本棚≪愛久愛輝羅好≫

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第15話・後




「は・・・蓮・・・」

モモカは安心したのか、息を整え、体勢を立て直した。

「忍者・・・こっちの世界にも忍はいるのか・・・」

イタチは先ほど蓮が放った炎の跡を見ながら言う。

「大丈夫?モモカ」

蓮がモモカに尋ねる。

「うん・・・でも・・・」

モモカはプレセアとハルナの方を見て言う。

「幻術か・・・」

言いながら蓮はプレセアとハルナに、トンッと触れる。

「スゥ・・・」

蓮がゆっくり息を吸ったとたん・・・

「!!」

プレセアとハルナは目覚めた。

「・・・幻術返しも使えるのか・・・」

そう言うとイタチは印を結び

影分身を発動した。

その人数は、4人。

マンツーマンで相手をしようというわけだ。

「・・・」

それを悟ったプレセア、ハルナ、モモカが影分身を引きつれて少し移動した。

「・・・俺が本物だ」

蓮に招待を明かすイタチ。

忍者VS忍者、始動。

「影分身は、力を分け与えてるわけだから、ちょっと弱くなってるんでしょ?」

言いながらクナイを1本投げる蓮。

「貴様の相手をするには、これで十分だ」

そう言いながら自分のクナイを投げ、なんと蓮のクナイに当てた。

すさまじいほどのコントロール。

当たった瞬間

ドーーーーーーーーーーンッ!と

クナイが爆発した。

蓮のクナイは起爆式だったようだ。

煙が上がる。

「!!」

煙の中から水の龍が現れ、蓮を襲う。

「土流壁!!」

蓮は地面から土を盛り上げ、その水を防いだ。

「更に!!忍法!」

クルッと回る蓮。

そのまま巻物をサラーッと2つ開く。

かまいたち・序

大量のかま風が発生した。

煙を一気に晴らす。

「!!」

イタチは上空へと避ける。

「まだ!」

ハルナは更に巻物をサラサラッと開きながら飛び上がる。

かまいたち・二式

今度はイタチの上にかま風が発生。

つまり今イタチは、上と下からかま風で挟まれている。

そんなイタチが取る行動は1つ・・・

「・・・火遁・豪火球の術」

炎の勢いでフッと後ろに下がった。

「ラスト!!」

その上のかま風と下のかま風が合わさった。

かまいたち・強襲!

大きくなったかま風はそのままイタチを襲う。

だがイタチは・・・

「・・・」

ポンッ、と丸太になった。

「!?、変わり身の術!?」

驚き、辺りを探し回る蓮。

だがイタチは上にいた。

かまいたち・強襲

そして先ほど蓮が使った術を使ってきた。

「なっ!?」

かま風に飲まれた蓮は地面へと落ちた。

「ウ・・・グゥ・・・」

全身血だらけの蓮。

更にかま風は蓮を傷つけるだけでは収まらず。

「キャアァァァァア!!」

他の一同をも傷つけた。

イタチの影分身は消えていく。

「これは・・・うちに伝わる術で・・・うちの人しか・・・知らないはずなのに・・・」

蓮は膝をつき、息を切らしながら言う。

「俺の目は・・・術をコピーすることができる」

そのままイタチはユグドラシル付近からエネルギーを取った。

「任務は終わった。俺は帰るぞ」

そう言うとイタチは木の葉を散らつかせて消えた。

「くぅ・・・」

全員出血がひどいので倒れた。


・・・・・・・・・・


「こ・・・これは・・・」

治療を終え、合流したカリンは呆然としていた。

だがすぐに精神を安定させ、治療に取り掛かった。

エネルギーは・・・またも奪われた・・・



終わり















後書き
やはりイタチ強し。
とくに忍VS忍での戦いでは・・・
次回は、8班ストーリー。


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