psychedelic chain


そこは昭和のなごりがするアパート。

砂利の駐車場の空きスペースに車をとめ、
ちびには車に待たせてた。

どうせ誰もいないし、
場所の確認だけでもと思ってたから。

外から見た限りでは誰かがいるようには思えなかった。
でも、1階のベランダの部分には手押しの三輪車。


玄関先に回ろうとしたら、
本当に偶然にばか男が出てきた。



ついさっきまで、仕事だといって
「仕事の邪魔をするな」
「馬鹿じゃないのか」

ってののしってたくせに、
何で家にいるのか?


というより、
『やっぱり家にいたのか』と
予想を裏切らない男だとつくづく思った。



ばか男は債務整理の話に行くといって、
さっさとどっかに行ってしまった。


家の中には、
前嫁とばか男の子供2人がいるらしいかった。



まぁ、玄関先に回って確認と思ったら、
部屋のドアあいてるんですけど…



中で、前嫁が風呂に入ってるみたいだった。
暗い部屋の中。



なんだかすごくばからしくなった。
予想道理だったことがすごく笑えた。





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