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私は四人姉妹の三女。次女は生後11ヶ月で腸のヘルニアで亡くなったから私は知らない。4歳違いの四女は産まれながらの脳性マヒで知能は2歳程度で意思表示はするが言葉はマンマやブーブー、痛い痛い、などの赤ちゃん言葉だけ。だから四人姉妹とは言え話し相手は長女だけ。私と姉は5歳違いで学年では6学年違う。姉はすごく内気で感情表現が苦手。自分の意見をうまく言えなかった。子供もいないせいか近所付き合いもほとんどなかった。私は大人と話すのも平気で自分の意見もズバズバ言う子供だった。結婚してからも私は実家の近所に住み子供が出来てからは町会の役員も頼まれPTAの役員もした。すごく幼い頃はケンカもしたけど私が小学校に入った頃からはしなくなった。二人で何処かへ行くにも何かをするにも何故だか私の方が実権を握っていた。5歳も離れているのに…それでもお互いそれで良かった。母が亡くなった時も「〇〇〇ちゃんは近所や学校関係でお葬式もいっぱい出てるけど私は出た事ないから〇〇〇ちゃんに任せてえぇ?」って言われて出来る人がすればいいんだ と私達の中では了解済みだった。母の死から3年後、妹が亡くなった。その時、義兄はすでに白血病にかかり入院中だった事もあり姉は来賓のごとく、お通夜と告別式の時間にだけ会場にいてその後も何もしなかった。父が認知症を患って大変な思いをしていても手続きに奔放していてもほとんど手助けはなかった。義兄が大変な状況だから仕方ないと思っていた。言い方は悪いかもしれないけど義兄が亡くなったので姉は身軽になるからこれからは手伝ってもらえる…って思ってた。姉は人と話しをするのが苦手で家族にも自分の意見を主張しなかった。でも時折話す内容を色んな人から集めると…自分の旦那が亡くなったショックや父の面倒をみる事の不安、兄の身辺整理色んなストレスがたまっていたみたい。急性虚血性心疾患姉の場合考えられる要因は糖尿病、メタボ、偏食、そしてストレス私はストレスがたまるとすぐにめまいがした。点滴を打ち、薬を飲んで、人と話しをして、マッサージに行く。これでなんとか解消させてきた。姉はめまいもないし、疲れもしない。でもその分、あまり人と話さないので全部心にためていたのだと思う。私は気付く事が出来なかった。姉はまだまだ生きていけたと思う…正直私は姉をそんなに頼りにせずに実家の事もこなしてきた。だけど、やっぱし亡くなってめちゃくちゃ寂しい。母や妹を亡くした時より悲しいと言うよりめちゃくちゃ寂しい。姉の存在がこんなに大きかったとは……今頃気付く私は愚かだ…なんだか悔やんでも悔やみきれない…どうかあの世で早く義兄を見つけて今までの様にふたり仲良くして下さい。ごめんなさい。お姉ちゃん。
2011.04.09
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多分感づいてるかもしれませんが…主人は今アルコール依存症です。平成6年4月大腸癌の手術この時は医師の判断で本人には告知せず…平成20年12月胃癌この時は告知義務があり本人に告知され同時に前回のは大腸癌である事も初めて知る。この頃からお酒の量が増えた…昔から強気発言で去年9月腎臓癌の手術をする時も「腎臓なんて二つあんねんからひとつ取っても、どって事ないわ。」って。なんてポジティブな人間って思ってた。でも、なんでお酒がやめられないの…?朝から飲んでどうすんの…?でも強いのかどうか…あまり壊れる事はなかった。でも父のワガママが許せなくて怒鳴る時があった。義父の葬儀や姉の葬儀で関係ない所に不満が爆発して怒鳴り周りを困らせる事があった。去年12月息子が結婚して今年になって義兄と実姉の葬儀に嫁さんも参列していて…主人の姿を見て「お父さん、本当は怖いんじゃないですか?母方の祖父も病気をして、それでもお酒もタバコもやめられなかったから、そう思えます。」って。思い返せば…胃癌の時に昔の癌まで告知され、三度の癌手術。その間に義父が亡くなり父が認知症になり姉の急死。義兄の場合は白血病で「覚悟しておいて下さい。」状態から何年も頑張り続けていたから周りもある程度覚悟していた。でも義父はいきなり肺炎になって自分と同じ大腸癌手術をしていて、数年後で体力もなく高熱が出て3日後に死去。姉の場合なんて昨日まで話ししていたのに朝起きなくて連絡がつかないから行ってみたら亡くなっていた。急性虚血性心疾患。主人にとって周りの急死が身につまされるんだろう…それにしても、暴飲暴食胃を半分切除しているので食事の量は減っているけど柿ピーやスルメ、ポールウインナー お酒のあてだけでお腹いっぱい食事をしないでそんな物だけ食べてお酒を飲んでタバコを吸って…そりゃ身体に悪いよでもそれを指摘すると逆ギレ買わないともっと逆ギレ近親者の死を目の当たりにして自分の死に対する恐怖が沸いてくるんだと思う。多分それは本人も分かってるけど指摘されると否定するに決まってる。主人も色んなストレスを抱えていると思うけど死への恐怖は私にはどうする事も出来ない。精神科へ行こうと言っても拒否される。父がいるから無理矢理、時間をかけて出かけるようにする事も出来ない。こんな時、姉がいてくれれば…父がワガママを言ったり人の死を目の当たりにしていない時はアルコール依存ではあるが全く普通に見える。今は姉の家などの整理や役所関係にてこずっていて(姉の家まで車で片道1時間くらい離れているから、父がデイサービスに行っている間だけしか動けないから)大変だから主人にあまりかまってやれない…これも主人にストレスを与えているんだろうな…身体が二つあったらな…って思う。
2011.04.08
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