GONねえさんの部屋

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侮るなかれ子供番組(平成仮面ライダー)

平成15年11月19日(水)


こんにちは。
金はないけどヒマはある
超閑マダムの「GONねえさん」といいます。
今日の話題は平成仮面ライダーについてですよ~。

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 あなどるなかれ、子供番組(仮面ライダー編)

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平成になって、久々のシリーズ復活ということで、
かなりリキ入ってるなというのがひしひし伝わってきたのが
「仮面ライダークウガ」。(平成12年放映)
変身したその姿はシンプルにしてスマート。
非常に完成度が高かったような気がする。

その「クウガ」の2年後、という設定で登場したのが「アギト」である。
(「クウガ」に比べると、だいぶ変身した姿にゴテゴテ感あり。好きずきだと思うが)
彼らは、その昔の「仮面ライダー1号、2号」とは違って
改造人間ではなく、言ってみれば「選ばれた人間」である。

だから背中に「悲愴」の2文字はなく「ひょうひょうとした脳天気な二枚目」
というキャラ設定が実に今風であった。
特に「アギト」に変身するのは、家事全般なんでもこなし、
家庭菜園で野菜まで作っちゃうくらいの好青年。(おムコにほしい)
しかし
 「クウガ」の五代雄介(オダギリ・ジョー)は、両親亡き後、妹と2人暮らし(?)
 「アギト」の津上翔一(賀集利樹)は、海難事故のあと記憶喪失
と人並み以上の苦労人でもあるのだ。

そして、あのショッカーも現れず、どこから湧いてきたんだと思うような
怪しげな怪人も出てこない。
怪人もバージョンアップされてて、すごく渋い(渋すぎて、見分けがつきにくい)。

この2作は連作(?)という形になっていたが、「クウガ」では
民間人(ライダー)と警察が一致協力して「未確認生命体」と戦うという
わかりやすい設定だった。

「アギト」になると、警察も独自に「G3]という特殊強化装甲服を開発。
選ばれた警察官がこの「G3]を装着して戦うのだが、これがまた、弱い。
人知を超えた「アンノウン」の敵ではない感じ。
このあたり、組織の脆さとか融通のきかなさが浮き彫りにされていて、
「クウガ」に比べると非常に現実寄り。

それとは対照的に物語のほうは、どんどんミステリアスに。
主題の1つは神話のようで(?)、けっこうなスケールの大きさである。
でもそのせいか消化しきれないまま番組が終わってしまったという感も……。


シリーズが進むにつれ、ライダーの数はだんだん増えていき、
3作目の「龍騎」にいたっては十数人のライダーが入り乱れて戦っている。
この「龍騎」はミラーワールドという設定が新しいのかな、と期待していたが、
あまり目新しいこともなく、このワールドを作り上げたのが
「一個人の身勝手なワガママ」という共感しにくい設定だったのが残念。
むしろ脇にいた個性的なライダー(ジコチューの弁護士や凶悪な殺人犯など)
の動向のほうがおもしろかった。

そして現在放映中の「ファイズ」である。
シリーズ最強のイケメンと呼び声の高い半田健人が主演している。
そして、ストーリーも今のところシリーズ最高といってもいいほど、
よくできていると思う。
「アギト」とも共通する主題の一つ「人間とは何か」ということを
いろいろ考えさせられる番組でもある。

そう、人間はみなオルフェノクになる可能性を秘めている。
(あんな恐ろしげな姿にはならないにしても……)

だって、人間は脳のたった2割くらいしか(?)使っていないというではないか。
何かスイッチが入った瞬間にとんでもない力を発揮するということは
十分ありうることである。
瀕死の状態からやっと目覚めたとき、信じていた人たちに
次々に裏切られてオルフェノク化した木場勇治のように……。


……などと、日曜の朝のひとときに思索を深める(?)のも楽しいものである。

もうお気づきのことと思うが、平成のこの仮面ライダーシリーズは、
決して「お子さま向け」の番組ではない。
「子ども無視」といってもいいくらいのスタンスで作られている気がしてならない。
だからいい大人のほうが夢中になっているのだ。
(子どもは戦隊シリーズのほうがわかりやすくて好きみたい)

これからもこの路線で突っ走っていってほしいと願っている私である。



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