を振って身体を揺らしている。良かったよ、私も好きなR＆Bで。12/28 冬休み第5日目：今日も家でグダグダ今日もダンナとルナは親戚の家に行ってもらい、私はアレックスを連れてダウンタウンへ買い物。セールで私の靴を買った。79.99ドルが39.99ドル。どーだ。置手紙と家の鍵を残して出かけたにもかかわらず、昼過ぎに戻って来たら姪っ子はまだ寝ていた。さすが若者。午後は姪っ子とDVDで映画『シカゴ』を観る。こりゃ何度観ても面白いね。
2008.12.29
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クリスマス当日。
クリスマス当日。ルナ、朝目を覚ましてツリーの下へ直行。｢パパ、ママ、サンタさんが来たよ！！！｣と、大歓声。いやあ、まだまだ騙せるもんですな。あなたのプレゼントが包んである包装紙、ずっとダイニングルームに置いてあったものなんですけど、見たことありませんか？あなた宛だと表示してあるタグの筆跡、ママのに似てませんか？ちなみにルナがサンタに希望したプレゼントはこれ。プリンセスキャラのお化粧セット。もう、このお年頃の娘さん達のツボにここまでハマル商品はこれを置いて他にないでしょう。あたしゃこういうおもちゃは嫌いなんですよ。絵本とか、木のおもちゃとか、そういうものを本当は与えてやりたいんですよ。でもまあ、こういう、どうでもいいおもちゃって言うのが実は子供の頃の思い出として残ったりするもんですよね。ま、年に一度だしね。もうルナは大喜びで、朝からマニキュアだの口紅だの塗って、ケバイことケバイこと（パジャマ着てんのに）。しかもネイル＆メイクアップサロンごっこ、やらされました。あたしなんて、実生活でも化粧とネイルなんて全く興味ないのに。あとは私の自己満足で｢時刻｣を学べる絵本と子供向けスペイン語のDVD。時刻の方は何度かすでに使ってこれからも役に立ちそうだけど、スペイン語のDVDは私のみが繰り返し観ることになるでしょう（笑）。アレックスはまあどうせ分からんチンだから、英語とスペイン語のバイリンガルの絵本を１冊のみ。これも私が欲しかったのよね（笑）。予想どおり、アレックスは絵本より、プレゼントに付いていたボウ（リボン）が気に入ったようで、それを手でつかみながら家の中をあっちにうろうろ。こっちにうろうろ。夫婦は今年の我が家の極貧状況を反映してジミーに。私はセールで買ったGAPのTシャツを（ダンナはTシャツしか着ない）。ダンナは、paper sourceとsel de la terreのギフトカードを。相変わらず彼も私のツボをおさえてますな（笑）。朝は私の作った豪華？な朝食。その後は何度も昼寝したので、何をしたのか覚えてない・・・という寝クリスマス。
2008.12.25
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クリスマス前夜
クリスチャンではないけれど、子供の時期に３年間、カトリック国のおふらんすでカトリック文化にどっぷり浸かった私にはクリスマスというとこういうイメージ。これはそのおふらんすにいた時期にスイスに旅行した時に気に入って買ったクリスマスオーナメント。もう30年以上前の物。ヨセフ様や後ろの板が取れちゃったりしたけど、接着ボンドで修繕して何とか元の形に・・・。実はダンナのお母さんもNativityのモチーフが好きで、いろんなタイプのNativityの置物をコレクションしている。そんなお義母さんと知り合ったのも何かの縁なのだろう。クリスマスのフラワーアレンジメントはシンプルにチューリップとクリスマスグリーンで。赤かピンクか悩んで結局選べずに両方とも買ってしまったという、いつもの散財パターン。結婚記念日の時ほどじゃないけど。クリニックに行った後に、ルナが｢クリスマスプレゼントを買いに行く｣と言うのでその足でダウンタウンに行き、店のレジの長～い列に並んで待ち（皆やっぱり前日になって慌てて行動するわけね）、その帰りにこの花を買ってアレックスを前にぶら下げ花を抱え帰って来て、家中をウロウロしているアレックスを目の端で追いつつ、手伝いたがるルナを適当にあしらいつつ、という状況で生けたので、ちっとも形がまとまらず・・・。昨日は今月初めのリース教室で余った材料などを使ってキャンドルリースまで作ってしもた。キャンドルは白があったつもりだったのに見つからず、レモン色のもので代用したけれど、それほどおかしくなかったのできっと来年もこれを使うことだろう。とまあ、気分はゆったりとクリスマスを迎えたいところだが、昨日からアレックスが鼻風邪を引いていて、今朝は目やにが出て目が腫れぼったく充血もしていたので午前中はクリニックへ連れて行く。目の方は風邪の症状の１つだろうとのことだったけれど、実は中耳炎も起こしていたことが分かり、目薬と中耳炎の薬を処方される。食欲もあって機嫌も悪くなかったので中耳炎にまでなっているとは全然気がつかなかった。早く気が付いてよかったー。クリスマス当日にER行きなんてやだもんねー。でも、お姉ちゃんが一日いるせいか、興奮して昼寝も出来ず、眠いのに眠れずで大声で泣きわめいた挙句にようやく寝たと思ったら、今度は下の階に住んでいる男の子の誕生日会に呼ばれて行って帰って来たルナが誕生日会で何かアレルギーのあるものを食べちゃったらしく、腿のあたりに赤いぶつぶつ（と言っても肌が黒いから色はワカラないんだけど）が出来て痒い痒いと大暴れ。クリーム塗ってべナドリルを飲ませて氷を当てて落ち着かせてこちらもようやく寝た。と思ったらまたアレックスが起きて・・・ただいまその泣き声をBGMにこの日記を書いているところ。泣き声の間隔が開いて来たので、このまま眠ってくれることを祈る。あと30分でクリスマス。下の階はまだまだパーティー続行中で、デカイ音で音楽を流している。さすがプエルトリカン。地下のイタリアばーさん（久々の登場）が家にいることを願う。でもこういう時に限って息子の家にでも行ってるんだろうな。ち。子供たちがすっかり寝静まったらサンタさんにプレゼントを持って来てもらい、私はnetflixから来た映画”Mamma Mia!"のDVDでも観ることにしよう。それまでに眠気が襲って来なければ、の話だけれど。Joyeux Noel!
2008.12.24
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正しきビンボ家庭の誕生日会のあり方。
こちらの子供の誕生日会の定番とは：‐アート教室やジム、プールなどを借り切って、何かを作ったり遊んだりする。‐ピニヤッタをする。‐ピエロやおはなしのお兄さんお姉さんが来て歌やダンスなどの余興をやる。‐グッディーバッグという、アメだの駄菓子だの今後絶対に使わないと思われるが子供が大喜びするガラクタのおもちゃが入った袋（お返しのおみやげ）をもらう。しかし、ルナの誕生日会は貧乏な家庭に生まれて予算が非常に限られているということと、12月生まれという、いろいろとカネをかけてプランニングしても悪天候によりキャンセルになる恐れがあるという要因により、これまでじいちゃんばあちゃん、おじちゃんにいとこ、という非常に限られた人たちを招くにとどまるという形で強行して来た。しかし、ルナもこれまでの5年という短い人生の間にも、お友達や親戚の｢人並み｣な誕生日会に呼ばれるたびに、あれやりたい、これやりたい、とアイディアを吸収して来て、まるでヨメに行き遅れていた私が友人の披露宴に行くたびに、｢あ、このアイディアいいな、私の披露宴の時には・・・｣と夢を膨らませていた時のようであった。だからといって娘の要求を鵜呑みにするほどの経済力もないため、両者歩み寄りにて生み出された誕生日会のプランは次のとおり：‐狭い我が家で開く‐招待客は、グランパ、グラニー（じいちゃんばあちゃん）、おじちゃん、いとこのD、お友達のCちゃん＆ママのRさん‐テーマはもちろん、この年齢にはお約束のプリンセス‐グラニー提供によるプリンセス衣装を本人およびゲストに着せる‐庶民もとい貧民の味方TARGETにて買ったシール作成キットを作らせる‐カップケーキとバースデーケーキは手作り（経費節減のため）‐ピニヤッタにはお菓子以外のものを入れる‐グッディーバッグにはメモ帳や鉛筆など、今後も何とか使えそうなものを入れる花だけはいつものごとく気合いが入りましたが、あとはいかにも手作りというか素人感溢れるというか手抜きというか・・・（以下言葉続かず）。手前のミニシュークリームはStop＆Shop（スーパー）ブランドの冷凍シュークリーム。下手に手作りするより美味しい。ケーキの上には、cake topperと呼ばれるデコレーションを。以前、お友達にいただいたRatatouilleという映画のネズミのキャラクターにプリンセス達。プリンセスの方はシールを買ってきてつまようじにくっつけたというそのアイディアをお友達のRさんが｢素晴らしい！｣と絶賛してくれました（笑）。ケーキは市販のケーキミックスを使って横着しましたが、ケーキミックスに缶のパンプキンピュレーとヨーグルトをミックスして作るというレシピを参考に作ったら、若干甘さが軽減されたような気が・・・。シール作成キットというのは、塗り絵とシールが合体したようなもので、シールに色を塗って仕上げるというもの。3人娘達は結構長い時間、集中してやっていました。ほっ。付き添いのお母さんにもアートプロジェクトをということで、この前のカード教室で作ったものと同じクリスマスカードを作成してもらいました。ピニヤッタというのは、要は、くす玉みたいなもので、下から垂れているヒモを子供たちが順番に引っ張っていき、くす玉が割れる（というか、下にある口がぱかりと開く）と中に入っていたキャンディーなどがバサリと落ちてきて、子供たちはそれをきゃーきゃー言いながら拾うというもの。大きな庭のあるオウチに住んでいる子供の誕生日会では庭に立っている大きな木にそれをぶら下げてやりますが、我が家では居間でお父さんがイスの上に立って大木の代わりになってくれました（笑）。中身はピーヒャラ系のがらくたのおもちゃばかりでしたが、十分盛り上がったぞ。ナプキン、ケーキ皿、コップ、ピニヤッタ、パーティー用品はオンラインのCelebrateExpress.comというところで購入。最後にグッディーバッグを渡して終わり。今回は、グラニーやママさんにもグッディーバッグを渡しました（笑）。中身はクリスマスカード作成キット。グラニーが、｢グラニーにもグッディーバッグなんて初めてだわ！｣と喜んでくれた（笑）。途中、プレゼントにいただいたバスタイムセットのバスクリンみたいな入浴剤を風呂に入れて遊び始めたプリンセス達、こちらも盛り上がって｢風呂入ろうぜ｣ってことになり、あっという間にドレスを脱ぎ捨て一糸まとわぬ姿になりしばし入浴タイム・・・。これは思わぬ展開だったが、何かすごく楽しかったらしい。そりゃ楽しいだろな。日本語学校のなかよし発表会の後という強行スケジュールでしたが、グラニーやお友達のRさんの細かい気遣いのおかげで楽しいお誕生日会になりました。どうもありがとう！！！・・・貧乏人の負け惜しみと言われちゃそれまでだけど、派手な誕生日会をしないと子供が満足しないというのはただ単に大人がそう思っているだけなんじゃないだろうか・・・。あ・・・やっぱり僻みか、これは・・・。
2008.12.13
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ELLIEのキッシュ。
我がファミリーはまだまだじいちゃんばあちゃんの代が現役で頑張っていて、私は感謝祭のホストというのをしたことがなくて、もっぱら行って食べるのみ。今年はいつも行く叔父夫婦が旅行でいないということで、夫のいとこがホストをすることになった。だいたい、このファミリーは何かと集まることが好きなのだが、集まるとなると食べるものはほとんど一緒である。マック＆チーズ、ポテトサラダ、フライドチキン、カラードグリーンの煮たもの・・・などなど。でも、それぞれが得意料理というものがあって、集まりには必ずリクエストされるものがある。たとえば、サンドラおばちゃんのチーズケーキ、シーラのポテトサラダ、など。私もそのうち｢ELLIEの○○｣と必ずリクエストされる一品を作りたいと思っていたのだが、今回、キッシュを作って持って行ってみた。そしたら思いのほか大好評で、あっという間に無くなってしまったのである。これだったら２枚持って行けば良かった。かくして新リクエストアイテムである｢ELLIEのキッシュ｣誕生。サンドラおばちゃんのチーズケーキは絶品で、自分の娘達さえにもレシピを伝授していないらしい。だいたい、いつも目分量で作るからレシピ自体もきちんと書き残していないらしいけど、サンドラおばちゃん、死ぬ前にレシピを残しておいてよ、そうじゃないと死んじゃったら誰もチーズケーキが作れなくなっちゃうじゃない、とプッシュしておいた。それから、シーラに、ねえ、この前も聞いたと思うけど、ポテトサラダはどうやって作るの、とレシピ（これまた目分量）を大まかに教えてもらった。そういえば私のキッシュも、いつも目分量でテキトーに作るので毎回微妙に味が違うんだよなあ・・・。今はこうやってあちこちの家族のところで過ごしているけれど、いつか自分がおばあちゃんの代になったら、その頃には恐らく実現しているであろう広い広い一軒家（笑）の自宅に皆を招いて、ちょいとソウルフルなレシピのサンクスギビングディナーをホストするのが密かな楽しい夢である。
2008.11.27
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誕生日（後半戦）
後半戦を書こうと思ったら翻訳の仕事が入ってバタバタしてます。ただいま現実逃避中（何回目？）。今回は新しい翻訳会社を通しての仕事なので、最初が肝心と思っていつも以上に慎重に作業をしているのだけれど、いやもうストレスたまっちゃってたまっちゃって。A41枚程度の大した量でもないのに。ところで後半戦に出来上がったケーキ。ココア味です。ルナがいつものとおりハッピーバースデーの歌を歌ってくれました。ほんの数年前まではアレックスみたいに何も勝手が分からずふぎゃふぎゃしていただけなのに、大きくなったなあ、と目頭が熱くなった。もうトシだから。この頃にはもう外も暗くなり始めていて皆お疲れ気味だったけれど、何とか滞りなく一日が過ごせました。ダンナをはじめ、皆ありがとう♪
2008.05.21
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誕生日（前半戦）
とうとう誕生日。今日は一日パジャマを着たまま何もせんでよろしいという特権を与えられる。居間で一人で座らされてテレビを観ていたアレックスがこちらを向いてニッコリと笑ってくれ、ベッドから起きて来たルナが"Happy birthday, mommy!"と抱きついてくれ、ハッピーな朝。テーブルはこんな感じになりました。パーソナルスペース（隣の人との間のスペース）は習ったとおりにしてみたけど、案外狭い。でも写真に写すにはこのぐらいがちょうどいい。6人用テーブルに4人分しかセッティングしていないからバランス悪いけど。いちおう子供たちのもセッティングしてみました。イケア（IKEA)の子供用のプラスチック食器で。花のアレンジはこんな風に。ダンナがアメリカンな朝食を作ってくれました。お花ももらったよ。なんと今日は昼寝までした。今はケーキを作ってもらっているところ。ルナは途中で眠くて疲れて来たのかわたしのところに来て抱っこ！と甘えて、いつの間にか眠ってしまった。さあ、最後まで平和な一日が過ごせるか。頑張れダンナ。（続く）
2008.05.18
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Flower power!
アメリカでは40歳、50歳、60歳などと節目の年には盛大に祝う習慣があるようで、義理の母がこれまで電話だのEメールだのでしきりに誕生日はどうするのどうするの、フォーティーはスペシャルなのよ、子供たちを預かってあげようか、お友達と出かけたら、などと催促してくれたのだが、還暦には赤いちゃんちゃんこしかアタマにないという、こんなとこだけヘンに日の丸ニッポンジンの私は育児疲れもあいまって全くヤル気なし。でも、数日前ぐらいのダメ押しの電話で少し思い直し、何をしたいか考えることにした。結論。何もしない（笑）。今の状態ではダンナと2人きりでレストランという気分でもないし、友達を呼んで騒ぐったって、ほとんどが皆幼い子供がいて、子供を預けて来てもらうだけでもたいへんな苦労。それにもう今から計画したって間に合わない。でも、大切なダンナと2人の（ヒジョーに）手がかかるけど可愛い子供たちがいるということが私にとってのフォーティーはスペシャルであるという原点？に立ち戻り、家で家族でのんべんだらりと過ごすことにした。雨も降るみたいだし。せっかくテーブルコーディネートのレッスンも受けたことだし、ここはセルフプロデュース。10年後はプロにプロデュースしてもらえるぐらい大金持ちになることが目標。ウソ。この前、レッスンの時に渡されたパーティープランニング表にしたがって計画。テーマは"My memorabilia"。我が40年を振り返ると言ったところでせうか。テーブルはこんな感じになる予定。リモージュの食器と南仏に仕事（ああ、そんな時代もあったのだな）に行った時に求めたプロバンス柄のランチョンマット。食器は私がまだおふらんすに暮らしていた頃、つまり、まだ小学生だった頃に、母が｢嫁入り道具に｣とせっせと集めておいてくれたもの。よかったよ、嫁に行けて。お花はチャールズタウンにある知り合いの花屋まで行って求めた。花材：チューリップ、バラ、オーニソガラム、ライラック、あじさい黄色とオレンジという色合いにする予定だったが、花屋に行ったらライラックがあって、そうだ、ライラックのシーズンだったんだと思い出し、迷わずこれもプラス。プロバンスの雰囲気とも合うし。花屋に行くのはとても久しぶりのことで、元気な色の花束を見るだけですっかり元気が出た。花の持つパワーって不思議！
2008.05.16
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世界一素敵な母の日。
母の日。朝は近くの行きつけのダイナーへブランチを。目玉焼きにベーコンにトースト、そしてアップルパンケーキという豪華なメニューで自分を祝う。ルナは前日から泊りがけでいとこの誕生日会に行っており、これは好機会とダンナにアレックスを預けて急遽美容院へ行って髪を切ってもらう。あんまり変えなかったけど、すっきり。帰りはベトナム料理で自分をねぎらう。（食いすぎ）ジーパンを新調しようと思ってGAPとANN TAYLOR LOFTに行ったけど、わざわざ買いたいと思うほどのものには巡り合えず、断念。でも、試着室であれこれ試着するということが出来ただけでも久しぶりで嬉しかった。しかし、産後の余波でやたらとアンバランスで中途半端な体型には何を着ても似合わない。おしゃれなママを目指すのはしばらく諦めよう。だいたいママになる前から大しておしゃれでもなかったんだから。家に戻るとルナもすでに帰宅していたが疲れでぐっすり昼寝をしていた。というわけで、大量の洗濯をする。母の日でも家事からは逃れられず。昼寝から起きたルナが、前々からの｢母の日にはママにケーキを作ってあげる｣という公約どおり、パパと一緒にチョコレートケーキを作ってくれた。ケーキの材料を、まるで化学反応の実験のように正確に量るダンナに適宜手抜きの極意を教育的指導しながら、チョコレートクリームに七色のスプリンクルのトッピングのかかった、いかにもアメリカ！なケーキが焼きあがった。砂糖はレシピの半分にしてもらったけど、それでも十分甘かった。でも、しっとりしていて美味しかった。ルナがケーキにろうそくを立てて、ハッピーバースデーツーユーの節でハッピーマザーズデーツーユー♪の歌を歌ってくれた。"It's the best mother's day in the world!"だって。そうそう。そのとおり。カードには自分の名前も書けるようになったし、何て大きくなったんだろう。夕飯はピザとグアカモーレ。途中、夕飯の支度とケーキ作りとアレックスのお風呂とシンクの詰まりとでバタバタしたが、総じては楽しい母の日だった。数日前にルナがプリスクールから手形入りの手製の母の日カードを持って帰って来た。そこには｢ママと私｣と言うタイトルが先生によって書かれた絵があった。ルナが描いた私の顔は、にっこりと笑っていた。最近、ルナのことは怒ってばかりだけれど、少なくともルナの中では私はまだ笑顔なのだと、ちょっと安心した。
2008.05.11
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かぶと
里帰り中、アレックスのために、かぶとを買ってもらいました。デパートや人形店などをいくつか回った後、昔、ダンナと私が新婚時代を過ごした思い出の町にある人形店で求めました。小ぶりだけれども落ち着きがあって気に入ったもの。スーツケースに詰めて私達とともに無事、ボストンに到着しました。ちょいと反則だけれど、ルナ（元は私のもの）のお雛様と一緒に飾ってみました。
2008.03.14
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ダンナの誕生日
金曜日はダンナの誕生日だったのだが、今週はルナの学校の手続やらで何かと忙しくスーパーの宅配を注文しそびれてしまったりで、冷蔵庫の中はほぼ空っぽ。ルナは保育園に行ったけれど、私は当日は自分の糖尿病の検診があり、アレックスを連れてただでさえ身動きならないというのに、またこれが寒い寒い。それでも誕生日カードと花ぐらいは揃えたいと思ってよく考えてみたら、病院のギフトショップで両方揃うことに気がつきラッキー。紫色のチューリップを求めた。家に帰ってからはビーフシチューとバースデーケーキを作る。生クリームがなかったので、サワークリームを牛乳でのばして砂糖を入れて代用。デコレーションに使えそうな果物はバナナだけで、ココアの粉をふりかけた上に輪切りにしたバナナを散らした。いつものワンパターンのグアカモーレも作る。ビーフシチューはダンナが思いのほか美味しいと喜んでくれて一安心。ルナは誕生日好きなので、パパの誕生日であることが嬉しかったらしく、保育園から帰って来てきゃっきゃとはしゃいで手伝ってくれ、率先してハッピーバースデーの歌を歌う。ついでに私の誕生日のマネをして、と、取り分けたケーキの上にろうそくを立てて私達はルナのためにバースデーソングを歌わされるハメに・・・。まあ、そんな感じでかなり制約の多い中での無理やりなお祝いではあったが、外は寒くても中はあったかほのぼのという誕生日になったのではないかと思う。
2008.01.28
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Black-eyed peas
これがウワサのBlack-eyed peas。ええ。我が家でもあのBlack-eyed peasというバンドは何であの名前なのかっていう話題がのぼったんですよ＞りりまぁさん。
2008.01.03
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あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いします！ほぼ2ヵ月ぶりに花にさわった。白いチューリップの花束を・・・と思って花屋に行ったらなかったので、ホワイト系のお花を合わせて。花材：Bells of Ireland、トルコギキョウ、フリージア、アルストロメリア。【大晦日】アレックスのパスポート申請でほぼ一日が終わる。申請の後に義母の職場に立ち寄ったら、ルナが｢グラニーの家にお泊りに行く｣と言うので、新年を家族4人で迎えられないのは残念だが、まあ、その時間はどうせルナは寝ているし、行ってくれたら行ってくれたでこっちはラクなのでハイハイと二つ返事で承諾。その後、お茶して家に戻り、夕飯を作る。今年のお節のテーマは｢家にあるものとStop&Shop（地元大手スーパー）で手に入る材料で作る｣。といっても、全然お節っぽいものはない。・グアカモーレ（メキシカンだろっ）・母が作って冷凍しておいてくれた高野豆腐の煮物・ちらし寿司・すまし汁（鶏とほうれん草としいたけ）・前日の豆腐の蒸し物の残り・ティラピア（白身魚）のオーブン焼カウントダウンはNYのタイムズスクエアのテレビ中継を観ていたのだが、私とダンナ、日頃の慢性寝不足がたたって、午後11時ぐらいからこっくりこっくりと居眠りをする始末。あかん。それでもカウントダウンの時はちゃんと起きた。シャンペンの代わりに炭酸水で雰囲気だけでも醸し出し乾杯。新年明けてめでたいことももちろん分からず、ダンナに抱かれたまま仏頂面しているアレックスが可愛くて。その後、爆睡にて意識不明。【元旦】途中、アレックスの授乳で起こされたものの、昼過ぎまで夫婦揃って寝る。朝ごはんはまたまたBarefoot Contessaの本のレシピで。ベーコンをオーブンでかりかりに焼いてメープルシロップを塗ったものと野菜やチーズが入ったオムレツ。朝食後はルナを迎えがてら義理の両親宅へ。義母は南部出身の黒人なので、そのおせち料理みたいなのを毎年作る。Black-eyed peas（黒い目のような点のある豆）、キャベツ、いんげん、ポークのオーブン焼にコーンブレッド。これは南部の人しか作らないの？うん、そう。南部じゃない人も作るけど、それはある時点で南部にいたことがあるから。黒人しか作らないの？どうなんだろ、ねえ、白人も作るの？と他の人に聞く義母。でも他の人も白人じゃないから（笑）真相は謎に包まれたまま。来年の我が家のお節は、黒豆の代わりにBlack-eyed peasの煮物にしてみようかな。和洋折衷というか和黒折衷というか。あいにくのお天気だったけれど、いつもどおり穏やかで楽しい一日。今年の抱負。家族4人の生活を軌道に乗せることで精一杯になりそうだ。あっぷっぷ。
2008.01.02
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クリスマスの朝だ。
さて、クリスマスの朝。こんな感じでブランチ頑張ってみた。メニューは、グアカモーレ、豆腐のキッシュ、スポンジケーキにチキンナゲット。スポンジケーキはSOFTASILKという粉を使ってみた。ネットでスポンジケーキについて検索してたらこれでやると美味しく膨らむとあったので。箱のレシピどおりに作ってみたがどうも混ぜ方が足りなかったよう。でもそれでも美味しかったから次はもっと混ぜてみようっと。チキンナゲットもネットでレシピ検索して作ってみた。衣は卵を使うのかと思ったらバターなんだと。今回はマーガリンで、しかも揚げずにオーブン（400Fで15－20分）で焼いたけど、そうじゃなかったらアメリカ人、どうりで太るわけだ。でも、マクドナルドのよりは美味しかったと思う。当たり前か。ルナはおじいちゃんおばあちゃんを始め、たくさんの人からたくさんの贈り物をもらい、大喜び。
2007.12.25
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結婚記念日
きょうは結婚記念日。丸9年。来年はスイートテンではないかっ！確か昨年はガスヒーターの取替でバタバタした一日だったような気がするが、今年は女房が腹ボテで、心身ともに文字通り息切れ状態。昨日はギリシャ料理を食べに行ったのだが、そういえば、新婚旅行はギリシャだったよねえ。あの頃はふたりとも若く美しく（笑）、さあ、食べるぞ！と意気込んでいる矢先に｢おしっこ｣と言うオジャマ虫な3歳児もおらず、ああ、何と人生は容易かったのだろう・・・と、二人で半ば遠い目。今日はルナが保育園の日なので、ダンナは有休を取り、ルナを保育園に預けた後、何をしたかと言えば、赤ちゃんを迎えるための家の大掃除と洗濯である。ダンナが近くのドラッグストアからカーペットクリーナーをレンタルして来てカーペットの大掃除。その間、私は洗濯。恥骨の痛みはピークに達していて、寝返りを打つのも一苦労。洗濯の大業を果たした後は、ダンナの掃除が終わるまでひたすらトドのようにベッドの上に横たわっていた。カーペットのクリーニングは6年前にここに引っ越してから初めてやったのだが、けっこうキレイになるもんだ。掃除が終わったのが午後2時半ぐらいで、それからダウンタウンへ出ていつものsel de la terreで遅いランチ。あー今日もおいしかった。ここは平日にプリフィクスランチをやっていて、前菜・メイン・デザートで＄21。私はサーモンのクレープに海老のイタリア風ソース添え（ソラマメとハムとトマトバジルのソース）にチョコアイスのプロフィットロール。ダンナは普通のコースからネギとポテトのポタージュとサーモンソテーにアップルパイ。ウェイトレスさんが間違えてオニオンスープを持って来ちゃったのだが、ポタージュが来る前に味見をさせてもらったらこのオニオンスープが絶品で、結局二人で全部食べちゃってちょっと得した気分。こういう定番のメニューを唸らせるほど美味しく作るコツって何なんだろう。ダンナはその足でルナを保育園に迎えに。来年以降はますます賑やか＆混沌とした記念日になるんだろうな・・・。
2007.10.24
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七夕
何か七夕らしいことをしようとあれこれ考えていたがこれといってよいアイデアが思い浮かばず困っていたところに、Children's Museumで七夕のイベントをやっているという情報を得て家族で行くことにした。建物の2階には笹が飾ってあり、短冊や折り紙で作ったちょうちんなどを飾れるようになっている。さっそくルナと一緒に、ボランティアの人に教えてもらいながら折り紙でちょうちんを作る。私は幼稚園以来のような・・・。短冊にも家族の願い事を書いて飾った。隣のホールでは、日本の紙芝居を使って七夕の由来についてのお話があった。童心社という、紙芝居を売っている出版社の｢なぜ、七夕にささかざりをするの？｣http://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?Code=00005134という紙芝居を翻訳したものの読み聞かせ。紙芝居が始まる前の拍子木もあって、なかなか本格的。こうして日本の文化を紹介してくれるとは誠にありがたいことである。その後は閉館時間いっぱいまでルナはあちらこちらのアトラクションに行って遊びまくる。夏休みで休日のせいか、館内は子供たちでいっぱい。それも、本当にいろいろな人種・民族的ルーツを持った子達で。
2007.07.07
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やっぱり寝た。
独立記念日、ルナはおばあちゃんに連れられて親戚のバーベキューパーティーに行き、私が明日臨時の仕事があるため、そのままおばあちゃんちにお泊り。というわけで、ルナのいない貴重な午後、何をしたかというと夫婦２人揃って昼寝。夕飯は、おとといの残り物に副菜を２皿作っておしまい。もう少し気合い入れて映画でも観にいけば良かったけどな。今年の独立記念日は雨もしとしと降って肌寒いほど。数年前、うちの両親が来た時は猛暑でクーラーが飛ぶように売れ、皆が一斉にクーラーを入れたために付近一帯が停電したという、まるでマンガみたいな展開になったのだが、あれがウソのようだ。
2007.07.04
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Happy July 4th!
アメリカは今日、独立記念日の祝日である。この週は、日本のお盆のようにお店も営業時間を短縮したりお休みにしたりで、夏休みモード。うちは夫婦ともども今日だけがお休み。マーサ・スチュワートの雑誌の今月号に出ていたこのケーキを作ろうと材料だけは揃えたのだが、何を思ったか作っておいたクレープ生地を前日のうちに焼いて冷蔵庫で冷やしておき、朝にバニラアイスにイチゴとブルーベリーを混ぜたものをくるんでいつもの朝食に特別デザートとして添えて終わり。ああ、カリスマ主婦への道は遠い。味は美味しかったけど。独立記念日は庭でバーベキューと相場が決まっておるアメリカ。今日も親戚の家でバーベキューがある。ルナだけおばあちゃんに連れてってもらうことになっているが、あとで私達夫婦も合流するかどうかは未定。何となく、寝正月ならぬ寝独立記念日になりそうな予感。アメリカの独立のために戦ってくれた皆さん、ごめんなさい。
2007.07.04
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誕生日ディナー
運良くルナが同じ年頃の親戚の子の家へ泊りがけで遊びに行ってくれたので（思わず夫婦でガッツポーズ）、誕生日ディナーへ。ただ、身重のカラダでは新しいレストランを開拓する気力も体力もなく、結局夫婦で気に入っているWaterfrontのsel de la terre（セル・ド・ラ・テール）へ。おふらんす語で｢地の塩｣という意味のこのレストラン、いつ行ってもハズレがない。いつも予約でいっぱいだけれど、予約なしで行ったら今日はバーのカウンターで食事が出来てラッキー。めいっぱいオシャレしてテーブルで食べるのもいいけど、普段着のまま気楽に行けるところもこのレストランの魅力。私はポテトのポタージュと野菜のニョッキを。クリーム仕立てでカラダの温まるような料理が食べたかったので大満足。ダンナは３種のパテとポークのグリルを。ものすごくぶ厚いポークが出てきてビックリ！デザートはすぐにはお腹に入りそうになかったので、クレームブリュレを持ち帰りにしてもらい、家で映画を観ながら食べた。ここに来るとあれもこれもと欲張っていつも食べ過ぎになってしまうのだけれど、こうやってデザートは持ち帰りにしてちょっとお腹が落ち着いたところで家で食べるっていうのも良い方法だと思った。というわけで、めいっぱいオシャレをして背筋をピンと伸ばして食事を・・・というエネルギーは全くなかったのだけれど、美味しいことには変わりなく、大満足の夕べでした。
2007.05.19
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そういえば誕生日だった。
5月18日は私の誕生日なのだが、前日には覚えていたものの、当日の朝は｢いかにルナをスムーズに保育園へ送り届けるか｣についての作戦で頭がいっぱいで、きれいさっぱり忘れており、ダンナにハッピーバースデーと言われて初めて気がついた。ルナは私に"Happy Birthday, mama!"と言ってからパパに"Will you bring some cake home?"と確認。それが一番大事なんでしょ、あんたには。で、いつものとおり、保育園に行きたくなーいとかまあぐずぐずとするルナを一喝して無理やり連れて行くという、ちっとも誕生日らしくない一日が始まる。しかもいつものとおり花屋の仕事。ところが何と、一緒に働いている子も同じ誕生日だということが判明。オーナーの子が"It's her birthday!"と言ったのを私は"It's your birthday!"と言われたのかと思って、"Oh, you remembered!"とちぐはぐな答えをしてしまってしばらくちぐはぐな雰囲気が漂ったのだが（笑）、後に解決。じゃあ、一緒にお祝いをしようと、近くのケーキ屋でイチゴのショートケーキにメッセージも入れてもらって、午後のヒマな時間帯に3人でアフタヌーンティーをして人生について語り合うなど楽しい時間を過ごした。同じ誕生日だけど、今年大学を卒業したばかりの同僚の子、一緒に暮らしているボーイフレンドとどこにディナーに連れて行ってもらうかで始終電話でやりとりをしていて、で、彼の考えつく行き先がちょっと的外れだったりして（誕生日にブラジルのシュラスコとか全然ロマンチックじゃない 笑）まあ、それを愚痴ったりしつつもまんざらではなく、いちゃいちゃやっている。いいねー、若いモンは。それに比べて私とダンナの今日の電話での会話は、ルナを保育園に迎えに行くダンナが｢今日、ルナはどのジャケットを着ていった？｣｢ヒョウ柄のフリースのヤツ｣｢そうか、さんざん探しちゃったよ｣と、それだけ。あああ。思わず若いモンに｢あなたも10年後には私の気持ちが分かるようになるわよ｣ともうどうしようもなくオバサンくさいことを言ってしまったよ。３歳児を育てつつロマンチックな関係を保つことは難しい。でも仕事を終えて家に戻ったら、ダンナとルナがケーキと共に待っていてくれた。ルナはまるで自分の誕生日のようにはしゃいでいてぴょんぴょんと落ち着かない。大騒ぎでロウソクに火が灯るのを待ち、パパと一緒にハッピーバースデーを大きな声で歌ってくれた。うん。ロマンチックじゃないけど、文句なしにハッピー。ロウソクは一度に全部は吹き消せなかったけれど、神様、どうか私の願いを聞き入れてね。二人目、無事に生まれますように。いつまでも家族が賑やかに幸せに過ごせますように。
2007.05.18
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母の日
母の日当日。この週は母の日商戦で花屋を掛け持ちの働きづめでヘトヘト。朝はいつものダイナーでブランチ。毎年恒例の赤いバラをもらう。その後、ダンナとルナからそれぞれカードをもらった。ルナは、"Here's a card for you."と言って、渡してくれた。ちゃんと、そんなこと、言えるようになったんだなあ。パパの代筆により、"Mama, HIJKPU（意味不明 笑）I love you Mama. You're the best Mama of the whole world. Happy Mother's Day. I love you."の後に、すばらしきルナのサイン入り。ブランチの後は、ルナと４時間ぐらい（笑）昼寝をした。というわけで、特に何もせずに家でだらだらと過ごしていたのだが、ハッピーな一日だった。この日を私にとって意味あるものにしてくれたルナの存在に感謝。
2007.05.13
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どちらかひとつに。
今日、しまじろうの教材が届いて絵本を眺めていたら、こいのぼりのページがあって、｢そうだそうだ、こいのぼりのお飾りでも出すか｣と思ったら、まだお雛様をしまっていないことに気がついた。
2007.04.24
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ひなまつり
一日遅れのひな祭りのお祝い。花屋で桃の枝を分けてもらって飾った。花かごがあればもっと良かったのだけれど（あるんだけど、中の水を入れる筒をルナが捨てちゃったのだ） 夕飯の献立は、ちらしずし（もちろん、すし太郎）、インゲンのごま和え、照り焼きチキンと、ちらしずし以外はひな祭りと関係ナシ。すまし汁さえ、具がなくて断念。しかも、午後から急に義弟にその娘（姪っ子）にその又いとこが遊びに来て、そのまま夕飯まで一緒に食べて行ったので、明日まで半分ほど残しておくつもりがほとんどなくなってしまった（笑）。でも、好き嫌いの多い姪っ子までが、照り焼きチキンを｢モールで食べるヤツよりずっとおいしい（モールのTeriyaki Chickenと比較されてもあんまり嬉しくないけど 笑）｣と言ってたくさん食べてくれたので、ま、結果オーライってことで。
2007.03.04
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バレンタイン翌日。
バレンタインより一夜明ける。昨夜はルナとダンナは義母宅から私より遅く帰宅。ルナは、すでにシャワーも浴びてベッドに横になってうだうだしていた私のところにまっすぐやって来て布団にもぐりこみ、｢ルナちゃん、赤ちゃん｣と甘ったれモードになってそのままぐっすりと寝てしまった。疲れていたらしい。ダンナはダンナで居間で布団をかぶってテレビを観ながら寝てしまった。みんな疲れたらしい。バレンタイン商戦、お疲れさまでした。おかげでかーちゃんはがっぽり（ってほどでもないけど）稼ぎましたえ。私はダンナに紫のチューリップと白いバラの花束を、ダンナからは赤い1ダースのバラが。そうそう。バレンタインには初めて働いた花屋のオーナー（ボス）が助っ人にやってきてくれました。最初は遠慮がちに裏の部屋あたりで作業してましたが、最後の方にはカウンターまで出て何食わぬ顔で接客までしてました（笑）。まあ、人間的には難しいヒトでしたが、上司と部下という関係を超えれば悪くはないヒトなわけで。スキル面では十分使えるし（爆）。一夜明けて外は一面の雪が凍ってすごいことに。今日はルナのプリスクールの日で、プリスクールのある町の学校自体は雪のあおりで休校とニュースで言っていたので、プリスクールの方はどうだろうかと電話を入れてみたけど誰も出ないし、プリスクールの手引きによれば休校の場合はニュースで流すと書いてあったので、まあ、とりあえず行ってみることに。例によって例のごとくルナを南極探検隊のような格好にして、ダンナと一緒にバス停まで。ルナは｢子供は雪の子｣？ってことで、スケートリンクと化した歩道を｢ひゅいー！！！｣とか何とか言いながらつるつる滑って楽しそう。いいよなあ、子供は気楽で。バスの運転手さんはいつものバス停ではなく、ルナのプリスクールのまん前でバスを停めてくれました。この運転手さんは寡黙だけど、そういう優しさがあるんだよなあ。感謝。ええ。プリスクール、ちゃんと開いてましたよ。さすが託児施設だけあって、働く親の味方。このぐらいの天気じゃ負けない！そのド根性にまた深く感謝。ルナを預けた後は美味しい朝食が食べたくなり、初めてコロンビア料理屋の朝食を食べてみることにした。最近オープンしたこの店、ディナーは食べたことがあったけど、朝食は初めて。コーヒーを頼んだら、巨大カフェオレカップになみなみとつがれて出てきた。コーヒー好きの私も全部は飲みきれなかったほどの量。トマトと玉ねぎ入りのスクランブルエッグを頼んだら、そのほかにライスとビーンズとネギを煮込んだものと月餅を薄くしたみたいなコーンケーキというものにこれまた巨大なモッツァレラチーズがこんもりと載ったものが付け合せで出てきた。これまた食べきれず、持ち帰りにしてランチにする予定。ここの店、繊細ってわけじゃないんだけど、ほっこりと身も心も温まるような素朴で家庭的な味。これはコロンビアの典型的な料理なのか、家庭料理なのかそれとも日本の懐石料理みたいなおもてなし料理なのか、聞きたいことはいっぱいあるのだが、ウェイトレスさんは英語があんまり分からないようだったので断念。うーん。こうなったらやりかけて挫折したスペイン語の勉強、再開するとするか。（言語習得には動機が肝心！？）
2007.02.15
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年末年始
2006年最後の週末はまた仕事。これは日本人の知り合いがオープンした花屋（花屋その４！）でウェディングの手伝い。12月31日が式とレセプションということで、前日と当日に作業と配達にセッティング。特に大きなハプニングもなく無事に夕方に終わったもののかなり疲れていたのだが、その後、水族館でダンナとルナと落ち合い、ダウンタウンのTEX-MEXの店で食事して馬車に乗って（ぱかぱかと楽しかった♪）家に戻った頃にはだいぶ元気も出て（ただ単にお腹がすいてただけなのか＞私）、おせち料理の準備をする気になった。しかし、新年の抱負は『手抜きの極意』本を出版して世に手抜き旋風を巻き起こそうかと思っているぐらいの（ウソ）私であるからして、おせち料理と言っても、おせち料理と言ってはご先祖さまに申し訳なくて顔向けできないような代物である。献立は：チャーシュー筑前煮もどきかしわのすまし汁ちらしずしおもちは万が一ルナが喉につまらせて正月早々ERと言う事態は避けたかったので今年は止めた。日本食品店に行く暇もなかったし。まず当然、スロークッカーの登場。チャーシューがスロークッカーのHIGHで2時間で出来ると知り、いつもの材料を入れてセッティング。この2時間をおせち料理の準備時間のリミットと心に決め、ほかの準備にとりかかる。ちらしずしは、大晦日のうちにお米を研いで翌朝に炊き上がるようにセッティング。当日の朝、すし太郎を混ぜて終わり。筑前煮もどきは、この前髪を切りにチャイナタウンへ行った時にスーパーで買った大根と冷蔵庫に残っていたにんじんとじゃがいも（肉じゃがか）と大根と冷凍インゲンと鶏の胸肉で。だしぐらいはちゃんと昆布とかつおからとろうと思っていたのだが、かつおぶしがもういつのものか思い出せないぐらい古かったので、インスタントのだしで。手抜き主婦としては当然の展開か。胸肉は削ぎ切りにして酒と塩にしばらく漬けて片栗粉をまぶしてさっとゆでて、煮物用、年越しそば用、すまし汁用に分ける。ル・クルゼ鍋を使って。味付けは数日前に作り置きしておいた万能調味料（しょうゆ3：酒2：みりん1：砂糖1）を使ってごくごく薄めに。すまし汁用の調味料（しょう油、酒）は分量を量って混ぜて冷蔵庫へ。そうすれば、当日、汁にそのまま入れるだけでOK。かしわも出来てるし。新年のカウントダウンはテレビの前でワイングラスを片手に。もうすでにぐっすり寝てしまったルナを間にはさんでダンナと乾杯！2006年、あっという間でした。残念ながら2人目は出来なかったけど、その代わり、仕事面では（花の仕事に限らず）たくさんの経験をし、たくさんのアイディアをもらった。占いは最近はほとんど読まなくなったけど、『仕事面での躍進が期待できる年です』とかなんとか書いてあったに違いない。まあ、仕事も、あれをやってはこれをやる、というように何だか中途半端といえば中途半端で一本筋が通っているわけでもないのだが、あと数年はこの『何もやらんよりはマシ』ぐらいのスタンスでやってもいいかと思っている。大晦日に仕事が明けた後、そういう中途半端な状態に悶々としながら水族館に行ってダンナとルナの姿を見たら、ああ、私はこの2人があっての人生なんだよな、どんなにキャリアに恵まれたとしても、この2人を犠牲にしたりするぐらいだったら何の意味もないよな、と心から思ったり。さて、一夜明けて元日の朝。昨日のうちに作っておいた手抜きおせち料理に最後の仕上げをして食卓へ並べる。子供の頃、年末年始はおじいちゃんおばあちゃんの家に行って過ごすのが習わしだったが、元日の朝はお箸袋にそれぞれの名前が書かれていて、自分の名前が書かれたところに座ってみんなで新年の挨拶を交わしおせち料理を食べた。というわけで、即席でお箸袋を作り、だんなとルナと私の名前をそれぞれ書いてセッティング。もともとおせち料理が食べたいというのは、ダンナのリクエストで、普段はあれこれ自分の希望を言わないダンナのたっての願いだからと重い腰を上げて（って言うほどでもないが。しょせん手抜きだから）準備したのだが、ダンナがとても喜んでくれて、食欲にムラのあるルナもたくさん食べてくれたので満足。ルナは元日早々、自分の鼻の穴にゴムを突っ込んでへらへら笑っていたりと、子育て面に関しては幸先の悪いスタート（笑）。大晦日のダウンタウンはいつになく遅くまで家族連れで大賑わい。お店が早く閉まり、みんなが帰省して町の中が静まり返るその様子は、大晦日には起こらないのだ。やっぱりアメリカの『年の暮れ』は感謝祭やクリスマスなんだな。クリスマス商戦で花屋で働いた時に、はじめてアメリカならではの『年の暮れ』の雰囲気を感じたせいか、今年はそれほど年末年始に日本を恋しく思わなかった。きっと、欧米人たちは、日本のクリスマスのお祭り的雰囲気をもの寂しく感じているに違いない。そんなこんなで、今年もどうぞよろしくお願いします。
2007.01.01
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Merry Christmas!
さてさて今年のクリスマス。ルナは｢ルナちゃんちにサンタさんが来る｣と楽しみにしていたが、どうやら朝起きたらサンタさんが家に遊びに来ているのだと思っていたらしく、｢サンタさんどこ？｣と。で、サンタさんはツリーの下にルナのためにたくさんのプレゼントを置いて行ってくれた。サンタさんからはパンツ（前に買っておいたものを包みなおして。バレなかった）パパとママからはクリスマスのオーナメント。ドラとボブ・ザ・ビルダーのオーナメントにルナの名前と2006年を入れてもらって。私のいとこ家族からはキティちゃんのポシェットやシールやお菓子セット。お友達からはやはりキティちゃんのお菓子セットとお箸セット。日本で女の子に人気のキャラクターというとキティちゃんなのかな？私はダンナのリクエストによるマネーホルダーを。あちこち探し回って、なんと包丁の専門店に何種類もあった。デザイン気に入ってくれたようでひと安心。ダンナからは予めリクエストしてあったpaper source（紙の専門店）のギフトカードのほかに、GAPのパジャマセットと何とVera Bradleyのバッグ！洋服は何となく予想がついてたけど、バッグは全くの予想外で嬉しいオドロキ！しかも私が好きなパターンだった！ルナ抜きのお出かけの時にさっそく持って行こう。家族でプレゼント交換をした後は、パンケーキとスクランブルエッグとソーセージのアメリカンな朝食を。ルナは朝ごはんもロクに食べずにキティちゃんのお菓子セットを片っ端から開けてぼりぼり。まあ、今日はクリスマスってことで大目に見ることにしよう。その後は義理の両親の家へお祝いの挨拶に。いつものアフリカン・アメリカンマンネリディナーをごちそうになり、ルナはさらにいとこから人形用のベビーカーをもらい、誕生日にもらったドラの人形を乗せて押しながらずうっと居間と台所の間を行き来していた。思えば一年前のクリスマスは流産が判明した直後で、心の中がからっぽだったんだよなあ。しかも、ルナも立て続けに風邪を引いて夜中に吐いたりして大変だった。まあ、そんなこんなで今年は大したことはしなかったけれど、こうして皆元気で幸せにクリスマスを迎えられたことに感謝して。
2006.12.25
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クリスマスツリー
感謝祭が終わっていよいよホリデーシーズン本番である。私は感謝祭とクリスマスのデコレーションが混在する中途半端な時期があまり好きではない。こう、クリスマスと正月用の商品が混在するような中途半端さなのである。というわけで、感謝祭が終わって気分もスッキリ。さて、アメリカはキリスト教がベースになっている国なのでこの時期はクリスマスが優勢とはいえ、最近はユダヤのハヌカやアフリカのクワンザなど同時期に行われる他の宗教も考慮して大々的にはクリスマスシーズンやメリークリスマスとは言わず、ホリデーシーズンやハッピーホリデーと言う。先だっては、町に飾る大きなクリスマスツリーをホリデーツリーと呼ぶことにしたとかしないとか議論があったぐらいだ。そんな議論はどこふく風のルナはどこで覚えて来たのか、近所のロータリーに植えられた生の巨大な｢ホリデーツリー｣を目にして｢おお！クリスマスツリー！｣と喜んでいる。こちらに住んでいると、日本で日本人が何の疑問もなく｢メリークリスマス！｣などと言っているのにはかなりの違和感を感じるようになるのだが、まあ、そう目くじらを立てることもなかろう。私はキリスト教徒ではないが、ごくごく普通の日本人としてクリスマスの時期にはクリスマスツリーを飾り、子供の頃はクリスマスプレゼントをもらっていた。ダンナはアフリカ系ではあるがクリスチャンの家庭に育ったので、我が家でもいちおう人並みに？クリスマスを祝う。今日は私は歯医者、ルナとダンナは映画鑑賞という別行動で、しかも二人ともしばらくダンナの実家に行って来るとかで中途半端に一人の時間が出来てしまった。こんなことなら町に買い物にでも行ってくればよかったと思っても後の祭り。仕方がないので何をしようか考えた挙句、クリスマスツリーを出すことにした。うちは生ではなくプラスチックのツリー。この方が後片付けも簡単だし、粗大ごみの日も気にしなくていいし。オーナメントは前々から集めるのが趣味で、毎年少しずつ何か意味のあるものを買い足している。ダンナに日本で出会ってからはじめてボストンを訪れた年。結婚した年。マイホームを手にいれた年。ルナが生まれた年。などなど。そのほか旅先で求めたものなど、それぞれのオーナメントが私達にとっての思い出となっている。（そういえば、スターウォーズのエピソード１が公開された年にはそれにちなんだオーナメントが 笑）こちらはnativity（イエス・キリスト誕生の図を再現したもの）シリーズ。左側の木の置物はそれこそ30年以上前、スイスで求めたもの。右側のカラフルなものは就職した年に訪れたメキシコで。カトリックの国・おふらんすに3年ほど暮らしたせいで、カトリック的なものに少しは馴染みがあり、このnativityもクリスマスの時期にはあちこちで見かけたものだった。それがきっかけで、nativityの置物を見つけるとこうして少しずつ集めていたのだが、義理の母が実はnativityの熱心なコレクターで、不思議な縁を感じたものだった。今年のオーナメントは何にしようかな。
2006.11.25
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横着感謝祭
今年の感謝祭、あいにくの大雨。しかも寒い。感謝祭というのは、もともと一年の収穫を祝うことから始まったらしいが、現代のアメリカでは日本の盆や正月のように家族で集まってターキー（七面鳥）の丸焼きを囲んで飲み食いする日。ダンナの親戚は親の世代がまだ現役で頑張っているため、ダンナを含む子供の世代は親の家に集まり、大量の料理をわいわいと囲む。今年は義母の弟二人、つまりダンナにとってはおじの家族の集まりを二軒ハシゴすることに。きっと富裕層の家庭ではキャンドルを立てた細長い食卓に美しいテーブルセッティングが施されってなところで祝うんだろうが、庶民層のわがファミリーは、台所にバイキング形式でずらずらずらと料理が並び、紙皿に料理をとってテキトーなところで食べる。うちのファミリーは、結婚離婚を繰り返して出来上がっているモザイクのような家族だからとにかく数が多い。しかも、義母のきょうだい五人は未だに付き合いが深く、それぞれの子供だの孫だのが入り乱れていやもう賑やかなこと賑やかなこと。料理の方は、ターキーのほかに、アフリカ系アメリカ人ならではのマンネリ名物料理（バーベキューチキン、カラードグリーンの煮込み、ポテトサラダなど）がこれでもかこれでもかと並ぶ。ケーキも５種類ほど。毎年、揚げターキー（ターキーを丸ごと揚げる！）も並ぶのだが、今年は大雨で外で揚げることができないからと食卓には登場せず。残念。料理を始めると止まらないほどの料理好きのおばがまたも新しいレシピに挑戦。カスタード風味のスイートポテトがほどよい甘さで美味しかった。一年に一度ぐらいしか会わない親戚もいて、必ず何か役に立つ情報が入るこの集まり。今年はルナの学校（といっても数年後のことだけれど）に関する有益な情報を得た。まあ、そんなこんなでヨメらしいことは何もせず、私が感謝祭をホストする日は果てしなく遠い。
2006.11.23
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3連休：誕生日会
アメリカはLabor Day Weekendという3連休。5月末のMemorial Day Weekendが夏の始まりなら、このLabor Day Weekendは夏の終わりを告げる3連休である。これが終われば新学期。日本でいう4月のような入社・入学の季節である。さて、連休2日目は友達を我が家に招待。この友達が自分の誕生日だというのにダンナは用事で国へ帰っちまった、誰も祝っちゃくれないとブログでぼやいていたので、誕生日会をサプライズ（本人には誕生日会だと当日まで知らせない）で企画。突然思い立ったことで時間がない上に、｢最低限の準備で最大限のおもてなし効果｣をモットーとしている私。冷蔵庫にあるもので全て済ませる。まず、前日の夜にミネストローネスープを作成。これは、Martha Stewartの今月号に載っていたレシピで前々から作ろうと思っていたものである。ミソはセロリとニンジンと玉ねぎをみじん切りにしたものを20分ほど炒め、そこにスープの具である野菜を入れていくということ。例のル・クルゼ鍋で作ってみた。本当はプロシュートハムと粉チーズを入れるのだが、普通のハムで代用し、チーズ（ルナがアレルギーのため）は無しにしたのであっさりめに仕上がった。しかしこれは一度にたくさん出来て大変よろしい。お誕生日ガールの友達の分だけはクリスマスプレゼントにもらったル・クルゼのシチューポットによそった。だって2つしかないもんで（悲）。もう一品はひき肉を炒めてそぼろにしたものをでっかい餃子の皮に詰めて揚げるというのを計画していた。連休初日に親戚の誕生日会があり、そこで親戚の子（19歳）が友達に習ったとかいう揚げギョーザみたいなのを作っていたので、おお、これはウチに冷凍してあるひき肉のそぼろが使えるぞと意気込んだのだが、そのでっかい餃子の皮が入手できなかった（正確に言うと、近所の店にあったやつは全てにカビが生えていた 笑）ので、ミネストローネに使って残っていた野菜を適当に炒めてひき肉を混ぜてボウタイのパスタに混ぜることに。そのでっかい餃子の皮とは、ヒスパニック系料理のご用達ブランドGOYAの商品で、その名もずばりディスコ(DISCOS)。CDをひと回り小さくしたぐらいのサイズなので、かなりデカイ。これに親戚の子は、ひき肉をサソンとかアドボとかあと名前を忘れたけどいずれもちょいとスパイシーなヒスパニック料理に欠かせないらしいスパイスを混ぜていた。いやあ、料理の世界は奥が深い。・・・というわけで、おもてなし料理たったの2品。いいのか、これで。そのほか、ちゃんとしたバースデーケーキを調達したかったのだが、ルナが乳製品アレルギーのため、仕方なく（笑）手作りにすることに。日本から取り寄せた卵・乳製品を使わないおやつのレシピ本を参考に作った。ちょっと固めに仕上がってしまって残念。まあ、食べられないことはなかったけど。角型のオーブン容器で焼いたので、真四角の白い皿でもあれば完璧だったのだが、そんなコじゃれたものは残念ながら我が家には存在せず、近くのインド人夫婦がやってる雑貨屋でゲットした白いまな板に載せて登場させることに。いいのか、これで。こんないい加減な私を友人に持ってしまった友人は本当に気の毒だ。ケーキとスープは前日の夜に作り置き。その晩、親戚の誕生日会から親戚のティーンエイジャーが3人我が家に流れて来て泊まるというハプニングもあったが、ルナの面倒を見てもらったりして、案外準備はスムーズに。この狭くて小汚い我が家だというのに、この3人、ちょくちょく来てはいつもダンナと夜更かしをして次の日は昼近くまで寝ているというパターンなので、ちょいとハラハラしたが、友達が来るまでには帰ってくれてひと安心。しかし、狭い居間にトドのごとく雑魚寝する3人の姿は壮観であった。まあ、そんなこんなで手抜き三昧かつ、器もちぐはぐ（食器だのナプキンだの統一させるには、それなりの投資と計画が必要と痛感）の誕生日会ではあったが、友達はことのほか喜んでくれたようで、よかったよかった。友達のもうすぐ2歳になる女の子も来たのだが、いつもは昼寝前に会うので、この子もルナも最後は支離滅裂でケンカ別れになってしまうのが、今日は二人とも昼寝の後に会ったせいか、まるで違う子のようにほぼ仲良く遊んでおり、ダンナとかくれんぼゲームなどをしてきゃっきゃきゃっきゃと大騒ぎ。これからは昼寝をしてから会わせることにしよう。早く気づけよ＞ハハ2人。というわけで、いかに手抜きだったかという言い訳でした。
2006.09.03
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恥ずかしい告白
お雛様をしまったのは、先週の日曜日。天気が良くて自分が疲れていなくてルナがいない隙に・・・と思っていたらこんなに時間が経ってしまった。・・・イキ遅れたらママのせいです＞ルナ。
2006.06.21
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誕生祝い
誕生日当日は、ルナをダンナと２人で保育園に迎えに行った後、３人で散歩しながら日本食屋に行き、定食を食べる。ルナは初のお子様ランチ体験。ライスに挿してある旗に大喜びし、ハッピーバースデイトゥーユー！と言う。確かにバースデーケーキにろうそくが立った形に似ているか。疲れているはずなのになかなか眠りにつかないルナ。しかし、靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、裸足で道を歩くと言い張ったところに、すでに眠る直前の錯乱状態の徴候が・・・。長い一日の末に、髪はバクハツ、Tシャツは薄汚れ、そして素足で歩道を歩くルナ、何だかすごくビンボくさいぞ。途中でベビーカーに乗ったり、私に抱っこされたりはしたが、結局家に着くまで寝付かず。急いでバースデーケーキを出して食べる。ルナ、ハッピーバースデーツーユーの歌を歌ってくれた。しかし、ハッピーバースデーディーアマーマーの代わりに、モハメッドって言ったと思ったのは空耳か。ルナも食べられるようにとWhole Foodsでパパが買ってきてくれたVegan用のチョコケーキ、アタマが痛くなるほど甘いのだが、それを食べて、ルナはその後自分でケーキを切ると言って、ケーキサーバーでケーキに無数の切り傷をつけ、見るも無残な姿。そのうち、ベビーカーに乗ってまた外に行くと、近所中に響き渡るような大声で泣き始めた。それを半ば無理やり風呂に入れる。私と一緒にシャワーを浴びていたら、ようやく落ち着いて今度は私の腕の中で瞼が重くなって来た。そんなこんなで、ほどなく撃沈。やれやれ。次の日はおばあちゃんの家に泊りがけでルナを預け、ダンナと２人で夜の街へ繰り出す。ディナーは最近のお気に入りのイタリアンへ。周りはオフィスビルが無数に立ち並ぶエリアで、知らなければ全然知らないようなところ。でも、イタリア系移民２世のシェフは、両親の故郷の料理学校で学んだというだけあって、どれを食べても美味しい。アメリカは、がつんと食べたい時のぶ厚いステーキ屋か、はたまた年に一度、思い切って奮発する高級レストランかの両極端で、ジーパンで行けるけど味はちゃんとしているし雰囲気もなかなかで値段もリーズナブル、というところが本当に少ないのだが、ここは数少ない例外といえよう。そばを歩いていてなんか良さそうだから入ってみよう、と思って入ったら大当たりだったのだが、私はこの辺の嗅覚、これまでの人生においてあまりハズしたことがない。前菜にタコのフライ、メインはダンナが牛肉のステーキのクリームソース和え、私がワイルドマッシュルームの手打ちパスタ・バターソース、デザートはパンナコッタ。どれもおいしかった。タコのフライはほんの少し衣がついているだけであっさり揚げてあり、人生においてたった一度だけ連れられて行ったことのある高級天ぷらの料亭を思い出した。アメリカの揚げ物はとにかく衣がべったりついていてそれだけでお腹いっぱいになりがちだ。その後、本日封切りの｢ダ・ヴィンチ・コード｣を観ようと映画館に行ったのだが、すでにチケット売り切れ。満席もキツイし、２人とも疲れ気味だったので、その後べらべらと話をしながらどこともなくふらつき、家に帰った。私はダンナとぶらぶら歩きながら話をするのが結構好きだ。映画もレストランも何でもまず他人に評判を聞いてから行くかどうか判断する人が多いけれど、こういうかなり主観的なことは最終的には自分の判断だと思うので、私は自分の嗅覚みたいなものを大事にしたいと思っている。
2006.05.19
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今日がホントの母の日
今日は本来は仕事の日なのだが、先週、母の日商戦で働きづめだったため、働かんでもよろしいとオーナーに言われ、思いがけず休みがもらえることになった。せっかくだから保育園も休ませてルナと一緒に過ごそうかしら・・・なんて殊勝なことを考えたのはほんの一瞬で（笑）、いつもどおりルナは保育園に預けて、久々の１人きりの一日。・・・とは言っても特に予定もなく、しかも疲れがたまっているので何か精力的にやりたいという気持ちも起こらなかったのだが、水族館のIMAX THEATERで3D（飛び出すメガネ）のドキュメンタリーを観た。ペンギンを観たがるルナに付き合って毎週のように通っている水族館に併設されたこの映像館、｢サファリ｣｢サメ｣｢深海の生き物たち｣というテーマのドキュメンタリーフィルムを毎日上映していて、横を通るたびに｢観たいナー｣と思っていたのだ。ルナと一緒ではおちおち観ていられないので今日は良いチャンス！と思い、｢深海の生き物たち｣を観た。会場に着くと、入口のところで飛び出すメガネを渡される。平日の午前中とあって、観客はまばら。でも、このメガネをかけると文字通り目の前まで映像が飛び出して来て、あちこちできゃーきゃーと歓声が上がる。分かっちゃいるが、思わず手を伸ばして手前の生き物に触りたくなってしまう。前半ではカメやサメや熱帯魚などお馴染みの生き物たちばかりだったが、後半では見たこともないような奇妙キテレツな生き物のオンパレードで、この前のmarch of the penguinsじゃないが、わたし、深海の生き物に生まれなくて良かった（笑）と。40分ほどの上映、充分に楽しんだ。その後、水族館のカフェテリアでランチをする。別にどうってことないカフェテリアなんだが、今日のランチスペシャルは、牛肉と野菜を煮込んだものでおいしそうだったのでそれを頼んだら、店員が｢これは美味しいよ｣と絶賛、隣にいた店員も｢味見したけど美味しかったわよ｣と絶賛。食べてみたら本当に美味しかった。まあ、味より1人でゆっくりごはんが食べられるということが貴重なわけで。その後、他の場所でデザートとコーヒーを食べて家に帰って来た。うーん、これぞホントの母の日だ。
2006.05.15
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母の日
母の日当日。私は母の日商戦で疲れ果て、ダンナはアレルギー＋風邪のダブルパンチで憔悴、ルナだけが相変わらずのパワー全開で家の中を荒らし回るという、とほほな一日。今も私のひざの上で机の上に自分がこぼしたミルクをティッシュで拭いている最中。・・・と思ったら机の引き出しを開けて、使用期限の切れたグルカゴンキット（低血糖で昏睡になった時に血糖値を上げるための注射セット）を見つけられてしまった。ちゃんとした方法で処分しなきゃ・・・と思ってすっかり忘れていたモノを。こうやって、うっかりそのままになっているものに限って目ざとく見つけるルナ。早く昼寝しろ。朝は行きつけのダイナーでブランチ。これだけはやりたかったので満足。母ってことでバラの花１本のプレゼントがあった。ダンナからは赤いバラの花１ダースとカード、ルナからはDoraのカード。母の日は３回目だけれど、まだ実感がない。私にとっての母親とは、自分の母であって、自分が母親だという自覚はこのまま永遠に持たないのかもしれない。あ～ルナ、早く昼寝してくれないかなあ（笑）。
2006.05.14
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おひなさま
ちょうど来客もあるってことで、おひなさまを飾った。これは、私のお雛さま。転勤族の家庭だったので、私達とともにあちこちを渡り歩き、海も何度か渡り、こうしてボストンにやってきた。右の絵皿は、輝かしき（？）キャリアウーマンもどき時代、海外出張同行の仕事で、同行した方達からお礼に・・・といただいたもの。ちょっとごちゃごちゃしてますが、我が家の歴史がうかがえるスペースってことで。狭くてボロくてもいいから、私達家族らしい空間が演出できるといいな、といつも思っています。
2006.02.19
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手抜きの極意
昨日は我が家を会場にちょっとした集まりがあった。私が用意した料理とは：ハム、ターキー、チーズのスライス盛り合わせサルサディップピザちらしずし卵とバターを使っていないバナナココアケーキと、品数は多いが、市販品を使って手抜きをしまくり。ハム・・・・はデリで買ってきて切ったものを皿に並べただけ。サルサディップは、市販の瓶詰めのサルサソース、カンヅメのブラックビーンズ、冷凍の玉ねぎのみじん切り、ひき肉の炒めたものを混ぜただけ。ピザは、市販のピザ台にテキトーに材料を載せてオーブンで焼いただけ。ちらしずしは、タイマーでご飯を炊いて、市販の寿司の素を混ぜただけ。?ケーキも材料を混ぜてオーブンで焼いただけ。お皿やコップやナイフ・フォークもすべて紙製あるいはプラスチック。これに限る。これまでの経験から、準備にかけた時間と手間と客の満足度は必ずしも比例しないということが分かったので、最近は、いかに準備を簡単にするかが課題。特に小さな子供がいると、準備することさえも自分のペースではできないし。結果は、ELLIEさん、市販のものを使うのが上手ですね、という、褒め言葉なのかそうじゃないのかよく分からないコメントをもらった（笑）。
2006.02.19
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