幻竜の羅刹

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君と眺めた桜 ファイナル



あれから1週間がたったがあの出来事を知っているのは俺だけだったようだ

あの時が止まる空間の中では海斗しか動けなかったようだった

「はぁ・・・俺って運が悪いって言うか・・・いったい何なんだろうなぁ」

ため息をつきつぶやく

「今頃紫のやつどこにいるんだろうなぁ・・・人を幸せにしてやってるのかな」

昔から生きる東方の女性 十六夜紫 恋に破れ自殺に追い込まれた者

「今も昔も恋ってのは難しいんだなぁ」改めて実感した

「あいつには幸せになってもらいたいな・・・1人で生きてきた彼女には・・・な」

「お~い、海斗~!はやく~!!」 向こうから叫び声が聞こえる 凛だ

「ああ!今行くよ!!」そうして海斗は彼女の元へ走っていく

「ふふ、これからもあなた方に幸運がありますように・・・」

紫がそう唱えると彼らには見えない赤い糸が2人を結んだ

「あなたたちは強く、幸せに生きるのよ。これからもずっと永遠にね・・・」

そうして紫はまた違う場所へと時空を超え移動していった

あなたとその恋人は今幸せですか?

あなたたちの幸運を結んだのは彼女なのかもしれません

今もこうしているうちに彼女は世界中で人を幸運にしている

ほら、あなたのにも赤い糸が見えていますよ 運命の人との赤い糸が

今年も桜が咲いている 恋人と眺めた桜・・・綺麗に咲き誇り舞い散る

彼女は今日も明日もまたその明日もずっとずっと愛する人を見守っている

海斗と凛もずっとずっと互いに愛し永遠の2人となるのでしょう

あ、また1つ新たな恋が芽生えましたよ

君と眺めた桜 完

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