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最近は聖地巡礼もご無沙している不心得者なのだ。まぁそこそこお宝に巡り合えるわけでもないしね(それが不心得なんだろが)。で、もうひとつの聖地になりつつあったキタムラ秋葉原店も、最近はすっかり一時の勢いがなくなったみたい。
で、最近の漁場はというとこれがフリマなのだ。もっともこれは聖地巡礼に比べると、まず大物は絶対に泳いでない。更に言うとハードオフのジャンク箱より悲惨な状態の廃棄物というか生ごみみたいな状態のカメラばかりなのだ。しかも、よくまぁと呆れる値付けがされてる。
じゃぁなんでまたそんな漁場に漁に出るかというと、単に「自宅から自転車で行けるところでフリマがやってる」。そんだけ。もはや東京まで出かける気力もないのが正直なところなのだ。
しかしまめに通っているとそれなりに網を打つのがジャンク漁師の悲しい性なのだ。今日は最近水揚げされたフリマ漁場の魚を紹介しよう。
その日もプラプラと歩いていたらとあるお店で合皮が劣化して半分ほど白くなってるカメラケースがお店のシートからはみ出てアスファルトに転がっているのを見つけた。ケースの形状から察するに中は銀塩一眼レフだ。
その不憫な扱われぶりに思わず手を伸ばす。捨て猫を見て見ぬふりができない猫好きの気持ちがなんとなくわかる(全然違います)。値段を聞いたら100円とのこと。まぁそんなもんでしょ。一応中身だけは確認しましょうか。
で、中を見て店主に100円を支払い、そそくさとその場を立ち去るキャプテンフック。
おさめられていたのはキャノン AE-1 。正直、これだけなら100円でも買わなかった(銀塩カメラファンの皆様ごめんなさい)。しかし、ついてたレンズが NewFD50mmf1.4 となれば話は別だ。
AE-1 はキャノンが1976年に業界に仕掛けた価格キラーモデル。何でも他社より定価で2万円近く安かったらしい。当時2万あればレンズが1本買えるからこれは大きい。しかもワインダーが装着可能。速度は驚異の秒2コマ(笑)。でも当時は垂涎ものだったんよ。
しかし、 NEWFD レンズは79年から。なので普通なら根元が銀の旧 FD なのだが、こいつには NEW がついてた。後継モデルとなる AE-1 プログラムが81年発売だから、多分モデル末期に購入したんだろう。何にせよ、その後 T シリーズへとバトンタッチされて標準レンズは標準ズームに取って代わられるから旧FDほど豊富にジャンク館には転がっていないのだ。
で、カメラ本体に目を移すと、発売当時はカメラに興味がないというか、この時代一眼レフを自分で持てるのは一部の人間に限られてたというか中高生には高嶺の花だった気がする。
なので当時このカメラがいかに凄いカメラだったかはよく知らない。で、今見てもプラスチックのカバーは生暖かくて好きになれない(もっとも同じ全プラでも T90 は大好きだいからいい加減なものだ)
特徴的なのはシャッターダイヤルかな?薄く大きく、少しだけ前がボディからはみ出してる。カメラを構えたまま指1本でシャッターを操作することができる。ライカ M5 みたいで実用的だ。でもやっぱり何だか格好悪いなぁ。
性能と価格がアバンギャルドなのに対してデザインは FTb の流れをくむ極めてオーソドックスで真面目なのもだ。しかしこの後、中身と同じようにスタイルもアバンギャルドなスタイルへと進化していくから最後の地味キャノンスタイルな一眼レフかもしれない。

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