本棚≪愛久愛輝羅好≫

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第15話・前




順序よく紹介するわけではない。

次は4班のストーリーだ。

チーム、『桜花』は、現在、大樹ユグドラシルを目指して歩いている。

1番近距離なので、短い時間で到着する。

歩いても10時間ちょっとくらいで到着するこの距離。

彼女らは走っているので、あと10分もすれば到着だ。

冒険はないに等しい。

まぁ、女性に無理をさせるわけにもいかないだろう。

そうこう言っているうちに、大樹が見えてきた。

「見えましたね・・・」

プレセアは余裕のようだが

「はぁ・・・はぁ・・・」

かなり飛ばしていたので、カリン、ハルナは息を荒くしている。

「♪」

モモカも余裕らしい。さすが超種といったところか。

「!!」

ドーーーンッ、と突如、人が吹っ飛んできた。

ザザァ、と滑って止まる一同。

「しっかりして!!」

真っ先に吹っ飛んできた人に寄って行ったのはモモカだ。

「う・・・くぅ・・・」

その人は女性、血だらけで喋ることもできないようだ。

「・・・カリンさん、治療をお願いできますか」

プレセアは大樹を見つめ言う。

「・・・わかりました」

治療術を覚えているのはカリンだけ。カリンはここで治療。つまり

戦えるのは、3人。

その3人で、大樹付近へと足を進める。

「・・・」

1人の男が、大樹付近で待っていた。

「・・・あなたが・・・今回の敵ですが」

プレセアの視線の先には・・・

「・・・」

目が赤く、衣装は黒・・・額当てをしている男が立っていた。

「・・・俺は・・・うちは・・・イタチ」

敵はうちはイタチ。NARUTOのキャラクターだ。

「この任務をやり遂げなければ・・・元の世界に帰れないからな・・・悪いが、邪魔はさせない」

そう言うとイタチは戦闘態勢に入った。

「!」

プレセア、ハルナ、モモカも戦闘態勢に入る。

「デス・ハリケーン!」

ハルナが先にしかける。闇の竜巻を放った。

「水遁・水陣壁」

だがその竜巻はイタチに到達する前にすさまじいほどの水に阻まれた。

「火遁・鳳仙火」

更にイタチより、無数の炎の弾が飛ばされる。

「!」

一同、散り散りに避けた。

「波動・雷鳴撃!」

モモカより稲妻が放たれる。

「土遁・土流壁」

土の壁が出現し、またも阻まれる。

土の壁はそのままフィールドに残る。

「!!」

突如、イタチは目を変え、モモカと目を合わせた。

「!!」


世界が・・・止まる・・・


「何・・・?」

モモカは今、イタチの幻術の中。

「この術は月読・・・」

イタチが幻術の中で喋る。

「月読の世界では全てを俺が支配する」

イタチはそう言いながらモモカの腹を刺す。が・・・

「フフッ・・・私の精神自立、ナメないでね?」

モモカは精神力で


月読をねじ伏せた。


「みんな!!あいつと目を合わせちゃダメだよ!!」

モモカの言葉にハルナとプレセアは反応し、足を見て戦うことにしたようだ。

「・・・ならば俺の目の、真の力を見せてやろう」

そう言うとイタチは目を見開いた




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