九州男児的北京交流部

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中国語会話の命


中国語会話の命 声調


中国語会話において最も大変なのが声調です。
で、日本人の中国語学習者にとって最も難しいのも
この「声調」です。何年間と真剣に訓練したとしても、
「いつ何時であっても完璧に声調が出せる」という
日本人の中国語学習者は皆無といっていいと思います。

実は「声調」が難しいと感じるのは日本人だけではありません。
韓国人やアメリカ・ヨーロッパ人も苦手なのです。
なぜなら自身の母語に「声調」という概念が無いからです。

逆に、タイ語やベトナム語には声調があり、しかも中国語
(普通話)より声調の数が多い為、「中国語は簡単」という
人が少なくありません。

「声調」というものを日本人に分かりやすく説明すると
‘橋・端・箸’とか‘熊・(目の下の)クマ’のような区別が
ほぼ全ての単語に4つづつ存在するということです。
(非常に乱暴な説明ですが・・)

元々日本語に無いものを学ぶワケですから、1番大切なことは
「意識すること」です。「日本語に無いもの」なので、その重要度など
が理解できず、ついついおろそかになってしまいます。
これが「中国語が通じない理由」のナンバー1です。

ちなみに一般の日本人が発音する「ニーハオ」は90%以上の
確立で声調が間違っています。

「日本語に無いもの」ですから、最初のウチはワケが分からなくて
当然です。しっかり意識して練習することと、練習して覚えたものを
実際に使ってみて「確認」すること、を繰り返しましょう。

「インプットとアウトプットのバランスをとる」というのが外国語での
会話をマスターする上で非常に重要です。




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