日々、考察中。

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ここ最近の格闘技!

ここ最近の格闘技!

2004/11/9
 ここのところ、格闘技の大きな催しがいくつかあった。
 それぞれの大会は面白いものもあったが、それを1つのページにしてしまうほどではなかったので、ここらあたりでまとめて書いてしまうことにした。
 忘れていることもたくさんあって、憶えていることは案外古いことであったりするので、記憶が交錯して対戦相手や試合内容が実際のものと違う可能性もある。記録を見ながら書いているわけではないので、そのあたりは考慮してほしいと願うのだ。
 それでは、記憶に新しいところから。
 PRIDE28である。
 僕が最も注目した試合は、ミルコVSジョシュ。結果はジョシュがグランドでうえのポジションをとりながら、なぜか突然のタップ。結果的にはミルコの1本勝ちとなったが、実際のところはジョシュの肩が脱臼したことによるレフリーストップというところか。
 試合のペース事体は、ジョシュのペースであったと考えるのが正しいと思う。なぜそう言いきれるかは、見ていればわかるのだ。早い段階でグランドの展開になったことが、何よりの証拠である。少なくともミルコは、グランドで下の展開になることを望んではいない。望んではいないというよりも、最も避けるべきポジションである。そこからサイドポジションに移行され、腕ひしぎ逆十字で極められたノゲイラ戦。ガードからパンチがあたって失神KOされたランデルマン戦。2つの完敗は、このポジションからの展開であったのだ。
 ということは、ジョシュが万全の体調でグランドで上になっていたらどうなのか。ジョシュ・バーネットという選手は、数少ないオールマイティーな格闘家である。打撃もこなし、パウンドも力強い。そして、チョークや間接も取ることができるのだ。あの体勢から強烈なパウンドが落ちてくることを想像するのは容易であるし、その後、間接、あるいは絞め技に移行する可能性もあるのだ。そうなってくると、あの体勢になった限り、ジョシュが優位に立っていたことは間違いない。
 あの場面でジョシュが脱臼していなかったらミルコ・クロコップは危なかった、と考えるのは、ジョシュファンだけではない。格闘技を見る目がある、ミルコファンでさえそうなのである。
 そして、シウバVSジャクソン。良い試合であった。1ラウンド終了目前では、誰もがシウバ初黒星と思ったに違いない。あの場面から巻き返して、勝ちを奪い取ってしまうのがシウバの強いところだと思う。ジャクソンは、1ラウンド後半と、しとめられた2ラウンドの動きにむらがありすぎたように思う。1ラウンドの攻撃ができていれば、2ラウンドで簡単にシウバを倒せたように思うのだが。課題は超攻撃力の持続というところか。
 シウバの天下は長いが、それを崩すのはダン・ヘンダーソンしかいないと考えている。ダン・ヘンダーソンに今までチャンピオンに挑戦する権利を与えていないのは、戦歴から言っても不思議なことだ。現時点でチャンピオンに挑戦する権利があるのは、ダン・ヘンダーソンとアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラであると考えているのは、僕だけではないはずだ。
 今回のヘンダーソンの試合は、時期のミドル級を占う一戦とか言われたが、中村とヘンダーソンでは戦歴も実力も違うといわざるを得ない。中村の強さも認めるが、ヘンダーソンの強さは中村の上を行くと思っていたし、実際は中村の関節脱臼によって試合は終了してしまったが、そのまま行けばヘンダーソンだったと思われる。
 今回のPRIDE28は、全体的にぼやけた印象が強いのだ。怪我などによる途中中止になった試合が2つあるのが大きいし、その2つの試合が、期待をしていた試合であったからである。シウバとジャクソンの試合はよかったが、自分的にはメインがジョシュVSミルコであったため、そんな印象が強いのかもしれない。
 長くなってしまったが、PRIDE28は終了。年末のPRIDEに期待することにした。

 次はパンクラスのNKホールラスト興行。
 これは全体的な印象がよかった。判定の試合も何試合かあったが、試合内容がいいのだ。まずはなんといってもTK。高坂剛VSロン・ウォーターマンである。パンクラス・スーパーヘビー級王座決定戦となっていたのは微妙だが、試合内容はかなりよかった。力で押すウォーターマンに、技で対抗するTK。ウォーターマンのすごい力と、TKのすごい技が拮抗した、良い試合だった。会場が最も沸いたのが、マウントをとられたTKが体勢をひっくり返し上になったときだった。日本の格闘技ファンのレベルが上がったと感じた瞬間だった。
 近藤も良かった。
 相手のエヴァンゲリオンだか、サイボーグだかは見掛け倒しの様相だったが、それでも極め切れなかったところを見ると、それなりの実力者なのだろう。シュートボクセ・アカデミーで同門の、シウバに比べると、突進力が少々弱めか。打撃には威力がありそうだったが、近藤のタックルにはついていけていないようだった。完勝といっていいと思う。
 野地VS柳沢は、それなりの試合だった。野地のハイキックが早い時間に出ていればなあ、と思った。
 他にもいい試合が多く、PRIDE28の2100円よりも、パンクラスの2100円のほうが納得できる内容だった。

 PRIDEとパンクラスに偏ったが、プロレス界にもいろいろなことがあった。
 長州の新日本出戻りや、三沢、武藤のタッグなど、話題には事欠かなかった。三沢、武藤は10年前に見たかったし、出来れば対戦してほしかった。長州の新日本参戦は、新日本の連中が、長州あたりにコテンパンにやられていたら情けないと感じるだろう。ここは棚橋あたりが、きっちりとフォールして引導を渡してあげてほしいと思うのだ。
 WJがどうしょうもなくなった、ということは、民衆は長州力に飽きたと見ていいと思う。しかし、新日本の新戦力である、新三銃士と戦うのは新しい。この戦いを最後にして、長州はきっぱりと引退してほしいと思うのだ。やはり、強いレスラーの引き際というのは、大事なものであろう。

 そんな感じで、そこそこの格闘技イベントが続く昨今。年末の格闘技イベントは、どんな試合が組まれるのだろうか。楽しみなのだ。


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