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2006年12月12日
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 先週からのTVCMの連発であの切ないメイン・テーマが耳から離れなくなってしまい、公開初日にやっぱり足を運んでしまいました!
No.56 『硫黄島からの手紙』

<監督>クリント・イーストウッド
<製作総指揮>ポール・ハギス
<出演>渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、中村獅童、加瀬亮、祐木奈江 他

 実は公開初日のレイトショーを観に行ったのですが、周りはほぼ満席の状態。
年配の50代の方たちがご夫婦で観にこられていたのが印象的でした。

<STORY>
 第二次世界大戦末期の1944年6月、一人の陸軍中将が硫黄島に着任する。
 男の名は栗林忠道、連合艦隊が全滅後の本土防衛の最終防衛線となった硫黄島の指揮する為にやってきたのだ。
 彼はアメリカに留学経験もあり、それゆえにアメリカの軍力の実力と合わせて、その怖さもも知り尽くしていた。

 栗林は着任早々に部隊のマンネリ化に気付き、改革に取り組む。
 ベテランの将校たちにはその改革は受け入れ難いものだったが、西郷以下若い兵隊たちは明るいものを感じ始めていた。
 そして、栗林にも理解者が現れるロサンゼルス五輪の金メダリスト・”バロン西”こと西竹一中佐だ。
 彼も栗林とも同じく外国での生活経験もあり、同じくアメリカの怖さを一人でもあった。

 栗林は島の防衛の為に島一面にトンネル掘って地下要塞を構築し、アメリカ軍からの攻撃防御に備えていった。

 迎えた1945年2月19日、アメリカ軍の硫黄島上陸作戦が始まった。
 当初、島の制圧には5日もあれば充分と考えられたが、栗林以下日本側の攻勢によって、その闘いは36日間に及ぶ激戦となるのだった。

<レヴュー>

 正直、これが外国人監督によって作られた映画かと我の目を疑った。
 日本の街並みや室内装飾に若干の違和感を感じるものの、各役者から発せられる言葉からは真の日本人の心が伝わってきたからだ。
 何故ここまでに日本人の心をイーストウッド監督が掴んだのかは定かではないが・・・

 ただ前作『父親たちの星条旗』と合わせて観て、改めて感じたのはそのシリーズのテーマでもある”反戦=平和を祈る心”の存在だ。
 時代は変われども世界のどこかで争いが絶えない現状を考えても、何時の時代、何処の国でも戦争の一番の被害者は弱者である一般庶民たちなのだと。
 アメリカ、日本の国を問わず戦争の担い手であり、被害者となってしまった一般庶民は絶えず心のどこかに”何時かは戦争が終わって欲しい”と平和を祈っていたという事実を知る。

 悲惨な戦闘シーンをこれでもかこれでもかと連発して観せられるとその思いはますます強いものになってくる。
 戦闘の中で平常心を保つことが出来なくなってくる人々たちと・・・アメリカ、日本と両面の立場で観ると正義とは何なのかさえも改めて考えさせる深い映画だ。

 唯一、西中佐とアメリカ人捕虜のエピソードの中で語られる”自分が正しいと思うことに進むことが、まさしく自分の中での正義である。”と語られたのが救いであり、これからの次世代を担う若者たちへのメッセージなんだと感じたのは僕だけではないはずだ。

 単に”泣ける映画”という説明だけでは伝えきれない”反戦=平和を祈る心”というテーマがどっしりと構えた重厚な”硫黄島二部作”でした。

<評価>☆☆☆☆☆

 知っていましたか?
 硫黄島は東京都に属しているということを。小笠原諸島の中の島らしいです。

≪F1のシャンパン・ファイトでも実際に使用されている”マム”ジェロボアム!クリスマスはあなたも友達とシャンパンFight!≫








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Last updated  2006年12月13日 01時30分33秒
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Re: 戦争の悲惨さや無益さを改めて教えてくれました!『硫黄島からの手紙』を観てきました!(12/12)  
たーくん.  さん
これ観たいと思ってますが迷ってます。。
ところで硫黄島に温泉あるんですよ♪^^  (2006年12月17日 01時33分56秒)

いい映画でしたね☆  
おっしゃるとおり!泣く映画では片付けられない映画でした。。。 (2006年12月17日 13時39分56秒)

Re: 戦争の悲惨さや無益さを改めて教えてくれました!『硫黄島からの手紙』を観てきました!(12/12)  
S-Basten  さん
クリント・イーストウッド監督は毎回大きなテーマに取り組んでくれますね~
まさに名優にして名監督ですね~ (2006年12月19日 20時21分46秒)

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