September 23, 2006
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カテゴリ: 現代社会の問題
●上の娘が次のような本を送ってきた。
子育てハッピーアドバイス 子育てハッピーアドバイス(2)

●私達夫婦は娘二人の子育てに関して、ずっと対応を間違ってきたのかもしれない。下の娘との関係は尋常ならざる状態のままである。子育てがうまくいかないときは夫婦関係もうまくいかなくなる。
●上の娘はスキンシップが不足していたからだという。これらの本を読んでもっともだと思った。娘たちに対して抱いていた感情にも問題があったように思う。…ということで、大いに反省している。今更ながら、本を送ってよこした娘に子育て失敗の「詫び」をメールしておいた。
●確かに、スキンシップは親子間だけでなく夫婦でも不可欠である。夫婦間ではセックスやキスなどによるスキンシップは感情的わだかまりを解す最も効果的な方法に違いない。多くの言葉よりもボディランゲージの方が肉感的で遥かに直接的に「理解してくれている」という感情を抱いてもらえる。

人間関係にはノウハウが必要

●このような本が未来社会とどう関係あるのかということになるが、私にとっては大いに関係がある。
●以前、 『べてるの家から吹く風』 という本を紹介したことがあったが、この本には精神障害者への接し方に関する、現場の経験に基づいた貴重なノウハウが記述されていた。
●今回の「ハッピーアドバイス」は乳幼児の子育てに関する、貴重なアドバイスが漫画を交えて分かり易く解説されていた。

●愛があれば、人間関係も全てうまくいくというものではない。「愛があれば」というときの「愛」とは一体なにを指しているのだろうか?

●愛があるだけではダメで、その発現方法が適切でなければならない。観念的な愛の定義が素晴らしくても、人間関係の助けにはならない。育児を行う母親にとっては育児のノウハウの方が大切に違いない。

●主観的な愛(愛はそもそも主観的なものだが)やその間違った発現方法は、いつしか 深刻化する親子関係 になってしまっていることもある。

●このため、未来社会で「立場置換トレーニング」と称することを提案しているが、このようなことが適わない現代社会では、現場でのビジネスを超えたプロの人達(学者という意味ではない)の経験や科学的な視点からの分析を参考とせざるをえない。人間関係、人との付き合い方は科学でなければならない。
●要は相手の立場に立って考える(母親→乳幼児、夫→妻、いじめ→いじめられっこ、健常者→身障者、金持ち→貧乏人)ことが、様々な人間関係を円滑にする契機になるのではないかと思う。
●宗教や思想によって特定の愛や主義を脳味噌に叩き込むのではなく、人と人との付き合い方、会話や感情表現、態度に関する科学的(心理学的・生理学的)な教育の機会が必要であるということである。

国家の教育

●ところで、国家の教育に関する要請は、資本主義経済であることから資本の要請としての知育優先教育、国家利益のための愛国心教育が盛り込まれることになる。資本主義社会で生き抜くための人間としての素養を身に着けることが教育の趣旨であり、倫理や道徳教育によって規律を遵守する人間に訓育することが目的かもしれない。

●生活するためのためのモノやサービスは、安全、安心、快適、便利の条件ではあるが、我々の精神的幸福感は、家族から愛され、友人との信頼関係があるといった、人間関係から得られるものではなかろうか?
●このような意味で確かに人間は精神的な存在かもしれない。もっとも多くの動物にとっても、食料の獲得はそれ自体が目的ではないかもしれない。飼っている二匹のわんちゃんにとって、餌は生存手段と愛玩されることの確認手段にすぎず、飼い主に愛玩されることが彼らの目的(精神的充足)のように思える。

教育と学習の違い

●教育とは教える側の立場からのものであって、自分にとっては勉強・学習である。教育とは国家、親などの管理者側の言葉である。教育とは基本的には飼育・訓育である。
●飼育・訓育でない勉強・学習を取り戻すには、教育費を国家から個人に譲り渡してもらう必要がある。未来社会での 基本配当
●親は子供の勉強・学習の手助け役に過ぎない。自立の介添役であって、子供は「親の自己実現」のための手段ではない。


教育
家族関係
思いやり





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最終更新日  September 23, 2006 11:15:40 PM
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