ルビーについて

ルビーについて
ルビー Ruby 【紅玉】 硬度 9

ルビーはコランダムを変種です。
タイを始め、東南アジアで主に産出しますが、
中でもミャンマーのモゴク地方は
最上質のルビーを産することで知られています。
ルビーの名前はラテン語の赤を意味する、
“ruber”(ルーベラ)からきています。
欧米でもその赤い色が血を連想させることから、
血や熱に対するお守りとされ、
魔よけや秘薬としても大切にされていたと云われています。
鑑別の技術が未発達の頃は、
すべての赤い石がルビーと呼ばれており、
その中にはガーネットやスピネルも多く含まれていたといいます。
ご存知の方も多いかもしれませんが、
例えば”黒太子のルビー”として有名な
英国戴冠式用の王冠にはめられたルビーは鑑定をしてみると、
実はルビーではなかったという有名な話もあります。
ルビーはコランダムという鉱物の一種で、
サファイアの成分と全く同じ物です。
赤色のものだけ、ルビーと呼ばれ、その他はサファイヤと呼ばれます。
ルビーの硬度は十分で薬品や熱にも強く、退色性もないので、
取り扱いには全く安心な石といえます。
ルビーの中でも、ピジョン・ブラッド(鳩の血)と呼ばれる
ミャンマーのモゴック鉱山で産出する赤色が最高とされています。
ルビーの中には、星条の光(アステリズム)が見られるものがあり、
スター・ルビーと呼ばれています。
ただでさえ希少価値の高いルビーの中でも、特に高価なものです。
又、ふりがなのことをルビと言いますが、これはルビーからきています。

それからルビーは、情熱を呼び覚ます赤の帝王と呼ばれます。
情熱や勇気 威厳をもたらすパワーストーンとして古くから愛されてきました。
歴史が深いルビーだけに、色々な物語があります。
ミャンマーには”底なし”の谷の”燃えるように赤い”
石について語った古い伝説があります。
原住民はその石を手に入れる為に、生肉のかたまりを
(肉のかたまりに、ルビーが食い込む事を期待して)谷に投げ入れます。
その肉を、飢えたはげ鷹が追いかけて行きます。
谷から上がってきたはげ鷹をつかまえて、石を手に入れます。
似たような話はアラビアンナイト物語のシンドバッドの冒険にもでてきます。
又、ミャンマーの人が特にルビーを尊重したのは、
美しさだけでなく不死の命を授かれると考えていたからだと云われています。
赤は元気の色です。
そして熱く感じる色で、生命力やあふれ出るエネルギーの色です。
また、愛情や温もりを感じさせ、人の心を和ませる色でもあります。
自由や平和の象徴として尊重されてきたルビーは、
知るほどに魅力にあふれています。
情熱をかきたて活力を授けてくれる宝石、それがルビーです。


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