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2006.04.09
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カテゴリ: じょにー係


製作国:イギリス
上映時間:110分
監督:ローレンス・ダンモア
出演:ジョニー・デップ 、サマンサ・モートン 、ジョン・マルコヴィッチ 、ロザムンド・パイク 、トム・ホランダー

解説&ストーリー:ジョニー扮するは17世紀に実在した詩人ジョン・ウィルモット・ロチェスター(1647-1680)英国初ポルノ「ソドム」著者。 書いた作品が猥褻で諷刺がきつすぎて顰蹙ものだった。元々ジョン・マルコビッチが舞台でやっていた芝居(ここでのマルコビッチはロチェスター伯爵役)の映画化で、マルコビッチは映画ではチャールズ2世役。ジョン・ウィルモットという人はチャールズ2世の側近で宮廷批判をして宮廷追放を繰り返したり、放蕩三昧のあげく33歳で梅毒で死んだという、まさに「The Libertine」(放蕩者)。そんなロチェスターが3人の女性の間でそれぞれ違った“愛の形”を見せる。


いやいや。なんと申しましょうか。昨日の公開初日の1番上映で鑑賞したんだけどこれまたスゴイ。
何って じょにーの演技力の深さ に驚いたよ。あたしゃ。
スクリーンにはジョニー・デップはという人間はいない。そこにいるのは正しくロチェスターそのもの。
というかロチェスター本人以上にロチェスターになりきっていたと感じるほどだった。
彼は自分の欲を満たす為に貴族の娘を誘拐したり、宮廷批判をし、猥褻な詩を国王の前で披露したり片手には常にワイングラス。本人は5年間シラフの時は無かったと言っている。
挙句の果て女性、男性所構わず抱いて梅毒にかかって病状がどんどん悪化。

なぜここまで彼は退廃的なんだろうか…
現実の世界に全く興味を示さず、芝居の中に自分の価値や存在を見出す。
奈落の底に自ら進んで落ちていくかのごとく究極の下降志向。
彼に対しては嫌悪、憎悪、軽蔑、侮蔑、様々なマイナス感情を抱くかもしれない。
モノローグで本人も「どうか自分を好きにならないでくれ」と言っている。

けれど私はどうとっても嫌いになる事はできない。

理由はただひとつ。彼は強烈に孤独なオーラを発している事に気付いてしまったから。
それを周囲に気付かせない為に必死な姿、感情を素直に表現できない不器用さがあまりにも痛々しく、涙を誘う。

そんな彼に生きる希望を与える一筋の光がサマンサ・モートン演じるエリザベス。
彼女の演技もこれまたスゴイ。大根役者から女優へと成長していく過程やロチェスターに心を許していく感情の流れ等、見事に演じていた。
またロチェスターが彼女だけに見せる柔らかい優しい眼差しが忘れられない。

と、じょにー好きなので自動的に高評価になるのは否めないがひとつの作品として見ると少々不満が残る。
一つ目はたくさん自然光を取り入れていて映像表現に力点を置いたというのは分かるのだがそれをスクリーン上で活かしきれていなかった点。指摘している人がたくさんいたが、私も同感だった。
カメラワークも同様。
二つ目はストーリーがぶつ切りになっていて「?」って思う点がいくつかあった点。
どうやら完全ノーカット版ではないらしく、そこを見ればつながるのか。ぜひDVD特典で収録を。
三つ目は内容的に少し難しかった。これは私の理解力不足なのか…
セリフを理解する為に必死でじょにーの演技をじっくり堪能することができなかった…汗
もう1,2回鑑賞したら理解できるかな。

けど久々にじょにーがホームグラウンドへ帰ってきたような作品で嬉しかったのは事実。
おかえりじょにー。






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Last updated  2006.04.09 12:18:06
コメント(17) | コメントを書く


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素晴しかったですね・・・  
mypink85  さん
Madoyanさん~ こんにちは~

感想・・・読ませていただきました。上手くまとまっていて、うんうん そうそうって頷いてしまいました。
本当にジョニー・デップという人はスゴイ!の一言です。
観終わってからしばらく眠れず・・(ジョン・ウィルモットの短い人生がフラッシュ・バックして)明け方まで眠れず大変でした(苦笑)
私でさえ そうなんですから、役になりきっていたジョニーは・・・

今 頭の中で懸命にまとめているところです。
頑張って記事アップしますね~~
それにしても 膨大な量の台詞でしたね。。。  (2006.04.09 20:17:18)

>mypink85さん  
Madoyan さん
こんばんわ~♪
いやいや、私の感想なんて平凡で…
でも、もっと色々書きたかったけど何ですかねぇ、言葉にならんのですよ。
リバティーンは言葉で表現するのではなく心で感じ取る作品なのかなぁ。なんて勝手に思ってますw
マリーさんはレイトで鑑賞されたようですが私もレイトで見たらきっと眠れないと思いますよ~!
ホント、マリーさんの仰るとおりフラッシュバックしまくると思いますもん↓

マリーさんの記事楽しみに待ってます♪
そしてプロデューサーズも来週見たいなと思います^^ (2006.04.09 21:38:47)

観るしかない!  
おきく さん
なになに~!そこまで言われたら観に行くしかないね~☆まどやんの感想を読んだところ、ロチェスターが荒れれば荒れるほど観てるこっちが辛いっていうか痛いっていうか?!興味津々です♪近いうち行く予定です! (2006.04.09 22:49:20)

Re:リバティーン-The Libertine-(04/09)  
千牙  さん
み・・・観たんですねーーーー!!!
女性・男性問わず抱いたということは・・・
男性のシーンもあるっていうこと?
あとグロシーンありました?トレーラーで
なんか剣を持つシーンがあったから不安で・・。
セリフが難しいのか・・・。解読のために
DVDは必ず購入だねwメイキングが気になる・・。
私も15日くらいに観て来ますねー。
ただ・・・問題なのは家族・・と観る事ですね・・・リバティーンやばいっすか? (2006.04.10 14:30:20)

>おきくー  
Madoyan さん
うんうん、ぜひじょにーの新境地を見に行ってくださいな!
なんならご一緒しますし(笑)
見たら感想語り合いましょ☆
けど、見終わった後どどーんと心が沈むかもなので
なるべく昼間に見ることをオススメします(汗)
(2006.04.10 21:40:11)

>千牙ちゃん  
Madoyan さん
おうおう!見てきたよ~!!
ホントやばいで、ロチェじょにー。
梅毒であの美しいお顔が…首や血は飛びませんが
じょにーの特殊メイクがマジにすごいです(汗)
さすがロードオブザリングのメイク担当の人だけあるわ…(そうだよね?)
男性とのシーンは無いけどモノローグで語ってるので記事に書いたの^^;
あと、ママンとパピーと見に行くのかぁ…
それはちと気まずいかもなぁ…けど妄想(w)したより卑猥では無かったよ(爆)
(2006.04.10 21:44:53)

Re:リバティーン-The Libertine-(04/09)  
Madoyanちゃん、こんばんは(*^^)
うんうん、
もう、Madoyanちゃんの感想全てに、うんうん、って。同感です、とっても♪全てに共感。
ロチェスター伯爵自身は、自分で自分をもてあましてしまったのかもしれないよね、
芸術家肌で、感受性の強かった彼だけに、
自分の周りの全てのことに、強烈に影響を受けて、感じて、そして、そこからもがいて、自分も周りに大きな影響を与えていたんだろうね(*^^)
彼の、ガラスのような心、もろいけど、凶器にもなるような、そんな危うさを、ジョニーよく表現してたよね。心の中が、響いてくるような、抑えてるのに、直球の、表現力だったと思います(*^^)
Madoyanちゃん、
カメラワーク、編集が良くなかったよね、
演技派俳優揃ってたのにね、残念だよね。 (2006.04.12 00:09:50)

>ラブ☆シネマさん   
Madoyan さん
こんばんわ~^^
ラブさんのコメントすごいです!!
こっちこそ「うんうん!私が伝えたかった事はそれなのよ~(涙)」と独り言言ってました…汗
「ガラスの心」ホントその通りだと思います。
きっとすごく繊細な人なんですよね、ロチェスターは。
やばい、今すぐにでも見たくなってしまいました(笑)
週末にでも2回目行っときますかね~♪な感じですw
(2006.04.12 22:11:06)

Re:リバティーン-The Libertine-(04/09)  
こんばんは~。
ウマいな~。感想。
憧れる~!!

私もね・・話の展開についていけないとこあって・・あれっ?って思って・・わからなくて・・パンフ読んだら書いてあったけど・・でもなんであのシーンに飛ぶのか・・ビリーが死んたとこね・
話がむつかしい・・ほんとほんと私は何回見ても理解不可能かもしれないけど・・ロチェの事は絶対嫌いになれないし・・魅了されます。

私はね・・サマンサ・モートンがやったエリザベス・・あまり感情移入できないのよ~。もう少し心の葛藤とか描いてくれたら・・感情移入できたかもしれない・・いきなり最後の「お金をだして・・」のとこなんてやな女~!って思ったわよ~。
だって~ロチェがエリザベスに向けるまなざしがあまりに優しいんだもの・・

は~。また見たいよ。
今度の土曜見に行けるかな~??

ほんと「おかえりジョニー」だね>^_^<

TBありがと~。私もさせてもらうね☆ (2006.04.16 20:17:50)

>ユニオンジャッキーさん  
Madoyan さん
TBこちらこそありがとうございます~^^
頑張ってレビュー書きましたが言葉の表現の引き出しが少ないので中々うまく書けませんねぇ。
ユニオンさんこそ思った事や考えた事、ストレートに表現なさっててうらやましいですよー!

サマンサ…賛否両論な所ですね。
そっかー確かに「お金だして」って言うシーンは「!?」って思いましたわ。
分析が足りないぞ!自分!ってかんじです(汗)
明日見に行っちゃいそうな勢いですw (2006.04.16 21:41:42)

Re:リバティーン-The Libertine-(04/09)  
どらき~  さん
こんばんは~私も久しぶりにお邪魔しちゃいました~。
すごぉい・・・文章力。。。
ロチェスター私も嫌いにはなれません!!
本当にこうやって掘り下げてみないとその人の奥の魅力だったり苦悩は分からないですね。
サマンサ・モートンさんの演技も素晴らしかったですけど役的ににはロザムンド・パイクさんが演じた妻のほうに私はキュンときてしまいましたね~。

一回目は字幕を選ぶかジョニーを選ぶかでしたね~。
私はあと何度観たら理解できるだろう~。。。

Madoyanさん~リンクいただいて失礼します~<(_ _)>これからヨロシクオネガイシマス~。 (2006.04.16 23:52:42)

はじめまして  
sanacat  さん
ご訪問ありがとうございました。
本当にロチェさまには嫌いになるどころか、魅了されっぱなしでした。
でも、同じように最初はストーリーをセリフを追うばかりで、せっかくの画面一杯のロチェさまを堪能できず、もっとストーリーを理解してからもう一回リベンジとばかり心に誓いました。

カットされた部分も見たいですね、早くもDVDに期待します~♪

トラバさせて下さい。どうぞヨロシク☆

(2006.04.17 00:38:06)

>どらき~さん  
Madoyan さん
返信遅くなってすみません~!

そうなんですよね、ロザムンド・パイクに触れるのを忘れてましたが(オイ)かなり彼女も迫真の演技でしたよねぇ!
色々な視点で見たいですね~何回でも見に行きますぜー!(笑)
(2006.04.19 23:01:23)

>sanacatさん   
Madoyan さん
コメント遅くなってしまいごめんなさい~↓
結構セリフ難しかったですよね~!?
まだまだ「?」なところが満載なのでたくさん見て解明していきたいです~
カットされたシーン、ほんと気になりますよね~!
DVD発売いつくらいですかね~!早くも期待^^
(2006.04.19 23:06:15)

Re:リバティーン-The Libertine-(04/09)  
netcupie  さん
こんばんは
私も、なんだかんだ言って、結局、観ました。
観てよかったです。
メイクは、びっくりしましたが、すごい!
全体的に、映像は、きれいで、良かったです。

トラックバックいただいて行かせてください (2006.05.20 01:54:51)

>netcupieさん  
Madoyan  さん
おひさしぶりです~☆つ、ついに見ましたか!!
本当にじょにーは奥の深い俳優だなぁと改めて感心させられました~^^
あーまた見たくなってしまったわ~~!!!
終演にならないうちにもう一回見ようかなぁ♪
私もトラバいただきますね^^
(2006.05.22 22:14:46)

ようやく鑑賞しました☆  
こんばんは♪ようやく「リバティーン」地元で公開になり、堪能してきました。

やっと、Madoyanさんのレビューも読めました(ネタバレが怖かったのです)

私は感動と言うより、衝撃で頭が今もガンガンしております♪

数日経過しましたが、感想がまとまらずに、理解できていない点も多いまま、
ブログにアップしてしまいました(汗)

Madoyanさんの感想は、とても上手く書かれていてて、共感も多々・・。
私も、エリザベス・バリーに感情移入しました。

また、お邪魔しますね~☆ (2006.05.24 22:37:24)

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