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お久しぶりです、シマダです。一昨日、16日間におよぶヒマラヤツアーのトリップを無事終えて、今トランジットで香港につきました。あまりにも過酷な環境だったゆえに道中は更新できませんでしたが、そのぶん、誌面展開を楽しみにしてください。
2012年07月10日
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今朝デリーに到着して、2時間ばかり寝た後、参加資格を得るための体力測定を、たった今してきました。デリーの日中の気温は40度オーバーですが、早朝だったので30度くらいでしょうか。課せられたのは1時間で5kmのランニングと腕立て伏せ50回です。とりあえず合格できたので、明日から走行開始です!
2012年06月22日
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今成田空港です。これからインド、ヒマラヤに向かいます。がんばってきまーす。
2012年06月21日
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こんばんは、すっかりブログをご無沙汰しているシマダです。いま、私は成田空港にほど近いホテルにいます。明日からインドに旅立ちます。なぜかというと、エンフィールド社が主催するヒマラヤツアーに参加するからです。この2週間の旅では標高5500mまで上がります。なんと、日本人初参加です。その準備に奔走してたのでブログを更新できなかったというと言い訳になりますが、ようやく出発できます。リアルタイムでツアーの模様をお伝えしたいのはヤマヤマですが、環境的に難しいでしょうね。でも、チャンスがあったら更新しますよー。そんなわけで行って参ります!
2012年06月20日
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こんにちは、シマダです。いや~な予感はしてたんですよ。先週の週末のことです。転倒や事故でなかったのがなによりですが、長期試乗車のエンフィールドで下道1000kmツーリング中、パンクしちゃいました。実は出発の朝のこと、机の上の鍵をつかんだ拍子に、そばにあった鏡を落として割ってしまいました。何かトラブルがなきゃいいけどと思っていたところ、この有様です。前日に別銘柄のタイヤに交換したばかりだというのに、早速パンクとは。文句を言っても始まらない。スマホで現在地を確認しようと思ったら、止まった場所が日陰のない炎天下の路上です。それゆえに画面が反射してよく見えません。日陰を探してあたりをうろつきます。これまで未舗装路を含めてエンフィールドで1万3000km走ってきましたが、このような事態に遭遇しませんでした。そのため、今回はタイヤレーバーやチューブ、瞬間パンク修理材などを一切持ってこなかったのは、私の準備不足です。チューブタイヤのバイクには、少なくともチューブと瞬間パンク修理材は必携ですね。とりあえず仲間がバイク屋を探してくれて事なきを得ましたが、まだまだ一人前のツーリングライダーになるには、修行が足りないことを痛感しました。とはいえ、来月に出発する大冒険の前のテストとして考えると、いい経験になりました。その大冒険の行き先は、まだ秘密です(笑)。
2012年05月18日
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こんにちはシマダです。先だってのCRF250Lの試乗会の席で、開発総責任者の塚本さんが、週末に川越のオフロードヴィレッジで全日本モトクロスが開催されるとおっしゃっていたことをふと思い出しました。今の全日本がどんな感じなのか、日本のトップライダーはどんな走りをしているのか気になります。それに川越なら家から2時間弱で行けますし、先週購入したばかりのデジタル一眼レフ(ニコンD7000)の試し撮りをするにはバッチリの機会です(ホコリがすごいのが心配ではありますが)。そんなわけで日曜日はオフロードヴィレッジに行ってみることにしました。自分が少しオフロードをかじっているからでしょうか、以前観戦したときよりもライダーを身近に感じます。とはいえそのテクニックはさすがA級、特にトップグループにいる選手は、尋常ではない速さでマシンをコントロールしてます。なかでも私が注目していたのは、IA2クラスの若手、山本鯨選手です。スズキワークスに所属する彼は、今シーズンで3年目を迎えるのですが、昨年はケガに泣かされ思ったようなリザルトを残せなかったようですが、私のオフロードライディングの師匠であり、現在スズキワークスのチーム監督、渡辺明さんの折り紙付きです。山本選手の走りを間近でみるのはこれが初めてですが、渡辺さんの言っていた意味がよく分かりました。彼はここが地元であり、そのあたりも成績につながったのは(2ヒートとも優勝!)間違いないでしょうが、速いライダーのなかでも一際そのスムーズでムダのない走りは、群を抜いています。日本でタイトルを獲得したら、ぜひとも世界へ挑戦してほしいですね。ところでもうひとつ私を驚かせたのは、持っていったカメラのパフォーマンスです。編集部にあるデジタル一眼でも不満はないと思っていたのですが、描写力はもちろんのこと、オートフォーカスやシャッターボタンのレスポンスが段違いに素早い上に、連写性能も1.5倍増しといったところでしょうか。初めて使ったので失敗もたくさんありましたが、俺って意外とイケるかも、なんて勘違いさせてくれるほどおもしろい写真が撮れました。最近のバイクもすごいけど、カメラもすごいことになってるんですねぇ。
2012年04月23日
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こんにちは、シマダです。すっかりご無沙汰しておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?最近の私は仕事でバイクに乗ってはいるものの、プライベートでは通勤ぐらいでしか乗っていません。骨折してからすっかりサボり癖がついてしまったようです。このままでは身体も思考も固まってしまいそうです。今週末にはプライベートでのバイク活動を再開しなければという感じです。そんな怠けモノの私の目を覚ますような2台のニューモデルに出会うことができました。いずれも試乗会でしか乗っていない段階ですが、これから企画で乗り込む機種です。その1台は、KTMのフリーライド。エンデューロマシンとトライアルマシンをミックスしたようなコンセプトを持つ同車は、KTMらしく素晴らしい操縦性を備えており、新たなジャンルを切り拓くモデルです。KTM版セロー&トリッカーと言う感じです。一方、ホンダから満を持して登場したCRF250Lですが、意外なほどオフ性能が高いというか、オフロードのこともしっかり考えて造り込まれていることが分かりました。一般的な林道を走るには十分以上のレベルです。私のガスガスにもあのクラッチフィーリングとレバーが欲しい(笑)。なんて思っちゃいました。この2台の詳細は次号でじっくりお伝えするので、楽しみに待っていてください!
2012年04月20日
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昨日はホンダのニューミッドコンセプトシリーズの第一弾、NC700Xの試乗会に参加していたシマダです。このモデルについては次号で紹介するとして、今日は私が鎖骨骨折したアクシデントの経緯をお話したいと思います。(この話題ばかりですいません。おそらくこれが最後になるのでお許しを)といいますのも、オフロードの練習中に転んだことは本誌でもお伝えしましたが、どうしてそうなったのか、何が原因だったのかまでは言及していなかったからです。この話題を分別なく振りまいている以上、そのあたりははっきりさせたほうがいいと思ったので、以下に記してみます。アクシデントはいつも練習しているコースで起こりました。モトクロス的な本コースではなく、練習用の小さいコースです。半径50mに満たないくらいの楕円形のそのコースは、2本のストレートから成り、1本はジャンプするこぶがふたつ設けられておりますが、もう1本はギャップこそあれほぼ平坦です。そのほぼ平坦なストレートをスロットル開度70%くらい、3速で走りながら、タイトな右コーナーにアプローチするためスロットルから手の力を抜き、フロントブレーキを握ろうとしたところ、エンジンの回転がまったく落ちなくなり、出ている速度では明らかに曲がりきれない状況になりました。しかも加速状態なのでフロントブレーキはほとんどその効力を発揮せず、コースの外にバイクは向かって行きます。目前には林。激突寸前のところで故意に右に転倒し、肩から落ちました。痛みと苦しさで、倒れたまま5分以上起きることができませんでした。目撃者の話によると、コーナー進入時に減速するのではなく、加速しているように見えたとのことです。予期せぬことだったのでクラッチを握って駆動力を抜くことはできませんでした。何が起きたのか分からず、ほとんどパニック状態でした。そんなふうにもしかしたらアクシデントを避けられたのかと思うと、自身のテクニックに対してかなり落胆しましたが、知り合いのエキスパートライダーにこの話をしたところ、その人も同じような経験をして転倒したそうです。やはり想像の範疇を超える出来事が発生すると、対処は難しいようですね。さて、なぜエンジンの回転が下がらなかったのかというと、スロットルグリップとバーエンドグリップがほんのわずか干渉していたからのようです。停止状態でグリップを開け閉めしても、普通に戻ります。しかし砂が噛んだりしたときに、たまに戻らなくなるような状態だったようで、戻らなくなるタイミングも悪かったのですね。激しく転倒したのにダメージはブレーキレバーが下を向いてサイレンサーにキズが入ったくらいでした。もっとも、しっかり整備していればこのようなことは起こらなかったとわけです。今後気をつけたいと思います。それにしても今回の件で助かったのは、知り合いの試乗中にこのようなアクシデントが起こらなかったことです。実は当日、私のバイクに試乗した方がいて、アクシデント直前にも違う人に貸そうとしていました。このふたりがケガをしなかったのは不幸中の幸い、本当に救われました。今後、もし同じような状況になっても経験があるので対処できるでしょうが、あの恐怖は二度と味わいたくないですね。
2012年02月22日
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鎖骨骨折以来、日記の更新から遠ざかっていたシマダです。治療中、何度か日記を書こうとも思いましたが、どうも話しが暗くなりがちだし、自分の精神状態がある程度落ち着かないと、なにかとてつもなく変なことを書きそうなので、厚顔無恥な私もさすがに遠慮してました。そうなんです。治療中の私は、ちょっとばかし変だったと思います。年間を通して参戦していたエンデューロレースの最終戦に出られなかった無念もありますが、骨折してしまったことに対する自責の念や、丸々2ヵ月自由のきかない身体を持てあまし気味になり、いつも以上に素行の暴走に歯止めがきかない感じでした。ただ、もうバイクには乗らないとか、しばらくレースから遠ざかろうなんていうふうには思いませんでした。むしろバイクに乗れなかったために素行が暴走気味になり、精神状態が不安定だったのかもしれません。当たり前ですが、ある人にとってはバイクは生活必需品ではありません。たかがバイクという見方もできます。でも、自分にとってはつまらない日常のストレスを解放し、精神を安定させてくれる道具だということが、骨折したことでより明確になったというか……。今の自分にとって、バイクの存在はある種の救いかもしれません。操作を誤れば今回のように大ケガをするし、場合によっては命さえ落としかねない。だからこそリアルな生を感じられると言ってしまえばカッコつけすぎでしょうが、日常生活で過剰なほどの便利さを享受している我々現代人にとって、バイクに乗ることでもたらされるさまざまな不便さや快楽が、とても貴重なことのように思えてくるのです。こんなことを書いているようでは、まだまだケガから立ち直ってませんね(苦笑)。写真は新型S1000RRの試乗会ですが、鎖骨バンドが外れて2週間後にはタイヤの試乗会に参加していました。気分はまさにGPライダーですね。
2012年02月17日
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本来ならここで年間チャンピオン獲得宣言をしているシマダでした(嘘です)。しかし、本来というよりもむしろ予定どおり、いや、それを上まわる想像以上の経験が私を待ってました。その結果が、この写真です。ケガの顛末、要因の数々は12月15日発売の本誌で紹介してますが、鎖骨骨折(プラス肋骨を数本)です。年間で参加しているエンデューロレースの最終戦と締め切り一週間前のオフロードの練習中にやっちゃいました。その原因ですが、ケガが治ってマシンを調べてみないと分かりません。こういう状況を作ってしまって残念です。そんな感じで私にとっての2011年は、思ったような実りを得ることはできませんでしたが、一方で新たな発見や経験の多かった年という側面もあります。来年はこの経験を上手く土台に活用できればいいのですが……。こちらは骨を折ってから一週間後のレントゲン写真。角度にもよるのだろうが、なかなかキレイにくっつくものだ。
2011年12月09日
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こんばんは、シマダです。本誌401号で紹介しましたが、原付2種トライアラーガスガスのランドネをご存じでしょうか?トライアル入門用としてだけでなく、ちょっとした河原遊びなどでも十分その楽しさを味わえます。私も1台欲しいのですが、今年の始めに同社製エンデューロマシンを購入したばかりなのでしばらくはおあずけですね。さて、そんなランドネの試乗会&ミーティングが、輸入元のガスガスジャパンさん主催で開催されるようです。私も行って成田選手にいろいろ手ほどきしていただきたいのですが、あいにくエンデューロレースの最終戦と重なっているのでそちらに行きます。興味のある方は、遊びにいってみてはいかがでしょうか?ランドネミーティングについて2011年12月4日(日曜)、ランドネを通じての楽しみ方やライディングなどのご提案、試乗会などランドネを堪能していただけるファンミーティングを開催いたします。ランドネユーザーや、ランドネに興味のある方のご参加をお待ちしております。イベント要綱日時:2011年12月4日(日曜) 10:00~15:30会場:アルプスヴァントライアル場参加費無料。ランドネやGASGAS車両のオーナー様に限らずどなたでもご参加できます。イベント内容・走行会ランドネを通じてトライアルやトレッキングの楽しみを知っていただけるよう、専用走行ゾーンをご用意いたしました。成田 匠選手をはじめとするトップライダーのサポートもあり、初心者の方でも気軽にオフロード体験ができます。・試乗会ランドネやGASGAS最新モデルの試乗ができます。・ミニトライアル大会走行会で練習した場所をそのまま使ってトライアル大会を行います。決められたマークの間をいかに足を付かずバランス良く走ることができるか、ぜひ挑戦してください。会場についてアルプスヴァントライアル場には駐車場(無料)、トイレを完備しております。また、会場となりにコンビニもございますので、お弁当やお飲物の補充も可能です。詳細はwww.gasgasmoto.jp/を参照ください。
2011年11月24日
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こんばんは、シマダです。昨日はエンフィールド2台でツーリングしてきました。一台はフロント19インチ化のほか、モディファイを加えた長期試乗車のクラシック500。もう一台はスタンダードのクラシック500です。そう、長期試乗車とスタンダードの乗り比べテストというわけです。凍結などがあるため、そろそろ時期的にギリギリといった感じの奥多摩~塩山方面に向かいました。その道すがら、というかバイクを止める度に、だれかしらに話しかけられます。これはエンフィールドに乗っているときの日常的な光景なんですが、昨日はちょっとだけ様相が違ってました。ご婦人が、やたらと好意的なのです。白髪のある年配の女性は、まわりに日本製の優れたバイクがあるにもかかわらず、エンフィールドに乗る我々に対してだけ、「素晴らしいですね」と声をかけてくれました。出発寸前だったので何が素晴らしいのか聞き返すことはできませんでしたが、そのにこやかな表情を見れば、エンフィールドに対して好意を持っていること一目瞭然です。さらに次の休憩ポイントでは、数珠のようなものを首からぶら下げた、これまた年配の女性が、ジロジロとこちらを見ながら近づいてきました。すると彼女の口から出たのは、バリー・シーンやケニー・ロバーツ、平、鈴鹿8耐などで、その容貌からは想像することもできない予想外のフレーズに言葉を失ったくらいです。なんでも、息子さんが、以前レースをしてたとか。こういう人が増えると、バイクを見る世間の目が、少しずつ改善されるんでしょうね(←希望)それにしても、エンフィールドはなぜ女性にも人気があるのでしょうか?その秘密に次号では迫ります(ウソです)。
2011年11月18日
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週末の関東地方はいい天気みたいでしたね。私(シマダ)は、先週のエンデューロレースで痛めた肋骨を労りつつ、家でジッとしてました。よほど疲れがたまっていたのか、丸々2日間寝ちゃいました。と、その前日の金曜日に、長期試乗車のエンフィールドに再度モディファイを加えたところです(以前フロントの19インチ化を紹介)さて、ここで問題ですが、スタンダードから一体何を変更したのでしょうか。今度はムズカシイと思いますよ。(分かる人には分かる?)
2011年11月14日
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季節的に最高のバイクシーズンを迎えてますが、皆さんいかがおずごしでしょうか?ここのところ、2週間おきに2時間30分のエンデューロレースに3回連続で参加しているシマダです。その合間に整備、練習をしているのですが、いずれも時間がなく、中途半端な状態です。もちろん整理もしておらず、トランポの中は混沌を極めてきました。(過密スケジュールでないときでも、混乱具合にあまり変わりはないんですが……)さて、昨日は宇都宮の市貝町で開催された「モチュールカップ」に参加してきました。このエンデューロレースは年間6戦行われるシリーズ戦で、その第5戦でした。天気予報が雨だったことを受け、ロックセクションなど難易度の高い場所はコースから外されていたのがエンデューロレーサーに乗る私には少々残念でしたが(モトクロッサーに乗る人に差を付けられるパートなので)、レースは最後まで緊張感のある白熱した戦いとなりました。結果クラス3位でしたが、完全燃焼できました。とはいうものの、毎戦どこかしらケガをしてしまうのはどうにかならないものか。2週前の三宅島では左手親指の捻挫、今回はどうやら右アバラ骨を折ったみたいです。これでまたしばらく練習にいけない……とガッカリしているところですが、ここまでオフロードに時間とお金を使っている私は、一体どこに向かっているのか。だれか教えてください。
2011年11月07日
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402号のRE特集で、バンビーンOCR1000のインプレをしたシマダです。私が同車の存在を知ったのは「熱風の虎」という漫画でした。ただ、その内容はさっぱり記憶から抜け落ちていました。そのようなことを交えてインプレしたところ、知り合いのバイク屋の親父さんから、なんと当時モノの熱風の虎の単行本全5巻をいただいたのです。なんでも、バンビーンの記事を読んだバイク屋のお客さんが、私のために持って来てくれたそうです。そういえば熊本の方からも、この漫画の件でメールが来てました。私と同世代、もしくはもう少し上の世代の人に、相当なインパクトを与えたのは、どうやら間違いなさそうです。早速、家に持ち帰って読みました。全巻通して読んでみたところ、なぜ内容を覚えていなかったのか、よく分かりました。漫画とはいえ、あまりにも話しの流れが突飛で、伏線と思われた数々の出来事が、ことごとく生かされておりません。この漫画は、最近TVドラマにもなったJINー仁(?)を書いている村上もとかさんの初期のころの作品です。作者自身がこの熱風の虎に関しては、「2輪免許を持っていない」、「終わり方が尻すぼみで唐突」、「話しのスジに矛盾がある」などと告白してるくらいです。現在は大御所でも、最初のころは勢いで突き進んでいた時代もあるんですね(失礼!)。とはいうものの、当時目にすることの難しかった華々しい外車の数々や、レーシングサイドカー、それにサイドワインダー走法(!?)をはじめとするスーパーテクニックなどが登場し、そのむちゃくちゃな展開とともに夢のある時代だったんだなぁ、という妙な感慨にふけりました。読後感は少々重い感じですが、これはこれで画期的だった。そう思います。
2011年11月04日
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こんにちは、シマダです。上の写真は小誌長期試乗車のクラシック500ですが、本日、輸入元のウイングフットで大変更を施してきました。さて、ここで問題です。一体何を変更したのでしょうか?これは難問ですよ。
2011年10月27日
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写真提供ガルル編集部悲喜こもごもだった三宅島のエンデューロレースから帰還したシマダです。阪本のブログには少々心外なことが記されてましたが(私もGL書籍に関しては20ページ弱を担当してます。2週間以上休みナシですよ。三宅島だって仕事です←心の声)、それはさておき、スロットルワイヤーを手に持っている表情を見ていただければ、自ずと結果は分かりますよね?しかしエンデューロっていうのは、決して結果だけが重要なレースではありません。そんなことを痛切に感じた今回のレースでした。その理由や詳細は次号にて紹介したいと思いますが、三宅島から東京に戻る船中で、モトGPライダーのマルコ・シモンチェリ選手が事故死したことを知りました。彼が125クラスで戦っていたときのことです。彼がもてぎGPで来日した際、宿泊施設が同じだったこともあり、勝手に親近感を抱いてました。優れたライディングセンスや素晴らしいスピードはもちろん、その出で立ちも華のある貴重な存在だった。それだけに昨年モト2クラスで亡くなった富沢選手同様、大変悔やまれます。残念ですが、いまはただ、ご冥福を祈るしかありませんが、記憶に残る選手として、彼のありし日の勇姿はこれからも語り継がれることでしょう。
2011年10月25日
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イベントシーズンたけなわといった感じですが、皆さんいかがおすごしですか?私、シマダは、今週末に開催されるWERIDE三宅島エンデューロレースに性懲りもなくエントリーしております。本誌397号をお読みになった方はお分かりでしょうが、昨年の第一回となる記念すべきこのレースにおいて、腹痛とマシントラブル(エンジンがかからない)に翻弄され、150分のレースでわずか4周しかできなかった私です。今回はそのリベンジをはたしたい。けれど、フタを開けてみなければどうなることやらです。まあ、前回ほどの醜態をさらすことはないと思うのですが、イイトコロを見せようと気張りすぎてもミスします。いずれにせよ自分の実力以上のことはできないので、結果にこだわらず、冷静に全力を尽くしてきます。
2011年10月19日
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4輪はどちらかというと、頑丈で故障がなくてバイクさえ積めればいい。と思っているシマダです。ですから、今持っている100系ハイエースは、おそらく一生モノになるでしょう。そんな偏屈な私でも所有してみたいクルマが2台ほどあります。助手席ですが、そのうちの1台に昨日、初めて乗ることができました。シトロエンの2CVです。説明不要だとは思いますが、空冷水平対向2気筒エンジンをユニークなスタイルのボディに搭載したモデルです。この乗車感と造り込みが何ともオモシロイ。走り始めると、一瞬恐怖を感じるほど速い、と思いました。しかしそれは体感的な速度のことで、実際にメーターを一瞥すると法定速度以下で苦笑しました。乗り心地は、まるで荷馬車のようなフィーリングと言えばいいでしょうか。現代的ではないけれど、ふんわりして優しい感じです。これなら未舗装路でも楽しめそうですね。ブーンというエンジンの鼓動はバイクっぽくて好感が持てます。また、簡単に取り外せるシート、キャンバストップや窓の開閉のユニークさは、さながら「走る家具」といったところでしょうか。いつか余裕ができたら、こいつで旅をしたいですね。
2011年09月24日
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こんばんは、シマダです。今日は7月下旬に行われたエンデューロレース後、ほぼそのままの状態で保管してあったガスガスの洗車をしてたんですが、とにかく暑かったですね。昨日のブログでもう秋だ、なんて調子いいこと書いた罰でしょうか。台風が来ているせいか気温はそれほどではないものの、湿度が高く、作業をしているとオニのように汗が吹き出します。全然秋っぽくないのです。おそらく週末に台風が去れば、いよいよ秋本番だと思われますが。まだまだわかりませんね。ところで401号のガスガスのランドネとベータの記事、予想以上に反響がありました。担当としては嬉しいですね。それら2台はヤマハエンジン搭載のハイブリッドモデルです。外車のシャシーに日本製のエンジン。これからも増えそうですが、何を隠そう私のエンデューロマシンも、ヤマハエンジン搭載のハイブリッドモデルです。
2011年09月01日
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こんにちは、シマダです。ここ数日の気候にはすっかり秋の気配を感じますが、皆さんの住む場所ではいかがでしょうか?私の住む東京では時折湿度が高く蒸し暑い日もあります。けれどホオを撫でるその風は、実に爽やかで心地よい。おかげさまでよく眠れる日が続いております。しかし、世間ではそう感じていない人もいらっしゃるようで。先日、通っている歯医者の歯科衛生士のうら若き婦女子に、今日はとても暑いですねぇと言われました。果たしてそうなのかしら。私は胸の裡でそうつぶやきました。しかしそうした意志を表明するのはさすがにはばかれるので、身体を動かすと汗が出て暑いですよね。などと言ってその場を取り繕いましたが、このほかの場面でも、ふたりの人から今日も暑いという言葉を聞きました。けっこう人によって感覚って違うものだな。と自分の感じ方を疑いましたが、これは不断からバイクに乗っているか、いないかの違いかもしれません。毎日バイクに乗っていると、ちょっとした気候の変動にも敏感になります。季節感を得られにくい都会であっても、バイクに乗ればその変わり目にも気づけます。ちょっと得した気分です。とはいえ今日は電車で編集部まで来ました。昨日から本誌・松田がエンフィールドに乗っているからですが、たまには電車で読書もいいもんですね(笑)。
2011年08月31日
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こんにちは、シマダです。昨晩、スローな野宿旅から無事日常生活に戻りました。総走行距離約2500km(すべて下道です)、総走行時間は80時間以上。費用はガソリン代を含めて3万円くらいです。道中考えていた帰宅後の楽しみは、ベッドの上で寝ることでした。私のキャンプ道具一式は10年以上前に購入したものです。少々雨漏りする以外は実用に問題はなかったのですが、今回エアマットの空気漏れが激しく、地べたにそのまま横になる感じで背中がバキバキにかたまっちゃいます。要するに毎日ちゃんと寝れなかったんです。だから一週間ぶりに家に帰ってきてベッドの上で寝た昨晩は、まるで夢心地と言ったらオーバーですが、久しぶりにたくさんの夢を見ました。そのなかには将来を暗示するかのようなカブで旅しているものもありました。コメントをくださった皆さん、これを読んでくださった皆さん、ありがとうございます。走っている時間が多く、なかなか気のきいた返事ができなかったのが少々心残りですが、そのぶん、本誌では実のある記事展開をするつもりなので、ご期待ください。皆さんもよい旅を!!
2011年08月23日
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こんばんは、シマダです。昨日キャンプしていたところが携帯圏外だったので更新できませんでした。私のはauですが、ひょっとしたらdocomoだったら大丈夫だったのかもしれません。さて、例によって昨日も大きく予定を変更しました。本来なら八郎潟を見て、折り返して鳥海山に泊まる予定でしたが、昼過ぎに八郎潟に着いたとき、地図の上の白神山地が目に入ったんです。そしたらあの42kmの未舗装路を思い出してしまい、エンフィールドで走ってみたい衝動が起きました。時間も時間だし、行けば帰りが大変になる。そんなことわかっているのに、北上することを止められません。結局、未舗装路を走り、その終点(起点?)にあるキャンプ場で一夜を過ごしたわけです。その間にはたくさんのドラマが待ってました。そのひとつを紹介します。最初は四苦八苦しましたが、やっとエンフィールドでのダートランに慣れてきたころです。タバコの火を押しつけられたかのごとく、アソコの左側に激痛が…。バランスを崩しかけながら何とか止まってバイクから飛び降りてみると、靴の上に弱りかけた小さなハチがいるではありませんか。もしかしてコイツが犯人か!?その後痛みはなく、少々カユイくらいですんでいるんですが、そんなチン事件もありました。
2011年08月21日
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こんばんは、シマダです。たくさんのアツい内容のコメント、ありがとうございます。これを書いているのは、山形の庄内というところにあるキャンプ場です。(写真は違います。念のため)いや~、下道だけっていうのは、なかなか距離がでないですね。とりわけ2日目の南アルプス、中央アルプス越えに時間がかかりましたので、今日は能登の輪島からここまで一気に移動しました。本来なら能登にもう一泊するつもりでしたが、天候も悪かったですしね。岐阜の高山では雷雨、輪島では強風大雨でした。ただバイクに乗っている時間は不思議と降りません。たまたま食事をしているときやテントの中にいるときに降りました。だから幸運なことにまだカッパを一度もきてません。そんなこともあって、天気がよさそうで距離が稼げそうな東北に来ました。仕事、プライベートで何度も来ているので勝手もわかります。これから明日はどうするか考えて寝ます。
2011年08月19日
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こんばんは、シマダです。編集部が盆休みでだれもいないのを見計らって、エンフィールドと共に放浪の旅に出ています。というのは冗談ですが、今日から一週間の野宿旅に出ています。いかにお金を使わないで楽しむかが今回のツーリングのテーマでして。基本野宿、高速道路は使いません。スローなバイクライフですね。現在は静岡某所の東海道の古道にいます。今夜はこのあたりで寝ましょうか。明日は早朝出発して能登までいければいいのですが。
2011年08月16日
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こんばんは、シマダです。神山がオフビで奮闘しているとき、私も締め切りをぶっちぎって宇都宮でエンデューロレースに参加してました。猛暑ではなかったんですが、コースコンディション的にはけっこう厳しいセクションもあり(1周5kmくらいあるので、場所によって状況がかなり異なります)ナント赤旗中断になってしまいました。結果2ヒート制となり、私はクラス2位には入賞できましたが、もっと真剣にならないと上にはいけませんネ。とりあえずフィジカル面を鍛える必要がありますが、何せ自分に甘い私です。ここはマシンのモディファイでしのごうかと画策しております。まあケガがなくて何よりでした。photo by姉妹紙モーターサイクリスト・岡野
2011年08月01日
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こんにちは、縞田です。三連休の高速道路の渋滞は、それはそれは激しかったようですね(特に中央道の上り)。そんななか私とそのツーリング仲間は、秩父から八ヶ岳を抜け、松本から富山まで下道を走ってきました。もちろん私は長期試乗車のロイヤルエンフィールド・ブリット500です。1泊2日、往復950kmの行程です。そのうち高速を使ったのは、韮崎から大月まで。つまり、ほとんどが一車線分の細いクネクネ道ばかりでしたが、そんな道にエンフィールドはバッチリ合ってます。ロングストロークのOHVシングルはライダーを急かすこともないですし、何といってもいにしえの英国車の美点である殿様乗りのライディングポジション。これが七難隠すではありませんが、どんな状況でも落ち着いて乗っていられる大きな要因になっているようです。エンフィールドに比べると現在のバイクは、例えネイキッドと言われるモデルでもステップは後退気味です。唯一、デュアルパーパスと呼ばれるモデルがそれに近い感じでしょうか。温故知新ではありませんが、実用性が十分に盛り込まれている昔のバイクのライポジこそ、オールラウンドに使いやすいいいバイクなんだと、エンフィールドに乗っていると実感できます。それにしても計24時間くらい走っても疲れにくいこのバイクには、底知れぬ奥深さを感じます。無論、ノントラブルでしたよ。
2011年07月19日
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こんにちは、縞田です。週末はバイクに乗りましたか?私は土曜日に山梨のほうで開催された「トライアルごっこ」というイベントに参加してきました。その名の通りこのイベントは、トライアル的な10のセクションが設定されており、トライアルのルールに準じて走るというものです。特徴としてはセクションごとに異なるバイクを使用することでしょうか。CRF100やTTR125などのミニトレールから、RTLやガスガスの最新作、ランドネなどのトライアル車が用意されてました。ガスガスのランドネ。ナンバー取得可能な原付二種トライアルマシン。写真のようにシートと公道用のスプロケが付属します。価格は48万8000円。1台ほしい~初めてトライアル的な遊びに参加して感じたのは、トライアルはゴルフに似てるということです。まずルール。足を一回着いたら1点、二回で2点、三回以上は3点、転倒、エンスト、コースアウトは5点が追加され、点数が少なければ少ないほど優秀ということになります。このあたりがストローク(打数)が少ないほうがいいとされるゴルフに似てます。それに減点なしの0点でセクションを通過することをクリーンといい、私がクリーンしたときに隣のグループからナイスクリーン! と言われたり、ハードなセクションに無謀に挑戦したところ、ナイスファイトと言われました。このあたりも、ナイスショットとかいうゴルフに似てませんか?そしてなんと言っても技の繰り出し方がゴルフに似てます。当日はトライアル国際スーパーA級のライダーのデモランがあって、そのテクニックを間近で見ることができました。彼らの繊細なクラッチ&アクセルワークは、時に豪快なドライバーショットのようでもあり、滑りやすい岩の上では丁寧なバンカーショットみたいに見えます。私じゃありませんよ、念のため。それにしてもこの角度からしっかり元に戻るんですからすごいですよね。まあトライアルもゴルフも英国生まれのスポーツですから、似ている面があって当然でしょうね。私は小さいころにゴルフの経験がありますが、そろそろトライアルもちゃんとやってみたくなりました。
2011年06月20日
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こんにちは、縞田です。巷で日本発売が囁かれている写真のYZF-R15ですが(インド製150ccモデル)、実は関係者とこの件について話をする機会がありました。結果から言うと日本での発売は予定していない、とのことです。大量のテスト車が日本で走ったり、今週メディア向け試乗会が開催されることから、日本で売るんじゃないかという憶測が流れたようですね。というのも、日本にテスト車が用意されたのはASEANでR15のワンメイクレースが開催されており、その大会がSUGOでも行われるためだからだそうです。そんな感じで発売はないのですが、個人的にはコンパクトなスポーツモデルとして日本に導入して欲しい1台です。
2011年06月20日
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こんにちは、縞田です。昨日都内某所で取材をしてたところ、芸術的なオブジェを発見しました。さすがネジやボルト類の販売、加工業が盛んな下町です。雑多な街中に違和感なくしっくりくる佇まいです。
2011年06月17日
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ナマステ、縞田です。明日発売の本誌から、ロイヤルエンフィールドのクラシック500EFIの長期試乗が始まってます。早速フライング気味ですが、次号ネタのために山梨方面の林道探索に行って参りました。いや、本当は目的地があったのに途中寄り道ばかりしていたら未舗装路をいくつも見つけることができて、試しに走ってみたのです。そんな調子で3ケタ国道や2ケタ県道はもちろん、その横道である名もない農道までヒョイと気軽に足を踏み入れることができるこのバイクは、新たなツーリングスタイルの扉を拓いてくれそうな不思議な乗り物です。スローライフ、スローセックス(!?)なんて言葉が昨今もてはやされてますが、バイクの世界もそろそろスローな感じがいいんじゃないですかね。なんて。
2011年06月14日
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次号の校正の合間をスリ抜けるように、昨日宇都宮で開催されているエンデューロレースの第二戦に参加してきました。正確に言うと、土曜の夜に校正が終わったその足で宇都宮のスーパー銭湯に行き、2時間ばかり仮眠してからの会場入りです。当日は朝から気温、湿度とも高く、1周の下見ラップですでに大量の汗が出ます。ただコース的には私のマシン、ガスガスEC250Fに適したタイトな低速セクションが多く期待が持てます。ところがです。スタートは勢いよく飛び出せたものの、何だか神経の伝達がうまくいかないのです。それにやけにスロットルを回す右手首が痛い。暑さもあって、このままのペースをキープしていたらおそらく2時間30分の長丁場を走りきれないことが容易に想像できます。2番手のライダーにトップの座を譲ることにしました。身体がそれなりに動くようになるまで1時間近くかかったでしょうか。ペースアップしてみます。すると何度も転倒しそうになるほど、危うい感じなのです。締め切り前で忙しかったのと、前日は仮眠程度だったので体力が落ちていたのでしょう。バイクが暴れ出すと抑え込めないのです。それと走っている間に気付いたんですが、右手首が痛いのは、前回のレースで左手を打撲してそれが完治していないためでした。ドライで路面が硬かったのに加え、今回のコースはブレーキングポイントにギャップが多く、左手をかばうために右手首を酷使したようです。そんな調子で最後まで思い切ったペースアップができません。後半はトップのライダーに近づいたのですが、そこでちょっと頑張ってみたら大転倒しました。とりあえず2位には入れましたが、思ったようにバイクに乗れずにかなり悔しい思いをしました。今回の失敗を生かし、次回は悔いのない走りをしたいですね。
2011年06月06日
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こんばんは、縞田です。いよいよ次号の編集作業が佳境に入りつつありますが、引き続きインドネタで迫りたいと思います。この前のブログでインドでは牛や豚肉を基本的に食さないと書きました。宗教上そうらしいのですが、私も1週間の滞在期間中、口にしませんでした。するとどうでしょう。聖人君子とまではさすがに言えませんが、なんだか日本にいるときより欲が少なくなったような。錯覚かもしれませんが、食べ物の影響って少なからずあるんでしょうね。いずれにせよ、インドのマクドナルドもチキンを使ったハンバーガーしかありません。人気なのはマハラジャバーガー、こちらで言うとビッグマックになるんでしょうか。店内は日本のそれと変わらない感じですが、ソフトクリームのカウンターがありました。そうそう、スマイルは売ってませんでしたね。店員はかなりつっけんどんな感じでイラついてます。
2011年05月30日
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こんばんは、縞田です。ようやく次号のインドネタもほぼ確定となったので、ページ数の関係で詰め込むことができなかったものを放出するときがやってきました。まずはインドの動物と人の関係です。知っている人もいると思いますが、インドでは牛は神さまの使い、ということになっているようです。それと関係あるかは分かりませんが、街中でも野良牛(?)をけっこう見ます。皆放し飼いで、道の真ん中で寝てたりします。ただ、上の写真のように荷車を引くために使われる牛もいるようで、神さまにそんな重労働をさせていいものだろうかと不思議な気持ちになりました。まあそれはさておき、あるがままというか人間と動物が見事に共存しているインドです。実はガイド本、地球の歩き方に狂犬病も多いので野良犬に注意と書いてあったのですが、実際に私が出会った野良犬たちは、実にのんきでした。というのも、人ゴミの中でお腹を上に向けて、これ以上ないくらい弛緩してグッスリ昼寝しているのです。恐る恐る触ってみましたが、まるで反応がありません。昔家で飼っていた犬でも、こんなにリラックスした姿を見たことがありません。きっと人のことを信用しきっているんでしょうね(残念ながら写真を撮り忘れました)。自然と言えば、肉類などもそうです。ヒンズー教徒が80%を占めるインドでは、牛肉や豚肉を食べる習慣がなく、ベジタリアンも多いようです。で、肉と言えば鶏肉になるのですが、日本で食べる鶏肉とはちょっと違います。とある食堂でタンドリーチキンを食してみると、肉汁あふれるジューシーさは皆無。肉はやせさらばえてボソボソな感じです。おそらくブロイラーではなく、野山に自然に育てる結果、そうなるのでしょう。でも、野趣あふれる感じで意外とイケます。そんなわけで、次回は食についてもう少し言及したいと思います。(下の写真はチェンナイ郊外で見た野ブタです)
2011年05月27日
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ボンジュール、シマダです。突然ですが上の写真、なんだかわかりますか?そう、なにかの招待状ということなんですが、クジラ男の結婚式が今日行われます。すなわち、神山がめでたいことに結婚するんですよね(すでに籍は入れてあるようですが)。これで編集部のなかで唯一の独身となってしまった私ですが、姉妹誌モーターサイクリスト編集部には、まだふたりの男が独身で残ってます。そんなわけで3次会は、我々サビシイ(?)独身3人衆でいかがわしいところに行く予定です(うそ)。なにはともあれ神山くん、おめでとう♪
2011年05月21日
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こんばんは縞田です。皆さんはどのような観点でヘルメットを選びますか?私の場合、街中などではたまにジェットタイプをかぶってますが、大体フルフェイスが多いですね。特にツーリングのときはそうです。コンタクトレンズが乾きにくいし、メカノイズなどの音が低減されるからです。ただ、写真のようにスポーツスターにオフロードタイプをかぶるのはどうかという意見も聞かれます。私としては自分のスポーツスターをマルチパーパス車としてとらえているので、アリだと思うのですが……。そういえばインドのコアなエンフィールドオーナーにも、オフタイプのメットをかぶっている人がいます。私の感性がインド的(?)ってことになるのでしょうかね。
2011年05月16日
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こんにちは縞田です。天候に恵まれた週末でしたが、皆さんはいかがお過ごしだったのでしょうか?私は土曜に愛車のスポーツスター883('00)で、山中湖に行ってまいりました。とはいえツーリングではなくて試乗会への参加です。知っている人もいるかと思いますが、アフターパーツメーカーのプロトがリリースするロードホッパーシリーズの新作、タイプ9iの試乗です。ロードホッパーシリーズは、ハーレーのエンジンをオリジナルのリジッドフレーム(リヤサスなし)に搭載したモデルで、パーツを日本からアメリカに発送して、アメリカで組み上げられる輸入車でもあります。今回の9iは、欧州向けにリヤサスを装備したタイプです。インプレなどは次号で展開しますが、既存のエンジンを使ってオリジナルで個性的なバイクを造るといういい見本だと思います。私的にはチョッパータイプだけでなく、ハーレーのエンジンを使ったオフローダーなんかも期待するのですが、間違いなくホッパーシリーズには夢があって好感が持てます。
2011年05月16日
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こんばんは、縞田です。ゴールデンウイークの最中ですが、皆さんはバイクに乗ってますか?私は昨日、宇都宮で開催された2時間30分のエンデューロレースに参加してきました。今売られている本誌の企画、愛車通信で紹介してますが、今年からスペイン製のガスガスEC250Fというマシンに乗っています。今回がデビュー戦です。震災の影響もあって乗り込む時間がちょっと足りてなかったのですが、レース前日にハンドルバーを交換して私にとって乗りやすいポジションに改良したところ、クラス優勝することができました。しかも私のクラス優勝者には特別にエバーツ賞なるものが用意されており、あのステファンエバーツの父で元モトクロス世界選手権チャンピオンのハリーエバーツさんからTシャツと手紙をいただきました。まあ、私が参加しているこのレースは、そのハリーさんと現役時代のライバルだった渡辺明さんが主催ですから、心境的には複雑ですね(苦笑)。とにかく昨年はまともな結果を残していなかったので、嬉しくてひとりニヤニヤしているところです。
2011年05月02日
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ボンジュール!、縞田です。昨日は注目の125デュークをはじめとするKTMの一気乗り試乗会が、袖ヶ浦フォレストレースウェイで開催されました。もちろん、KTMですからオフロードモデルも用意されており、990アドベンチャーをエンデューロ的なコースで走らせてみたのですが、このバイクは敵なしのオフ性能を持ってますね。大きさは意識せざるを得ませんが、普段愛用している250ccのエンデューロレーサと変わらない感覚で走れちゃうんです。200km/h巡航が可能なノーマルタイヤでですよ!最近はタイガー800XCなどGS系マルチパーパスが増えてきましたが、オフロード性能に関しては、アドベンチャーに並ぶモデルはありません。断言できますね。ところでこの試乗会では、125デュークを使ったメディア対抗のレースも行われました。ライダーふたりひと組。第一ライダーが一周した後、バイクから降りてオレンジを完食したら、第二ライダーがスタート、一周を終えたら、エナジードリンクのレッドブルをストローで一気飲みという障害物(?)競争です。全14メディアが参加し、予選2組に分かれて上位3メディアが決勝にコマを進めます。予選2組の我々別冊MCは、第一ライダーに松田を、そして第二ライダー縞田の布陣で挑みました。当日初めての走行にもかかわわらず、第一ライダーの松田が奮闘してくれたお陰で、予選をギリギリの3位! で見事通過したのです。決勝は惜しくも5位に終わりましたが、他チームが国際級ライダーを擁する中で、自画自賛ながらこれは大健闘と言えるでしょう。このメディア対抗レースが物語るように、KTMのバイクに対する姿勢には情熱を感じます。それがKTMジャパンにも浸透しつつあることを実感できた試乗会でした。え? 125デュークはどうだったかですか? それはぜひ次号を読んでいただきたい(笑)のですが、ちょっとかいつまんで話すと、本格的な造り込みで車体、サスがしっかりしてます。エンジンは中速域を重視した設定のようで、パーケージの素晴らしさを感じます、とにかくこのメーカーのリリースするバイクには、何かしら新しい提案があるので好きです。
2011年04月27日
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こんにちは、縞田です。明日発売の本誌399号の企画でインドのロイヤルエンフィールド社取材を紹介しているのですが、帰国後にインド料理にハマッてしまいました。写真はロイヤルエンフィールドの日本総代理店、ウイングフットのみなさんと某所のインド料理屋に赴いたときのものです。昔はその独特のニオイが気になって敬遠してきましたが(最近はそうでもないんですが、もともと好きキライが激しいんです)、インドに行ってからあの辛さというか刺激を身体が欲している。そのことをまわりの友人に話すと、彼らはインドには行ってませんが、意外にもインド料理って人気あるんですね。ちょっと驚きました。で、そんなインドの古参バイクメーカーであるロイヤルエンフィールドのUCE車('07年発売)の長期試乗を次号から展開します。興味のある人はどんなテストを希望するか教えていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。
2011年04月14日
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1970年、私(縞田)は4歳でした。そのころの記憶と言えば、ほとんどが1枚の写真のように断片的です。そんな足下をすくわれそうな頼りない記憶の中でも、一際鮮明に覚えていることがあります。'70年の大阪万博で、岡本太郎作の「太陽の塔」の前で迷子になったのがそれです。ものすごい大きな白い像を目にしながら泣いている姿が見えます。その前後の記憶はまったくありません。皆さんもご存知かもしれませんが、今年はその太陽の塔をつくった太郎さんの生誕100年。それを記念して東京国立近代美術館で「岡本太郎展」(3/8~5/8まで)が開催されているというので、お邪魔してきました。岡本太郎と言えば、”芸術は爆発だ”のブッとんだ人。というイメージが20代のころありましたが、30代なかばに「今日の芸術」という著書を読んでからは認識を改めた次第です。もちろん、尋常じゃないブッとんだ考え方で、普通の常識とはまるで正反対なんですが、とてもまともで的を射ていると思いました。アート、哲学に興味のある人はぜひ読んでみてください。さて、私のお目当てである太陽の塔は、さすがに映像での紹介でしたが、そこで製作秘話の映像が流されてました。詳細は割愛しますが、あの万博のテーマは「進歩と協調」だったそうです。それに対して太郎さんは、進歩と協調は相反するモノ、進歩によって人間が機械(テクノロジー)の奴隷になってしまい、協調とはかけ離れている、と当時の世相を語っていましたが、現代もまさにそうですよね。あの震災が起きる前は、それこそ湯水のようにエネルギーを使っていた。もちろん自分も含めてです。それを支えるための原発だとしたら、今一度本当に必要なエネルギー量をしっかり考えなくては。もうそういう動きははじまっているのでしょうが。機械の奴隷にならずうまく共存するバランス……ムズカシイけどやはり行きすぎてはいけないのだということを改めて感じました。
2011年03月27日
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どうもご無沙汰しております、縞田です。2月の上旬から中旬にかけてインドに行ってました。そこでカルチャーショックというか、自分が日本人であることをよくも悪くも突きつけられた感じで、帰国後は何かと身辺について考えることの多かったその矢先、震災がありました。この2重の衝撃でブログを書けなかったと言えばそれは言い訳にしかならないのですが、思うところが多すぎるし、胸の痛い日々が続きます。取材も進行すべきか否か、正直けっこう迷いました。何だかジメジメとした日記で申し訳ありません。でも、今は自分がやれること、やるべきことをキチンとやるしかないんですね。遅ればせながら震災で亡くなられた方々にはご冥福を、被災された方々にはお見舞い申し上げます。
2011年03月26日
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こんにちは、縞田です。早速、カキコミがあってバレちゃったかもしれませんが、これが現地での最後のカキコミとなります。滞在したのは都合1週間。心配していた腹の具合はたいしたことなく、スパイシーな食事にも慣れて、すっかりこの国を気に入ってしまいました。日本人が失ったものが、ここには一杯アリマス。もちろん、日本では考えられないような非常識とも思える環境なのですが、人々の活気あふれる営みを、ただただ、羨ましく眺めて過ごしました。それに比べると……ってないものねだりをしても仕方ないですね。このレポートは、次号、次々号で展開するので、ぜひ皆さんに読んでいただきたいと思います。
2011年02月12日
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寒い日が続きますが、皆さん、バイクには乗ってますか?私(縞田)は、最近になって通勤等でバイクに乗ることが少なくなっていますが、その分、オフロードを走る機会が増えました。とはいうものの、現在KTMのモトクロッサーを売却しておりまして、オフを走るマシンがありません。そんな私を見かねてか、各メーカーさんは「シマダくん、これを使ってくれたまえ!」と、エンデューロレーサーやモトクロッサーを貸してくれるわけです(ウソです。誌面展開を理由に貸し出しをお願いしてます)。上の写真は、そうした広報車……ではなく、元モトクロス世界チャンピオンでおなじみの、渡辺 明さんが所有するRM-Z450であります。渡辺さんのコースにほかの車両を持ち込んだ際、比較対象として試乗させていただいたのです。モトクロッサーの450と言ったら、私にとって雲の上的な存在のマシンです。そのパワーに翻弄されるのは間違いないところですが、ポテンシャルの発揮はともかく、乗れないことはないという意外な結果となりました。だからといって、次期マシンに450を選ぶことはありませんが、RM-Zに乗ったことで、モトクロッサーならアルミツインチューブフレームを採用しているモデルを選択したいという考えに傾きました。そうそう、先だって明石にある川崎重工のコレクションホールを訪ねたのですが、そこでリッキー・カーマイケルがAMAチャンピオンを獲得した'92年モデルのKX250SRが展示されていました。このモデルはアルミではないものの、ツインチューブのようなペリメターフレームを採用してますね。おそらく当時としては安定性が高かったのではないでしょうか。どんなフィーリングなのか。気になります。
2011年01月22日
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こんにちは、縞田です。この前の日曜から月曜にかけての雪、すごかったですね。私は編集長の阪本と日曜の夕方、東京の編集部から神戸までクルマで向かったのですが、名古屋手前から本降りになって、名神高速は大阪に入るまで渋滞でした。おかげさまで無事に着くことはできたものの、約9時間のロングドライブです。いや~大変でしたね。でも、昨日家に帰ってから録画していたダカールラリーを観てみれば、雪のドライブはそれほど大したことではないんですよね。ダカールの場合、300km移動して、500kmのタイムアタックという日も珍しくありません。しかも超悪路です。それが2週間続くんですからね。宿泊はテントだし、一体、どれくらいの体力、精神力が必要なのか、見当がつかないくらいです。いつかはダカールと思っていた私ですが、3時間のエンデューロレースでもヒィヒィ言っているようじゃ、当分先の話になりそうです。そんなダカールが南米で開催されるようになって3年。彼の地では人気のイベントになったようで、かなり盛り上がっているみたいですよ。ちなみに2011年のダカールですが、2輪で優勝したのはKTMを駆るマルク・コマ選手、自身3度目の勝利です。4輪はフォルクスワーゲンのナッサー・アルアティア選手が初優勝となりました。
2011年01月19日
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こんにちは、縞田です。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。さて、下の写真、小誌1月号を見た方ならお分かりになると思いますが、ワンダフルオフロードワールドという企画のタイトル画像ですが、WERIDE三宅島エンデューロレースの移動区間で撮影したモノで、レース会場ではありません。ここは七島展望台という場所で国定公園になっており、普段は走行禁止の場所なのですが(ゆえにレース会場としては使えません)、今回はレース会場への行き帰りに特別に走ることが許されたわけです。もしここでレースをすることが許されれば、それこそ世界に誇れるエンデューロレース会場になると思います(大人数を迎えるには先にインフラ整備が必要でしょうが)。ところでこの三宅島のエンデューロレースに参戦する際、餞別として編集部員だった品田から葉巻をもらいました。実は3年前から禁煙に成功していた私ですが、まあちょっとだけならという気持ちで吸ったところ、禁煙のようにストイックになることはほかの価値観を認めない、ある一方に偏った人間になるんじゃないかという、いま考えるとただ単に誘惑に負けたのですが、そんなイイワケを含みつつ、11月の後半から喫煙を復活してみたのです。吸い始め当初は、これまで辞めていたからでしょう、1本吸うたびに血管が細くなるようで目眩さえしましたが、数を重ねるウチに次第に慣れてきます。それにしても馬鹿野郎ですよね。値上がりしてからタバコを始めるなんて(苦笑)。でも、今年に入ってからはきっぱり辞めました。やるならやる、辞めるなら辞める、としないと、ズルズルとなし崩し的に喫煙が続いてしまいそうでコワイというのもあります。まあ、3年吸っていなかったので、禁煙に戻るのは思いのほか苦労しなかったのが救いです。とにかく今年は新たにエンデューロマシンも購入し、レース活動を充実させたい。なのでタバコや酒、その他(?)にかまけてはいられません。体力作りも必須ですしね。
2011年01月07日
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▲チェッカーフラッグを振る元モトクロス世界チャンピオンの渡辺 明さん。その渡辺さんが笑顔の理由は……次号でお伝えします。こんにちは、縞田です。いよいよ今年も終わりに近づいてきましたが、皆さんにとってはどんな年だったんでしょうか?私は、昨年オフロードを休んでいたので、それを取り返すためにちょっとがんばってみたのですが……どうやら気持ちばかりが空回りしたみたいで、思ったような結果を残せませんでした。これを来年の課題として、エンデューロレースに取り組めたらと思っております。さて、この前ブログで私が参戦しているエンデューロレースのシリーズ最終戦のことに触れましたが、そのご報告をここではしたいと思います。今回はホンダさんのご厚意により、国内販売されているCRF250Xでの参戦です。実はKTM以外でレースをするのは初めてで、それが楽しみでもあり不安な要素でもあります。ちなみに第一戦=KTM250EXC-F(07)、第二戦=KTM250EXC-Fシックスデイズ(10)、第三戦=KTM250SX-F(08)と、すべて異なるマシンで参加しました。レースで勝つことを考えると、同じマシンのほうがいいに決まってるんですけどね。EXC-Fは乗り慣れているので問題はないのですが、CRF-Xは、何かと勝手が違います。いろいろありますが、大きな違いはパワーフィーリングとリヤショックの構造です。EXCに対してCRFは穏やかなパワー特性です。リヤショックにリンクのないEXCとリンクのあるCRFでは、ギャップ通過時の車体の挙動が異なります。車体が跳ね気味のEXC、粘りのあるCRFといったところでしょうか。それでも、CRFは乗りやすいですね。さすが総合メーカーNo.1のホンダらしい。全方位的に煮詰められてます。ただ、スタンダードの状態では、ギヤ比がやや高めで中回転域のパワーが少し足りない感じです。このあたりは調整で補えてしまう部分ですね。自分なりの方向性に近づける必要はありそうです。とはいえ、低速域でのエンジンの粘り具合やトラクションは抜群で、サスも柔らかめなため、いつもより疲れが30%くらい少ない感じです。これで身体が馴染んで自分仕様に仕上げれば、相当なポテンシャルを発揮してくれるでしょうね。レース結果や詳細は、次号(2月15日発売)でお伝えします。それでは皆様、よいお年を!
2010年12月27日
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こんばんは、縞田です。いま宇都宮に来てるんですが、明日は私が参戦しているエンデューロレースの最終戦なんです。今回のマシンは、いつものオレンジではなく、赤いヤツです。ホンダさんからマシンをお借りしたんです。今月号の試乗記にも書きましたが、このマシン、素性がよくて乗りやすいんですよね。ハンドガードだけ自前で、あとはスタンダードのまま出場します。それにしても、今年はこのエンデューロレースにおいて、すべて違うマシンを使うことになりそうです。本来なら、慣れ親しんだマシンを使うべきなのですが。まあそれはともかくとして、ケガをしない程度に思いきり楽しんできます♪
2010年12月18日
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こんばんは、縞田です。今日は天気予報のとおり、先ほどから雨が降り出しましたね。さきほど編集部員はカッパを着てバイクで帰りました。これからバイクで帰る人は気をつけてください。さて、だいぶ遅くなりましたが、広島取材の最終日の出来事を、ここで紹介したいと思います。JNCCの決勝当日となったこの日、朝6時にビジネスホテルをチェックアウトしました。その際、チェックイン時にもらった抽選チケットをフロントの人に渡すと、ノートPCを指さして「どうぞ、お好きなときにボタンを押してください」と言いました。その画面はスロットになっていて、ボタンを押してスタート、もう一度押すとストップとなります。前日からほとんど寝てなくてどうでもいいという無欲の状態だったからでしょうか、適当に2回ボタンを押すと、777がそろって1日宿泊券がもらえる特賞が当たったのです。普段はじゃんけんでも負けがちな運のなさの私です。これは何かいいことあるかもしれない。そう期待せずにはいられらない朝の始まりでしたが、会場に着くころにはすっかり忘れてました。そして、レースも終わって日が落ちたころ、東京に向かって中国道を走っていたときのことです。私は後部座席にいたのですが、ウトウトしながら前方を見ると、前のクルマたちがハザードを点けて蛇行運転してます。渋滞でもないのになんでだろう。そう思った刹那、我々のハイエースが一瞬宙に浮いた感じになって、その後かなり強い衝撃を受けました。おそらく、何らかの落下物を踏んだに違いないのですが、運転手は動物だと言い張ります。とりあえず、SAに入ってクルマをチェックしてみると……リヤタイヤまわりに血痕があります。あれはイノシシだったのでしょうか? 原因が分かってホッとしたのもつかの間、フロントフェンダー(バンパ-?)あたりから何か液体が落ちてきます。冷却水です。とりあえず走れそうなので100km先のSAまで走ります。バケツ1杯分くらい冷却水が減っています。なのでその後は東京まで100kmごとにバケツ1杯分の水を継ぎ足しながら、何とか朝の5時30分に帰ってきた次第です(そのハイエースは、入院したそうです)。めったに当たらないクジに当たったもんだから、めったに当たらない動物にも当たってしまったのかもしれない。そう関連づけができたのは、翌日のことでした。
2010年11月25日
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ココイチの鹿カレーを食した後は、ひたすら高速を西に移動します、中国道の三次ICで降りて下道を走ること30分。JNCCの最終戦となるビッグディア広島の会場に到着です。無事に着いたのはいいのですが、時刻は2:30。濃霧に覆われてそこの気温は3度以下です。この日は車中泊です。もう寒くてたまりません。結局、明るくなるまでほとんど眠ることができず、決勝前日の朝を迎えました。とはいえ、会場に続々とライダーや関係者が集まってくると、明らかにテンションは上がります。午後にはハスクバーナやGASGASの最新モデルにも試乗できました。あっという間にその試乗会が終わると、今度は参加選手たちの試走会が始まります。試走は試乗会で使われたコースで行われていましたが、圧巻は本コースです。全長12km超のそのコースは、牧草地帯を中心にシングルトラックの森の中や急坂を登るところなど、バラエティに富んでいました。とにかく、すごいスケール感です。来年は取材ではなく、ぜひ参加してみたいですね。
2010年11月23日
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