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Aちゃん22

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2024.06.12
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カテゴリ: 電子工作
ハードオフで中古のダイソー製電源タップ L665 を買う。その場で L665 タップ リコールをネットで調べて いれば買わなかったかもしれない。



袋入りなのでジャンク扱いではない。買った動機は「変な盗聴器が入っていても、普通の No.1 + ネジだから簡単に調べる事ができそう」だった。



上の画像のキャプションにある様に ダイソータップ L665 に出ているリコール のうち、対象外の製品になっている。分解してみて個人的に不安に感じる作りだった。

分解せずとも導体断面積が 1.8mm2 だと分かる。JIS 規格 "C3306:2000 ビニルコード" に示されている導体断面積は 0.5, 0.75, 1.25, 2 mm2 だ。1.8mm2 は無い。PSE は取れているのに JIS 規格では無い。日本の認証制度はややこしい。



1 次補間で 1.8mm2 の許容電流を求める。1.25mm2 で 12A, 2mm2 で 17A なので 6.66A/mm2 だ。1.8mm2 の許容電流はおおよそ 15.7A だろう。1500W ギリギリ、モーターなどの低力率負荷で発熱が大きい可能性がある。

差し込み口側を分解すると、変な盗聴器は出てこなかった。より問題がある状態だと分かった。受け刃に接続する部分で芯線の剥き出し長が長すぎ、少なくとも 2 本の芯線が切れてしまっている。



ナイフで裂いた時に芯線を出してしまったのだろう。中古なので前の持ち主が弄った可能性もある。外皮の断面(カット面の合わせ)から恐らく製造時からこの状態だったと考えている。自分だったら加工不良と考える。





次の様に 2 本のコードを束ねて外皮を被せた構造だったら、加工不良は起きにくかったのかも。2024.6.12 追記: Receptacle 部分を付け替えるときにコードを加工したら、外皮と内部のコードは分離した構造だった。ほぼ同色なので見分けが付かなかった。



受け刃の板厚が薄いのでは?と思うようになった。パナソニック製のタップ部品 WH-2164KWP を開けて比較してみる。



目視で受け刃の板厚はパナソニック製のタップに比べて半分か 6 割程度の厚みだった。ノギスで測っていない。15A 通しても発熱は問題ない程度だったとしても、抜き差しを繰り返すうちに癖がついて、緩んだり抜けやすくなりそう。

不安をリュースしてしまった。





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最終更新日  2024.06.12 19:48:52コメント(0) | コメントを書く


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