YOROZU

YOROZU

名も無い花・・・




     誰も僕に<名前>を付けてクレナイ・・・


   誰も僕を見てはクレナイ・・


         僕はこうして此処に存在(いる)のに・・・


  ヒトは皆・・僕の存在を否定して・・・


     そして、僕の身体(からだ)を踏み付けて・・去っていく・・・


 いつからか・・僕はヒトを信じられなくなっていた・・・


       いろんなヒトを見てきたから・・・


    けれど・・キミだけは違った・・・


          キミだけは僕の存在を認めてクレタ・・


      僕の傷ついた葉を一枚一枚丁寧に治してくれた・・


   僕のカタクナで・・傷付いた心を癒してくれた・・


     そして・・僕に力強く、太陽の元に咲き誇ると言う意味の


    「タンポポ」と言う名前をくれた・・・


        たった一人のヒトだから・・・


         Fin・・・




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