本棚≪愛久愛輝羅好≫

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「うっし!決まりだな」

勢い良く立ち上がるサイト。

どうやら、上陸する際の作戦が決まったらしい。

到着まで、あと30分以上あるので

一同はくつろぎ始めた。

「・・・」

操舵室から外を見て、顔を険しくしているのはミュウ。

雲行は怪しく、嵐が前方に迫っていた。

だが、ミュウが見ているのはその嵐ではなく、

「ッ・・・来る・・・」

その嵐の中にいる、魔物であった。

「総員!!戦闘配備!!」

「!?」

突如かかった船内放送に驚く子供たち。

すぐに、甲板へと出て魔物に気付いた。

だが距離が離れているため、戦えない。

その魔物は全長おおよそ30m。

白い龍であった。

船に装備されている大砲が放たれるが

その龍は竜巻を纏っていて、大砲を弾いてしまう。

「ッ・・・総員!!船内待機!私がやるわ!船近づけて!」

ミュウはそう言うと甲板へと出て

剣玉を構えた。

船員は皆、船内へと待機したが

「俺たちもやります!」

ライオたち、子供たちはやる気のようだ。

「・・・足引っ張らないでよー!」

ミュウが笑顔でそう言うと、一同、戦闘モードに入った。

「気の糸は強く・・・揺るがない!!」

ミュウは剣玉を構え

「重弾!!」(じゅうだん)

放った。

それは嵐により、威力が弱まることがなく、

気で出来た糸なので、伸ばすこともでき

龍を捕らえた。

「細糸補足!!」

龍にぶつかった剣玉は勢い止まらず、そのまま巻きついた。

その瞬間、嵐が弱まり、

攻撃のチャンスが生まれた。

「新忍術!いっくよー!」

そこを、姫が叩く。

「忍法!!龍之渦!!」(りゅうのうず)

姫が印を結ぶと

海が渦を巻いて龍に直撃した。

水場で使う忍術のようだ。

更に

「今度は俺だ!!」

次はコードだ。

「気剛波!!」(きごうは)

大きな構えで、大きく振りかぶり、

大きな拳形の気が放たれた。

その威力は

「!!」

巨大な龍を、かなり後ろまで下げるほどである。

修行をした2人は、とても強い。

更に

「ストライクブラスト!!」

イオンが魔術で追い討ちをかける。

ライオ、サイト、ラインの3人は

近距離でないと攻撃できないので、待機である。

そしてラストは

「いくよ・・・」

ミュウだ。

秘奥義、発動。

「超弾連打!!」(ちょうだんれんだ)

龍を巻きつけていた糸が無数に分裂し、

更にその先には、気によって玉が具現化され

連続で龍を打ち付けた。

その攻撃により、龍は消滅した。

だが

「!?」

その龍が消滅するとき、

空にビジョンが浮かび上がった。

それは不気味な女性。

その女性はニヤリと笑うと

フワッと消えてしまった。

「・・・」

一同、それに恐怖を感じ絶句。

ミュウですらも、少し震えていた。

果たしてこの女性は

何者なのか・・・?

















スキット
『親族修行』

ライオ「いいな~」

ライン「?」

ライオ「皆さ~家族に修行つけてもらってさー・・・イオンだって、ハルナさんやジーニアスさんにつけてもらってるし」

姫「あ~やきもち?」

ライオ「そんなんじゃないけど・・・なんかさ~」

ライン「そのうち、カイトさんにもきっと会えるよ。それまで我慢しな」

ライオ「うん・・・そうだな・・・」




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