今年はアイスワインが造れます![]()
富良野市ぶどう果樹研究所は14日早朝、越冬栽培していた原料ぶどう畑(清水山)で収穫作業を行った。厳しい冷え込みの中、ワイン工場の職員やぶどう耕作者らがコチコチに凍結したぶどう約700キロを収穫した。
アイスワインは、富良野市ぶどう果樹研究所が5年前、国内で初めて発売した。珍しさもあって発売当初から注文が全国から殺到する人気を集めている。 自然凍結したぶどうを原料とし、収穫日まで72時間にわたり最高気温が氷点下8度以下という厳しい冷え込みの中での収穫が条件とされている。このため収穫作業は真冬の1月中旬から2月上旬に限定される。昨冬は暖冬で2月中旬まで気温の高い日が続いたため、アイスワインを造ることができなかった。
このぶどう畑には「羆(ひぐま)の晩酌」に使用している品種「ふらの2号」の山ぶどうの一種が植えられており栽培されてから10年以上経つ。このうち約20アールの畑に約300株のアイスワイン用原料ぶどうが植えられている。 この越冬ぶどうには鳥やシカなど小動物からの被害を防ぐため、一列ごとにネットで囲っている。最初の年はネットを覆うタイミングが悪く鳥やシカの被害を受けたが、2年目からはほとんど被害を受けていない。昨年は6月下旬から7月下旬にかけて日照不足と長雨の悪天候に見舞われたものの、大きな収量減につながらず平年作だった。 収穫作業は午前5時から開始され、2時間ほどで終了した。この後、ワイン工場内で小型圧搾機を使用して150リットルを搾汁。糖度は約40度で、秋の収穫時より2倍以上、ハチミツのような甘さ。 搾汁されたぶどうは約1ヵ月半ほどかけてゆっくり発酵させ、この後清澄期間をおいて、11月に入ってからビン詰め作業を行い、12月中旬にアイスワインとして発売する。
職員たちは芳醇な香りが漂う工場内で、厳しい寒さに耐えながらテキパキと作業を進め、「また、おいしいワインが出来そうです」と話していた。なお、アイスワインは、200ミリリットルの容量で300本を発売する予定という。価格は4200円。
一昨年、アイスワインを飲みましたが、ワインのイメージを変えるような美味でした。年々、購入が難しくなっているようです。詳しくは、HPやふらのワインブログをご覧ください。