Kaleidoscope of Life~人生の万華鏡~

英語育児のススメ2



お隣の国、韓国では「会話能力不足」を解消するために1997年から全公立小学校(3年生から)で週に3~4時間英語を教えているそうだ。また韓国の中学3年生は日本の高校2年生レベルの英語能力があり、会話、リスニングはお話にならないほど差があるらしい。日本は英語教育において韓国とは10年以上の差がつけられているのが現状なのだ。英語教育をしているのは同じなのに、どうしてここまで違うのか。子供達に教えていても、どうしたら英語をもっと生活レベルまで実践することができるのだろうか、と以前から考えていた。

そこで、ぜひ「英語育児」をおすすめしたい。そう、これからの英語教育は母親も自ら積極参加するところに突破口が見出せるようになる。

最近は英語育児のサークルをよく耳にする。
対象は0歳~2歳の子供達なのだが、勿論、母親も参加する。歌ったり、踊ったり、絵本を読んだり、ゲームをしたり、育児英語の表現を習ったりと盛りだくさんだ。お母さん達も毎回楽しみに来ていらっしゃる方ばかり。

普通の育児サークルに以前参加してみたが、正直、私はどことなく違和感を覚えた。参加しても他のお母さん方とそこまで触れ合う機会もないし、「育児」といえば、何かと「お悩み相談」のようなスタンスがあり、子供達を遊ばせてあげたらそれでいい、というような母親の雰囲気もあり、それも勿論大切なのだが何か建設的な糸口に欠けていた。全てのサークルがそうとは限らないだろうが、私はそう感じた。

それに比べると、「英語育児」と名打ったサークルはお母さん方の活発な交流もあり、子供達もとっても楽しそうだ。親子双方が楽しんでいてキラキラしている。正に、ここに「理想の育児」のあり方を見たような気がした。

「英語」というと私達の世代のお母さん方は「受験英語」のイメージが強く、私はできたとか、できなかったというようなことで片付けてしまいがちだ。しかし、「英語」の本来の目的は、「コミュニケーションの道具」であり、つまり、子供達と英語を通して楽しいやり取りができて、尚かつ親子の絆も深めることが出来るのだ。子供達は言語のスイッチの切り替えができるので、両方楽しんで覚えることができる。

私も実際二人の子供と英語でやり取りを楽しんでいる。しかし、英語と言ってもそう難しいものでもない。育児で使う英語を使えばいいのだ。知っている単語を並べるだけでもいい。一度は英語を習ってきている世代なのだからぜひそれを今活用し直してみた欲しい。

サークルに参加して、「英語」というひとつのテーマに共通の目標を掲げていくお母さん方の姿を見て、とても前向きな何かを感じた。教室に通わせるだけで、子供達の英語が上達するだろうと思って欲しくない。母親自らが英語と接することが、子供達にも刺激を与え、普段のコミュニケーションにも彩りを添えるのだ。

母親のそうしたやり取りを見れば、また父親も家族もいい影響を受ける。そうすれば、10年後には日本も母親達の努力が、英語教育の底上げに一旦を担うことになるだろう。教育とは、やはり母親が学び取る姿を子供達が見ることから始まるのではないかと実感した。

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