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欧州レポートその2、8月16日(土)クロアチアのドブロブニクの朝から。
朝、ゲストハウスのテラスに出てアドリア海と旧市街を観ながら一服。
このゲストハウスはExpediaで予約したものですが、一泊7000円くらいと安価。かなり年配のじいさんのオーナーが一人で面倒を見ていますが、部屋はなかなかきれいで一通りの設備やアメニティも揃っていました。前の晩到着したときに中から返事がなくて一瞬宿泊なしかと思ってちょっとビビりましたが。。
こういうところは最近B&B(Bead & Breakfast)といって、安価で地元生活を味わえるので人気がありますね。ただ、ここは朝食は自己解決なので、最初の朝は坂の下のパン屋で買ったパンだけでしたが。。
庭にあったミカンの樹。温暖な気候なので、なんでもよく育つそうです。
その前にロープウェイに乗り、旧市街を見下ろすスルジ山の頂上に行くことにします。ゲストハウスからは至近で、ここは空港行きのバスの停留所もあり便利なところです。
ロープウェイが発車。私の滞在するゲストハウスはちょうど写真の左上あたり。
旧市街をアップ。ちなみに、ドブロブニクはローマ時代から歴史がありますが、中世はラグーサという都市国家。ベネチア共和国が栄えたころに双璧だったことも。1ヶ月ごとに総督を替えて独裁者が出ないようにして民主的に国を運営していたり、疫病を中に入れないように40日間外部からの訪問者を隔離するルールを作り、それが後の「40」という意味もあるQuarantine(検疫)の語源となったり、世界最初の薬屋を作ったり、欧州でも先進的な地域だったそうです。
その後ベネチアの影響圏に入ったあと、近世・近代ではナポレオンに占領され、オーストリア・ハンガリー帝国に編入されます。第二次大戦中はナチスの傀儡国家になり、戦後はユーゴスラビアの一部に。そして20年前のユーゴ内戦ではここもセルビア軍に攻撃されました。
そんな悲しい歴史があったとは思えない美しさ。青色が濃いです。
このロープウェイは数年前に開通したらしいですが、歩きだと私には到底来れませんので助かりました。
プロチェ門近くから見た旧港。かつてはここがドブロブニクの交易の中心だったわけです。ちなみにここからずっと数km西に行った方に豪華客船なども停泊できる近代的な港湾があります。
かつての砲台。向こう側に見えるのはロクラム島という小島ですが、あの島があるおかげで海風が抑えられてドブロブニクの気候にも貢献しているとか。
ちょうど地図の右上から城壁の中に入ったところ。さらに続く。。
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