本棚≪愛久愛輝羅好≫

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第19話・前



*即席班の始動*


ゼロスたちが倒れたことにより、急遽、完成したのが

「フン・・・」

「おっしゃ!」

「頑張るぞっ!」

「頑張ろうね!」

ジューダス、ティトレイ、エミル、マルタによる即席の班だ。

「確か・・・ドワーフの神殿だったよね、向かう場所って」

エミルが一同に尋ねる。

「ああ・・・かなりの強敵の存在が予測される」

答えたのはジューダスだ。

そもそもこの急遽決まった班は、

リフィルによって判断され、構成されたもので

現在も時々戦っている者だちが選抜された。

エミル、マルタについては最近まで全く別の場所で暮らしていたようで

急遽、呼び寄せたのだ。

「急がねぇと時間ないんじゃねぇのか?」

ティトレイが急かして言う。

そう、時間がない。

「そうだな・・・飛ばすか・・・」

ジューダスのその一言で一同は速く、速く走って行った。

その甲斐あってか、ドワーフの神殿までは特に問題なく進んだ。

「はぁ・・・はぁ・・・」

「ふぅ・・・」

ティトレイ、ジューダスは息を整えるが

「エミル!疲れてない?」

「大丈夫だよ」

マルタ、エミルの2人は余裕である。

若い・・・と感じるティトレイとジューダスであった。

「うっし!行くぞっ!」

ティトレイが先陣きって、中に入っていく。

瞬間

「グアァァッ!!!」

ザザザァ・・・と1人の戦士が吹っ飛び、滑ってきた。

「!!、大丈夫!?」

マルタが駆け寄るが、戦士にもう息はない。

「ッ・・・」

舌打ちするエミル。

いよいよ、戦闘が開始する。

ちなみに、エミルとマルタは、EMを持っていないが

彼らの実力は、どうやら相当のものらしい。

さて、その戦闘は次回の話として

一方で起こっている話を少しだけしよう。


・・・・・・・・・・


「・・・」

班を離れ、1人歩くロイド。

彼はある一家のもとへと向かっていた。

そして、到着。

とてつもなく巨大な豪邸。

ゼロスの家の比ではない。

ゆっくりと門が開いた。

そして中から、1人の女性が登場した。

「えっと~ロイドだっけ?どういったご用?」

この女性、過去に登場したことのある人物だ。

「依頼だ。あんたと・・・父親、あとできればもう1人来てほしい」

そう言うとロイドは紙を渡す。

小切手のようだ。

記入されている金額はなんと

100000000ガルド。

ゼロス、リーガルから支払われるようだ。

2人にしてみれば安いものである。

「オッケー!依頼成立。で、ターゲットは?」

「とりあえず俺と行動を共にしてくれ」

「オッケー。お父さんと・・・妹呼んでくるね」

そう言うと女性は屋敷へと戻って行った。

「・・・仕方がない、か」

ロイドはなんと

殺し屋、ランヴァー一家に助けを依頼したのだ。

ちなみに、今の女性は長女、愛である。

この依頼が果たして今後、どういうふうに影響するのか・・・






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