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堤防のヘリに座って、ボトムをズル引いてたら、ウトウトとしてしまった。ココのところ仕事は忙しいし、忙しい中、暇を見つけて自転車に乗っているので、本当に体が疲れてる。この歳になって、体自体がヘトヘト←という感覚がやっと解ってきた。疲れって、たいていの場合はフィジカルじゃ無い。そんな中「キター!」とTの声がして目が覚めた。どうせなら自分の方にキてくれて、目覚めたかった。見に行ってみると確かにイカの様だ。初ヒットなのである。ギャフ掛けしようと試みるが、暗いし、小さいしで上手くキマらない。幸いエギは、しっかりと掛かっている様子。「ソーっと抜いちゃえよ!」ということで見事、初釣果《アオリイカ200gくらい》おめでとう。人様に面倒を見てもらうタイプの私が、生意気にも今までTにエギングのコーチなどしてきた。とにかく彼は筋が良かった。キャストも、飛距離、精度の両方がかなり早い段階から出ていたし、ロッドアクションも見よう見まねなのに、今では、私と並んでやってても傍から見れば遜色ない位だ。そして1個100円のデフレエギで私よりも先に釣ってしまうのである。まったくいったい釣りって何だろう。私は5歳の時から釣りしてるのに、彼は、ロッドを初めて握って5日目なのだ。そういえば、以前、「コップで180mlの水を汲み、その水分子一つ一つに赤い色を付けたとします。そして、その水をその辺に捨て、地球の水(海水も地下水も氷も水蒸気も全て)を均等にシェイクします。もう一度、コップに180miを汲むと、そのコップの中に、先ほど着色した水分子はどのくらいあるでしょうか?」「ヒント、地球の総水量は14億キロ立米です」という問題をTに出したことがある。この問題は、私が会社の研修で聞いてきたものだ。その当時は、ちょっと面白い話だったので、調子に乗って、会う人会う人やたらと得意気に出しまくっていたのである。正解は774個←「意外と地球の水って少ないんですよーだから大切にしまショーねー」みたいな趣旨のネタなのだが、Tはこの問題を聞いた後、「ちょっと待って下さい」と言い、しばらく自分の携帯の電卓で計算し始めた。1分後ディスプレイに見事「774」の文字が並んだのである。20人位にこの問題を出したのだが、当てずっぽうにもニアピンすらなかったのに。賢いのである。彼はちっともお洒落じゃないし、ものの風流など知らないし、男の野暮や粋などは解らないのだが、それは興味がないだけなのだ。賢い故に要領がいい。だから釣りも半端無く上達が早いのだ。多分。「俺も若い時はもっと一生懸命勉強して、教養の方をしっかり身につけるべきだったかも」などと少し人生を後悔してしまったのである。闇夜の下田湾で。写真は本文とは全く関係のない「八ヶ岳」八ヶ岳ってカッコイィ山だよね
November 25, 2006
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「早く行って早く帰ってこよう」ということで、夜中に出発し、明け方前には下田に到着した。ナライが強かったので、風裏となる須崎の「おっせ堤防」に入ってみる。が、以前は無かった巨大テトラが、堤防周りを取り囲んで、竿を出す場所がなくなっていた。(ま~テトラを超えていけばできそうだし、沖側にキャストすることができればココでボーズはないだろー)(でもデカ過ぎるなーこのテトラじゃ~夜だし~慣れてないTには厳しいかもな~学生だし~未来もある~万一落ちたりしたら~)(やっぱそうなったら親とかに謝りに行くしかないんだろうなー)「やめよここ」みたいなことで、夜のうちはとりあえず安全な下田湾の浄化センター下の堤防(あまり釣れないけど)に入ってみた。(闇夜だからーこっちのULガイドの絡みにくい方のタックル使ってもらって~)(トラブルがかったるいからリーダーは12lbで~結節はいちお摩擦系のノットにしとこう)(眠いな~今、ちょっとでも寝とけば、帰るとき厚木から町田までの渋滞が少し楽になるかもな~)(でももしこいつ海に落ちちゃって気がつかなかったらやヴぁいしな~)昔占い師に言われたのだが、私は、人様に面倒を見てもらうタイプの人間だそうだ。しかし、歳を取ると、それが不本意でも悪い状況をいちいち想定してしまうのである。以前ココで書いた「危機管理能力」である遊んでいる最中だというのに、何だか知らずと自分で自分を縛ってしまうのだ。人に面倒を見てもらうタイプの私だというのに。その時思い出した。以前、自転車でTとバトルした時のことだ。バトルといっても往年の全日本プロレス的な対戦なのだがシーク・ブッチャー組がファンクスに使うような姑息な手段でリードを稼いできたものの、つまらない理由であっさり抜かれてしまったのである。その時私はTより10m程前を行っていて、比較的急な峠道を60km/hくらいで下っていた左のブラインドコーナーに差し掛かった時、ふと思ってしまったのだ。(もし、このコーナーの出口にバナナの皮が落ちていたらどうしよう・・・)(このスピードとこのバンク角、そしてタイヤの幅は20mm)(アウト側は崖、崖下15mは急流)(明日絶対会社いけないな、ってかこんな感じで死ぬのはやだなー)そして、もしものバナナの皮一枚を避けられる程度に減速したとき、アウトからノンブレーキで突っ込んできたTにぶち抜かれてしまったのだ。それは取り返しのつかないほどに。全くトホホである。私は今まで技術より体力より「一発度胸」だけで勝負してきた。それはこの歳になっても大切にしていたスキルだった。一緒に遊んでいる年齢の若いコに対して、体力的な面でも苦戦しているのに、取り越し苦労的な危機管理能力のせいで精神的にも倍以上のダメージを喰らってしまうのだ。一言で言えば「歳はとりたくない」←そういうことなのであるしかし、どんなに悔しくても、遊んでいる時にこのことを口に出してしまったら男としてダサイのではないだろうか。第一そんなことを話しても、彼には全く関係ないし、しかもリアルに理解出きる訳がない。何の良い事も無い。そして思った。心身共に倍付けなダメージをもらっても、それを静かに黙って受け止めていくことこそが「しヴい大人の遊び」なのではないかと。まぁまぁその時は、それなりにしヴくまとまったのだが、こうして、今、WEBでその辺に発信しちらかしてしまっている訳なのである。[秩父山中]
November 21, 2006
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このブログのプロフィールには年間100日以上を海辺で過ごしていると書いたままになっているが、これは既に嘘で、最近は休みとなると車に自転車を積んで、山に行っているのである。この「ヒルクライム」という、ひたすら自転車で山を登るスタイルが、なんだか物凄く面白いのだ。どこが面白いのかというと、それはちょっと説明し辛い。登り切った時の達成感だとか、頂上からの景色がいいからとか、下りの爽快さとか、沢から出るマイナスイオンだとか、解りやすいのを挙げてみたが、こんなのは全部後付けの理屈で、本当のところ「ゲロを吐きそうなくらい苦しい登り」←が魅力の本質なのでは?と思っている。まぁ、そんな自転車漬けの中でも、エギングだけはポツポツと行っている。先日も(といっても先月のことだが)mejina55さんが掲示板にくれた情報に乗って、チャリ仲間の大学生Tと伊豆半島に行ってみようということとなった。Tに電話で「下田湾内で午前中に軽く叩いてチャリで天城を越えて三島から新幹線で帰るのと、三島から沼津→西伊豆→下田をチャリランガンして踊り子で帰るっていうプランを考えてるんだけどどっちがいぃ?」と聞いたところ「今回は釣りに集中したい。そして自分で釣ったイカを食べたい」と返事が返ってきた。いままで、釣りに行く前にTは必ず同じ学部の友人に「今晩はイカを釣ってくるから皆で食おう」と声をかけ、帰ってきてからその友人達と釣果を食べていたそうだ。そしてそれはいつも私が釣ったイカだったのである。もしこれを私に置き換えたら~「いっそ死んだほうがマシ」←レヴェルの屈辱だと思う。・・・。「じゃぁ今回はチャリは無しでガッツり釣りしよう」集中すれば、この季節なら悪くても1つは乗せられるだろう。私は、釣りの上手い下手はその人のイメージ力にかかっていると思っている。Tにはこれといった小手先のアクションやテクニックは伝えなかった。あれこれ考えて自分の力で釣って欲しかったし、人に手取り足取り教えられてとりあえず的に魚を釣って喜ぶタイプじゃないと思ったからだ。ただ「水中でのラインとエギとイカと海底の関係の理想を絵に描けYO!」と、偉そうに言ってきた。一つ乗せることができればイメージは、よりリアルなものとなり、そこから枝葉が伸びていくのだ。それは釣果と共に←(これが美しいカタチ)まぁまぁ、そんな想いを巡らせつつ、とりあえず、下田に向かってみた。写真は北茨城の山常磐道沿いは帰りが混まないところがいぃ!
November 19, 2006
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