「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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『森野福朗日記』~We are the MUSIC-MAKERS~
平成16年初春の行状
現在の学校での勤務を始めてから、大宰府で「おお。受験のお守りにちょうどいい!」と合格祈願鉛筆を買ってきてしまいました。去年やった事を今年はやらないわけにも行かず、平成15年~16年の年越し九州旅行と相成りました。その記録を紹介します。
12/30 東京~(車中泊)
12/31 ~大垣~名古屋~鳥羽~奈良~京都~(車中泊)
東京-大垣間の夜行快速「ムーンライトながら」は通常ダイヤでは1往復。しかし学校関係が長期休業の頃には需要が多いのか、臨時の列車を仕立ててくれます。今回乗車したのも臨時の方の「ムーンライトながら91号」。品川23時55分発と、夜半直前の発車です。
この列車に乗ってしまえば、大垣から後は鈍行の乗り継ぎでその日のうちに九州まで入れるのです。しかし先を急ぐわけでも無いし。のんびり行きましょう。お金をかけずに長距離を稼ぐには、やはり夜行快速が一番(青春18きっぷ使用が大前提ですから長距離バスはこの場合除外)。ということで翌日京都発の「ムーンライト九州」の指定席券を押さえています。早朝の大垣から夜の京都まではどこかフラフラしていようと言う魂胆で出発しました。
実は同行者が居るはずだったのです。私の好きな随筆に内田百間(うちだひゃっけん:1889-1971.本当は「間」ではなくて「門構えに月」なのですが、私のワープロソフトでは出ません。お許しを)の「阿房列車」というのがあるのですが、そこでも「百鬼園先生(こんな書き方もするのです)」のお供に必ずと言っていいほど「ヒマラヤ山系」という人がくっついています。一人旅もいいのですが、いい風景や美味しいものに出会った時に感激を共にする仲間が居るといいのですがね。
ともかく指定席券が一枚余っていました。キャンセルを待ってもなかなか出てこない人気列車だけにちょっと気が咎めていましたが、指定席料金¥520なりを払い戻してもほとんど手数料に消えてしまうこのきっぷ。ある考えがあって乗り込むまで持っていました。案の定、出発前の車両のデッキに座り込んでいる学生2人組を発見。指定券が取れなかったので席が無い事を承知で指定席料金を払い、デッキで一晩明かすつもりでしょう。
「指定席券1枚余ってますよ」。
「!!!」。ということで定価で譲りました。YA●OOのオークションでは平気で¥2000位で出品するセチガライ方もいらっしゃいますがね。
真っ暗な中、列車は東海道をひた走り、朝の6時位に名古屋駅到着。腹ごしらえと思ってホームを見回しましたがスタンドもまだ早すぎて閉まっている状況。太閤口近くのビジネスホテルにモーニングサービスをやっている喫茶店があったのでコーヒーを飲みつつ、時刻表片手に何処に行こうか検討しました。案は3つ。紀勢本線で半島一周して関西へ。名鉄で少し戻ってフェリーで伊勢湾横断して鳥羽から内陸を通り京都へ。さっさと京都へ行き大晦日の雰囲気を楽しむ。だいぶ迷いましたが考えているうちに以前修学旅行(教員になってからです)で行った宇治の平等院がとても見たくなったので、行き当たりばったりで3つの案を無視して奈良を抜けて京都まで行くことにしました。悩んでいるうちに程よく時間も過ぎ、ホームでやっぱ「きしめん」でしょ。
さて、奈良までどういうコースを取ろうか。フェリーには乗らないことにしたけど少し海が見たいな。そう思って鳥羽まで言ってみようという気になりました。快速「みえ」に乗り、車窓から海を眺めました。
鳥羽駅で面白そうなものを見つけたら見てみようと思ったのですが、JR鳥羽駅ってすごくさびれているのね。なあんだ。乗ってきた快速「みえ」が名古屋まで折り返すので乗って帰ることに決めてから改札を出ました。ん?近鉄の駅もあるぞ。そっちのほうがメチャメチャ栄えてました。こっちに着けば色々考えたかも知れないのに。まあ次の機会に譲りましょう。
以前、悔しい思いをしました。松坂駅の「牛肉弁当」。ちゃんと松坂牛を使っている美味しい駅弁だという噂を聞いていたので、1分の停車時間に売店で買おうとしたんだけど店員さんがいない。発車のベルは非常にもなり終わっている。お目当ての駅弁を目の前にあきらめたことがありました。
今回は駅弁を買いに降りる時間を見計らって屈辱を果たしました!(ってそんなにリキむほどの事でも無いですが…)
でも甘辛く煮た大きな牛肉は冷めていても柔らかくて、噂どおり美味しかった…。亀山から内陸を通り奈良へ。
JR奈良駅でみどりの窓口へ。実はこの旅の終わりに少し贅沢をしようと思って、寝台車の特急指定券が取ってあります。本当は九州発のブルートレインが欲しかったのだけど予約がいっぱいで下関発の「あさかぜ」しか手に入らなかった。もしかするとキャンセルで空きが無いかなと思い聞いてみることにしました。
「空きがあれば変更したいんですけど…」。
「ん~。ブルートレインは無理でしょうね。一応見てみますが」。
「…。『富士』はどうですか?」。
「空いてませんね」。
「(やっぱダメか。)一応『さくら』も見ていただけますか?」。
「あれ…。B寝台の上段、1席空いてますね」。
「!!!そ、それ下さいっ!」。
やったね。上段とはいえ『さくら』が手に入るなんてラッキーです。本当は始発の長崎から乗りたいところですが、行程に無理が出てきそうだったので九州の出入口、小倉からの乗車としました。帰りに楽しみが増えました。
奈良の町はあまり天気が良くなくて結構寒かった。修学旅行で主だったところは一通り見ているので、暖かいコーヒーを飲んで一休みしました。
奈良線で京都へ向かう途中の宇治で下車。閉園寸前の平等院へ駆け込み、10円玉に出ている姿を実際に目で確かめました。佇まいがとても素敵。
メールをチェックしたかったので京都でマンガ喫茶を探しその帰り。大晦日の夜くらい温かいご飯を食べたいな、と駅周辺をうろうろしていた時に見つけた町名がこの写真。いかにも京都らしいではないですか。。。
一人で飲み屋に入るほどでも無いし、駅ビルの食堂街は大混雑。それも大晦日で早仕舞いの店も多い。あきらめて年越し蕎麦代わりに立ち食いのカウンターできつねうどんを。関西ではワケギなんだね。旨い。駅弁を仕込んで早めにホームへ。
昨年も乗った「ムーンライト九州」。スキー列車として作られた車両と言う事をどこかで耳にした記憶があります。各車両のデッキ近くには結構広めに荷物置き場が作られています。
「ムーンライト九州」は21時33分定刻に京都駅のホームを滑り出しました。といっても電気機関車が客車を引っ張るわけですから、連結器のところがガチャガチャ音を出す。その音が機関車のすぐ後ろのすごく遠いところから順番に、だんだん自分が乗っている車両のところまで「がちゃん」「がちゃん」と近づいてくるんですね。深夜寝ている時にはその音で起こされてしまうんですが、いかにも鉄道旅行しています!って気分になり、とても好きな音です。
大晦日の晩餐を京都駅で購入した幕の内弁当と持参のウィスキーで認めました。明日の朝には九州です。
1/1 ~博多~太宰府~鳥栖~由布院
年が変わって元旦の朝7時半くらいに博多駅へ到着。そこから快速を乗り継いで二日市へ。JR二日市駅からは大宰府まで初詣用の直通バスが運行されている事を昨年の旅行で知ったので、今年もその方法で移動。やはり大宰府は早朝でも大混雑です。
今回の旅の目的でもある絵馬を納めました。顧問をしている吹奏楽部の部員のためにね。3年部員にはお土産に合格祈願鉛筆を購入。
大宰府の参詣道に洒落た喫茶店があり、そこで一服です。旅行の朝に飲むコーヒーって、普段の味とはなんか違う気がするのはどういうわけでしょうか。。。
さて旅の続きです。西鉄に乗っていったん博多へ戻り、博多ラーメンで昼食。鳥栖まで出て久大本線に入ります。ディーゼルの1両編成でワンマン運転(!)。ローカル線では当たり前の光景ですが、普段2~3分おきに8両を超える電車が走っているのが普通といった感覚の人にとっては驚きの連続ですよね。
ローカル線に乗るといつも思うことなのですが、我々旅行者にとっては非日常でも、その地域の方にとっては日常なんですよね。ごく当たり前のことが結構不思議に感じられます。本線といっても山間の単線が続きます。日田で乗り換えて、夕方には由布院へ着きました。
ネットで探した素泊まり格安の宿。なにせ一泊¥2500!果たしてどんな所だろうと駅でレンタサイクルを借り、プリントアウトしてきた地図の通りに探しました。あれ、温泉街からどんどん遠ざかっていくぞ。全然宿らしき建物が見えないぞ。と、あれ?ここだわ。普通の民家じゃねーか…。
温泉旅館とも言えず、民宿とも言えず。。。しかし値段の事を考えるとしょうがないね。素泊まりですから晩御飯の買出しを。コンロにかければ食えるなべセットとお寿司。鳥栖で買ってきた焼麦(しゃおまい)。焼酎のお湯割りで元旦を寿ぎました。
汗を流そうとお風呂を覗いてみると、狭いけどちゃんと温泉。これはいいや。気持ちよかったあ。二晩続けて夜行列車だったので、布団に包まってグッスリと休みました。
1/2 由布院~大分~別府~小倉~(車中泊)
翌朝。由布院の温泉街を一通りほっつき歩いて大分へ出る列車に乗りました。大分から1時間ほど南の佐伯という町に母方の親戚が住んでいるのですが、今年はパス。やはり温泉で有名な別府で途中下車。街中にふるーい温泉があったので一浴び。「竹瓦温泉」です。
別府からは日豊本線をひたすら北へ向かい、九州の出入り口の小倉で昨日寝台券を手に入れた「さくら」に乗り換えます。まっしぐらに北へといっても鈍行列車ですから、たびたび特急列車に追い抜かれます。いくら列車に乗るのが好きでも多少は飽きるかな。しかしお気に入りの曲をポータブルMDで聴きながら、普段読めないような厚めの文庫本でも読んでいると気分は最高なんです。
特急待ち合わせで見かけた「宇佐」駅の駅標。ただ単に「USA」という表記が面白かっただけ。
夜の帳が下りたところで鈍行列車は小倉駅へ滑り込みました。いよいよ旅の終わりはあこがれのブルートレインへの乗車です。子供の頃、母方の親戚の家へ行くのに「富士」に乗った記憶がありますが、大人になってからは乗りたい乗りたいと思いつつもなかなか機会に恵まれませんでした。飛行機だったら1時間40分、新幹線でも6時間しかかからないところを、15時間夜通しのんびりと走るのですから「時は金なり」の現代にはそぐわない手段ですが、我々以上の世代にとっては長距離の旅行をするには欠かせない存在だったし、今でもそれを懐かしがって乗る人や、一晩過ごすうちに目的地に着くという利点を見て乗車する人が意外にたくさんいるのです。しかしやはり時代の波には勝てなくて、そのうち廃止という噂も囁かれているので今乗っておかないとね。
「さくら」は東京-長崎間を結ぶ寝台特急。現在では東京-熊本間の「はやぶさ」を併結しています。自分が子供の頃は「はやぶさ」は単独編成で「さくら・みずほ」だったと思うんだけど。
「7号車3番上段」幅70cm、長さ195cm、高さ95cmの狭い空間が今晩私に割り当てられたスペースです。まあ押入れの上の段にのぼったのと似たような感覚です。昔は食堂車もついていて、走る列車の中で暖かい食事が取れたのですが今は連結されていません。この旅行の最後の晩餐を小倉の駅弁「かきめし」と地ビールの「銀河鉄道ビール」、「ふくのひれ酒」ワンカップで贅沢(?)に済ませました。どこで食べたかって?もちろん「押入れ」の中です。
1/3 ~東京
久しぶりの寝台車の感覚。惜しみつついつの間にか眠りについたようです。気が付いたのは6時51分名古屋着の車内放送でした。旅はそろそろ終わり。と思いつつ、実は名古屋から東京まで5時間近くかけて東海道本線をゆっくり上ってくるんですよね。特急なんですけどね。沼津周辺で車窓からきれいな富士山の姿が見えました。
今回使用した切符を写真に収めてみました。上が「青春18きっぷ」。下が「さくら」の寝台券・特急券・乗車券。「青春18きっぷ」では特急には乗車できないので、今回も小倉-東京間は別に乗車券が必要でした。実はこの「さくら」に乗る為に、上の「青春18きっぷ」の2倍近いお金を払ってます。。。
1月3日の11時33分、定刻に東京駅へ到着。記念のために機関車を撮影しようとしていた鉄道マニアらしき学生さんにシャッターを押してもらいました。目茶苦茶疲れましたが、終わってしまえば「もっと続けばいいのに」と思えるのが、私の鉄道旅行に対する想いです。またどこかに行くぞお。
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