その2



シイラ川早朝カヌーツアーのガイドさんは午前5時に迎えに来ました。
参加者はうちの2人と20歳前後の青年が2人。
車でシイラ川に向かう途中、窓から夜空を眺めました。
星の美しいこと。冬のオリオン星座が低い位置に見えていました。
点滅しながら動いている光は飛行機?こんな早い時間に飛ぶのでしょうか。
ここの空ではUFOが飛んでいても誰も気にしないでしょうね。

シイラ川に着くころにはうっすら明るくなって来ました。
2人乗りのカヌーで、わたしは前に乗りました。
池に浮かべたボートを漕いだことはありますが、カヌーは初体験。
潮が満ち始めている時間帯だったので、比較的楽に進みました。
マングローブのむき出しの足?を横目に一生懸命漕ぎました。
ピロピロピロと美しい声で盛んに鳴いているのはアカショウビンという
鳥だそう。

しばらく遡るとお目当ての「サガリバナ」が咲いている流域になります。
例年より花の盛りの時期が遅いということで、まだ鑑賞できました。
ブドウのように白、薄いピンク、濃いピンクの花が鈴なりに咲いています。
その花が次々落下して、川面を流れます。
花の盛りには川一面に花が流れるそうですが、今朝はチラホラです。
それでもさらに上流に行くと、かなりの花が咲いていました。
もうこれ以上は水深が浅くて遡れないところまで行って、
岩場のようなところに上陸しました。
ムツゴロウのような姿のハゼが、泥の上を飛び跳ねています。
(このハゼは7割がた皮膚呼吸なので、泥の上にいるそうです)
岩場には小さな穴がたくさん開いています。そこから1センチメートルほどの
カニがわさわさ顔を出して、ハサミで万歳をしています。
穴から出てきてカニ同士争ったりしていますが、人が歩くと一斉に
穴にひっこむので、踏んでしまう心配はありません。
夫は川の中からイノシシの頭蓋骨の上半分を拾い上げました。
一緒に参加した青年の一人がこれを欲しがったので差し上げました。
漂白剤に半日もつけておけば、きれいな白色になりますよ、と
ガイドさんに説明されて、おみやげにするつもりになったようです。
下顎がついていればもっと価値があるのに、とかガイドさんは言ってました。
いずれにせよ、気持ち悪いのでうちはパスです。


シイラ川



サガリバナ

帰りはゆっくりゆっくり漕いで河口まで戻りました。
ホテルに帰ってからバイキングの朝食を食べました。
朝の10時からはレンタカーを借りて、西表島を回ることにしました。
道があるのは島の右半分、それも一本道なのでカーナビはなしです。
借りた車は無数の傷がついていて、ワイパーはサビだらけ。
当然キズのチェックなどは借りる時も返す時もなしです。

まず由布島で水牛車に乗ることにしました。
遠浅の海を水牛が引く車に乗って島まで渡ります。
昨年竹富島で乗った水牛車を引いていた「はっちゃん」は
引退寸前のおばちゃん水牛だったせいか、ホントにゆっくり進みましたが、
この日に乗った水牛はデビュー間もない5歳(人間で言うと15歳)の若者。
かなりの速さでぐいぐい進みました。名前は海(カイ)くんだそうです。
水牛は平均寿命が30歳ぐらいだそうです。結構長生きですね。
20歳まで車を引いて、引退したら写真撮影のモデルを務めたりするそう。

島は全体が植物園になっていました。動物も少しいました。
蝶のブースでは飼育員のおじさまが、いろいろ説明してくださいました。
大きくて白黒の蝶「オオゴマダラ」怖いものなしという感じで、
ゆったり飛び回り夫の足の日焼け止めをなめに?ひざ下に留まっていました。
怖いものなしなのは、この蝶に毒があるからだそうです。
どの鳥にも食べられなくてすむわけです。幼虫(毒々しい黒赤)のときに、
毒のあるキョウチクトウ科の植物の葉を食べて育つので、毒持ちに
なるそうです。サナギは蛍光色の黄色に光り、プラスチックに見えます。
チケットについているドリンク券でパイナップルジュースを飲んで、
帰りの水牛車に乗りました。帰りは一番の力持ち(20人定員の車)、
17歳のゴローくんが引く車でした。こちらはゆっくりゆっくり。

由布島の水牛親子

さらに大原港とは逆の方向に進んで「星砂の浜」に行きました。
この浜は上原港の近くにあります。西表島は岩場の浜が多いようですが、
ここは白い砂浜です。星砂は取り尽してしまったようで、あまりないかも。
海岸からすぐのところでシュノーケリングをしている人が何人かいました。
道路の終点白浜までドライブしてから、上原に戻ってお昼にしました。
新八食堂というところで夫は野菜ソーキそば、わたしはパパイヤの
チャンプルーを食べました。とてもおいしかったです。野菜としての
パパイヤは、かなりのお気に入りです。関東では高くて買えないな~。

今度は一転して白浜とは反対の道路の終点「南風見田(ハエミダ)の浜」に
向かいました。細い道をくねくね進み、ホントにここでいいのかと
疑問に思い始めたころに案内板が現れました。ここから先の車の進入は不可
というところで駐車して車から降りると、白い中型犬が寝そべっていました

(浜に飼い主はいないのに、誰かを待っている気配。赤い首輪をしてるし)
臆病な犬で近づくと震え上がらんばかりになるので、横目に見ただけで
浜への小道を歩きました。
一組の家族が海水浴をしていました。ここにはトイレも更衣室もないので、
泳ぎに来る人を少なく抑えられるのでしょう。
夕日がとても美しいそうです。4時ごろレンタカーを返しました。
それにしてもすれ違った車の8割がたはレンタカーだったなあ。


南風見田(ハエミダ)の浜

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