Ensemble Arpege

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September 8, 2005
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カテゴリ: 演奏会
今週末の第1回演奏会のプログラムに記載するモーツァルトの弦楽四重奏曲「不協和音」の曲紹介です。


●モーツァルト/弦楽四重奏曲第19番ハ長調 K.465「不協和音」

1785年1月14日、モーツァルトが29歳のときに作曲されました。モーツァルトがハイドンに献呈した弦楽四重奏曲6曲のうち最後の曲です。5曲目の第18番の完成が1月10日なので、その4日後にできてしまいました。そして、翌日の15日にハイドンを自宅に招いて聴いてもらっているのです。

私たちはこの曲を8ヶ月かけて練習してきましたが、わずかな練習期間で演奏してしまう当時の演奏家の技量には驚かされます。楽譜は現代まで残っていますが、もちろん演奏は残っていません。当時はどのような演奏をしていたのか大変興味深いものです。

「不協和音」という名の由来は、1楽章の序奏が解決されない和音から始まるためです。当時はとても衝撃的で、曲のタイトルになってしまい(モーツァルト自身がつけたわけではないそうです)、間違いだと思って一生懸命譜面を直そうとした人もいるという話を聞いたことがあります。今の私達にとってはこういった微妙なハーモニーを楽しめるようになりました。

モーツァルトはブラームスやドヴォルザークと比較するととてもシンプルです。音を並べるといった意味では比較的簡単ですが、人に何かを伝えるような演奏にするのはとても難しいとわかりました。また、シンプルな故に音程もとてもシビアに取る必要があり、大変苦労しました。それでもこの曲に正面から取り組み、練習を重ねてきました。今日の演奏で、モーツァルトの楽しさをお客様と共有できたら幸いです。





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Last updated  September 9, 2005 02:19:16 AM
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P.R.@ すごいよこれはっ 「すごいよこれはっ」いいですね!
アンコン@ Re:ロッシーニ編成(11/03) Fg K.N.さん >ありがとうございました!…
Fg K.N.@ ロッシーニ編成 アンコンがんばる さん、レス有難うござい…

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