EP82スターレット・サーキット走行最高! 警察は?( ^ ^ ;

EP82スターレット・サーキット走行最高! 警察は?( ^ ^ ;

走行会記録



2005年5月の富士スピードウェイの結果

 新しくリニューアルオープンした富士スピードウェイ。初めて走行する機会を得ました。

 走行の結果ですが、散々でした。走行時間1時間のうち、残り20分位になった段階で大分コースにも慣れてきました。さぁ、そろそろ飛ばすぞ!ということで最終コーナーをフルブーストで立ち上がりました。ストレートは180キロ位まで出ています!ここからブレーキングだ!!

 ぬ?

 遅い車が一台いるなぁ。よし、インに入り込んで・・・。OK!成功した。あとはクリップも過ぎたところでアクセルON!!隣の車を引き離すぞ!!

プシャァ!!!!!

 突然の大音響!! (゚ロ゚)ウオっ! 隣の車ヤバイんじゃん?何かやっちゃったな・・・・。

 ・・・と思っていたのですが、何故か私の車の加速が鈍いことに気づきました。アクセルを踏んでいるのですが、フショォァーという空気の吸入音かタービンの音か何かが聞こえています。

 えええ????これって隣じゃなくてこっちの車だ!!!

 はい、私の車でした。もう一度アクセルを踏みなおすと、やっぱりブーストがかかりません。うお、タービン逝ったか?

 終了~ (T_T)

 せっかくの走行会ですが、ここまでです。ゆっくり周回してピットに戻ってきました。ボンネットを開けてみると、インマニ手前の部分で配管が抜けていました。そりゃぁブーストがかかるはずもありません。そして走行時間終了です。トホホ・・・・

 そのあと配管をもとに戻しました。一応ブーストもかかる状態ですが、ショップに持っていってきちんと見てもらうことにします。

 その他にもいろいろあります。やっぱりブレーキはヤバイ。すぐにスカスカになってしまいます。パッドを換えたほうがいいのかも、もう古いし。すぐに炭素化してしまっているのかも。ミッションもボロボロで3速から2速で引っかかりまくり!!エンジンブレーキが効かない分、コーナー手前で止まれませ~ん!これまずいです。ミッションは要オーバーホールですね。


2005年10月 筑波サーキットその1

 前回の富士スピードウェイ走行は残念ながら配管抜けというアクシデントで終了してしまいました。ミッションの入りも悪かったのですが、今回は車検も通し、ミッションオーバーホール・ブレーキパッド交換・LSDオーバーホール・リアのハブ両方交換を済ませてあります。現状で状態の悪いものは全て交換するぞ!と気合のメンテを行いました。ただし唯一フロント右のショックがスカスカのままです。本来オーバーホールすべきですが、それを行っているとサーキット走行の期日に間に合わないからです。

 右のフロントショックがスカスカということは左コーナーでアクセルを入れた瞬間にトラクションが抜けやすいということか・・・。

 まぁ、多少アンダーが出やすいとしても、その他の状態がいいですから大きな問題は無いでしょう!!クルマの状態に満足しつつサーキット走行に備えてタイヤを積み込んだり準備を進めているのでした。ところが問題が・・・・。

 当日の朝になりました。

雨が降ってる・・・・・・ (T_T)    終わった・・・


2005年10月 筑波サーキット その2

 天気予報を見ても関東地方は雨とのこと。せっかくの準備も水の泡です。それでも気を取り直して、ドライ路面での走行は無理だろうけどウェット路面での走行はいいトレーニングになるし、とりあえず行くか・・・・・・。ガソリンスタンドでハイオクを2000円分入れて出発することにしました。

 10時過ぎに筑波サーキットに着き、受付を済ませました。その時点で雨は引き続きシトシトと降りつづけています。ただその時筑波サーキット周辺のピンポイント天気予報を聞くことができ、それによれば午後しばらくの間曇りになるとのことでした。ひょっとして・・・雨がやむのか????

 若干の期待に、いや、大いにそうなることを期待しつつSタイヤに履き替えました。さて、走行の準備は万端になり走行前ミーティングも終わりました。時間は午前11:30です。今回の走行はAグループからDグループまで4つのグループに別れていまして、それぞれのグループが20分×3回の走行をすることになっています。12時から走行開始ですが、私はAグループでしたのでもうしばらくすれば走行開始です。

 さぁ~てと、そろそろピットまで行くか。そう思っていたころでした。

 な、なんと、雨がやんだのです!!!!

こ、こ・れ・は・・・ま・ま・ま・まさか、待望のドライ路面になるというのか!!??

 期待しつつ走行開始時間を待ちます。12時5分前にはピットロードに各車整列。あと5分ほどで走行開始です。前回5月の富士スピードウェイ以来のサーキット走行ですからホント久しぶりです。なんかドキドキしてきました。( ̄v ̄*)

 さぁ~、時計も12時をまわりました!!いよいよ走行開始だ!!!興奮をおさえつつ、シグナルが青になるのを待ちます!!

 1分経過・・・・

 早く青になってね!!

 2分経過・・・・

 そろそろ青になるぞー!!

 3分経過・・・・

 いい加減に青になれー!!

 4分経過・・・・

 はぁ?もう走行時間開始でしょうが!!

 5分経過・・・


2005年10月 筑波サーキット その3

 どうやら私たちの前に行われた走行会でコースアウトした車があり、その関係でコース清掃が長引いているようです。

 おいおい、時間が短くなったじゃんか!!ふざけんなよー。

 そう思いつつもシグナルは赤のままですから待つしかありません。7分遅れのスタートとなってしまいました。

 まずは慣熟走行を1周半し、そのあとはいよいよ本格的走行開始です。雨はやんでいますが路面はウェットでした。水しぶきは全くあがりませんでしたので、セミウェットといったところでしょうか。確かにウェットに比べてグリップはいいようです。

 これは全開走行いけるのでは??

 やはり走行会に来るとイケイケになっちゃいます。(^_^; 一瞬全開走行をしようかと思うのですが、はやる気持ちを抑えて最初は6・7分くらいの速さで抑え目にいきます。走行直後はまだ慣れてないですから、スピンするドライバーも多いのです。そこに全開で突っ込んでいくなんてことは最悪ですから。また雨が上がったといってもコース外の芝生は濡れ濡れです。ここに乗っかったら氷の上を走るのと同じようですから壁に激突するのを避けることができません。そうです、今日はコースアウトは絶対避けなければならないのです。そして慣れてくるに従って速度を上げて本格的に攻める、そんな方針でした。

 ミッションの調子が良かったです。引っかかりやシフトミスもなく、シフトが入らないなんてこともありませんでした。LSDもよく効いているようで外側のタイヤによく荷重がかかっているのが感じられました。

 3回走行の1回目の結果です。

 1分24秒251
 1分21秒765
 2分15秒445
 1分13秒321

 最初の20秒台はもちろん抑えての走行です。慣れることが目的ですからタイムは出ません。その後2分15秒かけてゆっくり周回。ここでブレーキを冷やして効きが悪くなるのを防止です。その後ちょっと攻めて1分13秒。このあたりでミッションやLSDの調子の良さを感じました。(オーバーホールして本来の調子に戻っただけというのが本当のところですが。)

 2分1秒312
 1分11秒980

 セミウェットで11秒台が出ました。まずまずです。1回目の走行時はまだまだ乾いていませんが、特に最終コーナー手前の路面の乾きが遅いようでした。裏ストレートは最後の方はドライ路面も現れていたのですが、ブレーキング地点がウェットですから、ここではかなり押さえ気味でした。そのなかで11秒台は満足でした。

 次は1時間20分後に2回目の走行です。たくさん車が走りますから、2回目走行ではドライ路面になりそうです!


2005年10月 筑波サーキット その4

 その後雨もふらず、2回目の走行が近づいてきました。そこでAVガスを筑波サーキットのガソリンスタンドで10リットル程給油しました。1回目の走行でガソリンが減ってきていたためと、このあと3回目走行でブーストを1,2キロまでかけれる状態にするためです。ガソリンタンクのハイオク量が少ない状態でAVガスをたくさん入れればほぼすべてAVガスになりますので、そうなればハイブーストをかけることができるようになります。

そして2回目の走行が走りました。最初の1周は路面状態のチェックを兼ねて8割くらいの走行です。路面は基本的にドライでした。ただ最終コーナーの部分だけうっすらと濡れているようでした。ということで最終コーナー以外は基本的に全開走行OK!!よっしゃぁ、行くぞ!!

 と思いつつ表ストレートに来た段階で全開走行開始です。1コーナークリア!ブレーキの効きもよく、グリップもしっかりしています。まだブレーキが余ってるから次の周はもっと詰めれるな・・・。

 1コーナーを立ち上がって次はS字です。少し中央に寄って、すかさず左にステアを切って・・・。もちろんこの間はアクセル全開です。う、恐ぇぇ!!荷重が左・右と移ってヘアピン突入前に最後に右にステアを切る、と同時に荷重が左に移り、その瞬間にブレ-キングをしなければいけない場所です。それをアクセル全開で行うなんて・・・。ひょっとしたらスピンしてコースアウトして壁に激突か???そんな恐怖が頭をよぎり、思わずアクセルをゆるめてしまいました・・・(^_^;

 ヘアピンではそのせいもあり、またもやブレーキが余ってしまいました。いかんいかん、アクセルをしっかり踏んで、そのあとガッツンブレーキをしなければ!!

 ヘアピンを抜けた後はダンロップコーナーが待っていました・・・


2005年10月 筑波サーキット その5

 ダンロップコーナーといえばほぼ右に90度の角度で折れ曲がっているコーナーです。ヘアピン立ち上がり後すぐにありますのでそれほどスピードが乗っていないので、アクセル全開で普通にパスできそうな感じがするのですが微妙に無理気味でもあるのです。

 ヘアピンを抜けて加速をしつつステアを戻します。それにつれてアクセルを開けていき、ステアがほぼ戻ったころにはアクセル全開!ダンロップコーナーに向かいます。右コーナーの手前ではアウトインアウトの原則に従ってコースの左により、コース左端についた瞬間右にステアを切るのです。クルマの挙動が乱れないようにスムーズにします。なおかつクリップをしっかりとれるようにするには遅いステア操作もダメ。スパッと切りたい!でもスパッと切りすぎたらアンダー出ちゃうかも~。

 当然アクセル全開です。迫るダンロップのアーチ。クリップがすぐ右前に見えてきました。

 う~、恐えぇぇ! ・・・ってこのままじゃ曲りきれずにコースアウトするんじゃないのか?またでちゃいました、恐怖感が。

 恐怖に負けてしまいアクセルを抜きます。そして、ちょこっとブレーキを入れました。軽くフロント荷重にするのと若干減速することで楽にダンロップコーナーをクリア、再びアクセルを入れます。そのあと少ししたらステアを左に切り第2ヘアピンへ向かいました。  ・・・ってアクセル抜いて、ブレーキまで入れたらそりゃぁ楽にコーナー抜けれますわな。タイムを落としながら。ダメだこりゃ。やっぱり次の周では気合入れて走らなければダメだ!!次!次!

 反省しつつも興奮しながら次のコーナーへ向かうGTでした。

 ダンロップを抜けてアクセルを入れてからヘアピンまでの区間はゆるやかな左コーナーになっています。ここももちろんアクセル全開で進まなければなりません。さっきの反省ももとにここはアクセルベタ踏みを続けました。ステア操作も急に左に切ることはせずゆっくり一定の早さで行いました。ここは逆バンク気味であることと、一部路面が荒れているところもあるのでラフな操作は禁物です。リアが流れ出す恐さを感じつつも、リアの挙動は安定しているようでフル加速したまま第2ヘアピンの入り口に正面から突っ込んでいきました。

 さぁ、減速です。いや、まだ早い!!

 でも、 恐ぇよぉ~~!! 、ブレーキングしたい!!

 そんな気持ちもなんとか抑えました。自分なりの全開走行でコーナーを3つほどクリアしてきまして、ブレーキングの感覚もだいぶ思い出してきました。今回はかなりギリギリのタイミングでブレーキングを開始!!

 キュキュッ! そしてヒール&トゥー! ブオーン!

 4速から3速にシフトダウンに成功、減速しつつコーナー入り口に近づきました。

 ぬ?止まれない!!!やべ!!

 今の減速ペースだと明らかにオーバーペースです。コーナー曲れません!!

 あせる気持ちを抑えつつ、再びヒール&トゥー! ブオーン!

 3速から2速に落としてエンジンブレーキの効きが強くなりました。減速ペースも増え、曲れる速度に落ちました。OK!!ステアを切ると同時にブレーキも抜いていって・・・・ フロント左に荷重が乗っているのを感じつつ、クリップを目指して舵角を一定にします。そしてクリップに来ると同時にステアを戻しつつアクセルを開けていきます。成功!そして次の裏ストレートをフル加速!まずまずのコーナリングでした。


2005年10月 筑波サーキット その6

 最大ブースト0,8ですが、なかなか鋭い加速をしてくれるEPです。裏ストレートをみるみる加速していきました。そして最終コーナーが待っていました。コーナーの路面を見ると、少し色が濃くなっていました。まだ若干ウェットのようです。

 このままフルブレーキは危険!!

 そう判断して、ここだけはアクセルを早めにオフ、ブレーキも少しだけ余裕を残しつつかけることにしました。フロント荷重のままステアを右に切って・・・、高速コーナーだけにリアのGTウイングもよく効いているようでリアが出る気配はありません。向きを変えつつクリップを目指し、クリップ脱出!ステアを戻しつつアクセルオン!!

 うおー!アクセル開くの早すぎた!!曲りきれん!!

 表ストレートの左側端を走っているゼブラゾーンがすぐ見えてきました。もともとゼブラゾーンの左側3分の2くらいまで車体を寄せるつもりでしたがコースをはみ出てしまいそうです。まずいかも・・・( ̄Д ̄;)

 ふとゼブラゾーンの左側を見るとちょっと舗装されている感じに見えました(路面を固くしてあるみたいです、ヘアピンコーナーの内側がそうなっているように)。これは行けるのか? 行っちゃえ~!

 ちょっとアクセルを緩めたら、再びアクセル全開!!やはり車は曲りきれず、ゼブラゾーンをちょっとはみ出てしまいました。ですが若干ですので、そのままステアをちょっと右に切ったままでコーナー脱出成功!!表ストレートを走り抜けました。1周のほぼ全開走行やったぞー。

 そんな感じで走りました。次の走行はクーリングラップにして、その次はまた全開。そのくり返しでこの2回目の走行枠で3回ほど全開走行をすることができました。結果・・・

 1分7秒3


2005年10月 筑波サーキット その7

 7秒3という久々の筑波タイムになかなか満足なGTでした。ブーストはコンマ8程度までしかかけていませんので、このあとAVガスを入れて1,2まで上げます。そうすればパワーの関係で1秒位タイムが上がります。ブレーキもあと少し遅らせることができそうですし、最終コーナーも次の走行枠では完全ドライでしょう。ここでも限界の走りをすればコンマ3秒位縮まるのではないでしょうか。

 ということで、次の走行枠で1秒3は縮まるかも!?うまくいけば5秒台突入です。今回履いているSタイヤといえばもう2年近く使っているものですからグリップもかなり落ちてきていることでしょう。もし新品に履きかえれば更に1秒アップ!季節的にまだ温かい時期ですので、これが12月中旬という寒い季節なら更にコンマ5秒くらいタイムアップ!!そうすれば4秒台も出せるはずだー!!! ワッハッハーーーー。

 楽しいッス、サーキット走行。早く次の走行枠の時間にならないかなぁ~。

 そんなことを考えつつ他の車が走行しているのを見ていました。すると・・・

 ポツリ・・・・・

 ぬ? 雨?

 ポツリ、ポツリ、ポツポツポツ・・・・・

 雨の勢いが少しずつ強くなってきました。

 ゲェ!!せっかくいいコンディションになってきたのにぃ!!!!やめてくれぇ~!!!

 でも天気には勝てません。シトシト降りになってしまった雨を止めることはできませんでした。コースはみるみるウェットになっていきました。こりゃぁもうドライ路面になることはありませんな。しかも、さっきの走行でドライ路面の感覚を身につけてしまっています。そんな感覚でウェット路面を走ったら・・・ ブルブルガクガク・・・・

 死の危険すらありますから、この日の走行は終了~。諦めることにしました。そしてタイヤをラジアルに履き替えて3回目の走行枠を棄権、家路に着きました。すぐ2日後に富士スピードウェイの走行が控えてますからそれに備えることにします。

 あ~、この日はもったいないことをしたなぁ。でも事故もなく無事に帰れたし、朝の雨の時の絶望感から比べればよく晴れてくれたものです。満足です!


2005年10月 富士スピードウェイ その1

 先日の筑波サーキットの走行に満足しつつも、今度は富士スピードウェイの走行をすぐに控えていました。今回は2度目の走行になりますから慣れもあり、いい走りができるだろうと期待しています。

 まずはオイル交換・ブレーキフルードのエア抜きあたりをしようと思い、昨日の筑波の興奮冷め遣らぬままガソリンスタンドへ行きました。ところがどっこいめちゃ混み、1時間は待つとのことでした。

 う~ん、お腹も空いたしどこかで食べてまた来るか・・・・。そう店員に伝えて一度家に戻りました。実は前回のオイル交換から1000キロちょっとしか走っていませんし、サーキット走行中でも油音はせいぜい100℃くらいまでしか上がっていません。走行中のブレーキの効きも良く、多少効きが悪い感じもしますが大したことないように思えました。きっちりクーリングラップを設けてブレーキローターの温度が上がらないようにしていましたし。

 ちょっと炭素化してるけど、効きも戻ってきてるからフルードにはエアはほとんど入ってないだろう。どうせエアを噛むときは噛んでしまって、エアがちょっと入ってようがゼロだろうが大して変わらないからなぁ・・・・。よし、決めた。NOメンテで!!とはいいつつオイルの残量くらいはチェック、問題なしです。

 明日はいよいよ富士だ!!

 期待しつつ1日が終わりました・・・(ってオイ!ほとんど何もしとらん!!)


2005年10月 富士スピードウェイ その2

 朝起きてみると天候は晴れでした。よっしゃぁ!!富士山の近くは天候が悪くなりがちですが、この様子なら走行中もドライになるでしょう。ウキウキしつつ富士スピードウェイに出発しました。

 今回は30分×2回の走行枠です。前回の筑波と違って最初からAVガスを装填、フルブースト1,2キロをかけて走行するつもりです。この段階でガソリンタンクにはハイオクガソリンが入っていますが5リッター位のはず。富士スピードウェイまではもたない量です。

 東名高速・大井松田インターを降り、一般道を走っているとほぼガス欠の状態になりました。いよいよ来たぞ、AVガスを入れる時が!!

 コンビニの駐車場に車を止め、20リッタータンク2つのうち、1つの栓を開け、AVガスを少し入れました。これで富士スピードウェイまでガス欠になることはないでしょう。しかも富士スピードウェイまでギリギリの量を入れただけですから、これでほぼ完全にハイオクガソリンがタンク内からなくなることになります。富士についたらまたAVガスを、今度は走行に必要な量を入れる予定です。

 コンビニでのAVガス注入を終え再び走り出そうとふとEPのリアをもう一度眺めたときでした。

 んん? なんかマフラーが垂れ下がってないか??

 いつもよりマフラーのテールの位置が低いことが気になりました。マフラーを吊り下げているゴムからステ-が外れているのかもしれません。車の下からステ-の状態を見てみました。

 あ~、外れてる・・・。( ̄Д ̄;)

 車の下にもぐって元通りにしようとしましたが、体勢に無理があり力が入らず出来ませんでした。

 う~ん、このまま走ることはできるけど、マフラーの揺れが激しくなって、金属疲労起こすんだよなー。そしたらどこかで折れたりしてマフラー修理なんてことになるし・・・・。う~む。

 GTピーンチ!!


2005年10月 富士スピードウェイ その3

 マフラーのステ-は直しておきたいところですが、ここでは直せません。まぁ、1日くらいなら垂れ下がりもそれほど問題ないでしょう!などと楽観的に考えまして、とりあえず放置することにしました。まずはサーキット会場までGO GO!

 さて、思ったより早く会場東ゲートへと到着しました。やっぱり富士はきれいですね。数年後はF1開催も夢ではありません。関東でF1を開催してくれれば見にくることができるようになりますから、鈴鹿サーキットよ、F1開催譲ってくれぇぇぇぇ~、なんて思ってます。

 さっそくピット前の駐車場に車を止めて走行準備開始!まずはタイヤ&ホイールの交換からです。普段はフロントに195・55R14の横浜ゴム・M7Rを履いています(いまやこの銘柄は懐かしいですなぁ)。リアは225・50R15の横浜ゴム・A048です。←これってチョードアンダー使用じゃぁー。でもいいのです。FFのフロントタイヤはすごく減りが早いのでラジアルタイヤ、リアはほとんど減りが少ないのでSタイヤ。こうするとブレーキングの限界が普通の車より異常に高く、キュキュっと止まれて安全度スーパーアップなのですよ!

 そして交換するのはいつもと同じ、235・40R17のBS55Sです。ホイールはボルクのCE28、超軽量ホイールです。でも17インチはさすがに重い!!更なるパワーアップが必要だが、今日はフルブースト1、2キロかけるもんねー、EPよ、頼んだぜぃ♪♪ 気分が盛り上がってます!!

 フロント左のタイヤ&ホイールをジャッキアップしてナットを外し、17インチを装着。そしてなっとの締めです。ふとある1本を締めていると、他の3本より抵抗が大きいことに気付きました。

 なんで?

 トラブル発生?

 疑問と心配を感じながら、抵抗の大きいナットを外してハブのボルトを見て見ました。特に問題があるようには見えません。ちちょっとねじ山が削れているかも・・・・。でもまぁ、問題あるレベルではないと判断しました。とりあえず増し締めは以前のハブボルト事件のこともあるし、いつもよりトルクをかけてしっかり締めよう。そう思ってきつめに締めました。もちろんレンチの上に体を載せるなんてことはしませんよ、両手で締めれる力でやっただけです。その他3本も交換し、車の中の余分なものも外しました。

ちょっと試しにその辺を走ってみるか・・・・。そのあとナットが緩んでるかチェックしてみよう。そう思って車に乗りました。ちょっと攻めちゃおうかなぁ・・・・、なーんてね!


2005年10月 富士スピードウェイ その4

 とりあえずメインスタンドの北側を東に向かって走行してみました。直角に曲るようなコーナーがありますので、ちょっとそこでヒール&トゥー、ステアを切って応答性を確認しました。いつも通りです。

 そして坂を下ってショートコースへ向かいました。数台走行中のようで、その様子に興味を覚えた私は走行の様子をしばらく眺めようとショートコース横の駐車スペースへ車を停めようと走らせていました。そこで目にしたのが意味不明な構造物でした。

 サーキットでよく見るのですが、鉄板を組み合わせた車が乗れる台だったのです。幅が3メートルくらい、縦の長さが10メートルくらいあり、その台が傾斜していますので、台の端まで車を寄せると車を1メートルくらいの高さまで持ってこれるのです。そのまま台の先を通りすぎると車が台から落ちてしまうので危険です。一体何のために使うものなのでしょうか。トラックの荷台の高さに近いですから、それに載せるための台なのかもしれません。

 いずれにせよ、これはいいかも!?

 そうです、マフラーを支えているゴムがステーから外れている状態であることを思い出し、この台に車を乗せれば作業がしやすいなと思ったのです。早速車を後ろからバックで台に乗せました。丁度いい具合のところで車を止め、車を止めて下からマフラーを覗きました。両手が届く位置にマフラーがありました。

 ラッキー!!

 早速軍手をはめてゴムとステーを固定しました。コンビニでは苦労しましたが、ここでは楽勝!!よっしゃぁ!!

 その後ショートコースを走る車を眺めつつ、ナットの緩みがないことを確認し、再び本コース横のピットに向かいました。そしてまたナットの緩みがないことを確認、問題なしです。

 今日は車の調子もよさそうだし、天気も晴れだ、最高のコンディションかもしれないな、AVガス入れてフルブーストで行くぞォ!!


2005年10月 富士スピードウェイ その5

 走行時間が近づきまして、ピットロードに車を整列させました。いやぁ、このときを待っていたんですよ!!シグナルが青になればいよいよ走行開始です。・・・・ってまずは慣熟走行ですが。

 慣熟走行が始まり、ピットロードを走り抜けました。さすが新富士、路面が安定しています。1コーナーのRが以前よりきつくなったことを実感しつつ100R手前のコーナーへ。

 ここは以前よりちょっとRが緩くなった感じですね。そしてこのあとですが、ラインがうまくイメージできません!う~ん、どこまでアウトに膨らんで、どこでインについて加速体勢に持っていけばいいのでしょうか。

 そしてヘアピンです。ここは奥が広くなっていますから、早めにインについてアウトに膨らんでいくといいのでしょう。そして300Rです。

 300RはRがゆるいですし、小排気量のEPならインベタ気味で立ち上がっていくのがいいかもしれません。そして300R後半は下りですのでスピードが乗りそうです。このあと右・左と小さくコーナーを抜けるダンロップですが、その前にかなりハードなブレーキングをしなければならないです。これは気合を入れていかないといかんなぁ~。

 ダンロップもラインがよくわかりません。あまり小回りになりすぎず、コースの真ん中をななめに横切る感じ?で右に曲り、すぐ左にまがるように走るのでしょうか。

 さぁ、このあと最後の右・左・右最終コーナーと続きます。ここから緩やかに登りつつ曲るということでコーナーの先が見づらいです。まず右コーナーは奥目にクリップをとって、次の左コーナーで確実に左に向きを帰られるようにコーナー最後で右に寄れるようにすればいいと思いました。

 左コーナーはまた難しそうです。ここは割と奥に余裕がないですので、しっかり向きを変えてからクリップについた方がいいでしょう。クリップは奥にとる感じです。

 そして最終右コーナーです。ここもラインがよくわかりません。外側を走りすぎると遠回りになり、クリップをすぎたあとアウトにつかなくてもグリップが余ってしまいます。真ん中辺を走りつつクリップを迎えてグリップぎりぎり外に膨らむと同時にアクセルを入れて加速できるラインを見つける必要がありそうです。

 そんなことを思いつつストレートへ。1コーナーが見えないローングストレートです。ここは本当にスピードが出そうです。いや、以前よりは最終コーナーのRがきついですから、最高速が抑えられると思います。でも加速競争がよりシビアになるのでしょう。

 慣熟走行の2週目はどこをどのラインで行けばいいか考えつつ、自分なりにベストラインをたどりました。今回2回目の富士ということで、前回より大分よいイメージを持つことができました。

 ストレートに戻ってきて、一度ピットイン。慣熟走行が終わりますのでこのあとスピードを上げての走行となります。


2005年10月 富士スピードウェイ その6

 慣熟走行も終わり、いよいよ本気走行をする時がやってきました。とはいいつつもいきなり100%の全開走行では事故ってしまう可能性大ですから、まず8割くらいの走行です。2回目ということでコースにも慣れ、ラインも以前よりうまくとれます。何より2日前に筑波で全開走行をしていますので、限界がどの辺りにあるのか感覚が残っていてかなり踏んでいける状態です。

 最初の1周のラップが2分32秒134でした。以前のFISCOのベストタイムが1分54秒ですから、その36秒落ちです。おっ遅ぇぇぇ~!!

 でもまだ慣熟走行が終わったばかりの8割走行ですから大丈夫、これから少しずつペースを上げていきます。そしてブレーキの温度が上昇するのを防ぐ意味で、すぐに1周クーリングラップを入れました。タイムが3分33秒812でした。

 続いて2度目のアタック!タイムが2分23秒818でした。約8秒先ほどの走行より縮まりました。しかしまだ余裕があります。コーナー入り口から出口にかけてはほぼ全開の走行ですが、ブレーキングに余裕を持たせていますのでもっとタイムを縮められるはずです。

 つづいてクーリングラップを設けて3分3秒295でした。30分走行枠の1回目を走っているわけですが、残り走行時間が5・6分となりました。そろそろ前半最後のタイムアタックです。

 さぁ~、コースにも大分慣れたし、慣れたコースでのほぼ全開の走行も2本こなしました。次はかなりブレーキングも詰めますよ!!!

 まずは最終コーナーを大外まで寄ってクリップを目指す。すかさずアクセルと強めに入れる、クリップの手前でアクセル全開のちょい手前まで踏む!ステアを戻しつつアクセルベタ踏み!!

 ストレートをいい感じで加速していきます。計測ライン通過!150キロくらい出てます!うっひょぉぉ~、ちょっと恐いけどいい感じでスピード乗ってるぞ!!

 1コーナー。以前は150メートルの看板のちょと先(140メートル位かな?)でブレーキングを開始していました。今回は?やっぱりちょっと恐い!(><;) でも我慢・・・、やっぱり恐いからブレーキング開始!ブォーン!150メートルくらいのところで5速→4速とヒール&トゥをしようとしました。

 ガギッ!!

 うお!4速に入らんんんっ! ヤバイ・・・。

ブレーキを踏んだままシフトをニュートラルへ。一度クラッチを離して、再度クラッチを踏む、今度は慎重に4速へシフトイン!と同時にブオーン!クラッチをつないで4速へのシフトダウン成功!!

 ってブレーキング開始時で170キロくらい出てますから、あっというまに1コーナーが迫ってきてます。曲れるのか?更にギュギュっとブレーキペダルを踏み足しました。そしてすかさず3速へヒール&トゥ。さっきより減速ペースが上がったものの、あきらかに減速しきれない感じです。

 ま、まずいぞ・・・・

 曲りきれない状況を感じつつも、とにかく減速しなければなりません。もうすぐストレートが終わってしまいますから。3速へ入れた直後、すぐに2速へヒール&トゥでシフトダウン!2速になったことでエンジンブレーキが強くなり更に減速しました。

 でも・・・・曲れるほど速度が落ちてない・・・(T_T)

 ああぁぁ~・・・・・。

 しかしそこはさすが私の軽量EPでした。右コーナーの左端まで10数メートルありますから、インにつくことをあきらめ数メートル直線的にブレーキングを続けました。そしてコースアウト直前にステアを切り、コーナー左端をギリギリクリア!!そのまま1コーナーをとおりすぎました。

 ふぅ、ちょっと早めにブレーキング開始していて良かった・・・・。ちょっとタイムロスしてしまったけど、タイムアタック続行だ!行くぞォ!


2005年10月 富士スピードウェイ その7

 1コーナーを抜け、コカコーラコーナー(旧サントリーコーナー)もクリア、100Rを走行していました。前に車が走っていますが全開走行のEPに対してコーナリング速度が違ってます。余裕でパス!やっぱりEP速いです!!

 ヘアピンをクリアし300Rに備えての加速も順調でした。ここは完全にアクセルベタ踏みで右に緩やかに曲りながらの加速でした。かなり恐いです。(^_^; でも慣れもありアクセルを緩めることなくダンロップコーナーまで来ました。ブレーキの感度が鈍ることもなくハードブレーキングに成功!いい感じです。

 1コーナーの失敗が無ければなぁ・・・。その後も最終コーナーまで攻めつづけ、かなりうまく走ることができました。そして最終コーナーが見えてきました。ここもクリップすぎたらフル加速で行くゾォ!!

 手前でヒール&トゥで3速から2速へシフトダウン、車の向きを変えてクリップを目指して・・・、よし成功!あとはアクセルベタ踏んでフル加速だ!!

 ブオォォ~!!!!

 疾走するEP、速い!!!

 よっしゃぁ、次!3速!!



ガガガガガガガガガガガ!!!!!


何?


シフトが3速に入らん!!!


 一度シフトをニュートラルに戻しました。そしてクラッチを離してアクセルを1回あおります。クラッチを踏んで、エンジン回転が合ったところで3速にシフト、再びクラッチをつなぎました(いわゆるダブルクラッチですね)。そして加速を続けました。

 ああ、いい感じで走れてたのにぃ~。ミッションにやばかったでしょう、今のは。やっぱりミッション入りにくいのか?それともクラッチ切るのが甘かったのか?

結果、この週のタイムが2分49秒326でした。2回も失敗すればそりゃタイムは落ちるわな・・・。そして1回目の走行時間が終了しました。ぬお!2回目で更にタイムを縮めるべく攻めてやる!!


2005年10月 富士スピードウェイ その8

 1回目の走行が終わり、この時点での私のベストタイムが2分23秒818でした。走行台数48台中23位でした。1位はAE111で2分11秒967です。1位までの差が12秒も!!離されてるなぁ~。今回の走行会でショップのフルチューン車というものを見かけていませんので、一般参加者でのトップレベルがこの辺りなのかもしれません。

 旧富士スピードウェイの場合、1分50秒を切れば相当速いです。以前参加したある走行会でも、アンダーフィフティー(1分50秒を切っている)ステッカーを渡しているものもありました。気になるのは、車とドライバーの条件が同じ場合以前のコースと何秒落ちで走ることになるのかということです。大体20秒落ちくらいでしょうか。それとも15秒落ち位になるのでしょうかね?

 さて、続いての2回目の走行枠へ向けて準備準備っと!ガソリンも結構減りましたから、AVガス注入です。ガソリンの残量を示すメーターの針ですが、停止中だと4分の1位あったとしても、走行中はほぼエンプティーの位置まで下がってしまいます。かなり横Gや前後のGがかかるからなんでしょうね。そんな状態で走るとアクセル全開のときに、息継ぎをするようにガクっとパワーが抜けることがあります。燃料の片寄りで燃料噴射が出来ていないのでしょうね(間違っていたらどなたかご指摘下さい)。

 タイヤを触ってみるとリアタイヤは温かい状態でした。多少空気圧が上がっているでしょうが、リアが流れる気配がないですので(1回目走行時点で)特に空気圧を下げることもしませんでした。夏場のように高温になっていませんから、空気圧が上がったといっても大したことないと読みました。

 フロントタイヤも外側はそれほど温度が上がっていません。ですが内側は結構熱いです。やはりキャンバー角がついている影響ですね。今までの経験と総合すると、多少の空気圧アップになっていると思われます。ですが、もともと空気圧を低めに設定してありましたし、フロントのグリップが多少落ちたとしてもアンダー車ですからオーバーが出るまでの影響ないでしょう(リアが流れるのは恐いです。(^_^; ) もっとドラテクを磨いて意図的にオーバー状態を操れるようになりたいものです。


2005年10月 富士スピードウェイ その9

 いよいよ2回目の走行が始まりました。間に1時間くらい車を休ませる時間がありましたのでブレーキローターもタイヤも温度が下がっています。走行にも慣れたところでチャンス!最初の1周だけ8割位の走行をしたあとタイムアタック開始です。

 2分20秒779でした!

 我ながらまずまずのタイムだと思います。もちろん走っているときはタイムがどれくらい出ているかわかりませんが、走った感覚で手ごたえを感じていました。ライン取りがスムーズでしたが、まだ無駄な走りをしています。ブレーキングも限界まで抑えていませんので、このあと更に詰めていけばまだまだタイムは上がるはずです。

 続いてクーリングラップを入れて3分45秒198。

 つづいて気合の走りを入れて2分15秒692でした!!また5秒アップです。ただし問題発生です。シフトの調子が悪いのです。非常に調子よくコーナーを攻め、最終コーナーを抜けたときでした。2速アクセルベタ踏みで3速に入れようとするのですが、クラッチが切れない現象が発生したのです。

ガガガガガガガガガガガ!!!!!

 クラッチをしっかり踏んだのですが、クラッチが切れていない状態で3速にシフトしますのでこうなってしまうのでした。ヤバイ(T_T) これではシンクロとミッションにダメージ大かもしれません。しかもここでの加速の鈍りがタイムに悪影響を及ぼしているでしょう。これがなければあと数秒タイムが上がっていたはずです。

 そのあと何回かタイムアタックを行いました。シフトチェンジを若干遅く丁寧に、クラッチもしっかり踏んで行うようにしました。ですが1週に1回くらいのペースでシフトの入りがうまく行かずしっかりと加速することができませんでした。その後のタイムは

 3分59秒682
 2分28秒337
 2分23秒732
 3分42秒880
 2分28秒430

そして30分の走行枠が終了~。今日のベストラップが2分15秒692で確定しました。走行台数47台中12位の結果でした。まずまずですね。(^-^) そして1位はショップのGT-Rで(実は走ってました、速いのが)2分8秒7をたたきだしていました。速いですねぇ~。

 今回は2回目の走行でこのタイムですからまずまずです。っていくかやっぱりシフトの調子悪い!いかん~。ハブボルトもいい状態ではないですし・・・。

 実は帰りの道中、ホイールを締めている左フロントのナットが緩んでいたのです。走行中ゴワーン・ゴワーンと音がしてきたので車を止めようとするとそこは橋の上でした。高所恐怖症の私には最悪の場面です。歩道もない、ただの1車線ずつの道路の左に寄せましたが、道幅が狭いため後ろの車は対抗車線にはみ出さないと私の車を抜くことができません。後ろがちょっとばかり渋滞してました。(^_^;  でも再びハブボルトを折るようなあの事件を繰り返したくありません。すぐ左手の橋外へ恐怖を感じつつ(マジ恐かったっすよ~)、ボルトの増し締めをしました。きつーくね、きつく!!

 その後ちょくちょく緩みを確認しつつ無事に家に帰ることができました。ほ。 またショップに相談して、次の走行に備えるとしましょう。今度は筑波でいよいよ4秒台か??


0604 走行会に向けて その1

みなさんこんにちは、早くサーキット走行をしたいGTです。
いよいよゴールデンウィークということですが、
お休み中2度もサーキット走行を予定していまして
非常に楽しみです。

さて、その前に車のメンテをしっかりしなければいけない状況になりました。

3月下旬のことでした。
ちょっとした買い物をすませて家に帰ろうと車を走らせていました。
私のEPですが、左フロントのハブボルトが1本不調でした。
ねじ山が無くなっているため応急処置をしてありますが
それ以外は特に大きな問題もありません。
そのハブボルトにしても、ホイールナットの向きを逆にして締めてあります。
いいやり方ではないですが、きちんとホイールを固定できていますし
ときどき緩みがないか確認していますので大丈夫です。

悪くない走りを見せていた私のEPですが
突如ステアが右にぶれるという現象が起こったのです。

ぬ?

最初は路面の段差の関係でステアリングが取られているだけかと思いました。
しかしそうではなく、常に常に右へ右へと車体が向いていきます。

左前のハブが逝ってしまったのか?
いや、それなら左フロントから異音が聞こえるはずだ。
左フロントタイヤからは変な感触ないしな・・・。

ま、気のせいでしょ!

割と楽観視して走り続けるのでした。
でもステアリングの取られ方がより激しくなってきました。
ステアを常に左に傾けていないと真っ直ぐ走りません。

気のせいじゃない!!

これは右フロントタイヤの辺りに
何かトラブルが起こったようです。

最初に異常を感じたところから50メートルくらい
車を走らせたところで
スーパーマーケットの前のちょっと太くなった道路の
左端にハザードを点灯させて車を停車させました。

うーん、問題が無ければいいのだけど・・・。

車を降りて右フロントタイヤの状況を確認しました。

外側から

うん、これって大丈夫な感じ♪
特に異常な・・・

あ?

空気減ってないか?

つづく





0604 走行会にむけて その2

右フロントタイヤを見ると
やはり空気が減っているようです。
タイヤの潰れ具合で明らかですね。

ステアリングが右に取られたのもうなづけます。
最初少し空気が漏れてタイヤがつぶれ、
その分力が働いたのでしょう。
空気が漏れる量が多くなるにつれ
タイヤの潰れが多くなり、よりステアリングが
とられるようになったんだろうと思いました。

あ、ひょっとしてタイヤの内側に穴があるのかも・・・。

私の車のフロントタイヤですが、
キャンバー角を2,5度ほどつけています。
いわゆる「ハ」の字型にタイヤ上部を内側に
タイヤ下部を外側に傾けることです。
(こうするとコーナーでのグリップ力がアップして
タイムアップに繋がるのでいいのです。)

タイムアップにはいいのですが、
タイヤの減りにはよくありません。
内側のタイヤばかりを強く路面にこすりつけますから、
内減りが激しいのです。

更に言うならですねー

えーとー

2週間くらい前にですねー

磨り減ったゴムの中から針金が出かかってました。

えへ。

そりゃぁ、穴開くに決まってるだろ!!

針金が出てた??

出る前にタイヤ交換しなきゃダメだろ!!



は、はい、全くもってその通りです。
いやぁ~、お恥ずかしい(*^_^*)
3ヶ月くらい前から
左右のタイヤを組み替えなきゃなぁ~
なんて思っていたんですよー。

でも左フロントのハブが調子悪そうだし・・・
ホイール外すとまたホイールナットが緩みそうだし・・・

そんなことを考えつつ2週間くらいまえも
ま、針金が出てきてもまだ大丈夫じゃん♪
なんて楽天的に考えてました(*^_^*)

いや だから 大丈夫なわけないだろ!!



まぁ、アホだったのはアホだったとして
現実に空気が抜けてしまているのをなんとかしないといけません。
より詳しく状況を確認しようと
今度は車の前からかがみこんで
タイヤの内側を覗き込みました。

内側から

いやぁ~、見事に針金が見えてますねー。
これじゃぁ空気抜けるはずです。
ちょっとしたバーストですね。

はい、走行不能確定。 終了~(ToT)

ちょっとやばいよ、これ。





0604 走行会に向けて その3

この時はですねー、スペアとなるSタイヤを車に積んでなかったのです。
うーむ、これは困ったぞ。
まだ完全に空気が抜け切ったわけではないので
まだ少しの間は走れるはず・・・・。
この先1キロくらい走れればオートバックスがあるから
そこでタイヤ交換できるかなぁ・・・・。
いやいや、まだ空気が抜けきっていないとはいえ、
1キロももつわけないです。
それこそホイールにもダメージが加わってしまいます。
これじゃぁ動かせない!!

レッカーとか呼ぶのか?

ん?

あ、そうだ、スペアタイヤあったじゃん!!( ^ ^ ;

いつもはタイヤ交換といえば、Sタイヤとラジアルを交換していました。
そんな状況に慣れてしまっていたため、
普通はどんな車にも積んである例の
細いタイヤ&ホイールの存在を忘れてました。

ふぅ~、なんとかなるわな。

早速後ろのハッチバックを開けて
スペアタイヤとジャッキを取り出しました。
まずは空気の抜けたタイヤ&ホイールを外しにかかります。

すると、交通整理をしている人が声をかけてきました。

どうしたの?

私が車を止めた場所がちょうどスーパーの前だったのです。
特に営業を妨害するような場所ではなかったのですが、
心配して声をかけてくれたのでした。

タイヤの空気が抜けちゃったんです。
これからタイヤ交換をします。

そう。
じゃぁ(スーパーの前のちょっと広くなったところを指して)ここに
止めて(作業を)する?

あー、ありがとうございます。
でも車を動かせないのでここでします。

じゃ、これ使って!

交通整理の人が貸してくれたのがパイロン2個でした。
これはありがたいです。

ありがとうございます!!

ホントにこれはありがたかったです。
なにせ止めた場所ですが、狭いところから
ちょうど広くなりかかったところだったので、
私が道路の中央付近まである程度出ないと
作業ができないところだったのです。

車をジャッキアップするとき、後ろから来る車に
轢かれるのではないかとけっこう心配でした。

後ろから

それが貸してくれたパイロンを置くことで
かなり目立つようになったのです。
作業スペースを確保するようにパイロンを2個おきました。

うーん、これなら大丈夫だろう。
記念にパチってな感じで撮りました。
えへへ。(早く作業しろー)

車に轢かれる心配もほぼ無くなったところで
作業を続けました。
タイヤを外してみて
パチっと・・・(だから早く作業しろー)

上から

やっぱり内減りが激しいですね。
一番外側は8分くらい山が残ってます。
新品に近い状態です。
それに対して内側は溝が全くありません。

更に内側の針金が出ているところを
1周見回しました。

あー、ここか!!
穴開いてるじゃん!!
どんなもんか記録に撮るかー、
パチっとな。(だからそんなの撮ってないで作業しろー)

空気漏れの箇所

結構大きい穴ですねー。
よくぞここまで走っていたと
あらためて自分のアホさかげんを実感しました。

つづく


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