「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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ホビットの冒険
『ホビットの冒険』は「指輪物語」の前身となる話であることは以前から知っていました、今回「指輪物語」を読んでみようかと思うに当たり、これをさきに読んでみることにしました。
それゆえに僕は指輪物語はこの時点で冒頭しか読んでません。なので解説などははいりませんが、映画などでなぜフロドが冒険に出なければならなかったのかなど、そのヒントが多く隠されている物語である以上、よんでみたいと思いました。そのさいついでにあまり本を読むのが好きでない人のために、(忙しく時間の無い人のためにも)おそらく30分とかからない短文で、なるべく本の面白さを損なわないようにあらすじをまとめてみることにしました。(原作本もその気になれば二日とかからない長さですが、(指輪物語の一巻のほうが絶対長い)訳されたのがものすごく古く、言い回しが難しく現代にあると難読、そういうのが気にならない人は読んでみるのも良いかもしれません。お話としてはとても面白いですよねんのため)
「ロードオブザリング」の映画鑑賞などのさいにこれで少し世界が広がるとうれしいです。
注意・つまりこのページに書かれていることは大体のあらすじです。ネタバレもいいところなので、これから読むという人は↓は読んでは成りませぬ。
ホビット村のとても住み心地のいい穴の中に、ビルボ・バギンズ(フロドの養父)という引っ込み思案で、なかなか家柄のいいホビットがすんでいました。
ある日ビルボのもとにガンダルフという老人が尋ねてきます。
ビルボは冒険などに興味の無いとても堅実なホビットでしたが、ガンダルフのつれてきたドワーフが次々とビルボの穴倉に訪ねてきます。
ドワーリン、バーリン、キーリ、フィーリ、ドーリ、ノーリ、オーリ、オイン、グローイン、ビフール、ボフール、ボンブール、そしてトーリン。その数なんと13人のドワーフが家に押しかけてきたのです。
そして散々ビルボの家の食料を食い荒らし、歌を歌い酒を飲みました。そして偉いドワーフのトーリンの身の上、竜「スマウグ」に奪われた黄金の話などをして、ビルボを冒険へと誘いました。
話によればトーリンは、今はスマウグの住処になっている山の王の血筋で、ドワーフたちは竜を退治して自分たちの財産を取り戻すのだというのです。
ドワーフたちはその日は好きなだけ飲み歌い騒ぎました、ビルボはその世話に追われてくたくたになったのに、ドワーフたちはお礼もなしで次の日にはいなくなっているのでした。
けれどビルボの中にねむる冒険への欲求は本人も気づかなかったけれど、思いのほか大きかったのです。なんだかんだで居心地のいい穴倉を捨てて、旅立つことにしました。
13人のドワーフと、一人のホビット、そして魔法使い、 ビルボは身を隠すのがうまいホビット族でしたので、(もともとホビットは人間と出会ってもすぐ身を隠して、音も立てずに逃げてしまう)「忍びの者」として旅に同行することとなりました。
忍びの者の初仕事は大きな失敗となりました。
旅が進むにつれて食べ物が減っていき、心もとなくなってきたころ、一向は山の中に光を見つけて喜びます。けれどそれはトロルの野営している焚き火でした。
忍びの者として偵察に行ったビルボは、あっさりと見つかってしまいます。ビルボが帰ってこないので、焚き火のもとに押しかけてきたドワーフたちも一網打尽にされ、三人のトロルにふんじばられてしまいました。これでつかまっていないのは、少し前から姿の見えない魔法使いのガンダルフだけです。
トロルたちは意気揚々とドワーフを焼こうか、つぶそうかと、話し合い始めて、議論が白熱します。姿の見えないガンダルフは三人のトロルに影からこっそりと、口を挟んで三人のトロルはいよいよけんかを始めました。
しかしそうしているうちに、森に朝がおとずれて、朝日を浴びたトロルたちは石になって死んでしまい、ビルボたちは事なきを得ました。
トロルの住処から、いくつかの食料と武器などを拾ったビルボ一行は、ガンダルフの案内で「さけ谷の『最後の憩い』館」へいくことになりました。
ここにはガンダルフの友人であるエルフたちがいました、そして長であるエルロンドも、エルロンドはビルボたちにいくつかの知恵を授けてくれました。目的地の地図に書かれたルーン文字のこと、そしてビルボたちがトロルの穴から持ってきた武器が、エルフの名剣「ゴブリン退治」と「敵砕き」だということ。
ホビットの穴倉より居心地のいいエルロンドのもとをはなれ、山を越えることと成ったビルボたちは途中で石の巨人と雷に出くわし、どこか安全で尼梅雨のしのげる洞穴を探すことになりました。
探し出した洞穴は、なかなかよいところでなんの問題もありませんでした。ドワーフたちはすっかりリラックスして羽を伸ばし、旅の疲れを癒すため寝付いてしまいました。なかなか寝付けないのはビルボです、けれどそのことがこうをそうしました。
なんと穴倉の奥からゴブリンどもがわらわらと姿を現し、旅の足である馬やドワーフたちを穴の奥へとつれていっているではありませんか。
ビルボの悲鳴で目を覚ましたガンダルフは、すんでのところで逃げ延びることが出来ました。
そして捕らえられたビルボとドワーフたちは、ゴブリンの巣穴の奥深くでガンダルフに助けられることと成りました。
ゴブリンの親玉を切り殺したガンダルフはドワーフにビルボをおぶわせ、応戦しながらもゴブリンから逃げます。
けれど巣穴から逃げる途中、足の遅いビルボはゴブリンにつかまりそうになって、石で頭を打って気を失ってしまいます。
ビルボが気がつくと、そこは真っ暗でビルボの手に何かが触れました。それはのちのち大変な事件を巻き起こすもの・・・そう「ひとつの指輪」でした。
ビルボは何の気なくその指輪をポケットに入れると、トロルの住処からこっそり持ってきた短剣が光っていることに気づきました。どうやらこの短剣もエルフの名剣のようだとビルボは気づきました。(これがフロドも持っていたつらぬき丸です)
ビルボがまっくらな闇をさまよい歩いていると、ゴクリという気味の悪い化け物と出くわしました。ゴクリはのどをゴクリゴクリと鳴らすぎょろ目で真っ黒の体の化け物で、もうずっと前からゴブリンの巣穴の穴底に一人住み着き、時にゴブリンも襲って食べるという、この上なく孤独で気色の悪い化け物でした。
ゴクリはビルボに興味を持ちました。
そして「なぞなぞをして自分(ゴクリ)が勝ったらお前を食う、もしお前が勝ったらこの穴の出口を教える」と持ちかけました。
二人は息の詰まるようななぞなぞ合戦を繰り広げましたが、なかなか決着がつきません。
そして幾度目かのビルボのばん、ビルボはひとつ言い思い付きをしました、「僕のポケットの中はなにがはいっている?」
ゴクリは答えられません、でもビルボを食べることを決めていたゴクリは、魔法の指輪で姿を消してビルボを襲おうと思って巣穴に引き返して、指輪のないことに気がつきます。それはそうです、ビルボのポケットの中に入っているのですから。
ゴクリは怒り狂いビルボに襲い掛かります、命からがら逃げる拍子にビルボは指輪の魔力に気がつき、姿を消してゴクリから逃げ切ることに成功しました。
のちの指輪物語でも語られることですが、このときビルボは姿が見えず、ゴクリをエルフの短刀で切り殺すチャンスがありました。けれどビルボはそうしませんでした、ゴクリはさみしく、みにくく、心も悪意にとらわれ悲しい存在であったためか、ビルボは同情心からそうしなかったのでした。
その後ビルボは指輪の力でゴブリンの目もくらまし、巣穴から脱出せしめたのでした。
その後、魔法使いとドワーフのまえに姿を現したビルボは、あの巣穴から逃げおおせたことでドワーフたちの心からの賞賛を受けた後、旅を続けます。
途中ゴブリンの仲間の悪オオカミに追い詰められ、木の上に逃げますが、ガンダルフの友人である鷲の王の手助けによって、その場から逃げることが出来ました。そしていつしか南北に縦断する険しき霧降山を越えていました。
ガンダルフは急を要する仕事があると、ビルボたちに伝えました。旅に彼が同行が出来なくなると考えると、ドワーフたちは不安がりましたが、ガンダルフにはなにやらあてがあるらしく、ビルボとドワーフたちは魔法使いの導きにしたがって進み行き、ビヨルンという不思議な大男と出会います。
彼は熊に化けることも、うまよりも早く移動することも出来る人で、彼の周りには不思議な動物の従者もついていました。
彼の助言と援助してもらったビルボたちは、闇の森へと歩を進めます。森の森の入り口で、ガンダルフからいよいよ別れを告げられて、一同は不安いっぱいの中闇の森へ入るのでした。
闇の森の中で、食料は調達してはならない、道を外れても成らない、そして川の水に触れても成らない、ビヨルンにしてもらった助言はいずれも的確なものでしたが、ビルボたちはいずれも守ることが出来ませんでした。
何日も道を歩き続けるうちに食料は少なくなっていき、ぬけることの無い森の陰々鬱々とした景色に、ビルボたちは精神的にも肉体的にも疲労していきました。
途中黒い水の流れる川にいきあたり、ビルボたちは力をあわせてその川をわたりました、けれど運の悪いことに渡りきろうとしていたボンプールが川に落ちてしまいました。ボンプールは川の呪いで眠り続け、ドワーフたちは一番太っちょの彼をかつぎながら歩き続けなければ成りませんでした。
食料がつきると、いよいよビルボたちは追い詰められ、道を外れて森の中に足を踏み入れてしまいます。
道を一歩でも外れると、闇の森は真の闇に包まれてビルボたちは一人残らず、闇に飲まれました。頭をぶつけたり、つまづいたり、ひどい有様で、身動きが取れなくなりました。
ビルボはいつの間にか一人になって、仕方なくそのままねむりにつきました。けれど不意に起こされビルボは驚きました。あと少しのところで大きな蜘蛛に絡めとられ、身動きが出来なくなるところではありませんか。ビルボはとっさに「つらぬき丸」を抜くと、蜘蛛の不意をついて撃退しました。
このことで、常に旅のお荷物であったビルボに自信が宿り、ビルボはドワーフたちの行方を捜しますと、ドワーフたちはすでに蜘蛛の糸に絡めとられ、木につるされていました。
ドワーフたちにとどめをさそうとする蜘蛛に投石したビルボは、魔法の指輪を指にはめ、蜘蛛を陽動しながら戦いました。
ビルボのもつつらぬき丸は蜘蛛を倒すには大変よい剣で、倒すたびに刀身が輝きました。
ドワーフたちの吊るされている木から蜘蛛たちを引き離すことに成功したビルボは、ひそかにその木の所へ戻っていきました。そしてドワーフたちを木から下ろすと、よろよろでふらふらのドワーフたちを逃がすために最後尾にたって戦いました。
この時それまで内緒にしていた指輪の力も、初めて仲間たちの知るところとなりました。
そしてなんとか、良い魔法の領域へ足を踏み入れ、雲たちの追っ手を振り切ることに成功しました。
その領域は、エルフのかけたよい魔法で守られていたので、ビルボたちは久しぶりに安心してくつろぎ、ビルボの指輪の話などをし、ビルボに幾度もお礼を言いました。このとき初めてビルボはドワーフたちに信頼されるにいたりました。
その夜ビルボたちはつかれきって空腹のまま寝ました、そしておきると偉いドワーフのトーリンがいなくなっていることに気がつきました。
トーリンはこの森に住むエルフたち捕まってしまったのでした。
結局ドワーフたちは森の中でエルフにとらわれ、ビルボだけは指輪で姿を消して逃げ延びました。
エルフたちはドワーフがなぜ闇の森にいたのか、そのことを知りたがってドワーフたちを投獄しますが、ドワーフたちは自分たちの黄金の事、倒すべき竜の事を話す気はありませんでした。
そのころビルボはエルフの住処の洞窟に忍び入って、食料などをこそこそ盗みながらドワーフたちを助ける方法を探していました。実際ビルボはこのエルフたちの住む洞窟に長居しています、そして何日も忍ぶうちにエルフたちの行動パターンが分かってきました。
エルフたちは住処の下を通る川の上流の人の街から、川の流れを使って品物を運んでいることに気が付きました。樽やボートなどで、次々と品物が運ばれてきて、エルフたちが中の品物を取り出すと空の樽やボートは、川の中に投げ入れられ下流に流れて、いずれは人の町へ運ばれるのです。
ビルボはこの樽の中にドワーフたちを押し込むと、エルフたちに川へと投げ込ませました。樽に入るわけに行かなかったビルボは不運でしたが、樽とともに姿が見えないまま川に流されるのでした。それはもうひどい体験でしたが、(樽の中のドワーフたちにとっても)ビルボが風邪を引くくらいで皆無事に人間の住む町「エスガロス」へ流れ着きました。
ビルボとドワーフたちはこの町ではたいへんに歓待されました、この街の計算高い統領がドワーフたちを竜のすむ山へ差し向けるのも面白いと思ったからでしたが、ビルボたちは十分な食事と用意を得て竜の住む山へ向かうことが出来ました。
目的地の山へ付いたビルボたちは、必死で入り口となる扉をさがして何日も山を歩き回りました。エルロンドからえたルーン文字のヒントなどもあり、しばらくの後入り口を見つけた一行は、とうとう山の中に入ることになりました。
さて、ビルボは忍びの者として竜の姿を認めるために、一人で山の奥深くまで行かねばなりません。そのためについてきたのです。
入り口の扉を抜けた一本の狭い通路を進むと、そこには竜が眠っていました。ビルボは自分の忍びの者としての力を見せたいがために、震えながらもひとつの金のカップを盗み出してドワーフたちの元へ帰っていきました。
最初はビルボの度胸を誉めたドワーフたちでしたが、竜が自分の宝物を盗まれたことに怒って暴れだすと、反対にビルボが余計なことをしたと攻め始めたりしました。ビルボはこの期におよぶと肝がすわっていました、それはすこし忍びの技術に自身を持ち始めたこともあったのですが、ビルボはもう一度竜のところへ行って竜の弱点を探るために、通路を降りていきました。
結果としてビルボは竜にあっさりと見つかってしまいました、ビルボは竜に殺されまいとして色々な冒険の話をにおわす言葉を竜の前で披露しました。竜はすっかりその話に気をとられてビルボと問答合戦を繰り広げました。
その成果としてビルボは竜の弱点を探り当てますが、竜もビルボの旅の理由や、その経緯をあらまし知ることになりました。
ビルボは命からがらドワーフの元に返りますが、背中に炎を浴びてひどい目にあいました。
ビルボはドワーフたちに竜と話した事を細かく喋って聞かせました。その時その話を一羽のツグミが聞いていました。
ビルボを取り逃がした竜は怒りが収まらず、山の斜面に怒りをぶつけてビルボたちを山の中に閉じ込めてしまいました。怒りを山にぶつけてうさを晴らした竜はドワーフ達のたびに手を貸した「エスガロス」の街を襲うために飛び去りました。
そうとはしらずドワーフたちは退路を立たれてやむなく山の中に進んで行きますと、ビルボはひとつの奇跡のように美しい「アーケンの石」を見つけました。
このアーケンの石こそがトーリンの捜し求めていたものでしたが、ビルボはそんなこと知らされていませんでしたから、「このたびの「忍びの者」としての報酬は自分で決めて良いとトーリンは言った、私の取り分はこの宝石だ」と決めて、自分のポケットに忍ばせました。
ドワーフたちはおのおの自分のポケットに宝石や金貨を詰め込むと、竜の怖さを忘れてはしゃぎ始めました。トーリンだけはアーケンの石をみつけられず不機嫌でしたが、みんなその場に納められていた武具で武装しました。もちろんビルボも。
ビルボ一行はトンネルを進み、山の正面から外の世界へ出てきました。実は山の正面の入り口は、この山に来た時に一番に目に付きましたが、あまりに危険なのでそれ以外の入り口を探して山に侵入したのです。実際竜が出入りする際のアナなわけですから、ドワーフたちも安心してその場所には居られません。竜が戻ってくる前にこの山から離れないといけませんでした。
所変わって「エスガロス」の街では、竜によって街が破壊され、湖の上に作られた街は壊滅の危機に瀕していました。
女子供は船で逃げようとしましたが、なんとその街の統領までが逃げ出そうとする有様でした。しかし、血筋に裏付けられた勇士である「バルド」は最後の一矢まで戦い抜くと誓い、竜に挑みました。しかし竜の体に人の作った矢など通らず竜の鱗には傷ひとつつきません。
これまでかと思われたエスガロスの街でしたが、一羽のツグミがバルドの耳元に、ビルボがドワーフたちに話していた竜の弱点をささやきました。
バルドは最後の黒い矢を弓につがえると、すべてをこめて竜の急所を射抜きました。
かくして、竜はくずれおち街は竜の脅威こそ脱しましたが、冬の激しい寒さがそこまで迫り、街の人々は寒さと病に苦しめられることと成りました。
統領は竜を目前にして逃げ出したことを住民に攻められ、バルドこそ待ちの統治者にふさわしいと騒ぎ出しました。
しかしバルドは待ちの復興こそが先で、まず森に住むエルフ達に力を貸してもらおうということとなりました。バルドは積極的に街の復興に力を注ぎ、町を復興させるため竜の溜め込んだ財宝を、その財源にあてようということになりました。
エルフ王とバルドは竜の住んでいた山へ、軍隊を引き連れて向かいました。
ドワーフたちはカラスたちの言葉を聴いて驚きました。なんと山を離れている竜が死んだというではありませんか。
ドワーフたちは大喜びで山に戻りました。ですが、山にエルフと人間の連合軍が向かってきていると聞いて、宝を奪いに来たと思い憤慨しました。
トーリンは親戚のドワーフ「ダイン」に援軍を出すようにカラスに言付けさせると、山に砦を築いて人間たちを待ちました。
トーリンと、人間とエルフの連合軍は対峙し、一触即発となるのにさほど時間はかかりませんでした。トーリンは財宝は自分たちの子孫から引き継いだものだというし、人間たちは少なからず竜に迷惑をこうむったものの保証に当てるべきだというのですから、交渉決裂です。
トーリンのがんこさを知っていたビルボは、夜の見回りを変わるといってドワーフの砦をぬけだすと、バルドの元へ向かいます。
そしてアーケンの石を差し出し、この宝石を使ってトーリンと取引をなさいといいます。バルドはその申し入れを受け入れ、ビルボはまたドワーフの元へ戻ることと成りました。その帰りでなんとガンダルフと再会します。
後日バルドはアーケンの石をトーリンに見せ、交渉におうじるようにいいますが、トーリンは怒りに任せてアーケンの石を持ち出したと告白したビルボに絶交を言い渡して、ビルボを追い出します。
トーリンの援軍「ダイン」も駆けつけ、いよいよドワーフと人間とエルフの戦いになると思われたところに、ガンダルフが叫びます。
「戦やめい!」
ガンダルフはこんなことをしている場合でないと全軍に説きました、なんとこの場所にゴブリンの大群が迫っていて、竜の居なくなったこのあたりの土地を奪いにかかってくるというのです。
後に五軍の戦と呼ばれる戦いが始まろうとしていました。
人間とエルフ、そしてダインの率いるドワーフの軍勢は、ゴブリンと果敢に戦いました。しかし数で勝るゴブリンに押され始めると、砦に篭城していたトーリンも戦線に加わり戦い始めました、しかしそれでも数で勝るゴブリンに苦戦する有様でした。
ビルボもガンダルフも死の予感を感じながらエルフ軍の中に居ましたが、空にワシの王の軍勢が居ることを発見して歓声を上げます、けれどビルボにとっての戦争はここまで、ひとつの大きな岩が兜越しにビルボの頭部を強打して、ビルボは気を失ってしまいました。
ビルボは指輪をはめたまま気を失ったので、誰にも気づかれず戦場で寝転がっていました。
すでに戦はおわっており、ビルボはガンダルフを探します。二人は幸運にもすぐに再会できましたが、大きな別れがビルボを待っていました。
いい家柄のドワーフのトーリンが死の床についていたのです。ビルボはトーリンの死に行く言葉の中で絶交をとかれ、死に目に会うことが出来ました。
それは大変ショックなことでしたが、別れはそれだけではありませんでした。若いドワーフのフィーリとキーリがトーリンをかばって死んでしまいました。
ビルボが気絶している間、次のようなことがありました。
ワシの軍勢を得ても、なお苦戦する連合軍でしたが、そこにビヨルンが熊の姿で現れ戦局が一変することとなりました。
瞬く間にゴブリンは壊滅し、戦争は終わりました。
戦いが終わり、トーリンを埋葬すると竜の財宝を分けました。
バルドに、生き残ったドワーフたちに、エルフの王に、ビヨルンに、エルロンドに、ガンダルフに、ビルボは次々に別れを告げ家路に付きました。
そのさいビルボはエルフの王に、自分の分け前からいくらか渡しました。それはビルボがエルフの住処に忍んだときに盗みを働いたことの埋め合わせでした。ビルボは王から「エルフの友」として迎えることを約束されました。
ホビットの村にもどったビルボはすっかり変わり者として、村全体に認知されていました。
後日、バーリンとガンダルフがたずねてきて、エルフとドワーフの仲が良くなったこと、エスガロスの統領が死に、バルドがその後を継いだことなどを教えてくれました。
これでおしまい・・・・・って感じなんですけど、どうでしたか、感じはつかめたでしょうか?
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