幻竜の羅刹

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クリスマスの夜 10



「わ、笑うなよ!だって…本当にかわいいって言うか、きれいだったし…ひとめぼれしちまったんだから…」と恥ずかしそうに言う

「やだ、照れるじゃない」と不意をつかれる言葉にちょっとあせりと恥じらいを見せた

「も、もう!とりあえずこの話しは終わり!!速くご飯食べないとさめちゃうわよ!」

「わ、わかったよ。あ~腹が減ったなぁ」と少しわざとらしいがお腹を押さえるしぐさを見せた

こうしてにぎやかな夜は更けていくのであった

クリスマス、そして結婚記念日まで残すところあと1日となっていた

そして今日はクリスマスイブの日である

流星は眠い目をこすり、1階へ降りるとキッチンでは咲夜が朝食を作っている途中だった

「あら?今日は早いのね。おはよう、流星」

「あ、おはよう、咲夜」

「もうすぐできるから待っててね」と言い早速作り出した

窓の外をしばらく、いや、ずっと眺めていた 外には雪が降り積もり、子供達が朝早くから雪遊びをしていた

懐かしいなぁと思いふけっていると、ことん、という音がしたので振り向くと

「できたわよ。さ、食べましょ?」 と咲夜は笑顔で流星に誘った

「うん」というと二人で一緒に食べた

「やっぱり、流星を待たせるのはだめかなぁって思うから今日上の人に明日早くに帰らしてもらえるように頼もうかしら」

「いいよ。この前は僕が待たせたんだからさ。普段通りに仕事をしていてくれよ」

「あなたがそう言うのならいいんだけど…。ありがとね」

「どういたしまして」と言うと時計を見る そろそろ時間だった

「じゃ、そろそろ行くから準備するね」

「は~い」 すると流星はあわただしく準備をはじめた

その間に咲夜は食器などを洗って、自分も少しずつ仕事の準備をし始めた

「じゃ、行って来るよ」と流星は咲夜に言うと咲夜はいつものように頬にキスをして

「いってらっしゃい」と見送った

流星は今日も頑張るぞと言う気持ちと共に家を後にした

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