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Aちゃん22

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2025.06.01
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カテゴリ: 電子工作
Alexpress で売っている Deep SDR 101 のクローン(あるいは偽物)は Mass Storage Mode で PC に繋ぐことができない。 Youtube video に 改造して繋ぐことができると言う動画 が有った。試してみることにする。



先に改造箇所を示しておく。USB Type-C connector に繋がる DM line に直列に入っている抵抗 R8 を 22Ωに置き換える。



簡略化した回路図で示すと次の様になる。



重要な注意をする。Firmware update をしたら何が起こるか分かっていない。今回試したのは channel.csv を書き換えることだ。I don't know what happens after updating firmware. I haven't tried updating fiemware. I have only tried editing channel.csv.

分解作業で使う工具は次の通りだ。半田付け作業で使う工具は省略してある。



次の道具を揃えると作業しやすい。
  • スパナ(wrench)またはラジオペンチ(long-nose pilers): ロータリーエンコーダーのナットを緩める
  • 精密ドライバ + #1: ケース側面のネジを外す
  • 精密ピンセット(tweezer): U.FL アンテナコネクタを外す、付ける。バッテリコネクタを外す
  • マスキングテープ: LCD パネル保護フィルムを剥がしてしまった場合はパネル面をケースの縁で引っ掻かないように保護する。半田付けの際にバッテリコネクタを溶かさない様に保護する
いくつかの工具は選択に注意する必要がある。

精密ドライバを使用して欲しい。軸が太い普通の #1 + ドライバーを使うと次の様に電池の側面を傷付けてしまう。







ピンセットは U.FL コネクタを外したり、付けたりする作業がしやすい物を使う。自分は先端が少し広めになっている ENGINEER PTZ-02 を使った。



分解をはじめる。アルミ押し出しのケースから基板を引き抜く。LCD パネルの覗き窓にバリが残っている可能性がある。もし、LCD パネルの保護フィルムを剥がしてしまっている場合は、マスキングテープなどで LCD パネルの保護をすると良い。自分の個体は LCD パネルに保護フィルムが貼ってあったままだったので、保護はしなかった。あるいは引き抜くときに、のぞき窓に触れないように注意する。



ロータリーエンコーダーのノブを外す。ノブはローレット加工の軸に差し込んであるだけだった。clone の作り方次第では、いもネジ止めかもしれない。

ロータリーエンコーダーの軸を止めているナットとワッシャーは緩くなっているかもしれない。どうやらねじ切りのピッチが合っていない可能性がある。

ネジは #1 + ドライバーで外せる。

ヘッドホン端子側はネジを 4 本外すだけだ。



アンテナを接続している U.FL コネクタを外す。外すのは簡単だ。付けるのは難しいかもしれない。自分は 20 分くらい格闘して付けた。手前のアンテナに工具が当たり難しい。何か治具を作った方が良いかもしれない。



これで基板を引き抜くことができるはずだ。LCD パネルをケースのバリに当てないように注意しよう(のぞき窓にパリがあるかもしれない)。

バッテリーを止めている基板を止めているネジ 4 本を外す。太い軸のドライバーを使うとバッテリーの側面を傷付けてしまう。軸が細い精密ドライバーを使うのが良い。



バッテリコネクタを外す。少し硬めなので無理に引き抜いてコードを引きちぎったり、コネクタを壊さないように注意して欲しい。半田ゴテが当たって溶けないようにバッテリコネクタにマスキングテープを貼る。



22Ω を R8 に実装した。手持ちの部品は少し大きめのものだったのではみ出している。拡大画像をみると半田付けが下手だった。回路図と基板を追って繋がっているか確認すると良いだろう。



  1. Deep SDR 101 の Type-C connector と PC をケーブルで接続する
  2. ロータリーエンコーダーのノブを押したままにする
  3. 電源を ON にする
PC で認識されたならノブの押しを離しても良い。下の画像をクリックするとダウンロードの後、動画再生が始まる。



PC の画面で Deep SDR 101 clone が Mass Storage として認識されていることを確認できると思う。



おおよそ 1Mbyte 弱の FAT file system ドライブとして見える。channel.csv file が root directory に見えるはずだ。



cannel.csv の文字コードは GB2312 だと思われる。改行は CR-LF だ。
$ iconv -f GB2312 channel.csv
Info1,Info2,Frequency,Modulation
中央人民广播,中国之声,1593000,AM
HAM Radio,40 metres,7060000,LSB
中央人民广播,中国之声,9660000,AM
Asian,NHK,9750000,AM
HAM Radio,20 metres,14270000,USB
HAM Radio,6 metres,50110000,USB
安徽交通,(应急)广播,90800000,WFM
HAM Radio,2 metres,145000000,AM
安徽,音乐广播,89500000,WFM
中国之声,合肥,93500000,WFM
音乐之声,合肥,94300000,WFM
合肥,交通广播,102600000,WFM
中国之声,北京,106100000,WFM
中国之声,上海,99000000,WFM
中国之声,广州,89300000,WFM
中国之声,深圳,95800000,WFM
中国之声,杭州,90200000,WFM
合肥新桥机场,塔台,118750000,AM
合肥新桥机场,进近,119850000,AM
合肥新桥机场,地面,121725000,AM
Test 1,,15000000,AM
Test 2,,45000000,AM
Test 3,,105000000,AM
Test 4,,135000000,AM

日本語の漢字から GB2312 の漢字に変換出来ない場合が有り、日本語で放送局名を表示するのが難しいと思う。例えば「東京」の「東」に対応する文字は「东」になる。ネットで調べると字形が「東」見えるコードも有りそう?探すのに苦労するよりは ASCII code で表現した方が楽だと思う。

  • Info1: 放送局名 1 段目表示
  • Info2: 放送局名 2 段目表示
  • Frequency: 1Hz 単位の周波数
  • Modulation: 変調形式 {CW, LSB, USB, AM, WFM, STE, I/Q}
となっている。変調形式は全て試していない。恐らく DEEP SDR 101 のマニュアル通りだと思う。

試しに 日本の千葉県にて AM 中波, FM, 航空無線(周波数や局が合っている自信がない)のリスト を作ってみた。AM 中波は受信しないのでアンテナ線を付けるかバーアンテナで受信感度を補強する必要が有りそうだ。

USB A connector 側はシリアル RX, TX が繋がっている様だ。まだまだ興味深くアクセスできる所がありそうだ。






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最終更新日  2025.06.01 12:02:39
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Re:DeepSDR 101 clone を PC に接続する - R8 を 22Ω に置き換えて channel.csv 書き換え(06/01)  
kosaka さん
改造記事ありがとうございます。

記事の通り、R8の抵抗を22オームのものに取り替えたところ、無事PCと接続ができるようになりました。

最初はchannel.csvの書き換えにとどめていたのですが、新しいバージョンのファームウェアに冒険がしたくなって、clone対策の部分を修正したというファームウェアでバージョンアップを試みてみました。
幸い、異常なく、バージョンアップが完了。最初の画面が無事表示されたのを見てほっとしました。

と思ったのですが、ファームウェア自体は問題なく動いているようなのですが、一部、スピーカーとイヤホンの切り替え画面が出なかったり、メニューにある項目の変更ができなかったりで、やはり不具合があるようです。
タッチパネルで操作可能な項目が増えたのは良かったのですが、その他での不具合が出てくるので、結局元のファームウェアに戻しました。

でも、PC接続ができることでパソコン上のSDRソフトが使えるなど利用の可能性が広がりました。貴重な記事、情報をありがとうございました。 (2026.08.03 08:08:49)

Re:DeepSDR 101 clone を PC に接続する - R8 を 22Ω に置き換えて channel.csv 書き換え(06/01)  
Aちゃん22  さん
kosaka さん こんにちは、

ファームウエアアップデートの報告ありがとうございます。うーむ、ちょっと不具合というか、操作に難が出てしまうと言うか。とは言っても元のファームウエアに戻せるのが都合が良いところですね。

をっ、PC 制御が可能とな... 面白そうですね。受信感度が良さそうな所にラジオを置いて、リモート操作というのも良いかもしれない。 (2026.08.03 18:54:28)

Re[1]:DeepSDR 101 clone を PC に接続する - R8 を 22Ω に置き換えて channel.csv 書き換え(06/01)  
kosaka さん
Aちゃん22さんへ

ご返答ありがとうございます。
あれこれ迷いましたが、音声のボリュームのこと、タッチパネル操作の便利さを考えて、またまたv1.0.1に更新してしまいました。
音声の方では、クローン機の回路の問題でイヤホンとスピーカーを個別にコントロールできないようです。こちらもイヤホンを差し込んだらスピーカーに音声が流れないようにする改造が必要なようです。
エンコーダーを押さずにusb-cで接続すると、充電だけではなく、PCのほうではシリアルポートとして認識されるようです。これで、teratermを使ってシリアル通信を試みたのですが、通常の文字によるコマンドは受け付けないようで、CATというのか無線通信など専用のモードとなっているようです。ただ、認識してはいるようなので今後いろいろ試してみる予定です。
進展がありましたら、また書き込ませていただきます。 (2026.08.04 09:45:11)

Re[2]:DeepSDR 101 clone を PC に接続する - R8 を 22Ω に置き換えて channel.csv 書き換え(06/01)  
DeepSDR101 clone の音声について さん
前のコメントの続報です。
どうやらこの機械のイヤホンジャックはスイッチ付きではないようで、イヤホンを差し込むとスピーカーに切り替えができるようにはなっていないようです。
しかたないので、とりあえずはスピーカーへの配線を外して、イヤホンのみ利用という形にしています。外部音声も外付けスピーカーを利用という格好です。
以上ご報告でした。 (2026.08.06 13:18:12)

Re[3]:DeepSDR 101 clone を PC に接続する - R8 を 22Ω に置き換えて channel.csv 書き換え(06/01)  
Aちゃん22  さん
kosaka さん こんにちは、

音声系の回路は解析していないのですが、ざっくり IC を見てみると主要 IC は TLV320AIC3204 と LM4890 とピン互換があるアンプ (Analog or Class D) かな。LM4890 周りに /ShutDown 信号が繋がっている様に見えるし、TLV320AIC3204 は制御しないとどうにも音が出ないはずなのですが、どうなっているのやら。
ヘッドホン端子に接続したときの検出回路が違うか、省略されているかかな。自分が見たことが有る回路は 4 極ヘッドホン端子 (L, R, MIC, GND ヘッドセット端子と言うのか正確かな)のうち、MIC 端子に DC bias を GPIO OUT 経由で掛けてみて、掛けた所を GPIO IN に接続してレベル変化があるかどうかを見る方式でした。
うーん、基板写真を漁ってみて、辛うじて写っている画像を見ると TLV320AIC3204 MICBIAS に繋がっている R29 が 10kΩ というのが怪しい気もします。推奨回路は 2.7kΩ だし、MFP3/SCLK 端子は Headphone-detect input という説明になっているし。
あまり困ってなければ積極的に弄るというのも...

まぁ、とにかく報告ありがとうございます。 (2026.08.09 00:12:22)

Re[4]:DeepSDR 101 clone を PC に接続する - R8 を 22Ω に置き換えて channel.csv 書き換え(06/01)  
Aちゃん22 さん
kosaka さん こんにちは、

もう少し手元にある画像を見てみました。TLV320AIC3204 の SCLK/MFP3 端子が未接続になっているるかもしれません。表面はパターンが繋がってないし、裏面画像は撮っていませんか、周囲に繋がっていそうな VIA が無いし。

未接続と解っても、ジャンパを掛けるのは難しそう。 (2026.08.09 00:31:42)

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