風の家だより

風の家だより

2016.07.22
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この間ドラッグストアで化粧品を買ったら 
くじが一回引けますのでどうぞ、と言われた。
黒いエプロンのきれいなお姉さんに。 
まだ1等2等ありますから
頑張ってください!と言われて
どう頑張ったらいいんだろうと思いながら 
箱に手を突っ込んで一枚くじを引いた。
箱に手を入れるときに商品の棚をちらっと見たら
3等にストローが見えた。
100本入りのカラフルなストロー。
「あれが欲しい!」と思った。
ちょうどストローがなくなりかけているのを
思いだしたし、私が好きな長さ、しかも
なんかちょっと厚手?で丈夫そうだったから。
そうしたら見事3等が当たった。
私は内心「やった!!あれがもらえる!」と
思って喜んだ。
すると黒いエプロンのお姉さんは
「あーー、残念でしたね~~。3等です。
 はい、これどうぞー」
と笑いながらストローをくれた。
私は「いいんです、ストロー欲しかったから」
と笑って受け取ったが
言いながらこのセリフは100%負け犬の
遠吠えに聞こえるだろうと思って
なんか ・・
なんかイヤになった。
本当にストローを望んでいたのに
「1等2等を狙っていたのに惜しくも3等になった人」
と同じにされたくない。
(どうでもいいじゃねーか)
かといって 
「いや、本当なんです。今ちょうどストロー
 切らしてて、心から3等を願っていたんです」
 としつこく言うのも大人げない。

どうすれば一番スマートにストローを受け取れた
のだろう・・・。
へらっと笑って
「どうも・・」
と去れば良かった。
渋めに。
次回はそうしよう。
で、私は今その厚手のストローを使って
カフェオレを飲んでいる。
うまい。





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最終更新日  2016.07.22 09:51:43コメント(0) | コメントを書く


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