笑顔がいいな

笑顔がいいな

チイコのこと


親戚の叔父さんからそう呼ばれていたので、ここでもそう呼ぶ事にしました。

2005年7月

隣の家の人に、「母の言動がどうもおかしい」と忠告を受けました。
真夜中の母の行動を、私は目の当たりにしました。    
その日から、毎日のように、私は泣いてました。
母の行動、言動・・・どうしていいかわからない日々が、続きました。

糖尿病の母は家の近くの診療所にもう何年も通っていました。
その診療所で、母の様子を聞いても、全くいつもと変わらなく…
幻聴・幻覚に気付いてもらえてはいなかったのです。

真夜中の母の行動は、幻聴から来ているようでした。
夜中だけではなくて、昼間でも幻聴・幻覚はあったようでした。

私は、気付いてあげられなかった・・・
診療所の先生はおっしゃいました。
「一番身近な人に、最初に(自分の姿を)見せるんだ」と。



2005年8月
診療所からの紹介で、市内の病院へ通うことになりました。
最初の日は、CT検査を受けました。
検査の結果、母の年齢にしては、脳は鮮明に映っているようで
何の異常も見当たらなく・・・ただ、物忘れが、気になるという事で、
次回、脳波を調べてみる事になりました。

初診という事で、色々聞かれました。
こんな事まで…って思う事…
ここでも、私は泣いてしまいました。
「決して、自分を責めないで下さい」
その一言で・・・ダメでした・・・


脳波は一時間位の間、横になって、検査しました。
頭に何か液体のようなものをべったり塗られて・・・
でも、かなりベッドが気持ちよかったらしく、嬉しそうだったのを覚えています。
それまで、あまり熟睡できていなかったようで・・・

(あの頃、夜中に、何度も起きていたからなぁ)





2006年3月

要介護2の認定を受けました。
4月からデイサービスに通っています。


 2006年7月頃

夏のある日、昼に入浴をしたチイコ
3時頃、突然言いました
「お風呂入ろうか・・・」
と、
「お風呂、入ったよ。何言ってんの」
「え?お風呂入ったで?」


この会話が始まりだったのだと思う。
それから、何度も同じ事が続いた。
その時は冗談交じりに
「ご飯食べた?って聞かないでヨ」
・・・なんて・・・


実際、そういう日が来てしまっていた。   


なんどか診察の時に、物忘れがひどいと訴えた・・・

「物忘れの検査を考えてみましょう」
「様子を診ましょう」

ただそれだけだった


2007年3月
2度目のCT検査を受けた
2年の間にかなり脳が萎縮していると言う結果が出た

例によって、医者は
「様子を診ていきましょう」
と言った



2007年8月
要介護4の認定を受けた


2007年12月
最近チイコは編物にはまっています

編み始めた頃は、何段か編んだ後、ほどき・・・
また編み・・・ほどき・・・

何度も何度も、編んでは解き・・・を繰り返していました
夜遅くまで起きていて、かなりの段を編んでたのに、あくる日は
全く残っていない・・・夜中にほどいてしまっていたり・・・

何だか可哀想でした


編物を始めてから三週間ほどになりますが、
主治医の先生にその事を話すと、
「指を使うのは良い事です。脳にも刺激を与えます」
との事・・・

ゆっくり見守り続けようと思います


2008年5月
年も明けて
桜の季節も終わって
初夏って言うところでしょうか?
チイコは未だに編物やってます
すっかり毛糸は薄くなってしまいました
とんでもない所にハサミを入れて、毛糸を切っては縛り
切っては縛り…
毛糸はくくりぼしだらけ…

ほどいては絡まって…

今じゃ、2・3段編んだ時点でほどきに入ってる感じ…

で、また編んで…ほどいて…

一日中編んでるチイコ

「よく飽きないね」



この先どうなるのかなぁ…



2008年9月
まだチイコは毛糸を編んでいる
去年から使っている糸はもうすっかり細くなってしまった
8月にジャスコに行ったら、毛糸が置いてあったので
チイコの好きな色の毛糸を買った
100円ショップよりも安く買えた
「毛糸はジャスコだな」と思った




2009年2月
年も明けてしまいました

チイコは1月半ば頃から、ぬりえをしております
こたつに入って、色鉛筆で色を塗っている姿は、見ていて可愛く思えます

ときどき憎まれ口を利くけれど・・・

なんとか、元気です




2012年4月

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: