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釧路から帯広へ移動して撮影したのは旧広尾線の愛国駅に保存されているキューロク機でした。 ここのキューロク、19671号機は、静態保存されている蒸気機関車の中でも全国トップクラスの美しさです。保存状態の良い機関車としては、九州・吉松駅前に展示されているC55 52号機を思い出しますが、これと双璧を飾るといってよいかもしれません。 旧広尾線には幸福駅があったことから「愛の国から幸福へ」ということで、愛国駅で発行される切符が大人気でした。現在、愛国駅舎は交通記念館として保存されています。 本当は幸福駅にも訪れたかったのですが、時間の関係で叶いませんでした(保存されている気動車を遠目には眺めました)。その訪問は他日を期したいと思っています。TCF8FS56#NW1 TOTO 温水洗浄便座(瞬間式)ホワイト ウォシュレット KSシリーズ [TCF8FS56NW1]土佐くろしお鉄道殺人事件 (新潮文庫) [ 西村 京太郎 ]
2024/06/06
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今回吉松駅を訪ねてうれしかったのは、C55が静態保存されていたことです。 わたくしは、折に触れて各地の保存機を記録するようにしていますが、そうした中で、吉松駅前のC5552号機はトップクラスの保存状態だと思いました。梅小路蒸気機関車館や鉄道博物館の保存機と比べても遜色ない状況です。 蒸機を保存していくためには定期的なメンテナンスが必要ですが、人手やコストの問題などから動輪やロッドがペンキで塗られているのを見かけます。それに対し、覆い屋根の下で鎮座するC5552号機は足回りにきちんと油がひかれ、その特徴的な門デフと相まって、今にも走り出しそうです。キャブにも立ち入ることができますが、運転席や圧力計の配管なども磨き上げられて現役時代を彷彿とさせます。さすがは鉄道の町・吉松に保存されている蒸気機関車だと感嘆しました。関係者のみなさんのたゆまぬご努力に敬意を表します。 C5552号機のそばには、かつての吉松駅構内の線路配置が描かれた解説板が設置されています。これによって、半世紀前に訪れた吉松駅と機関庫の位置関係がよく分かりました(機関庫へ行ったのは間違いないのですが、どのあたりにあったのか、といったことが思い出せなかったのです)。 最後にアップした解説板のカットの奥に見えている「ぽっぽ亭」で昼食をいただきましたが、ここの和風ちゃんぽんが絶品でした。平日のランチにはおにぎりとデミタスコーヒーもつき、それがまた安い! このちゃんぽんを食べるためにもう一度吉松駅へ行きたいな、と思うほどです。どのようにして時間をつぶそうかと思案していた鹿児島最終日でしたが、思いがけず楽しく過ごせました。 折角縁あって吉松を訪問したのですから、このあとしばらくの間、半世紀前の現役蒸機時代の吉松駅と機関庫へ時空を飛び越えてワープしたいと思っています。 今日6月9日は、ロックの日、ロックウールの日、ドナルド・ダックが初登場した日(1934年)だそうです。
2023/06/09
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ファンタゴンレッドとクリームのツートンカラー700形を海沿いのカーブで撮ったあと、近くの道の駅へ向かいました。ここにレトロ電車が保存されているからです。内部が公開されているので、ちょうどお子ちゃまを連れたファミリーが車内でくつろいでいました。 335号車に出会うのは久しぶりで、以前に比べると少し色あせたかな、という感じでしたが、よく見ると車体側面の塗装が剥げかけています。外部に保存展示する車両の維持管理がいかに難しいかを実感します。 ほかに香川県内では、高松空港のそばにある「こどもの国」という公園の中に琴電が静態保存されているのを知っています。レトロ電車ほどレトロっぽくはありませんが、これも貴重な鉄道遺産です。 今日1月25日は、日本最低気温の日、中華まんの日、ホットケーキの日、左還の日、お詫びの日、歯茎の日、天神の縁日だそうです。 【中古】(非常に良い)鉄道コレクション 高松琴平電気鉄道 1080形 旧塗装 元 京急 1000形 ことでん
2023/01/25
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復路のダイヤは、これまでの「みまさかスローライフ列車」と少し異なり、これまで駅停車の時間が比較的長かった駅での停車がほとんどなくなっていたりして、結果的に往路に比べて撮影回数は減り、最後のポイントでは、撮っただけという消化不良な結果に終わったのは残念でした。 春と秋に運転されてきた「みまさかスローライフ列車」ですが、真夏の盛りに運転されたのは初めてのようです。因美線全線開業90周年に加え、岡山デスティネーション企画との関連があり、運転されたのでしょう。いずれにせよ、久しぶりに国鉄色3兄弟がそろってのイベント走行は見応えがありました。 ところで、JR西日本では現在、懐かしい列車がデザインされた「懐鉄入場券」を主要駅で販売中です。お仲間さんの協力もあって、すでにかなりの入場券をゲットしているのですが、津山駅は未入手だったため、「スローライフ列車」撮影後、入場券を購入するため、津山駅に立ち寄りました。 少し前にも津山駅へ行ったのですが、そのときにはなかったC11 80号機が駅前に設置されていて驚きました。80号機は、1935年3月30日に日立製作所笠戸工場で落成され、松山機関区に配属されたのを振り出しに、予讃•芸備•津山•只見•会津線などで運用され、1975年1月24日に廃車されました。その間、1963年10月の岡山国体ではお召し列車の牽引に、1971年3月の津山線無煙化による「サヨナラSL列車」の牽引に充当されるなど、津山線とは深い縁を持つ機関車です。今回、ピカピカに磨き上げられて駅前に静態保存されたのは、各地で静態保存機が姿を消しつつあるなか、朗報だと思います。 今日8月5日は、世界ビールデー、タクシーの日(東京乗用旅客自動車組合、1984年)、ハコの日、はしご車の日、ハンコの日だそうです。
2022/08/05
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かねてより、津和野駅前が再整備されていることは知っていました。観光の拠点、町の魅力発信地として駅前にイベントなどを開く広場「大舞台」を設置し、これをベースに基本設計を行い、2016年度から5年間で完成をめざすというものです。しかし、津和野まで来ていながら、復路の撮影に備えてのスタンバイを優先するため、駅の方へ足を運ぶことがなく、どのように再整備されているのかは知りませんでした。今回、久しぶりに津和野駅を訪れ、リニューアルの様子を確認することができました。 これまで駅舎の北側にあったD51 194号機が、駅前の広場に移設されたのは大きな変化でした。しかも、このD51がピカピカに磨き上げられていて、とってもきれい。駅舎の北側にあった時代の写真を見ると、ランボードだけでなく、デフレクターのふちやボイラまわりのパイピングなども白くペンキで塗られており、いかにも厚化粧の保存機然としていたのですが、移設後は必要最小限のペンキ塗りにとどめられ、C57 1号機やD51 200号機と並んで、今にも走り出しそうな雰囲気です(個人的には、足回りの白ペンキが残念ですなあ)。 この写真ではD51の陰に隠れていますが、道路を隔てた向こう側の広場には腕木式信号機も設置されています。コロナ禍のため、今は津和野を訪れる観光客は少ないでしょうが、自由に旅行ができるようになった日には、SLやまぐち号に乗ってきた観光客の出迎え役をD51 194号機や腕木式信号機が果たしてくれるものと思うのでありますよ。 今日1月29日は、人口調査記念日、昭和基地開設記念日、タウン情報の日、肉の日だそうです。 TOMIX Nゲージ EF81形 81号機 ・ 復活お召塗装 7123 鉄道模型 電気機関車
2021/01/29
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パーイチ貨物でテツ撮影は一旦終了。あとは時間があれば夕方の飛行機までにどこかで撮影できたら、と思いながら観光にまわりました。 当初は宇佐神宮を参ってから耶馬渓へ、と思っていたのですが、妻が耶馬渓から先にまわりたいと言ったため、遠い方から行くことにしました。 それにしても、こんな山の上にこれだけの伽藍や羅漢像を安置したね、と驚いた羅漢寺を拝観したあと、青の洞門を訪ねました。菊池寛の『恩讐の彼方に』の舞台になったところです。近くには日本で最長と言われる石造りの七連めがねアーチ橋もあり、どっぷりと大分観光に浸かりました。 日本の八幡様の総本山である宇佐神宮は、想像していた以上に広くて立派な神社でした。うれしかったのは、境内の一角にクラウスが保存されていたことです。クラウスは日本に4輌しか保存されていないそうですが、100以上の年月が経ったことから損傷が酷く、消滅の危機にあったのを大分のライオンズクラブが中心に保存運動を行った結果、見事によみがえりました。特徴的な形状をした保存施設の下に置かれている26号機は、本当にピカピカです。こんなところでクラウスに会えるとは思っていませんでしたので、とても得をした気持ちになりました。 今日7月31日は、日本最古の市電・京都北野線廃止(1961年)、北陸トンネル貫通(1961年)、東京・山手線に冷房車初登場(1970年)、パラグライダーの日、蓄音機の日だそうです。 【中古】しあわせなクラウス 宇佐神宮の蒸気機関車 we love Krauss 26
2020/07/31
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この前、叡山電鉄へ行ってきました。一番の狙いは、新しく登場した「ひえい」を撮影することですが、その前に鞍馬寺へお参りしました。数年前から妻と一緒に西国三十三所の寺参りをしていたのですが、今年の正月にようやく結願したので、新たに朱印帳を買い求め、寺社巡りを再スタートすることにしたのです。その取っ掛かりが鞍馬寺ということで、出町柳駅で叡電の1日乗車券を買い求め、鞍馬駅をめざしました。 鞍馬駅を出ると、駅本屋のそばにデナ21形のカットボディがありました。デナ21形は、叡山電鉄の前身である京都電燈と、その子会社である鞍馬電鉄の両社が共に導入した車輛です。カットボディとなっている21-22編成は1994(平成6)年に「さよなら運転」を行って引退。その後、この場所に展示されたのです。車体のそばには車輪も一緒に飾られていました。 1994年というと、わたくしは休テツ中でしたので、もとより現役時代の姿は知りません。叡電の旧型車輛ではデオ600形の「さよなら運転」を撮影したのが唯一の経験です(こちら)。ポール集電のデナ21形、走っているところを見たかったなあ、と思いつつ、帰りに出町柳駅で鉄道コレクションの模型を買って帰ったとさ。 今日3月6日は、世界一周記念日、スポーツ新聞の日、弟の日だそうです。 【中古】ニューホビー/トミーテック K257+K258 鉄道コレクション 叡山電鉄デナ21型 ポール仕様 2両セット【A】※特典ポストカード無し ※仕様上、個体差や塗装ムラが見られる場合があります。
2020/03/06
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午後は偶然ガイドブックで目にした英国庭園を訪ねました。花好きの妻は大喜び。わたくしもマクロレンズに付け替えて昆虫撮影に熱中しました(わたくし、鉄道以外に水中と昆虫、あ、飛行機もレパートリーにしているのです)。 夕方、もう一度水戸市内にもどってきて藩校の弘道館を訪ねたのですが、閉館時刻が迫っていたことから断念しました。そのままホテルに向かってもよかったのですが、まだ少し早いため、午前中に偕楽園の庭から遠望した千波湖へ行ってみることにしました。 駐車場に車をとめると、すぐそばにD51が保存されているのに気がつきました。これはぜひとも記録しておかなくては。 赤ナンバーの515号機は、形式番号も含めると51515と並ぶ回文番号になります。近寄ってみると大変美しい外観を保っています。野外の露天保存ですが、定期的に整備されているようで、錆などはほとんど見られず、公開されている運転台の計器類もきちんと保持されています。保存に対する関係者の努力に敬意を表したいと思います。 今日11月5日は、津波防災の日、電報の日、雑誌広告の日(日本雑誌広告協会、1970年)、縁結びの日、いいリンゴの日だそうです。
2019/11/05
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九州鉄道記念館のC59 1号機朝練を終えてホテルにもどり、妻と相談した結果、この日の観光旅行は、久しぶりに門司港レトロを散策しようということになりました。10年近く前に一度行ったことがあるのですが、門司港駅舎がお化粧直しをしたので、それも見てみたいし、お昼は焼きカレーに舌鼓を打ってみたいとか、再訪は再訪で期待が膨らみます。 妻が九州鉄道記念館を訪れたことがないと言ったため、それじゃあ行ってみようと、門司港レトロ街最初の訪問スポットは記念館になりました。もとより、わたくしにとって否やはありません。 入館者を最初に迎えるのが、車両展示場に並んだ九州にゆかりのある車輛群です。各地の静態保存車輌の中には、往々にしてかわいそうな状態のものも見受けられるのですが、この記念館に展示されているキューロクやC59をはじめとした車輛は、いずれもピカピカです。幸せな余生を送っているな、と感じました。 今日10月31日は、ハロウィン、世界勤倹デー(国際貯蓄銀行協会、1925年)、ガス記念日(日本瓦斯協会、1972年)、日本茶の日だそうです。 特注チョロQ キハ 07-41 九州鉄道記念館 開館記念
2019/10/31
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この日のメイン撮影エリアは深浦周辺を想定していましたので、撮影を重ねながら北上しますが、五能線は列車本数が限られているため、撮り逃しさえしないようにすれば、穏やかなクルージングが続きます。 途中、ウェスパ椿山駅のそばに保存されているハチロクを見ていくことにしました。ここも10年前に来ています(こちら)。野天の保存機関車なので、荒廃が進んでいるかもしれない、と危惧していたのですが、それほど大きな違いはないようで、ひと安心しました。 一時は復活も検討されたみたいですが、その後の進捗はどうなっているのでしょうか。九州の「SL人吉号」のように、ハチロクが再びよみがえる日を心から期待したいと思います。風光明媚な五能線を走る78653号機。想像するだけで胸が躍ります。 今日9月16日は、ハイビジョンの日(通産省制定)、マッチの日、競馬の日だそうです。 【新品】鉄道DVD栄光の蒸気機関車 5
2019/09/16
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テツちゃんですが、飛行機に乗るのも好きです。大阪(伊丹)空港へ行くのに便利な所に住んでいるため、新幹線より飛行機を選んでしまうことがよくあります。 他府県から大阪へ向けて飛行中、伊丹空港が近づいてくると、今はどのあたりを飛んでいるのかと思いながら窓の外を眺めています。ほとんどの場合、伊丹空港への進入は南から北へ向かいますので、A列のシートに座ると大阪湾を見ながら、反対側だと生駒山系を見ながら降下していくことになります。そして、着陸寸前に新大阪駅の真上を通過します。 函館から帰ってきた日も、窓側A列に座っていましたので、宮原の運転所が眼下に広がっていました。もう、まるで模型のジオラマのようです。好きです、この景色。画面右側にはサンダーバードご一行様が、画面左側には223系を中心とした新快速系車輌ご一統様が整然と並んでいます。 この写真を見て気づいたことがあります。画面左下の部分ですが、ターンテーブルと給水塔が今も残っているのですね。給水塔が今でも使われているかどうかは知りませんが、ターンテーブルは使用されているような気がします。いずれにせよ、空から見た運転所、ワクワク感が止まりません。 今日7月28日は、地名の日、菜っ葉の日、なにわの日、乱歩の日(乱歩忌、1965年)だそうです。
2019/07/28
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普段見られない場所での桜の花見ということから、この日は妻も一緒でした。折角日本海側へ来たのですから、少し観光もしていこうということになり、伊根の舟屋を見物することにしました。 伊根の舟屋は随分昔に一度行っているのですが、ほとんど記憶の彼方に霞んでいます。ただ、テレビで取り上げられることが多いため、既視感や知ってる感は結構ありますが、やはりリアルで見るのは楽しいものです。 伊根の次、もう少しだけどこかへ回ろうということになり、久しぶりに加悦鉄道のSL公園へ行ってみることにしました。園内には文化財に指定されている古典機をはじめ、かなりの数のオールドタイマーが保存・展示されています。屋外展示なので外観に痛みがきているものもありますが、保存会の努力のあとが伺えるものもたくさんあり、敬意を表しながら園内を回りました。ここでも桜がちょうど満開を迎え、コラボカットを記録することができ、ここまで来た甲斐があると思いながら家路をたどりました。 今日4月27日は、婦人警官記念日、悪妻の日・哲学の日(ギリシアの哲学者、ソクラテスが時の権力者から死刑宣告を受け獄中で毒を飲んで死亡。妻は悪妻として有名。BC399年)、国会図書館開館記念日、駅伝誕生の日、世界生命の日だそうです。 加悦鉄道(上) 丹後ちりめんを運んだ「絹の鉄道」 (RM LIBRARY) [ 加悦鐵道保存会 ]
2019/04/27
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養老鉄道の次は樽見鉄道へと向かいました。この時点(3/24)では、桜はまだだろうと思っていたのですが、移動途中、意外にも咲いている木を何本も見かけましたので、思わず期待してしまったのですが、やはり樽見鉄道の沿線はまだ咲いていませんでした。 驚いたのは、桜並木で有名な木知原駅周辺、特に道路に沿っての並木(こちら)が姿を消していたことでした。何本もの桜が根元から50cmあたりでバッサリと切られていたのです。虫害によるものか、はたまた昨年の台風により倒木となったためなのか、原因は不明ですが、有名アングルが1つ無くなってしまったのはショックでした。 樽見鉄道の運転時刻を確認すると、1時間以上やってきません。そこで、旧谷汲駅に置かれている名鉄の保存車輌を見にいくことにしました。わたくしは以前も訪ねたことがあるのですが、久しぶりにオールドタイマーのご尊顔を拝するのも悪くないと思ったからです。 旧谷汲駅の2輌の電車は、以前と比べて少し色あせしたように思えましたが、内外装とも美しく保存されています。保存会の皆さまの努力によるものと思います。この路線の現役時代末期、わたくしは休テツ中だったため、実際の様子は知らないのですが、もし、鉄道写真撮影を続けていたら、おそらく何度も通ってきたに違いありません。5枚窓の赤白電車のフォルムに惹かれ、HOゲージの模型も購入したほどです。家に帰ったら久しぶりに箱から出してみよう、などと思いながら、青い空バックにシャッターを切りました。 今日4月13日は、水産デー(漁業法施行記念日)、喫茶店の日、決闘の日、浄水器の日だそうです。 YAMA模型 【1/80スケール】 名鉄7000系パノラマカー3次車 4両基本セット ペーパーキット 鉄道模型
2019/04/13
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かつて日本で有数の森林鉄道の1つであった魚梁瀬森林鉄道の遺構を訪ねるのが、最近、高知へ帰ったときのわたくしのお約束になっています(こちら)。魚梁瀬森林鉄道の遺構は日本遺産にも認定されており、そうしたことを踏まえながら馬路村の中を回るのは楽しいものです。 今回は犬吠橋を訪ねました。ただ、ショックだったのは、今年各地に被害をもたらした豪雨により、アンダートラスが特徴的だったこの橋も大きくゆがんでしまったのです。かつて森林鉄道の線路が走っていたところの大半は、現在、車道に姿を変えており、この橋も被害を受けるまではトラス橋の上に県道が通り、そこを車が行き来していました。現在は通行止めになり、橋のそばを迂回する道が新たにつけられています。 日本遺産の一つであり、国指定の重要文化財であることから修復工事が進められているのでしょうが、その認定を受けていなければ、おそらく修復されないまま、朽ち果てるのを待つ運命だったと思います。いつ元どおりの姿にもどるのかは分かりませんが、山深い地に残る森林鉄道のアンダートラス橋の1日も早い復活を望みたいと思います。 今日11月17日は、国際学生の日、肺がん撲滅デー、将棋の日(日本将棋連盟、1975年)、ドラフト記念日、蓮根の日、島原防災の日だそうです。
2018/11/17
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魚梁瀬(やなせ)森林鉄道の遺構でもう一つ記録しておきたかったのは明神口橋です。この鉄橋は、海辺の安田町から森林の馬路村へ至る途中にあり、車の中からも簡単に見ることができます。 当初はヒノキ材で建造されましたが、機関車の導入に伴い、1929(昭和4)年に現在の鉄骨トラス橋に架け替えられたそうです。今は線路も外されていますが、人と自転車は渡ることができます。馬路村からだと10kmほど下流に位置します。もっと近いと思ったのですが、意外と離れているのに驚きました。 真っ赤なトラス橋の明神口橋と接する形で残っているのがオオムカエ隧道です。特に南側のトンネルポータルはきれいな石積みで、中央の要(かなめ)石には隧道の順番を示す「Ⅲ」の数字が刻印されています。明神口橋、オオムカエ隧道ともに国指定の重要文化財です。 今日9月20日は、バスの日(日本バス協会)、空の日、お手玉の日だそうです。 激安価格!馬路村 ゆずぽん酢しょうゆ ゆずの村(柚子の村) 500ml
2018/09/20
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高知県というと、鰹のたたきに代表される海の幸、海の国というイメージが強いですが、実は面積の大半を山が占める林業の県でもあります。そのため、かつては魚梁瀬(やなせ)森林鉄道という日本でもトップクラスの森林鉄道が存在していました。しかし、昭和30年代に廃止され、すでに60年近い年月が経っています。 魚梁瀬は高知県安芸郡馬路村に含まれますが、この魚梁瀬森林鉄道の遺構が、馬路村とその周辺には現在も残っており、近年、特産物のゆずとセットにして「森林鉄道から日本一のゆずロードへ」というテーマで「日本遺産」に認定されました。また、魚梁瀬森林鉄道の遺構は国の「重要文化財」にも指定されています。以前から時間が許せば森林鉄道の遺構を記録したいと思っていましたので、帰省時に一回りしてみました。 最初に訪れたのは、馬路村の集落に入ったすぐの所に残されている五味隧道です。安田川の流れに沿う形で、トンネルとトンネルの間に挟まれた50m余りの線路が今も残っています。まるで鉄道模型のジオラマのようで、ここをかつてはナローの蒸気機関車(ちなみに魚梁瀬森林鉄道ではシェイ型機関車も走っていました)が、木材を載せた貨車を牽いていたと思うと、それだけでワクワクしてきます。 今日9月19日は、苗字の日だそうです。 高知名産品 馬路村のゆず使用!「ごっくん馬路村」(24本入り)【楽ギフ_のし】【楽ギフ_のし宛書】【楽ギフ_包装】【楽ギフ_包装選択】【10P02jun13】
2018/09/19
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秋田新幹線撮影後、一関へ移動して宿泊。翌日の午前中は毛越寺や中尊寺などの世界遺産を堪能しました。この日は最終的に仙台空港から帰阪するわけですが、ネットで検索すると、一ノ関駅から程近いところにC58が保存されていることが出てきました。仙台へ帰る前にちょっと寄っていきましょう。 現場は図書館などを併設する公共施設の隣です。きちんと屋根が備えられており、機関車の保存状態も良好です。 緑ナンバーをつけたC58 103号機、現役時代は一関機関区に配属され、昭和25年から18年間、大船渡線で活躍していたそうです。東北本線の電化、大船渡線のディーゼル化に伴って退役。国鉄創業100年祭を記念し、昭和47年8月にこの地で永久保存されることになったそうです。地元で余生をおくる、ある意味、幸せな機関車です。 今日9月14日は、メンズバレンタインデー(日本ボディファッション協会、1991年)、コスモスの日、セプテンバーバレンタインだそうです。 [鉄道模型]モリヤスタジオ (N) S7041 機関車用トレインマーク完成品(奥久慈、C58やすらぎ号、SL出羽街道)
2018/09/14
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オーシャンアローが走り去ったあと、さて、どうするかとなりました。世界遺産になっている那智速玉大社へお参りするのは当然のこととして、妻が地元の見どころを検索したところ、太平洋を臨む丘からそれほど離れていない所にC11が保存されているのが分かりました。行ってみましょう。 児童公園の一角に保存されているC11。覆い屋根があるのですが、風雨に晒されるところはペンキが剥げかけ、錆の進行も目立ちます。改めて静態保存の難しさを感じました。 今日4月24日は、植物学の日、日本ダービー記念日(第1回日本ダービー、当時の名称は東京優駿大競争を東京目黒競馬場で開催。優勝は一番人気のワカタカ1932年)、しぶしの日だそうです。 T019-5 C11形蒸気機関車 207号機 東武鉄道 SL「大樹」タイプ(再販)[ロクハン]【送料無料】《取り寄せ※暫定》
2018/04/24
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道の駅の中には子どもたちが遊べる広場があり、その一角には琴電のレトロ電車335号車が保存されています。以前に一度、その様子をこのブログでも紹介させていただきました(こちら)。今回、改めて当時の記事を見直してみると、8年前のことだったのが分かります。 8年前は保存作業が終わった直後だったので、車体はピカピカでしたが、流れた年月とともに劣化が目立つようになっています。雨水が流れたあとが筋になっていますし、何より車体側面の塗装が一部剥げかけているのは、痛ましい。保存車輌の状態を一定のレベルで保つのは本当に難しいことです。 今日3月1日は、ビキニデー、労働組合法施行記念日、マーチの日/行進曲の日、防災用品点検の日、豚の日、省エネルギーの日、安全衛生総点検日、家庭塗料の日、水天の縁日、妙見の縁日だそうです。 グリーンマックスNゲージ 高松琴平電鉄1200形(長尾線)2両 鉄道模型 50591
2018/03/01
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閉館を知らせる「蛍の光」が流れ始め、至福の時間を過ごした蒸気機関車庫をあとにしました。 バス停までの途中、建物の一角がものすごい色に包まれています。旧二条駅舎の壁面を利用してプロジェクションマッピングが行われているのです。きれい。一旦しまったカメラをバックから出し、投影される画像にあわせてシャッターを切ります。 プロジェクションマッピングが行われるのは知っていたのですが、それほど期待していませんでした。しかし、これはその期待を見事に裏切ってくれました。気づけばここでも結構な数のシャッターを切っていましたとさ(笑)。 今日2月15日は、春一番名づけの日、西行忌、兼好忌、お菓子の日、中華の日、レンタルビデオの日、いちごの日、阪神電気鉄道と山陽電気鉄道が阪神梅田駅~山陽姫路駅間で直通特急の運転を開始した日(1998年)だそうです。
2018/02/15
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展望テラスから扇形庫を見るのは初めて。もう一つ言えば、梅小路でバルブ撮影をするのも初めての経験です。ターテーブルの手前に留置されている機関車と扇形庫だけでなく、空も入れたワイドアングルから、手前と扇形庫の機関車を中心に切り取った構図など、レンズの画角を変えながら長時間露光を楽しみます。 そうしているうちに、スチーム号の牽引機として夜間も火が入ったままになっているC61 2号機の安全弁から蒸気が吹き出し始めました。展望テラスへ上がる前にもC61は撮影しているのですが、わずかに流れ出る煙で有火の状態であること確認できるぐらいで、静かに休憩しているものとばかり思っていました。 突然吹き出した蒸気に、一つ上の位置にあるバルブ撮影モードのスイッチが入ります。風に流される蒸気が描き出す白い軌跡は、ときに想像もしないアートを生み出してくれます。蒸気の流れがあるだけで、扇形庫に並んでいるすべての機関車が現役蒸機のように見えてくるから不思議です。 予想外の結果が出るため、やっぱりバルブ撮影はおもしろい。 今日2月14日は、セントバレンタインデー、チョコレートの日、ネクタイの日、ふんどしの日、煮干しの日だそうです。 梅小路蒸気機関車館 あの日に帰りたい懐かしき蒸気機関車たち [ 京都新聞出版センター ]
2018/02/14
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扇形庫の南側のテラスからターンテーブル越しに機関車たちが眺められます。これも今回、楽しみにしていたアングルです。 展望テラスへの階段を上っている途中で左側を見ると、ヤードの手前に原色のDE10が停まっており、その向こうには嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車が留置されています。さらに遠くを見ると、東寺の五重塔のライトアップも見えます。おお、扇形庫を撮影する前に、このアングルも記録しておかなくては。 カメラを南に向け、構図を決めて静かにシャッターを切ります。長時間露光中に新幹線が画面の中を駆け抜けたので、光のラインが残りました。 今日2月13日は、苗字制定記念日、地方公務員法施行記念日、虚空像の縁日だそうです。 [鉄道模型]トミックス TOMIX 【再生産】(Nゲージ) 2222 国鉄 DE10-1000形 ディーゼル機関車 [トミックス 2222 DE10 1000]【返品種別B】
2018/02/13
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屋外展示から屋内展示へと場所を変え、懐かしい車輌との再会に至福の時間を過ごします。そして、もうそろそろかな、と思いながら蒸気機関車庫の方へ移動しました。 梅小路蒸気機関車館から機関車庫へと名前を変えるに伴い、施設にも手が加えられたようです。基本的な構成は変わっていませんが、こちらも全体的にきれいになった気がします。 扇形庫から外に出て、初めの数カットは機関車主体に撮影しました。そして空を見上げると、ちょうど期待した感じに色を変えつつあります。 はい、出ました、ブルーモーメント。カメラと肉眼では少し違いがあるのですが、モニター上できれいなブルーが出ればOKです。天気の良い日没直後、ほんの僅かの時間だけ目にすることができる青の光景。時間が経つにつれ、華やかな青色は夜の闇へと姿を変えていきます。 ブルーモーメントの空をバックに、ライトアップされた機関車たちを撮るという課題の1つはクリアできました。 今日2月12日は、ペニシリン記念日、ボブスレーの日、ブラジャーの日、ダーウィン誕生日、リンカーン誕生日、菜の花忌、豆腐の日、パンの日だそうです。 鉄道の聖地京都・梅小路を愉しむ (京都しあわせ倶楽部) [ 芦原伸 ]
2018/02/12
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先週の土曜(2/3)、京都鉄道博物館で夜間延長開館と、梅小路蒸気機関車庫で扇形車庫ライトアップが行われました。「京都・冬の光宴2018」の開催に伴うものです。 京都鉄道博物館には知り合いがいますが、開館からしばらくの間は「入場者が多いため来ない方がよい」とのアドバイスをもらっていました。そのため、これまで行ったことがなかったのですが、今回は扇形車庫のライトアップイベントという滅多にないイベントですので、どれくらい混雑するかは分かりませんでしたが、出かけました。 京都鉄道博物館に着いたのは午後4時近くでした。大阪の弁天町にあった交通博物館の車輌の大半が移されたという経緯があるため、見慣れた車輌もありますが、新たに加えられたものもあり、興味深く見学しました。何よりも開館してそれほど経っていないことから、屋外の施設も含めて、全体的に綺麗だなという印象をもちました。 屋外に展示されている車輌のうち、EF58とEF81は、さらに別棟で展示されています。ゴハチイゴマルとパーイチトワがま(こちら)は実際に運転されているところを撮影したことがある機関車なので、感慨はひとしおです。あたかも夕暮れ時のトワイライトタイムなので、覆い屋根の隙間からは少し青味が増した空が見えます。暖色系のライトに照らされた両雄を見ながら、気分は少しだけ昔の現役時代にタイムスリップしていました。 今日2月11日は、建国記念日、文化勲章制定記念日、万歳三唱の日、干支供養の日、めんの日だそうです。 ビコム鉄道スペシャル::EF81の名機たち ドキュメント&前面展望 全国を駆ける交直機EF81の活躍&トワイライトエクスプレス前面展望【敦賀〜大阪】 [ (鉄道) ]
2018/02/11
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赤熊さん貨物と特急「大雪」を見送ったあとは雨の中、北見から網走にかけて観光でめぐりました。北見は戦前、世界第一位のハッカ産地であったこと(へ~え)を示す記念館や、建築家ヴォ―リスが残した日本最北の建物などを見学したのち、午後、サロマ湖や能取湖をまわって網走をめざしました。 能取湖のそばにあるサンゴ草の群生地では、真っ赤に色づいたサンゴ草に加え、丹頂鶴のペアが餌をついばんでいるシーンも見ることができました。偶然来合わせた観光バスのガイドさんに確認すると、とても珍しいとのこと。ラッキーでした。 網走に向けて走っていると、道路のそばの空き地にキューロクが保存されているのを見つけました。保存車輌には関心があるのですが、現役車輌の撮影に重点を置いていますので、よほどのことがない限り、事前に調べてまで行くことがないため、このように偶然の出会いは感激ひとしおです。 北海道型のデフをつけた49643号機とオハ47が卯原内交通公園のなかに静態保存されています。思わず車を停め、雨の中、しばしの撮影タイムとなりました。オハ47の中には入ることができるため、客車内を含め、ぐるっと一回りしました。 能取湖をバックにしたキューロクのサイドカットは、何となく現役ぽくって、個人的にはお気に入りの1枚です。また、客車から機関車のテンダーを見たアングルでは、これまた現役時代、九州・肥薩線でD51につながれた客貨混合編成に乗り、機関車のすぐうしろの客車デッキに陣取ってカセットテープを回し、録音した思い出がよみがえりました。トンネルに入ると同時に猛烈な煙がデッキに流れ込み、窒息しそうになったのが昨日のことのようです。 今日9月23日は、不動産の日(全国宅地建物取引業協会連合会)、海王星の日、万年筆の日だそうです。
2017/09/23
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高知県東部の安芸郡にある馬路村周辺には、かつて敷設距離では日本でもトップクラスの魚梁瀬森林鉄道が走っていました。当然のことながら現在は廃止されているのですが、今も数多く残っている鉄道遺構が一括して国の重要文化財に指定されています(周辺の文化財を含めて「日本遺産」にも認定)。 そして馬路村の中にはかつての森林鉄道を今に伝えるべく、馬路温泉の前に周囲200mほどのオーバル軌道が敷かれ、観光スポットになっています。機関車の外見はミニSLですが、ご時勢柄、中身はディーゼル機関車です。 観光客の多い夏休み期間中は稼動することも多く(お客があれば随時運転するというのが、いかにもです)、シュッシュッシュッシュッというブラスト音を響かせながら山あいのミニ渓谷を駆けていきます。 今日9月4日は、くしの日(美容週間実行委員会)、串の日、クラシック音楽の日、関西国際空港開港記念日だそうです。 【ふるさと納税】【R29−12ーR】29年産新米「笠岡ふるさと米」20kg(12月発送)
2017/09/04
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三岐鉄道の沿線をウロウロしているうちに丹生川駅のそばへ来ました。折角ですから貨物鉄道博物館へ寄っていきましょう。この日は平日なので開館していませんが、屋外に展示されている車輌は見学できます。 最初に目についたB4型39号蒸気機関車は、日本鉄道が発注した英国製の蒸気機関車で、明治31年 (1898)に製造されました。明治39年(1906)に国有化され、大正11年(1922)には東武鉄道B4形39号となって貨物列車牽引に活躍しました。昭和41年(1966)に引退してからは東京都の昭和鉄道高校で大切に保存され、その後、貨物鉄道博物館へ移ってきたという履歴を持っています。 この博物館には、蒸気機関車から木造の貨車、さらには130トン積吊掛式大物車まで、今や簡単に目にすることのできない車輌がずらっと並んでいます。しかも、いずれもきれいに整備され、この博物館関係者の車輌に対する「愛」を強く感じました。すばらしい。 今日8月21日は、献血記念日、噴水の日、漬物の日だそうです。
2017/08/21
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この日、津山線を南から北へと移動したのは、午後、姫新線での撮影を予定していたからです。ただ、その前に津山扇形庫の俯瞰写真を撮りたいと思い、市街地を見下ろす展望台へ上りました。 扇形庫の前のヤードにたらこ編成のほか、姫新線用のキハ120、さらには最近加わった国鉄色キハ40が休憩しているのが見えます。光線的なことから言えば、少し早かったようですが、まあまあクリアに見下ろすことができ、よかったのではないか、と。 津山扇形庫は今年、「津山まなびの鉄道館」という名称の博物館に生まれ変わりました。新たに収蔵された蒸気機関車「D51 2号機」をはじめ、日本に1輌しかないDE50形ディーゼル機関車「DE50 1号機」など計13輌が展示されています。最近、津山線を頻繁に訪れているのですが、鉄道館にはまだ足を運んでいません。時間をやりくりして、いつか訪れたいと思っています。 今日12月12日は、バッテリーの日、漢字の日、ダズンローズデー、児童福祉法公布記念日だそうです。 【中古】HOゲージ/天賞堂 71014 C62形蒸気機関車 東海道タイプ カンタムサウンドダイキャストモデル【A'】 はがき欠品[鉄道模型]トミックス TOMIX (Nゲージ) 8457 キハ40-2000形(JR西日本更新車・岡山色)(T) 【税込】 [トミックス 8457 キハ40-2000T]【返品種別B】【RCP】
2016/12/12
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えきなかマルシェや、もと東急7000系の留置など、なかなかに面白い水間観音駅ですが、もう一つ見ものがありました。静態保存車輌の501形です。 これは、もと南海鉄道1201系(モハ1201、サハ1901)だったものを、昭和46年(1971)から昭和48年(1973)にかけて譲り受けたもので、12両が水間鉄道に移籍されました。入線当初はクリーム色とマルーン色の塗装でしたが、のちにクリーム色と赤色の塗装に変更され、さらにクリーム色に赤色+水色の帯を巻いた塗装に変更されたそうです(現在はクリーム色と赤色のツートン塗装に戻されています)。 しかし、後継車両として東急7000系が導入され、これにあわせて600Vから1500Vへ昇圧されたため、平成元~2年(1989~90)にかけて全車引退しました。そのうちの一輌、クハ553号車(南海時代はモハ1240)が水間観音駅で静態保存されているのです。 駅構内外でこのクハ533号車を眺めるうちに、電車の到着がアナウンスされました。そうだ、このクハ553号車と現役1000形を一緒に撮影していこう。そう思い、ゆっくりと入線してくる1004Fを見ながら、シャッターを切るタイミングをはかりました。 今日10月15日は、世界手洗いの日、農山漁村女性のための国際デー、たすけあいの日(全国社会福祉協議会、1965年)、きのこの日、人形の日、グレゴリオ暦制定記念日、ぞうりの日だそうです。 【貝塚市・水間鉄道】泉州・貝塚限定 ミッキー・ミニーの3点セット(自由帳・クリアファイル・ミニタオル)
2016/10/15
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大サロ報告を間にはさみましたが、今一度、水間鉄道にもどりましょう。 今回の水間鉄道訪問でぜひ訪ねたかったのが、終点の水間観音駅です。事前に少し調べたところ、この駅舎がすばらしいことが分かりました。 駅名の由来でもある水間寺への最寄り駅であることから、九輪の上に宝珠を乗せた寺院の多宝塔風建築となっていますが、構造そのものは開業当初から鉄筋コンクリート造です。旧名称は水間駅ですが、2009年に現在の水間観音駅に改称されました。そのため、駅舎の正面には「水間駅」と「水間観音駅」両方の駅名板が掲げられています(旧名称の「水間駅」の方が大きいのがおもしろい)。 1999年、登録有形文化財に登録されるとともに、2000年に第一回近畿の駅百選の一つにも認定されています。駅舎の下にある丸型の古い赤郵便ポストも良い味を出しており、今回は果たせませんでしたが、次回は水間観音さんも参りたいと思いながら再度、駅構内にもどりました。 今日10月12日は、コロンブス・デー、豆乳の日、国際防災の日だそうです。 小さな轍、見つけた! ミニ鉄道の小さな旅(関西編) 水間鉄道<水間寺への参詣列車> / 鉄道
2016/10/12
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家族各自、思い思いに「もてなしドーム」や「鼓門(つづみもん)」を撮影したり、記念写真を撮ったりしたあと、駅構内でおみやげを買うことにしました。 さすがは加賀100万石の城下町の玄関だけあって、北陸新幹線の開業にあわせてリニューアルされた駅構内は豪華です。みやげ物店も豊富にそろっており、ちょっとしたデパ地下くらいの規模があります。北陸の銘菓が取り揃えられ、いずれを買い求めるか、迷うくらいです。 ひとまずおみやげを買ったあと、名店街の外へ出るとC58 140号機の動輪がモニュメントとして展示されていました。横に設けられた解説板を読むと、140号機は七尾機関区に配属され、「急行ふるさと列車おくのと号」の牽引をはじめ、七尾線の旅客輸送に従事したそうです。わたくし自身、現在に至るまで七尾線での撮影は果たしていませんが、近い将来、140号機ゆかりの七尾線での撮影ができたらと思っています。 今日8月27日は、「男はつらいよ」の日(映画・寅さんシリーズ第1回封切り、1969年)だそうです。
2016/08/27
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駅正面の「鼓門」「もてなしドーム」の内部バスターミナルと「もてなしドーム」 金沢に泊まった翌朝は、これまた娘夫婦のリクエストに応え、金沢駅へ行きました。これにはわたくしも大賛成。北陸新幹線金沢開業の少し前、妻と一緒に金沢へ来て、駅近くのビジネスホテルに泊まったとき、夕食を食べるために金沢駅周辺を歩いたことがあるのですが、そのときはこの特徴的なゲートをほとんど見ていなかったので、今回はじっくり観察したいと思ったのです。 駅前の駐車場に車を停め、歩いて駅へと行きました。「もてなしドーム」と命名されたアルミ合金製立体トラスと強化ガラスを組み合わせたドーム状の建物は、アルミ合金製トラスとしては日本一の大きさで、ガラスを通して差し込む日の光がとても明るく、ビュリフォ~です。 「もてなしドーム」の前面には「鼓門(つづみもん)」と命名された大きな木造ゲートが鎮座しています。金沢の伝統芸能である加賀宝生の鼓が門柱のモチーフとなっており、屋根は緩やか曲面を描いた格子状の構造となっています。らせん状に、ねじれながら建つ柱の構造美が何ともすばらしい。 また、駅前のバスターミナルは、乗り場の屋根が大きくカーブし、奥の「もてなしドーム」と組み合わさった光景は、まるで国際空港のターミナルのよう。観光名所になるのも、さもありなんと思います。 今日8月26日は、人権宣言記念日、ユースホステルの日、国産機(三菱製作「日本号」)による初の世界一周飛行(1939年)だそうです。
2016/08/26
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妙見山中腹の妙見の森ふれあい広場には、シグナス森林鉄道という能勢電鉄が運行している小さな観光遊覧鉄道線(トロッコ列車)があります。鉄道事業法などによる鉄道ではないのですが、2001年5月に暫定開業し、同年7月から正式に運行を開始したそうです。以前から一度訪ねてみたいと思っていました。鉄道および駅の名称は、能勢妙見山が北極星を守護神とし星に縁が深いことから、北天の代表的な星座であるはくちょう座(シグナス)にちなんでつけられています。ベガ駅とアルタイル駅という2つの駅の間を能勢電鉄平野工場製のバッテリー機関車が2両の客車を牽引して運行しています。小さいけれど、これがなかなかにかわいい。妙見の森ふれあい広場に着いたとき、ちょうど列車が接近する音が聞こえてきました。カメラを持って線路そばに駆け寄りました。高知県の馬路村にも同じような観光森林鉄道がありますが、それを思い出しました。線路の周りには桜の木がいっぱい植えられています。来年の春は桜絡みで撮影したいな、と強く思いました。今日7月30日は、プロレス記念日(日本プロレスリング協会結成、1953年)、梅干の日、明治天皇崩御(1912年)、東北自動車道全通記念日だそうです。
2016/07/30
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大阪環状線寺田町駅ホームに旧駅名標が残っていることが発見されたのは平成27年(2014)8月、駅改良工事中のことでした。それは偶然の発見でありました。それまでに幾度かの駅改修工事を経ていたのですが、手書きの駅名標が現存していたのは全国的にも珍しい事例となりました。その後の考察で、この駅名標自体は、昭和7年(1932)の駅開業時に設置された可能性が高く、昭和20年(1945)の大阪大空襲等の戦火をまぬかれた歴史を物語る重要な史料でもあり、このほど貴重な鉄道資料として保存されました。駅名標の保存整備作業が終わったという記事を先日、目にしましたので、現状を確認するのと、近い将来、大阪環状線から姿を消すオレンジ色の103系や201系とのコラボカットを記録しておこうと、寺田町駅へ行ってきました。旧駅名標は黒い展示ケースの中に収まり、下部には説明文も書かれ、その由来が理解できるようになっていました。30分ほどホームで列車の往来を眺めていたのですが、オレンジ色の103系や201系だけでなく、USJラッピングの201系などもやってきて、歴史の中の現在の大阪環状線を記録することができ、よかったと思いました。今日6月15日は、新橋~下関間に初の特別急行列車が運転された日(1912年)、信用金庫の日、暑中見舞いの日、千葉県民の日、栃木県民の日、オウムとインコの日、お菓子の日、中華の日だそうです。
2016/06/15
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レトロな雰囲気満載なのは駅の正面だけではありません。駅構内も、これまた魅力的。木造の軒ひさしを構成する梁などは、いかにも100年以上の歴史を持つ建築物にふさわしいものです。国の登録有形文化財に登録されるのも納得です。昨日のブログに書いたとおり、駅の正面などはそのまま残されるようですが、ホームや線路そのものは高架となってしまいますので、地上駅であった状況は何としても記録しておかなくてはなりません。ホームに停車した普通電車のカット、さらにはワイドレンズを使ってひさしを大きく取り入れた向こうを高速で駆け抜けていく列車など、今でなければ残せないカットの撮影に時間を費やしました。今日2月2日は、夫婦の日、国際航空業務再開の日、バスガールの日、頭痛の日、交番設置記念日、世界湿地デーだそうです。
2016/02/02
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阪堺電車第2便まで撮影し、駅のそばにある食堂で昼食を済ませたあと、南海本線で南へ移動しました。1月28日未明の終電発車後に引退し、109年の歴史に幕をおろすことになっている浜寺公園駅を見にいったのです。大阪に住んでいながら、そして浜寺公園駅のことは知っていながら、わたくしはこの日まで訪問していなかったのです。現役として使われている状況を目にするのは最初で最後になるだろうと思いながら普通電車の乗客となりました。東京駅丸の内駅舎の設計で知られる辰野金吾氏事務所の設計で、明治40年(1907)に建てられた駅舎は、木造平屋建て、白い壁に赤い屋根、三角形の出窓がついているレトロなデザインです。堺市の連続立体交差事業で高架化されるのに伴い、地上駅としての役目を終えることになりました。しかし、今の駅舎は解体せず、「曳家(ひきや)」という工法で約30メートル、駅前の広場へ移動し、再利用される予定です。この日も、わたくしと同じ目的でやってきた鉄道ファンが三々五々、駅舎に向かってカメラを向けていました。今日2月1日は、テレビ放送記念日、京都市電開業記念日、琉球王国建国記念の日、ニオイの日、省エネルギーの日、安全衛生総点検日、家庭塗料の日だそうです。
2016/02/01
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大阪の弁天町にあった交通科学博物館(交博)は昨年閉館され、現在は京都の梅小路に建設中の新しい博物館へ移転すべく、準備が進められています。そうしたなか、最近、現在の交博の様子が相次いで友人たちのブログに紹介されました。在りし日、交博の中庭には京都駅の大屋根が復元され、その下にC62 26号機やD51 2号機をはじめ、日本の鉄道史に残る貴重な名車たちがオープン展示されていました。今、移転に備えてその大屋根が撤去され、C62 26号機、D51 2号機のほかに2輌の客車が白日のもとに姿を現しています。これはぜひとも足を運び、我が目でその現況を確かめてこなくては。在りし日の交通科学博物館。京都駅の大屋根の下、C62やD51をはじめとする名車たちが鉄道史を今に伝えていた。はい、行ってまいりました。昨日(1/17)、大阪地方では曇りベースの予報が出されていたのですが、朝から晴れわたり、絶好の撮影日和となりました。ただ、いくら屋根がないとはいえ、あたりはビルに囲まれているため、時間的にはお昼前後がベストの時間帯と判断し、はやる気持ちを押さえながら時間調整をして現地に赴きました。大屋根がなくなり、都会のジオラマとして姿を現したC62やD51たちおお、品川530さんが「都会のジオラマ」と称した期間限定の贅沢なシーンが駅のホームから容易に眺められます。C62とホームを挟んで余生を送っていたブルドック顔のキハ81や湘南電車などはすでに姿を消しています。いずれ、それも近い将来、C62やD51も長年住み慣れたこの場所から引っ越し、新居で新たな歴史を刻んでいくのでしょう。今の光景は、栄光の機関車や客車たちが、住み慣れた大阪の地で見せてくれた最後の恩返しなのかもしれません。今日1月18日は、都バス記念日、振袖火事の日、コメの日、頭髪の日、米食の日、二輪・安全の日、北海道清酒の日だそうです。
2015/01/18
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宇和島駅前の復元コッペル翌朝、チェックアウトしてすぐ、駅前の広場に置いてあるコッペルを見にいきました。このコッペルは、復元模型であることが説明板には記されていますが、なかなかよくできています。機関車は、宇和島鉄道で走っていたコッペル(形式ケ220)を模したものだそうです。宇和島鉄道は、大正3年10月18日に宇和島と近永間17.3kmで開業。大正12年には近永から吉野まで延伸しています。その後、昭和8年8月、政府に買収され、18年の歴史に幕を閉じました。近永、吉野というと、今の予土線の前身だったと言えます。軽便鉄道のコッペルが実際に走るさまを見るのは叶いませんが、遥か昔に思いを寄せ、さあ、今日は現在の予土線を訪ねることにしましょう。撮影地:予讃線宇和島駅前今日9月7日は、クリーナーの日、CMソングの日だそうです。
2014/09/07
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魚梁瀬森林鉄道ナウ高知県は東西に広がっている地形により、昔から林業が盛んです。輸入材に押され、以前ほどの繁栄はありませんが、基幹産業の一つとしてがんばっています。かつて高知県には、いたるところで森林鉄道が運転されていました。そのなかでも、日本で屈指の設備と規模を誇ったのが「魚梁瀬(やなせ)森林鉄道」でした。この森林鉄道は昭和38年(1963)、魚梁瀬ダムの建築に伴って半世紀に及ぶ歴史に終止符を打ちました。その後、村おこしの観光資源の一つとして森林鉄道が復元されることになり、現在、魚梁瀬地区と馬路(うまじ)地区の2か所で運転されています。特に馬路地区で走っているのはポーター製の蒸気機関車を模したものです。ただ、外見は蒸気機関車ですが、中身はディーゼル機関車です。外見と中身が異なるSLタイプといえば、松山の坊ちゃん列車と同じと言えます。馬路村温泉の前に一周300mほどの線路が引かれ、そこをグルグル回っているのが復元馬路森林鉄道です。夕刻、馬路森林鉄道の前を通りかかると、SL形ディーゼル機関車に給油している最中でした。思わず車を停め、作業を見せてもらいました。偶然とはいえ、ラッキーでした。撮影地:馬路村今日5月13日は、大阪・千日前デパート火災が発生し、死者118人が出た日(1972年)、メイストームデー(5月の嵐の日)、カクテルの日、愛犬の日だそうです。
2014/05/13
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那覇・与儀公園のD51 222号機那覇市内にはもう一か所、機関車が保存されています。与儀公園のD51 222号機です。地図で調べてみると壺川東公園から歩いていけそうです。どうせこのあと、特にすることもないのだから、ブラブラ歩いてみるか、と思って移動し始めたのですが、しばらくして後悔することになりました。暑い! あまりの陽気に、セーターを脱ぎ、シャツの袖をまくり上げても汗が流れるのです。さすがは南国沖縄。30分あまり歩いたでしょうか。与儀公園に着きました。めざす機関車は公園の一角にフェンスで囲われて保存されていました。でも、なぜ、沖縄にデゴイチが? その理由は機関車に添えられている説明板を読んで納得しました。昭和47年(1972)、沖縄が本土に復帰したとき、国鉄門司鉄道管理局の人たちが復帰記念のお祝いに那覇の小学5・6年生72人を北九州に招待しました。国鉄職員の家にホームステイして約1週間すごしたとき、子どもたちがいちばん興味を示したのが蒸気機関車でした。帰るとき、口々に「蒸気機関車が欲しい」とせがまれた職員たちは「よし、実物の蒸気機関車を贈ろう」と立ち上がりました。125トンものデゴイチを鹿児島から600キロも離れた沖縄まで運ぶのは簡単ではありません。募金活動をしたところ、全国から1400万円もの浄財が集まりました。昭和48年(1973)3月8日、大勢の子どもたちが目をクリクリして見守る中で贈呈式が行われました。レールの下には、募金してくれた全国47都道府県の石が敷き詰められているそうです。わたくしが222号機の写真を撮っているときも、通りかかった子どもがお父さんやお母さんに「わあ、機関車だ」「でっかい車輪だね」「乗ってみたい」と話しながら通り過ぎていきました。子どもたちに夢と驚きを与えるという点では、デゴイチは今も十分その役割を果たしているようです。撮影地:那覇市 寄宮 与儀公園今日2月22日は、猫の日、世界友情の日、食器洗い乾燥機の日、行政書士記念日、ヘッドホンの日、夫婦の日だそうです。
2014/02/22
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大東精糖5号機友人(品川530さん)のブログで見て以来、一度訪ねてみたかったのが壺川の公園に保存されている大東精糖5号機です。もともと南大東島で働いていたナロー機だそうですが、公園の一角に短いながらも線路(ポイントを含む)が敷設され、それらしい雰囲気で保存されています。急速に回復してきた天候により、青空バックに青々と葉を茂らせた木を配すると、とても真冬に撮った写真とは思えないものになりました。これがサトウキビ満載のローリーを引っ張っている姿を見てみたかったなあ。たぶん、インドネシアのシュガートレイン同様、ヘロヘロの線路の上をゴトゴトと走っていたのだろう、と見果てぬ夢に思いを馳せながら、公園の中を行ったり来たりするわたくしでありました。撮影地:那覇市壺川東公園今日2月21日は、日刊新聞創刊の日、国際母語の日、食糧管理法公布記念日、漱石の日、漬物の日、ふれ愛交番の日だそうです。
2014/02/21
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C62スチーム号青空バックに、午後の明るい光線を浴びて光り輝く保存機たちを順番に撮影するのは楽しいものです。機関車と機関車の間から突如姿を現す来館者や、機関車の前でスマホを片手にゆっくりと撮影するゆるテツさんたちが立ち去る瞬間を狙ってシャッターを切る「今だショット」は、こういう場所では、当然想定内の事柄であります。焦りますまい。譲り合いの気持ちが大切なのです。梅小路蒸気機関車館のもうひとつのお楽しみは、SLスチーム号であります。この日の牽引機は、わたくしが愛してやまないC62 2号機でありました。今を去ることン十年前、高校生の夏、わたくしは函館本線で栄光のスワローエンゼルC62 2号機の雄姿を撮影しています。3号機とのゴールデンコンビの急行「ニセコ」のネガは、今もわたくしの宝物のひとつであります。憧れの2号機は、今や僅か500mほどの線路をゆっくりと往復しています。バックに新鋭の287系特急を眺めながらの日々。ああ、ときの流れを感じます。伝説のジェット機音を響かせて本線を疾駆する姿をもう一度見てみたいと思うのは、わたくし一人だけなのでしょうか。撮影地:梅小路蒸気機関車館今日1月23日は、電子メールの日、八甲田山の日、真白き富士の峯の日、アーモンドの日、ワンツースリーの日、府民の日、ふみの日、てんぷらの日、踏切の日だそうです。
2014/01/23
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春恒例の梅小路蒸気機関車館頭出し嵐電の大宮駅に出て、さあ、どうしようか、ということになりました。駅近くのコーヒーショップに入り、しばしの休憩であります。このまま阪急京都線に乗って家に帰るのも一つの手でありますが、時刻はまだ午後2時過ぎ。雲の移動は早いですが、天気も晴れています。折角京都へ来たのですから、早帰りはちょっと勿体ない。そこで思いついたのが、梅小路蒸気機関車館を訪ねてみることでありました。大宮からだとバスの便もあるようです。スマホで検索すると、新春恒例の頭出しがこの日まで行われていることが分かりました。よし、行こう。梅小路へ来たのは何年ぶりでしょう。子どもが小さいころ一緒に来たのが、妻にとってはこの前の梅小路訪問。今やその子たちも……。月日の経つのは早いものです。扇形庫からそろって頭を出した機関車にはレプリカのヘッドマークがつけられています。おいおい、その組み合わせはないだろう、というものもありますが、固いことは申しますまい。新春を寿ぐテツのお祝いごとと割り切れば、これはこれで見応えがあるものです。撮影地:梅小路蒸気機関車館今日1月22日は、飛行船の日、カレーの日、ジャズの日、夫婦の日だそうです。
2014/01/22
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鉄道歴史公園の0系新幹線とDD51遅れてやってくるH君を亀岡駅でピックアップし、俯瞰ポイントで上りの381系国鉄色を撮影したあと、綾部の近くまで移動することにしました。ただ、その前に並河駅のそばにある鉄道歴史公園へ立ち寄ることにしたのであります。手元の地図帳に鉄道歴史公園のことが書き込んであったのを見つけたからなのですが、いつ、どのような経緯でそこに記入したのかは思い出せません。もう、いやですねえ。年々歳々、記憶力の減退を実感いたします。年はとりたくないものです。山陰本線の線路に沿う形で0系新幹線の先頭部とDD51が保存展示されていました。屋外での展示のため、詳細に観察すると、くたびれている所もありますが、全体的に保存状態は良好です。地元の方の気配りが感じられます。0系新幹線、それも運転席部分だけのカットモデルがなぜ山陰本線のそばに、というのはちょっとした疑問でありますが、0系新幹線なき今、これも貴重な文化遺産であります。DD51については、この場所にあること自体、それほど違和感は覚えません。いずれにせよ、末長く後世に伝えてもらいたいものです。撮影地:山陰本線並河駅そば今日10月7日は、ミステリー記念日、盗難防止の日、バーコードの日だそうです。
2013/10/07
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交通科学博物館の昔の駅交通科学博物館の館内には昔の駅が再現されています。駅舎の統一は明治39年(1906)、私設鉄道の国有化をきっかけに進められました。その代表的なものとして昭和初期に制定された「小停車場本屋標準図」と「乙号以下官舎標準図」があります。館内には、こうした標準図に基づいて昔の駅舎が再現されています。掲示されている発着時刻表や運賃表は北陸本線の長浜駅を参考に作成されています。裸電球に照らし出された木製の切符売場や手荷物・小荷物受付所、改札口、その外には40号(B2)機関車が停まっていて、ちょっともの寂しい夜の停車場の雰囲気がよく出ています。近い将来、京都・梅小路への移転が計画されている交通科学博物館。梅小路蒸気機関車館と併設され、さらに京都水族館とあわせて一大アミューズメント・ミュージアムゾーンになる見込みです。JR東の鉄道博物館やJR東海のリニア館に負けないJR西の鉄道博物館、今から楽しみであります。撮影地:交通科学博物館今日7月17日は、国際司法の日、漫画の日、理学療法の日、東京の日、アメリカの宇宙船アポロとソ連のソユーズのドッキングが成功した日(1975年)だそうです。
2013/07/17
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C62ギャラクシーエクスプレス屋外展示場の車輛の上には元京都駅1番ホームの上屋がかかっています。今や近代的な駅舎に生まれ変わった京都駅でありますが、平成6年に建て替えられるまで使用されています。そして、この上屋の下にC62 26号機やD51 2号機など、思い出の機関車が展示されています。C62はわたくしが最も愛する蒸気機関車であります。正面からは言うまでもありませんが、運転席横付近からボイラーを含めて前方を見た角度も、巨人機の特徴が出てわたくしの好きな鑑賞アングルなのでございます。この日は上屋の下と外との光量差がありすぎて、外の景色が白く飛んでしまう結果となりましたが、それが逆に、未来空間へ今まさにワープしていく蒸気機関車型宇宙列車、そう銀河鉄道999をイメージさせるようで、画像チェックをした際、しばし空想にふけったのでございます。撮影地:交通科学博物館今日7月16日は、国土交通Day、駅弁記念日、外国人力士の日、盆の送り火だそうです。
2013/07/16
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鉄道記念物の233号蒸気機関車少し前、大阪環状線弁天町駅の下にある交通科学博物館へ行ってまいりました。ほぼ1年ぶりの再訪であります。昨年は天気が悪く、屋外に展示されている車輛はほとんど撮影を諦めざるを得ない状況でありましたが、今年は朝から晴天の猛暑。汗を拭きふき、カメラのファインダーをのぞいたのであります。屋外展示車輛の1つである233号機関車は、鉄道記念物に指定されるとともに、日本機械学会による機械遺産認定証も受けています。現存する最古の国産蒸気機関車でもあるそうです。末長く保存していただきたいものでございます。撮影地:交通科学博物館今日7月15日は、盆、大阪港開港記念日、ファミコンの日、中央線三鷹駅で無人電車が暴走し死傷者十数人(三鷹事件、1949年)だそうです。
2013/07/15
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懐かしのC58 12号機レトロ電車が走り去ったので撮影は終了。家に帰るか、と思ったのでございますが、晴れ間が広がってきたため、このまま帰ってしまうのは、いかにも勿体ない。何かないかなと思案した結果、この近くに保存車輌はないのだろうか、ということに思いが至りました。検索したところ、高松市内の公園にC58が保存されていることが分かりました。行ってみよう!ナビを頼りに訪ねたところ、公園の一角にC58 12号機が保存されていました。車輪やロッドなどが銀色に塗装され、かなりの厚化粧ではありますが、保存状態は比較的良好。地元の方の愛情を感じます。ところで、わたくし、この12号機には現役時代に会ったことがあるのでございます。四国は早くに無煙化が進められたのでありますが、その最晩年に高松駅で高徳線の客車列車の先頭にたつ姿を記録したのでございます。わたくしをテツの世界に導いた張本人の一人といっても過言ではございません。頭に乗った集煙装置が、そのころのわたくし的にはちょっとガッカリポイントだったのでありますが、今も往時のままに保存されており、これはこれで貴重な姿だと思うのであります。40年以上の時を隔てての再開に、中学時代の同級生に会ったような気がして感慨深いものがございました。今日7月10日は、納豆の日(全国納豆協同組合連合会、1992年)、指笛の日、潤滑油の日、ウルトラマンの日だそうです。
2013/07/10
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近江鉄道鳥居本駅屋根裏の構造が見える駅舎内部秋田レポートを続けているうちに台風までやってきました。しかし、大阪での被害は全くなく、むしろ昨日などは真夏を思わせる日差しが照りつけ、水不足による農作物への影響も懸念されはじめているのでございます。さて、10日ほど前、久しぶりに「北びわこ号」の撮影に行ってまいりました。ここ数年、この時期の「北びわこ号」は、GWと6月ごろの運転が交互になされているような感じがいたします。時期をずらすと沿線の情景も変わりますので、撮影する側としては変化が出て、うれしいものであります。6月の湖東では、麦の稔りを迎えます。今日の狙いは麦秋だね、と思いながら彦根方向へ車を走らせたのでありますが、その前に少し寄り道。近江鉄道鳥居本駅の駅舎を撮影していきましょう。この駅には、すでに何度か足を運んでいるのでございますが、少し日本離れしたデザインに心惹かれるのであります。駅舎内部、特に屋根裏の雰囲気などがおもしろく、今回はワイドレンズを使って写してみようかな、と思いながら、超広角レンズを取り出してカメラにセットしたのであります。撮影地:近江鉄道鳥居本駅今日6月14日は、世界献血者デー、フラッグデー(アメリカ、13邦の星条旗が国旗として制定された日、1777年)、五輪旗制定記念日だそうです。
2013/06/14
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阿下喜駅の保存ナロー電車阿下喜駅に行くと現役の線路のそばに、かつての車輛が保存されていました。手入れが行き届き、保存状況はすこぶる良好であります。保存場所の反対側にはターンテーブルもあり、もしかするとイベント時には方向転換のパフォーマンスでも行われるのかしらん、と想像をたくましくしました。また、保存車輛の後方には「軽便鉄道博物館」の建物もあります。博物館と銘打っていますが、線路が引き込まれており、姿かたちは車庫であります。室内に部品や写真などを展示しているのかしらんと、これまた想像してしまいました。三岐鉄道では、三岐線の方にも「貨物鉄道博物館」があり、そちらではB4をはじめとする機関車や貨物などが保存・展示されています。こうした産業遺産の保存はお金と手間がかかりますが、自社の歴史をきちんと伝えていこうとする姿勢は高く評価できます。「軽便鉄道博物館」も「貨物博物館」も末長く存続させていただきたいものでございます。撮影地:三岐鉄道阿下喜駅今日5月14日は、種痘記念日、温度計の日だそうです。
2013/05/14
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