本棚≪愛久愛輝羅好≫

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第43話・後



クレイが剣へ走るのを

ブロリーがただ見ているわけがない。

すぐさま、クレイに詰め寄った。

だが

「!!」

ミリアが、驚いた。

先ほどまでのクレイとは思えぬ動きで

ブロリーの攻撃を避け、さらに

「はぁっ!」

「がぁっ!!」

ブロリーの腹を殴り、壁まで吹っ飛ばしたのだ。

クレイからは、白いオーラが漂っている。

そして何よりも、ミリアが驚いたこととは

(天からエネルギーが・・・注がれている・・・?)

神に縁のある者しか見えない程度だが

天から、つまり神から、クレイに力が送られているのだ。

そのままクレイは剣を取った。

瞬間、剣の刃の部分がなくなり

金剛剣は、柄の部分だけになった。

「金剛剣解放・・・神」(こんごうけんかいほう・み)

クレイが静かにそう呟くと

彼を中心に半径50メートルほど、オーラが広がり

それは結界となった。

クレイ、ブロリーはその中にいて

ミリアは、その外にいる状態だ。

「神極・無限剣」(しんきょく・むげんけん)

そうクレイが言った瞬間

「ぐ・・・がぁぁぁぁあっ!!!」

ブロリーが、燃え上がった。

「金剛剣は・・・僕の先祖が過去、神から授かった武器・・・これがこの武器最後にして最強の能力、空気を性質変化させることのできる力だ!!」

つまりこの力

ミリアの空気を操る力より上なのだ。

「でも・・・人間でこの技をコントロールすることは・・・できない・・・」

そう、

クレイ本人にも、炎が迫っていた。

さらに、ブロリーも

燃え上がりながらこちらに攻撃を仕掛けてくる。

だが

今度は空気が水に変化。

クレイもろとも、全てを飲み込んだ。

そして

「ッ・・・あぁぁぁぁあ!!!」

「ぐあぁぁぁぁぁあ!!」

今度は電気だ。

クレイ自身も感電している。

そしてラストは

「燃えろ・・・!!」

ドーンッ!!とすさまじい轟音をたて

大爆発が起こった。

そして爆発が収まると同時に

結界は消え去った。

爆煙の中、

「!!」

ミリアが見つけたのは、クレイ。

ブロリーの姿はなかった。

消え去ったか、彼方まで吹っ飛んだのだ。

どちらにせよ、生きていることはないだろう。

結果は、クレイの勝ち。

だが

「ぐっ・・・ごほっ・・・」

クレイ自身もすごいケガ。

それだけではなく

この技のリスクとして、

一ヶ月、自分の力では動けないのだ。

最強の力を持つが、諸刃の剣。

今後クレイが、この力を使うことはないだろう。

「!!」

ミリアは次元の裂け目を開き

クレイを連れて、帰還した。


終わり















後書き
すさまじいほどの力を使い、なんとか勝利したクレイ。
次回からは、いよいよ突入した者たちの戦いが始まる!!


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