労働者の職場復帰支援の手引き(2)



4月18日の日記で書いた、厚生労働省の「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」の続きです。

職場復帰までの流れの中で、

ステップ3 復帰ができるかの判断と復帰支援プランの作成

ここに             
「労働者の状態等の評価」があげられています。・・私達側から見れば、うつ本人や家族が会社へ情報提供するとよいとされる項目になるので、詳しく書きとめます。


○治療状況および病状の回復状況の確認

   今後の通院治療の必要性、治療状況についての
    概要の確認
   業務遂行に影響を及ぼす症状や薬の副作用の 
    有無
   休業中の生活状況
   その他職場復帰に関して考慮すべき問題点など

○業務遂行能力についての評価

   適切な睡眠覚醒リズムの有無
   昼間の眠気の有無
   注意力・集中力の程度
   安全な通勤の可否
   業務遂行に必要な作業(読書やコンピュータ作業、
    軽度の運動等)の実施状況と
    作業による疲労の回復具合
   その他ホームワーク等の遂行状況など

○今後の就業に関する労働者の考え

   希望する復帰先
   希望する業務上の配慮の内容や期間
   その他管理監督者、人事労働管理スタッフ、
    事業場内産業保健スタッフに対する意見や
    希望(職場の問題点の改善や勤務体制の変更、
     健康管理上の支援方法など)

○家族からの情報

    必要に応じて家庭での状態(病状の改善の程度、
    食事・睡眠・飲酒等の生活習慣など)について
    情報を収集する    


以上、そのまま転記しました。

復帰前後の会社関係者とのトラブルや誤解を未然に防ぐ
ためにも 私達にできる事もあるようです。
「わかってくれない」ではなく「わかってもらう」努力も必要のようですね。 

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