★鎖は引きちぎるぜ BABY 鮫虎★


 ロックに年齢なんて関係なし。音楽への情熱は今も全く変わりなし。いくつになっても好きな音楽を演じている。ボスの存在こそがロック!
 矢沢永吉が今年でロック・デビュー30周年を迎えた。「ロック・デビュー」~この言葉は矢沢永吉にのみ適用される。なぜなら、一貫してロックを歌い、ロックと戯れ、ロックに身を捧げてきた唯一の国内ミュージシャンだから。あの伝説のバンド、キャロルを率いて音楽シーンに登場して30年、彼の偉大なる功績については誰もが認めるところ。そしてその節目&通過点となる2002年、矢沢永吉の加速度はさらにアップした。
 7月26日リリースのニュー・シングル「鎖を引きちぎれ」は、1978年のアルバム『ゴールドラッシュ』に収録されていたナンバーのセルフ・カヴァー。24年の歳月を経て、新たなロック・スピリッツが注ぎ込まれ、ここに蘇った。しょぼついて錆び付きそうなこの社会に鉄槌を打ち込むように、熱くぎらぎらとしたエネルギーがほとばしる。「鎖につながれて お前は生きるのかい」…なぜ彼が今、このナンバーを世に送り出したのか、詞(ことば)を聴けばすぐにその答えがわかるはず。後ろを決して振り向かず、ただ自分の信じた道を進め、そんな叫びは世の中に対してだけでなく、彼自身への問い掛けでもあるようだ。矢沢永吉という一人の男、ミュージシャン、そしてパフォーマーがありったけの魂を投げつけてくるこのサウンドに、あらためて偉大なるロックの力を感じるだろう。
 この新曲のアート・ワークも既に大反響を巻き起こしている。渋谷の交差点に突如出現した巨大広告は街行く人々をあっと驚かせたに違いない。今回のジャケット写真は30年後の矢沢永吉なのだから。そしてCD-EXTRAとして収録されているプロモーション・ビデオの中でも、30年後の矢沢永吉が登場し、ライヴを繰り広げている。ロック・デビューから30年後の今、そして今から30年後の矢沢永吉、そのどちらにも共通しているのは「ロックンロール」だ。ロックし続けている矢沢永吉がいる。
 今年も彼は作品リリース、音楽制作と並行して、精力的にライヴ活動を展開している。このスタイルは30年間ずっと変わらない。常に最高のライヴと渾身の新作を届けてくれる。そのあくなきエネルギーの源はやはりライヴ・ステージである。ロック・ミュージシャンたるもの、オーディエンスの前で一切の妥協なしのパフォーマンスを魅せるもの…矢沢永吉は身をもって教えてくれる。現在は8月15日まで続くアコースティック・ライヴ・ツアーの真っ最中。そして9月14日(土)には東京スタジアムにて30周年記念スペシャル・イベント『ONE MAN 30~THE DAY~』が開催される。また9月4日にはセルフ・カヴァー・アルバム第二弾『SUBWAY EXPRESS 2』がリリースされ、間髪入れずに翌日の5日から全国ツアー『EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2002』がスタートする。今後30年、矢沢永吉が生み出すロックの奇跡を追いかけていこう。


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