絵画の旅 シャガール2


と、本当に思ってました。
で、目に飛び込んできたのが、「感動に南仏コートダジュールとイタリア周遊8日間」139800円!
抽選で300名募集!のポスター。
およよよよ、、、
ふむふむ、、、
ニースのシャガール美術館や観光、イタリアフィレンツェ、バチカン観光を入れてこのお値段!
うひょふひょひょひょ!
申し込んじゃいました!当たるかしら~行きたいなあ~
心はもうニース
うきうきのまま、家路へ、、、、
と思ったら、次なるブースがありました。
「まだあるじゃない!」
「これこれ!!」
ありました!「街の上で」映像は tetywestさま のところでご覧ください!またまた横着。
シャガールが心のよりどころとしている故郷の街の上を
愛妻ベラと浮遊している絵なんですが、
これを描き始めたころシャガールはまだ27歳。
4年間の間に書き上げたのですが、
この4年の間、彼には結婚、娘の誕生、と幸せなことばかりあり
幸福の絶頂期
図録の説明には
「愛の力は、地球の引力に打ち勝ち、自由の飛び、、、、日常性から離れることを可能にした。、、、、」
彼にとって離れたかった日常性とはなんだろう、、
ちょうどこのころ第1次大戦が勃発している。
そういうことなんだろうな~
この後も、シャガールと一目で分かる絵画が続きます。

シャガール57歳のとき、愛妻ベラが伝染病で亡くなってしまうのです。
シャガール2
多分この絵は愛妻ベラとの思い出にささげるものではないかと思うのですが、、
で、心配した娘さんが、家政婦さんをシャガールにもとに置くのですが、この家政婦さん、語学も堪能らしくって、シャガールさんのおめがねにかかってしまった。
2人の間には男の子もできたのですが、結婚することはなく、
シャガールさんは、65歳で他の人と結婚しちゃうんです。
最後のブースはそういう背景があった、シャガール後期の作品です。
ほとんどが、男女が並ぶものばかりで、自画像もありました。
一番新しい作品が1976~77年に描かれた「ふたり」という絵でした。
考えてみればこの年シャガールは90歳。
夕暮れの(太陽が赤いので勝手に決め付けてます)街並みを背景に
結婚式を挙げたばかりの男女が幸せそうに、また、ちょっと恥ずかしそうに、微笑み合っている絵です。
周りにはお祝いに集まる人々が描かれています。
「愛は地球の引力にも打ち勝ち、、、、」
この2人も打ち勝って助け合って生きていくのでしょう。
90歳にして、この迫力衰えないシャガールさんです。
この後も98歳まで版画やステンドグラスを作成しています。
今回は見れませんでしたが、、、、、
しかし、このパワーの源はやはり「愛」なのかしら、、、、
おしまい、、、



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