埼玉:鶴ヶ島

畑2

埼玉の鶴ヶ島は私の実家のあるところです。
鶴ヶ島なんてほとんどの人が知らないと思います。
知っててもせいぜい関越道路のインターがあるところ、くらいかな。
場所的には蔵造りの町小江戸川越の隣の町です。
私はここに13年以上住みました。

コスモス

鶴ヶ島に来る前は東京の足立区に住んでいたのですが、
鶴ヶ島に来て自然と共に暮らす良さを実感しました。
だって足立区にいた時は近くに公園さえほとんどなくて、
子供の遊びと言ったらほとんど家の中でできる遊びだけ。
リカちゃん人形で遊んだりおままごとしたり、そんな遊びも楽しかったけど、
鶴ヶ島には緑がいっぱいで、家の中にいるのがもったいないなかった。
小学5年生になって初めて森の中に秘密基地作ったり、桑の実食べたり。
近くに住むちっちゃい子集めて隊長気取ってみんなで遊んでました。
そしてその自然の中からいろんなことを学んだような気がします。
だから私も子供は自然のいっぱいあるところで育てたいな。
もしあのまま東京にいたら自然と遊ぶ楽しみを知らなかったんですよね。
今思うと恐ろしい・・・。

畑

鶴ヶ島の実家では父と母は近くに畑を借りて家庭菜園をやっています。    
八百屋にあるようなものは大体食べたかな。
父は他の人がうまくできるものができなくて、
キャベツとか白菜とか比較的難しいものの方が上手にできるんです。
なんでかな?
隣の畑のおじいちゃんが「うちの畑の方が・・・」って逐一自慢するからかな?
でもそのおじいちゃんもこの間亡くなってしまってなんか寂しい。
そうそう、うちの畑は一度白菜泥棒に遭ったんですよ。
もうそろそろ刈り入れだ、って時に1本だけ抜かれたんです。
よっぽどおいしそうに見えたのかな?
戦時中じゃあるまいしね。
今は技術が発達して八百屋にいけばどんな時期でもたいてのものはあるけど、
家庭菜園ではやっぱり季節ものしかできないんですよね。
でも旬の季節に旬のものを食べるってのが本来正しいことだと思うな。
あのトマトを真っ赤に熟れるまで待って、もう落ちそう、ってくらいの時に食べる瞬間。
ああいう至福の瞬間はもう都会じゃ難しいですよね。
私も将来は田舎に住んで畑やって自分の食べるものは自分で作りたいな。

ってなんだかだんだん鶴ヶ島の話じゃなくなってますね。
でも鶴ヶ島も最近は開発が進んできて自然も少しずつ減って行ってます。
前はあんなにあった桑畑ももうだいぶ見かけなくなりました。
実家の近くにあった蚕農家ももう蚕は育ててないみたいですね。
やっぱり中国とかには負けちゃうのかなぁ。
あのばりばりとお蚕さんが桑を食べる音、怖いけどもう一度聞きたいなぁ・・・。

では写真を紹介していきますね。

茶畑
鶴ヶ島の特産物ってあんまりないけど、狭山茶を作ってる農家、実は結構多いです。
茶畑のある風景ってステキですよねー。

こいのぼり
毎年春になると鶴ヶ島中学近くで見れる風景です。
菜の花とこいのぼり、なんでこんなに合うんでしょうかねぇ。

パンチ2
実家で飼っているパンチです。
パンチも畑道を散歩するのが大好きです。

以上鶴ヶ島の紹介でした。
でも鶴ヶ島は実際行っても畑と家しかないので観光地としてはつまらないところです。
住むにはとってもいいところだけどね。
特に私はどんな本でも置いてある自慢の図書館のお世話になってました。
4年に1度、古くから伝わる雨乞い祭りがあるのでそれには来てみてください。
ニュースでも結構紹介されるから知ってる人は知ってると思います。
あの大きな龍を使った豪快なお祭りは、
日本の中でも結構独特な面白いお祭りなんではないでしょうか?
見る価値ありです。

タイヤ







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