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記憶法アレコレ


昔から、イロンナ記憶法がカタラレテいる…。

大魔王が一番最初に出会ったのは、イナカでノーゲカに勤めていた時。
そのホンはメキシコ人 ホセ・シルバ というヒトが書いたものを、当時東海大学の講師をなさっていた志賀一雅先生が翻訳されたものだった。志賀先生のお名前をご存知無い方でも、マラソンの高橋尚子選手がイメージ・トレーニングで試合に勝つ事ができた、という話はミンナ知っているよね。彼女にイメージ・トレーニングを教えたのが志賀先生なんだ。

本のタイトルは確か、自己催眠法だったと思う。もしかしたら、マインド・コントロールだったかもしれない。もう絶版になっているハズ…。20年以上前のコトなので、シツレイ。 オウム真理教がとんでもない事をしてくれたおかげで、マインド・コントロールというコトバ自体がものスゴク悪いもののように世間に広まってしまったが、自分で自分の意識を制御することにナンの悪い事があろうか! 

志賀先生は当時、青山学院の向かいのあたりのビルで、土日の朝9時から夕方5時くらいまでの2回、つまり、土・日・土・日の4回を1クールとする記憶法の講習会を社会人向けに開いていらしたので、大魔王は当時、東京まで4時間かかる田舎(新幹線だってなかった)から出てきて教えていただいた事がある。

その教えはイメージ法とぺグ法(例えば、英語が基準となっているので、1はアイで私、2はエヌを横にした形だから能、3はエムを横にした形だから舞い…のように、10個の記憶の杭(ぺグ)を覚える。そのときは10個しかなかった。そして、先生から出題される品物の名前や人の名前などをぺグ法とイメージを使って覚えるというものだった。他にもあったが、ここではショー略。

元々そういう事に興味があったので、ぼけたれがおなかに入ってきた時は、七田 真先生の右脳教育法を取り入れてみようと思った。
七田先生は当初は右脳をメインに据えて書物を書かれていたが、段々脳の働きが解明されるにつれて脳は右と左がリンクして初めてその威力を発揮する…という考えに変わってきたんだ。子育てにもイロンナ方法があるよネ。でも、七田式のスゴイところは、今現在、七田先生が生きていらっしゃるという事なんだ。だから、時代に即してドンドン変わっていく事ができる。
でも、残念な事に、七田先生のは、子どもが「いくつ」と数えられる年令のお子さんにスゴク向いていて、もう「ここのつ」を過ぎたぼけたれ向きではなくなっている。

でも、七田式の教室で習ったぺグ法とリンク法はぼけたれの今の受験勉強、或いはこの先に控えている大学受験にも通用するスゴイ技なんだ。
七田先生のぺグは100個。その他にも、数字ぺグやボディ・ぺグ、玄関先ぺグなどイロイロあり、当然自分でも作れる。大魔王も童話ぺグなんぞを作った。
100ぺグは教室でしか教えちゃいけないものなので、ここでは言えないから、大魔王が作った童話ぺグはイマイチかもしれないけど、おヒロメしようか。
1.一寸法師  2.コジロ-(ポケモンのロケット団)  3.三年ねたろう  4.しぶがき隊  5.(孫)ゴクウ  6.ムサシ(ロケット団)      7.7人の小人  8.ハム太郎  9.くり坊主  10.じゅげむ
童話じゃないって? ウン。 なんでもイインダ。 テキト-で。 こうやって、1から順に、覚えやすい記憶をひっかける杭を作る。
そうすれば、例えば、1位から10位までを覚えるだとか、10個の品物を覚えるなんて簡単にできちゃうんだ。

ボディ・ぺグも教えようか。 
1.頭  2.ひたい  3.まゆ毛  4.目  5.ほお  6.耳  7.鼻  8.口  9.あご  10.肩
という風に6は耳の形に似ているから、7はひっくり返して見れば鼻の形、8の口はハチと最後のチが同音だからなど、大体上から順番に覚えやすくなっている。とにかく、まず、これを覚えて、スラスラどこからでも言えるようにする。

お買い物をする時、大抵のヒトはメモを書いて行くよね。タメシに、本日の買い物のリストを見て、牛乳・卵・きゅうり・たまねぎ…などを覚えてごらん。なるべく誇張した表現で、できそうもない、ミョウちきりんなお話を作るのがコツだ。
頭から牛乳1リットルをひっかけられた。その上、割れた卵をひたいの上でジュ-ジュ-焼いた。まゆ毛にきゅうりのパックをすると気持ちイイ。たまねぎ100個を切ったら目が死んだ!のようにお話を作るのだ。そしていざ、スーパーへ! 
大人でも使えるリンク法を子どもが喜ばないわけはナイのだ。
こうして、ぼけたれは理科の中でも苦手な植物や生物を覚えた。こうやってヘリクツをつけて覚えたものの方が、1度見たら覚えちゃったというものよりもズ-っと先々までキチンと覚えていられるし、一部を忘れることがあっても、書いておけば、それを見てまたすぐに覚えなおせる。
ウチはトイレの壁に貼りまくりー。

次にリンク法。子どもはコッチの方が好きかも。 だって、ぺグを覚えなくても済むからね。
これも七田式のアレンジだけど、
例えば、4年生で習った帰化植物…帰化植物のハルのシロいタンポポはホトケの釣ったフグのエサ…のように作る。ハルはハルジョオン、シロはシロツメクサ、タンポポはセイヨウタンポポ、ホトケはホトケノザ、フグはオオイヌノフグリっていうワケさ。
七田式のやり方で作ると、そうね…ハルジョオンがシロツメクサを誘ってタンポポさんの家に遊びに行きました。すると、オオイヌノフグリさんがほえてきたので、ホトケノザさんがなだめてくれました…みたいになるかな。 順番なんか、どう変えてもイインダ。
でも、これだとぼけたれは覚えないんだよね。 それで、ちょっと工夫して、「黄葉するのは ケヤキにカラマる イんちき ポんた」これは、秋に黄色になる葉っぱを集めたものだけど、ケヤキ、カラマツ、イチョウ、ポプラが入っていて、言わせると一発で覚えちゃった。

記憶法といってもイロンナやり方がある。 だから、イロイロ試してみて、お子さんにあった覚え方をさせてあげればイインだよ。 
オヤがひと手間かけてあげるのは、おやつとおんなじじゃない? おやつはできても、記憶法はできない?! ウ~ン!!

社会はゴロあわせをするよネ? 社会も歴史を覚える時はヤッパ、アレに限る。 大魔王は高校3年の時、日本史を覚えるのに、ゴロあわせなんて
必要無かった。だって、見ていると覚えられちゃうんだモン。それプラス何年後にこの事件、そのカラミであの事件が起きて…っていう風にスラスラ覚えられた。 でも、あっという間に忘れちゃった。 ぺグにひっかけたワケでもなく、リンクもたいしてしていなかったからね。
でもさ、ぼけたれの行っているジュクでも子どもたちが自分で作ったのをおヒロメするんだよね。
面白かったのは「織田信長、イチゴパンツ(1582年)をはいたまま本能寺で死す」って言った子がいたってぼけたれに聞いた。
むむ、ナカナカ…と思ったよ。 子どもが作った方がパンツじゃない、パンチの効いているものが多いかもね。

ネットの中で覚え方を教えているヒトも沢山いらっしゃるけど、ほとんどのやり方は日本では志賀先生と七田先生、それから西海先生の亜流なんだよナ。そこんトコを紹介しないで、自分で考えたみたいに言うヒトがいるけど、どういうシンケイをしているのか、ヨク分からん!

いくらイイことを読んだって、自分に合わなきゃ使えない。ナンでもそうだよね。 ましてや、小学生が自分で勉強になんか使えるハズが無い。
だから、それを使えるようにするのは母の役目だよね。 モチロン、父でもありだよ~。
自分の子どもがもっとできるようになって欲しい…そう思っているヒトはドンドン自己流にアレンジすべし!!

ところで、5年生の第18回目のYTの成績が昨日発表された。
16回目まではほとんど男子と女子のC1クラスの割合が大体60:40%だったのに、17回目は約53:47、18回目は69:31になっていた。
ドウシタ? オンナの子タチ!?  ガンバレ-!!  そして、つおいハハになるんだ!ってチガウか…。

今回も一部の教室でマジックが行われたと思われるフシがあったが、しょうがネ-。
ゼッタイ降参しないゾ!!
マジックがあってもなくてもC1クラスに入れる点数を取らせてやる!

それじゃ、またね-



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