幻竜の羅刹

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クリスマスの夜 ファイナル



家につくと早速「じゃ、ご飯作るから楽しみに待っててね」とにっこり笑い夕飯を作り始めた

その間に流星は風呂に入った 暖かくて疲れが取れる感じがした

「今日はつかれたなぁ…足も絶対明日は筋肉痛だな」と苦笑した

今このようにして咲夜と一緒にいられる そのことを思うと嬉しくてたまらなかった

ゆっくり湯船に浸かり、体を洗って出ると、もうほとんどの夕飯ができあがっていた

服を着て、テレビの電源をつけようと思った時

「ご飯出来たよ~」という声が聞こえたので声の方へと向かった

いつもより豪華な感じのする夕飯だった どれも美味しくて、話しはいつもより盛り上がって笑顔が絶えなかった

そして、この前に買った銀色に輝くペンダントを咲夜に送った

「わぁ~ありがと~!!早速つけるね!!」というと首にペンダントをつけた

「どう?似合う?」と咲夜が聞いてきたので 「似合ってるよ」と笑って答えた

「ありがとね。でも私…何にもプレゼント用意してなかったな…」と悲しい顔をした

「いや、良いんだよ。咲夜が生きていてくれただけでも」

「へ?」と不思議そうな声で聞いてきたので流星は慌てて

「なんでもないよ!!」と言った

すると流星の携帯電話の着信音が鳴った 雄太からだった

「どうだったんだ?」と流星が聞く すると…

「結婚はまだ早いと思うって言われたよ…」と少し悲しそうな声をした

流星は頭の中に雄太の顔を思い浮かべ…スケジュールを見た。これからいつ結婚するのかを… すると…

「雄太、お前は3ヶ月後だ。3ヶ月後にもう一度求婚してみろ。そうすればきっと成功する」

「何でいいきれんだよ」

「俺は何でも透視することが出来るんだぜ?」 「はぁ?頭大丈夫か?」と雄太は言い放ち、「じゃぁな」といって電話を切った…

そして時は巡りそろそろ4月になり…雄太と彼女は結婚した その時の雄太の顔はとても嬉しそうだった…

「いってくるよ」と流星は元気な声で言うと 「いってらっしゃい」と咲夜は流星の頬にキスをして流星を見送った

そんな人間の営みを見て男は言った

「人間とはちっぽけな存在だ。だが、彼らの間にある絆はとても深い。私達妖怪には出来ぬことだ。命が短くとも…人間と言うものはとても強く生きている。そんな人間に私はあこがれているのかも知れぬ」と・・・

僕達人間は生まれ、そしていつかは死ぬ それを繰り返す世の中だ

その短い期間で自分はどれだけ人を愛し、人を信じ、絆を深めることが出来ただろうか

死ぬ間際に後悔しない人生を送るために今からでもいいから、人を愛し、信じてみよう

あなたには何か能力が備わっていますか

能力が無い?そんなはずはありません

それはあなたが自分のもつ能力に気づいていないからなのです…

クリスマスの夜 完結

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