ディレンマ

殺伐とした明るみに出て

息を吸えば答えが溢れる

そう、それが真実。



人はどうして挫折するたび

心の引っかかりに戻ってしまうの

何度だって後悔できるの



あまりにも無意味なことが多すぎて

鎧被ることなんてもう疲れ果てたのに

解き放てず、涙する。



欲望が生まれたことはウレシイの

でも欲望は悲しみを伴うんだって

忘れてた。

あまりにも長い間、一人きりで。

依存心や愛は別れのベクトルを拒む。

私もそんな依存心や愛に辿り着けたから

別れのベクトルを唯ひたすらに怖がるのかしら。



人を求め、

人を避けつづけた。





気負ったり、偽ったり、涙したり。
差し伸べてくれていた手が愛だと気付かず、
私はかつて、友人と笑い合いながら心は奥の奥へと逃げていました。
ちょっとした思春期危機の一幕のメロディ。




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