Bratko Bibic ( 1957- 、スロヴェニア・ hohner tang opiano accordion, vo )
Lars Hollmer ( 1948.7.21-2008.12.25 、スウェーデン・ zerosette piano accordion, suzuki melodica, vo )
Maria Kalaniemi ( 1964- 、フィンランド・ lasse pihlajamaa timangi standard 5-row botton accordion, lasse pihlajamaa free-bass 5-row button accordion, vo )
Guy Klucevsek ( 1947.2.26- 、アメリカ/スロヴェニア・ titano piano bayan with 45-key piano keyboard, convertor bass (120 bass converts to 4-row chromatic free bass), vo )
Otto Lechner ( 1964.2.25- 、オーストリア・ hohner lucia piano accordion, vo )
produced by The Accordion Tribe, executive producer Phillip Page, cover art Pelle Engman, design M4 Media
アコーディオンを弾く5人の国籍はスロヴェニア、スウェーデン、フィンランド、アメリカ、オーストリアと様々。
最も有名なのはかつてスウェーデンのプログレ・バンド、サムラ・マンマス・マンナでブイブイ言わせていたラーシュ・ホルメルかしら? それとも北欧トラッド好きにとっては基本と言うべきマリア・カラニエミ? いやひょっとしたらこの2人よりはるかに名の知られた人物が残る3人の中にいたりして。
96 年に活動を開始し翌年にアルバム・デビュー。本作は2枚目。
基本的にオール・インストで時折歌声が入るものの、マリアが歌う 10 を除くと明確な歌詞の存在しないスキャットが中心なので「ヴォーカル曲」という感覚はあまりなし。
口琴が時折顔を出しているが、クレジットには載っておらず…どうやら各人の歌声を巧いこと加工しているようだ、と書いたけどやっぱりどう聴いても口琴使ってるよなあ…。真相はどうなってるんだい !?
同じ楽器しか使っていないという点でフィンランドのハーモニカ集団スヴェングを思い出したりも。
場末感漂うオールドタイミーな舞踏曲っぽいものあり、ちょいとアンニュイな表情を見せてくれる曲あり。
アコーディオンという楽器はここ日本でも合唱の伴奏楽器に使われたりしているからわりとなじみ深いのだけど、ここまで徹底してアコーディオンだらけってのは初体験。
…ええ、とても楽しく聴いてますよ。歩きながら聴いていたらいつの間にかステップが軽やかになってたもんね。そう、この楽器は長調だろうが短調だろうがテンポが遅かろうが速かろうが、さりげなく踊り出してしまうのが大きな特徴なのです(←言いきった!)。
スタジオ盤よりライブの方が絶対に楽しそうという点では先述のスヴェングと一緒だけど、ラーシュが亡くなってしまっているため5人が勢揃いすることはもうありえない。享年 60 歳ということを併せて考えると一層切なくてね。
ラストがそんな気持ちを代弁しているかのようなとびきりの哀メロで…、いかん。泣きそう。
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