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今日は、筑波山でヒルクライムをした。自走で行ったので、登り2本を含めて10時間、200km走った。筑波の上りは厳しい。道も悪い。去年、初めて行った時にペダルが踏み切れなくて転倒して、デジカメと背中の骨を壊してしまった。止まったら、2度とビンディングを嵌められなくなるほどの坂がいくつもある。筑波に比べたら、富士スバルラインはサイクリングだ。地獄4 で、釣り中、集中力を保ち続けるということが、ヒルクライムの地獄に少し似ていると書いたが、あれは思い違いだった。比較にならない位、苦しい。記憶がまだ濃いうちに、書いておいた。
June 27, 2007
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先日行った神津チャーターの帰り道、私は、助手席のI氏に「昨日のワラサの刺身どうでした?」と聞いた。「まぁまぁだったな」とI氏は言った。「そうですか。俺は、今まで食った刺身の中で、もしかしたらTOPだったかもしれないです」と言うとI氏は「お前は今までどんな刺身を食ってきたんだ」と言ったのだった。まぁ、そんな風に言われるとは思っていた。それでも私は「俺は絶対に先入観や情報に惑わされない自分の感覚を持ってますから」みたいな主張と「美味しいものを美味しいと思えるあなたが」的な、そんな、みつを的な思いを含めて、あえての覚悟で言ってみたのだ。神津チャーターの夜の宴では、毎回船長が何品か魚を造ってくれる。中でもメインとなる皿は、ハガツオの様な鮮度命の魚だったり、クロアジみたいな珍しい魚だったり、アオダイとかオナガダイみたいな超高級魚だったりする。それをご馳走になる度に、何というか、私の中に小さなインスパイア感が発生する。今回は、そのメインの皿がワラサだった。ここのところ、神津島ではワラサが豊漁で、島北西部赤崎沖の定置網に、毎日200~300本も入るらしい。そしてそれは、そのまま活魚として、生簀船で首都圏に運ばれているそうだ。卸値で、確か1本\300位だと言っていたと思う。そして、ワラサといえば、スカしがあまり無くファイトも強いことから、船遊漁では絶大な人気を誇る魚種で、ワラサ船の釣況が、その年の釣具市場全体の売り上げにまで大きく影響する位なのだと、業界の方に聞いたことがある。私も昔、波崎の堤防で、キャストジギングで釣ったことがあった。ショアでこんなサイズの魚が喰うのが珍しくて、夢中になった思い出がある。同じDNAを持つ、能登とか氷見の寒ブリにはそこそこのプレミア感はあるのだが、ワラサの市場価値とかポピュラー度は、そんな感じだ。言ってみれば平凡な魚なのである。今回のワラサの造りは、単純に味が素晴らしかったのだ。ワラサは、活け絞めて、水氷の中で2日置いたそうだ。2日というのがポイントなのだと思う。その身は熟成が進んで艶があり、少し飴色がかっている。なのに綺麗に切り口が立っている。鋭く研がれた包丁で丁寧に造られているのだ。さくの断面は、約底辺5cm、タンジェント50%程の直角三角形で、それを5mm幅と薄めな感じに切り分けられてある。口に入れると、程よい脂の乗りが上品で、身の熟成加減とのバランスがいい感じだ。あのブリの独特な匂いは全くしない。5mmという厚さがまた丁度良い。これ以上もこれ以下でもNGだと思う。そして、飲み始めて3時間余りが経って、そろそろ飯食って寝ます位の時のコンディションがまた良かった身が柔かくなり味も一段と濃くなって、更に美味くなっている。肴だったワラサはおかずと化し、醤油を両面につけて、ご飯と一緒に食べた。私は自分の代謝効率も忘れて、炊飯器までを3往復してしまった。満を持してパーフェクトに造られた神津島のワラサ。私が文章にすると大袈裟になってしまうのだが、本当にご馳走様だったのである。デザイン度 ★★★☆☆ ファイト 度 ★★★☆☆ おいしさ度 ★★★★★イラストの色や形はテキトーなので、もしコレを見て興味を持たれたら図鑑などでちゃんとしたのを見てください(背鰭の節の数量が違うなどのクレームは受け付けかねます)
June 24, 2007
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船酔いも、天災も、金がなくてやりたいスタイルの釣りが出来ないのも地獄だが、それによって、些細な事に感動できたり、穏やかな気持ちになったりはしなかった。わか旦那さんがコメントしてくれた地磯歩きとか、フィジカルにハードなディープジギングなどは、確かに気持ちのよい汗をかけるのだが、ちょっとこのテーマの答えではない気がする。結局私は、釣りの世界の中で、コレというようなハッキリした「地獄な事」は見つけられなかった。しかし、この2週間の間、イナンバや神津島で、ダラダラと釣りをしたり、何人かの釣り仲間と久しぶりに会って、酒を飲んで、それとなく話をしてみたりして狙いの魚を手にしたいという気持ちを強く持って、絶対に諦めない←みたいなメンタリティーを保ち続けるそんな感じ自体が、地獄ってことでもよいのでは。と思えてきたのだった。釣りに集中し続ける。こんな当たり前なことが、私にとっては、一番苦手なことでもある。その釣りを、やっていればやりこんでいる程、その場の状況の中でのヒット確率が見えてきてしまう。というか、見えたつもりになってしまうのだ。確率が薄目なときは、気が緩んで、意思のない動作を惰性でしてしまったり、半分寝てしまったり、最悪、ロッドを置いてしまったりする。アングラーとしての差が出るのは、大体そんな時だ。やはり、どんな状況でも、集中力を切らさず攻め続けられるというスキルは、大きなアドバンテージになる。そのように見てみると、釣りはまさにエンデューロだと思った。そして、ヒルクライムとかグランフォンドのような、順位を競うよりも、完走することがメインで、自分の中の目標に向かって尽力していくスタイルに結構似ていることに気付いた。釣り人の世界では、どうしてもサイズや重さの様な釣果だけが目立ってしまいがちだ。しかし、ピンポイントの釣果は、運によって大きく左右するので、サイズや重量の記録などは、本来、サブ的な要素なのだ。というかそうあるべきだと思う。今回参加した「Mt富士ヒルクライム」の私の順位は、全体で中の上。クラスでは中の下位だった。恐らくそれが今の私のリミットだ。順位だけを見ると正直少し凹むのだが、身体能力を人様と比べるには、あまりにも不摂生をしてきたし、体にはいくつもガタがあるし、資質もそれ程じゃない。それよりも、トレーニングを含めて私が経験した地獄は、タイムを縮めたいという向上心だけではなく、何だかよく解らない感動しやすい心や、穏やかな気持ちみたいな「いい感じな状態」をもたらしてくれた。自分の釣りのスタイルも、釣果や記録を気にせずに、集中力を持続する時間をどれだけ延ばしていけるか←みたいなそんなエンデューロタイプにシフトしていくことで、何か新しい、気分のよい感覚に出会えるのではないかこの2週間、ヒルクライムの地獄から色々考えを巡らせてみて、そんな風に思ったのだった。[三浦湾と多幸湾]
June 17, 2007
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次の日は、神津本島周りで渡船のポーターをして、その後、多幸の桟橋でショアジギングをしてみた。定置網に、ココのところ毎日ワラサが入っているという情報からだ。この日は、朝からハッキリしない天気だった。そして2~3キャストした位で、とうとう降り出してきた。借りた車を桟橋の先端に停め待機していると、雨は段々と激しい雷雨に変わっていった。新島方面の水平線に、稲光の矢が、何回ともなく、それは景気良く突き刺さっている。その眺めは壮大で、ちょっとしたスペクタクルショーだ。「一眼レフでもあれば、綺麗な写真が撮れたかも」「そういえばタバコボンに降りたIさんは平気だろうか」「チャランボが避雷針の代わりになるから大丈夫か」「それ大丈夫なのか?」みたいな事を考えていると、多幸港から、○○丸が出て行くのが見えた。あの回しかたでは、何かあったに違いないと思っていたのだが後から聞いた話、やはり○○根に乗っていた石鯛師が二人、落雷の衝撃で海に弾き飛ばされていたらしい。磯での雷は、地獄だ。私も以前、中木のカツオ島表本場で釣りをしていて、裏付近に落雷したというのを経験したことがある。物凄い光量の眩しさと音と振動が、一瞬に集約されて、自分がどうなったのかよくわからなかった。まぁ、どうにもなってなかったのだが。相手が雷では、逃げようがないし、ロッドを仕舞って、あとは祈るくらいしか出来ないのだ。[新島方面]
June 14, 2007
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地獄といえば、先週末、イナンバに行ってきた。今、金に余裕のない私がイナンバチャーターに同行することになった経緯は、長くなるので省略するが、船長のご好意で、渡船のポーターやジギングのサポートみたいな雑用要員として、船に乗せていただいたのだ。1時位に下田を出発し、6時前にはイナンバ島が見えてきた。カメから全員の荷物を出す。渡船を開始した。どの釣り座も使えるようだ。「右本場」「左本場」「ジョリジョリ」に、合わせて10人分の磯釣り師の道具を放り投げた。その後は、今回のメイン仕事でもあるボートジギングのサポートだ。30kg超青物対応のシステムラインを3タックル分組んだ。そして、私の石鯛釣りの先生でもあるI氏と、島周辺水深130mの全層を120gでガンガン探っていく。8時位までの2時間、アクションを変え、カラーを変え二人で色々やってみた。しかし、小さなアタリすらないのだ。この日は、私の目で見ても、何というか、海に活気がなかった。ソナーにも殆ど反応が出ていない。ボトム付近にチラチラしているのは恐らくメダイだろうということだ。船長が無線で色々情報を聞いてくれたのだが、イナンバ周辺のこの2~3日の青物は、あまり芳しくない様だ。集中力が途切れてきた。そして前に出てきたもの、それは私の船酔いだ。私はあまり船に強くない。しかもこの日は体調がよくなかった。渡船出来る位なのでベタ凪なのだが、ココは黒潮が掠める大洋だ。何気ないうねりのパワーもでかいし、潮波だってある。そして、一番の原因は、ライントラブルの度に私が組みなおしていた摩擦系ノットだ。編みこんでいる最中、3回くらい吐きそうになってしまった。「そろそろ磯で石鯛やるからさー、表層のキメジでもいいから適当に釣っといて」今回のチャーターメンバーは、釣りよりも、夜の宴を大事にするタイプだった。そしてI氏は先に荷物を降ろしておいた「左本場」に飛び乗った。これから私のフリータイムだ。というのに、とてもじゃないが、胃の中身が出そうでジャークなどする気になれない。「イナンバ」で「たった一人」で「ボートジギングやり放題」一日頑張ればあるかもしれない「20kg超のカンパチ」←夢にまで見た魚だというのに、体が動いてくれない。しかも、私が頑張らなければ、今夜、青い魚が宴に並ばない。これは「ついてない」ではすまないかもしれない。私にとってはちょっとした地獄だった。[キメジは船長が釣ってくれた]
June 12, 2007
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先々週の週末、富士山5合目までの25kmを、4300人が自転車でひたすら登るという「Mt富士ヒルクライム」に参加してきた。「Mt富士」の様な大規模ヒルクライムレースは、「乗鞍」「美ヶ原」「妙高」など、年に数回開催されるが、どれも最近異常な程の人気だ。たとえば、この「Mt富士」のエントリーフィーは\8000-普通の自転車イベントに比べると結構高額で、そして、前日に受付をしなくてはならない為、会場近辺に宿をとって宿泊することになる。首都圏からだと、交通費などを入れて、込み込み3万円程かかり、週末の2日間をまるまる費やすことになるのだ。それにもかかわらず、募集開始から、たった2~3日で、定員の4000人が全て埋まってしまうのである。前にも書いたが、私の中のヒルクライムの魅力は辛さだ。自分の心拍数を見ながら、死なない限界でペダルを踏んでいく時に考えること、それは「心臓がブローしそう」「呼吸が苦しい」「足が攣りそう」「尻が痛い」「朝食べたものが出そう」「もう降りたい」大体そんな感じの繰り返しだ。周りを見ると、男も女も、実業団レーサーも学生も、SORAもDURA-ACEも皆が皆、上だけを見て、放心したようにペダルを踏んでいる。道路を封鎖し、給水所やエイドステーション、大勢のサポートスタッフが完備されているヒルクライムレースは、安全で快適に思う存分「地獄」を味わう為にあるのだと私は思った。そんな地獄の中で感じることがある。スタート地点から、半分程登った位の待避所で、ハッピを着たグループが、和太鼓の演奏をしていた。恐らく、地元のアマチュア太鼓サークルだと思う。彼ら(彼女ら)は和太鼓を叩きながら、選手に声援を送っているのだ。「地方イベントと和太鼓」←「今日びちょっと痛めな余興」←普段の私ならそんな印象を持ったはずだ。しかし、地獄の中の私にとってそれは、まず、非常に高いレベルの気分転換となった。そして太鼓のビートと「頑張れ!」とか「あと半分だ!」の声が、心にグサッとくる位の感動と感謝の気持ちに変っていった。彼らは4000人の選手全員の為に、延べ3時間以上も太鼓を叩いて、励まし続けているのだ。思わず「ありがとう」と彼らに伝えたくなるが、そういえばそんな余裕は無いことに気づく。地獄の中では、丁寧に水を手渡してくれるおばちゃんや、頭上高く手を伸ばして残り距離のカードを表示してくれているおじいさんなど、運営スタッフ(多分ボランティア)のほんとに小さな真心さえもが、尋常じゃ無い程身にしみてくるのだ。人だけではない。虚ろな目に映る、各国それぞれのカラフルな自転車フレーム、登ってきた九十九折りの道路、雲で霞んだ白樺の林、森林限界を超えて見せる山肌の溶岩さえも、なんて美しい色形なのだろうといちいち感動してしまう。「地獄」というのは、不思議な位に、心を動かされる基準を下げてくれるのだった。レース後は、とても穏やかな気持ちになった。少しマシな人間に変身した様な気がした。地獄の魅力にすっかりやられてしまった。人気が出て当たり前だと思った。そして、釣りの世界の中では、このような「地獄」ってどんな事だろうと考えてみた。[早朝の藺灘波島]
June 10, 2007
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