その2



アイヌのお天気を願うお祈りが効いたものか雲は多いながらもお天気のようです。
ゆったり出発のコースを選んだのに、朝の8時半の遊覧船に乗ることにしたので、
結局6時前に起きました。朝風呂にも入ったので、これでも時間が足りないくらい
でした。
雲の間から、朝日が差し込む中、奥入瀬丸(だったかしら)で湖面に
すべりでました。
この湖は、写真で見るのとはずいぶん違った色をしています。
深い緑の入った青。富栄養化が進んだ緑ではなく、どこまでも
透き通った緑です。日本の古い、色の呼称のなかにこの色をあらわす言葉がありそうです。

十和田湖

デジカメが早くも電池切れをおこしたので、写真を少し撮っただけで、
あとは湖を見ることに専念しました。
(デジカメの取扱説明書に、単三アルカリ電池で、100枚以上撮れると書いて
ありましたが、これは連写したときの話だそうです。実際に撮れるのは、
いいところ30枚くらいでしょうか。連写する人など滅多にいないでしょうに。)

でもまあ電池切れもよかったかもしれません。
あたりには、ビデオやデジカメのモニター画面にかじりついた人がたくさん。
自分の目で見ないともったいないのでは・・・。

わたしはうす暗いところでは、気らしきものが見えるのですが、
このときは、明るい中で気を見てみようと集中してみました。
・・・そこで見えたものは、湖面を飛びまわる無数の光のつぶ。
ティンカーベルがたくさん飛びまわっている光景を想像してみてください。
とても美しかったです。これはマイナスイオンかなにかでしょうか。
それから、これは見えるわけではないのですが、
青いエネルギーの流れのようなものが感じられます。
これがこの湖の青龍信仰につながったのかもしれません。

次に訪れたのは、お約束の奥入瀬渓流です。
有名な銚子大滝のあたりから、30分ほど歩きましたが、
人が多くて・・・。仕方のないことですが、いつか朝早くにでも
歩いてみたいものです。

昼は、カモ鍋なるものを食べ、その後八甲田山麓をバスで巡りました。
山の上はガスが出ていたりで、気温も低かったです。
睡蓮沼は天気の良い日は気持ちの良いところなのでしょうが、
この日はちょっと・・・見るのも辛いと言うか・・・景色も雲で見渡せず、
ひたすら寒かったです。
このあたりで印象的だったのは、ブナの原生林の美しさです。
山に登る人には常識ということですが、ブナの木の北側には
こけが黒々とはえています。
これで迷ったときには方向がわかるというわけです。
木の名前はなかなか覚えられないのですが、これでブナはわかりました。
背の高い、繊細だけれど暖かい人という感じですね。

この後、最近できたという、城ヶ蔵大橋というところを見ました。
深さ122メートルのアーチ橋は、風がびゅうびゅう吹いて、恐ろしい。
高所恐怖症気味のわたしには、楽しめるところではありません。
でもせっかくなので、ちらっと下をのぞいておきました。
遥か彼方を、きれいな水がちろちろ流れていました。

最後に行ったのが、中野もみじ山というところ。
津軽藩時代に植えられた楓が有名ということですが、ここは本来地元の人が
楽しむ隠れスポットだと思います。わざわざ旅行者が行くべきところでも
ないように感じました。屋台も出ているので、これが地元だったら1日かけて
ゆっくり見物しますけれど。ぱぱっと行ってもちょっと・・・という感想。
ただひとつあれっと思ったのは、中野神社に狛犬ではなく鶏のつがいが
据えられていたこと。(狛犬も別のところにいましたが。)
神社に詳しくないわたしにとっては、初めて見る光景でした。

神社のにわとり


この日の宿は、湯瀬温泉の湯瀬ホテルです。
ここは豪華でよかったですよ。お料理も立派なものでしたが、
全員で畳敷きの宴会場で食べるというのは、わたし好みではありませんでした。
足は痛いし(くずしてはいても)、気も使いますからね。
さてあと1日、天気はもつでしょうか。


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: