悲劇を遠ざける!多角的護身術のススメ

悲劇を遠ざける!多角的護身術のススメ

他人を助けますか

あなたは他人を助けますか


 あなたは、外を歩いている時にどこかから「助けてー!!」という悲鳴が聞えたら、どうしますか?

 こういう場合、何が起こっているのかわかりませんから、とりあえず

悲鳴の聞えたほうに行ってみる   足早にその場から立ち去る

という2つの選択のうちどちらかをとる事になるのではないでしょうか。
 悲鳴が聞えて何もしてあげずに、ただその場から去るのというのは、他の人から批難を受けるかもしれませんし、自分自身も後ろ髪を引かれる思いがするでしょう。しかし護身術の使い手としては、賢い選択とも思えます。

 悲鳴の聞えたほうに行ってみれば、どういう状況なのかがわかります。そこで介入しても自分には危険が及ばないような事なら、何かしらの手助けをしてあげようと決める事は比較的容易です。
 問題は、粗暴犯に見知らぬ他人が襲われているような場合です。ここでもまた決断を迫られるでしょう。全く関与せずに逃げるか、電話で警察に通報してあげるか、身をもって介入していくか。

 さすがに見てしまったなら・・最低限警察に通報するくらいは、してあげてもいい気がします。
 身をもって介入するなら、 自分にも暴力が及んでくる可能性 が出てくるのですから、必ずしも戦闘行為に至るわけではありませんが、それなりに格闘戦での強さがある、という事が前提になるでしょう。
 具体的に、介入していく方法についてはまた別の話になってきますから項を改めて説明します。

 仮に、自分がものすごく強くて、自分が行けばその人はほぼ確実に助けてあげられるが、 1%ほど自分が殺される可能性がある 、とすればどうします?
 1%の確率で死ぬ宝クジを買いますか?1%というのは例えであって、実際に犯人が刃物を持っていれば、いかに護身武術の使い手であっても死ぬ確率は1%どころではありません。

 もちろん、犯人に向かっていく事ですばらしい結末に至る事もあります。それなりに武術の実力があるならやってみる価値もあるでしょう。そうなれば護身術をやっていてよかったと思えるかもしれませんね。

 自分の命を危険にさらす時、本人はそれでいいかもしれませんが、もし自分に何かあれば、自分を大事に思ってくれている人達を悲しませる事になるのだという事実は、わかっておいて下さい。

 自分が死ぬ可能性が出てくるし、自分を大切に思ってくれる人達を悲しませる事になるかもしれない。でも・・あの人の命を助けてあげられるかもしれない。そんな状況であなたはどうしますか?

 どうするのが絶対正しい、という問題ではないのであなたなりの考えを持っておいてください。見ず知らずの他人の為に、命を掛けていくのかどうか決めておいて下さい。それを考えて自分なりの答えを出す事で、自分がどんな人間なのか、何を重視しているのかがわかるという効能もあります。

 しかし、本当にその状況に立つと、頭ではなく体が反応し、もともと決めておいたやり方と正反対の方向に行ってしまう事もあるでしょう。

例えば誰か一人の命と 引き換えに世界を救えるとして
僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ

愛すべきたくさんの人たちが
僕を臆病者に変えてしまったんだ

小さい頃に身振り手振りを 真似てみせた
憧れになろうだなんて 大それた気持ちはない
でもヒーローになりたい ただ一人 君にとっての

(Mr.Children HERO より)


 命懸けで助ける価値があるのは、自分にとって愛すべき人だけ‥なのかもしれません。
 自分にとって悔いの残らない決断ができるといいですね。




© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: