履歴と感想 : え

 読書履歴 と 読後感想 ( ※ 作品の記載順と出版順は必ずしも一致していません )

【 え 】

江國香織
・ きらきらひかる ・・・・・ 評価できず
きらきらひかる
私たちは十日前に結婚したが、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである。
笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。
そんな二人は全てを許し合って結婚した、筈だったのだが…。
セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛とは。
傷つき傷つけられながらも、愛することを止められない全ての人々に贈る、純度100%の恋愛小説。
─── 出版社の内容紹介等から引用 ───

以前、『 号泣する準備はできていた 』 ( 直木賞受賞作 )を読みましたので、江國香織さんの作品を読むには2作目です。
その際、読みながら上滑りした為、まともな感想を書けなかったのですが、ある方から、この作品をお薦め頂き、書評をみていても、どうやら、面白そうに思いましたので、読む事にしました。
が、せっかく、紹介していただいたのですが、ダメでした。
どうやら、この作者の作品は私には合わないのでしょう。
・ 号泣する準備はできていた ・・・・・ 評価できず
号泣する準備はできていた
体も心も満ち足りていた激しい恋に突然訪れた破局、その絶望も乗り越えてゆくよすがを甘美に伝える表題作、等12篇。
濃密な江國香織の世界に浸れる待望の短篇集。
第130回直木賞受賞作
─── 出版社の内容紹介等から引用 ───

本としましては厚くないので、さら~っと読めると思っていたのですが、予想に反して、かなり、悪戦苦闘しました。
短編集なんですが、どれも、終わり方が放り出した感じで、読後感が良くない様に思いました。
作者のひとりごとを聞かされている様な感じで、『 小説 』 というより、『 長い長い詩 』 という印象があります。
それに、男の私は、わからない・・・というか、ついていけない・・・というか、読んでいて、上滑りする様な感じでした。
読み終わった今となっても、読み終わった気さえしません。
この本は、女性の書いた、女性向けの、女性の為だけの本なんでしょうか。
そういうことで、評価もできません。




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